古典文法の「識別」を、テーマ別に図解で解説した記事の一覧です。「に」「なむ」「む・けむ・らむ」など、入試で頻出の識別を1つずつ攻略していけます。
「識別」とは、見た目が同じ言葉を、文の中で見分けることです。たとえば「に」一文字でも、断定の助動詞・完了の助動詞・格助詞・接続助詞…と正体は何通りもあり、どれかによって訳が変わります。ここが古文文法でいちばんテストに出て、いちばん差がつくところ。逆に言えば、識別さえ押さえれば文法は怖くありません。
当塾の方針は、識別を「覚える」のではなく「見分ける」こと。どこを見て、どう判断するかの手順をすべて言葉にして解説しています。丸暗記は一切いりません。下の一覧から、いま苦手な識別を選んで読んでみてください。
📚 学習の進め方
① 該当する解説記事を読んで「識別の理屈」を理解 → ② 古文ドリル一覧 から同じテーマの100題を解く → ③ 苦手なパターンの解説に戻る
📋 まず全体像をつかむ(決定版まとめ)
助動詞27個 完全一覧表(接続・活用・意味を1枚で) / まぎらわしい語の識別 早見チャート(なり・に・る・ぬ…を一気に見分ける)
助動詞の識別(19記事)
- 「む」の識別|意志・推量・婉曲・仮定の見分け方
- 「むず」の意味と識別|打消との違い・訳し方
- 「む・けむ・らむ」推量の助動詞|意味・違い・見分け方
- 「らむ」の識別|現在推量・原因推量・伝聞婉曲
- 「き」と「けり」の違い|直接過去・伝聞過去・詠嘆
- 「ず」の識別|本系列・補助系列の二段活用
- 「じ」の識別・用法|接続・活用・見分け方
- 「べし」の識別|推量・意志・可能など7用法
- 「まじ」の識別|打消推量・禁止など6用法
- 「まし」の識別|反実仮想・ためらいの意志・希望
- 「たり」の識別|接続を見れば一瞬でわかる
- 「す・さす・しむ」の識別|使役と尊敬の見分け方
- 「まほし・たし」の用法|接続・活用・見分け方
- 推定の助動詞「めり・らし・なり」の違い|根拠で見分ける
- 「やう・ごとし」の識別|比況・例示の使い分け
- 「つ・ぬ」の識別・用法|違い・強意つべし・ぬべし
- 「き」の識別・用法|過去の助動詞・形容詞の一部・カ変
- 「けり」の識別・用法|過去・詠嘆の見分け方
- 「ん」の識別・用法|推量む・むず・撥音便
助詞の識別(11記事)
- 「ば」の識別|未然形と已然形の見分け方
- 「が」の識別|直前の語の品詞で一発判定
- 「の」の識別|主格・同格・準体格
- 「して」の識別|格助詞・サ変動詞・接続助詞
- 「だに・すら・さへ」の識別|添加と類推
- 「ばや」の識別|願望の終助詞
- 「もがな」の識別|願望の終助詞
- 「ながら」の識別|並行・状態継続・逆接
- 「つつ」の識別|反復・並行・継続
- 係助詞の特別な用法|係り結びの消滅・省略・流れ
- 「願望表現」まとめ|ばや・なむ・てしがな・もがな
敬語(11記事)
- 敬語の識別|尊敬・謙譲・丁寧の見分け方
- 最高敬語の識別|「させたまふ」で見抜く
- 絶対敬語の識別|奏す・啓すで人物特定
- 自尊敬語の識別|主語の地位と敬意の方向
- 二方向への敬語|謙譲+尊敬で2人に敬意を払う形
- 「給ふ」の識別|四段・下二段の見分け方
- 「参る」の識別|参上する・差し上げる・召し上がる
- 「奉る」の識別|本動詞と補助動詞
- 「侍り・候ふ」の識別|丁寧語か補助動詞か
- 「敬語の訳し方」|尊敬・謙譲・丁寧の訳のパターン
- 「敬意の方向」|誰から誰への敬意かを見抜く手順
用言・音便(5記事)
まぎらわしい一字(ぬ・ね・に・なり等の識別)(14記事)
- 「ぬ」の識別|打消と完了の見分け方
- 「ね」の識別|未然形と連用形で判断
- 「に」の識別|助動詞・助詞の見分け方
- 「なり」の識別|4種類の見分け方
- 「な」の識別|接続と文末の位置で見極める4用法
- 「なむ」の識別|意味・見分け方を形で整理
- 「る」の識別|未然形・已然形で一発判定
- 「し」の識別|直前の語の形から判断
- 「せ」の識別|3パターンの見極め方
- 「けれ」の識別|過去の助動詞かどうか
- 「て」の識別|接続助詞か助動詞「つ」か
- 「で」の識別|接続する語で一発判定
- 「にて」の識別|格助詞と断定助動詞
- 「しか・しかば」の識別|「き」の已然形か副助詞か