文学史と和歌の修辞は、覚えれば確実に取れる数少ない分野です。読解が伸びなくても、ここは伸びます。
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② 修辞は形で見つける 枕詞は5音で決まった語にかかる、序詞は7音以上で自作、掛詞は同音で2つの意味。
③ 句切れは意味の切れ目 終止形・命令形・係り結びの結びで切れます。
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第1章 文学史(34問)
文学史
| No. | 問題 | 答え | 決め手 |
|---|---|---|---|
| 1 | 『新古今和歌集』 時代を答えよ。 |
鎌倉時代 | 藤原定家らによる勅撰和歌集。 |
| 2 | 『宇津保物語』 時代を答えよ。 |
平安時代 | 長編の伝奇物語。 |
| 3 | 『風姿花伝』 時代を答えよ。 |
室町時代 | 世阿弥による能楽論。 |
| 4 | 『紫式部日記』 作者を答えよ。 |
紫式部 | 平安、宮中の日々を記した日記。 |
| 5 | 『今昔物語集』 時代を答えよ。 |
平安時代後期 | 説話集。「今は昔」で始まる。 |
| 6 | 『好色一代男』 作者を答えよ。 |
井原西鶴 | 江戸、浮世草子の代表。 |
| 7 | 『曾根崎心中』 作者を答えよ。 |
近松門左衛門 | 江戸、浄瑠璃。 |
| 8 | 『野ざらし紀行』 時代を答えよ。 |
江戸時代 | 松尾芭蕉、紀行文。『奥の細道』以前の作。 |
| 9 | 『枕草子』 作者を答えよ。 |
清少納言 | 平安中期、随筆文学の代表。 |
| 10 | 『土佐日記』 作者を答えよ。 |
紀貫之 | 平安、最初の日記文学。女性に仮託して書く。 |
| 11 | 『徒然草』 作者を答えよ。 |
兼好法師(吉田兼好) | 鎌倉末期、随筆。「つれづれなるままに」で始まる。 |
| 12 | 『方丈記』 作者を答えよ。 |
鴨長明 | 鎌倉、随筆。「行く川のながれは絶えずして」で始まる。 |
| 13 | 『古今和歌集』 作者を答えよ。 |
紀貫之ら(撰者) | 平安、最初の勅撰和歌集(醍醐天皇の命)。 |
| 14 | 『奥の細道』 作者を答えよ。 |
松尾芭蕉 | 江戸、紀行文。俳諧と紀行の融合。 |
| 15 | 『蜻蛉日記』 作者を答えよ。 |
藤原道綱母 | 平安、女性による日記文学。 |
| 16 | 『雨月物語』 作者を答えよ。 |
上田秋成 | 江戸、読本。怪異小説。 |
| 17 | 『更級日記』 作者を答えよ。 |
菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ) | 平安後期、回想日記。少女時代の物語への憧れから始まる。 |
| 18 | 『和泉式部日記』 作者を答えよ。 |
和泉式部 | 平安中期、敦道親王との恋愛日記。 |
| 19 | 「いづれの御時にか、女御・更衣あまたさぶらひたまひける中に…」 冒頭文の作品名を答えよ。 |
『源氏物語』(桐壺巻) | 紫式部、平安中期。 |
| 20 | 「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは…」 冒頭文の作品名を答えよ。 |
『枕草子』 | 清少納言、平安中期。 |
| 21 | 「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず…」 冒頭文の作品名を答えよ。 |
『方丈記』 | 鴨長明、鎌倉。 |
| 22 | 「つれづれなるままに、日くらし硯に向ひて…」 冒頭文の作品名を答えよ。 |
『徒然草』 | 兼好法師、鎌倉末。 |
| 23 | 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり…」 冒頭文の作品名を答えよ。 |
『平家物語』 | 鎌倉、軍記物語。 |
| 24 | 「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。」 冒頭文の作品名を答えよ。 |
『土佐日記』 | 紀貫之、平安。 |
| 25 | 「今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。」 冒頭文の作品名を答えよ。 |
『竹取物語』 | 平安初期。 |
| 26 | 「昔、男ありけり。」 冒頭文の作品名を答えよ。 |
『伊勢物語』 | 平安、歌物語。各段の冒頭定型句。 |
| 27 | 『大鏡』 作品のジャンルを答えよ。 |
歴史物語 | 四鏡の一つ。藤原氏の栄華を描く。 |
| 28 | 『今昔物語集』 作品のジャンルを答えよ。 |
説話集 | 天竺・震旦・本朝の三部構成。 |
| 29 | 『風姿花伝』 作品のジャンルを答えよ。 |
能楽論(芸論) | 世阿弥、室町。 |
| 30 | 『南総里見八犬伝』 作品のジャンルを答えよ。 |
読本 | 滝沢馬琴、江戸後期。 |
| 31 | 『東海道中膝栗毛』 作品のジャンルを答えよ。 |
滑稽本 | 十返舎一九、江戸後期。 |
| 32 | 『十六夜日記』 作者を答えよ。 |
阿仏尼 | 鎌倉、相続争いのため鎌倉に下る道中の記。 |
| 33 | 『山家集』 作者を答えよ。 |
西行 | 平安末〜鎌倉初の私家集。 |
| 34 | 『金槐和歌集』 作者を答えよ。 |
源実朝 | 鎌倉、私家集。 |
| No. | 問題 | 答え | 決め手 |
|---|---|---|---|
| 35 | 見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮 修辞法を答えよ。 |
体言止め(「夕暮」) | 藤原定家。三夕の歌。 |
| 36 | しろたへの衣干したり… 修辞法を答えよ。 |
枕詞「しろたへの」(→衣) | 「衣」「袖」「雪」を導く枕詞。 |
| 37 | ひさかたの光のどけき春の日に… 修辞法を答えよ。 |
枕詞「ひさかたの」(→光) | 「光」「空」「天」「月」を導く枕詞。 |
| 38 | 夢と知りせば覚めざらましを 修辞法を答えよ。 |
反実仮想「せば〜まし」 | 「せば〜まし」反実仮想。 |
| 39 | 由良のとを渡る舟人かぢをたえゆくへも知らぬ恋の道かな 修辞法を答えよ。 |
序詞「由良のとを渡る舟人かぢをたえ」(→ゆくへも知らぬ) | 曾禰好忠。舟が漂う情景で恋の不安を導く序詞。 |
| 40 | 山桜霞のまよりほのかにも見てし人こそ恋しかりけれ 修辞法を答えよ。 |
係り結び「こそ〜けれ」(已然形結び) | 紀貫之。「こそ」の強調。 |
| 41 | もろともにあはれと思へ山桜花よりほかに知る人もなし 修辞法を答えよ。 |
擬人法(山桜への呼びかけ) | 行尊。山桜を人として語りかける。 |
| 42 | 嵐吹くみむろの山のもみぢ葉は龍田の川の錦なりけり 修辞法を答えよ。 |
見立て(紅葉を錦に)/詠嘆「けり」 | 能因法師。錦に見立てる比喩。 |
| 43 | あしひきの山鳥の尾の… 修辞法を答えよ。 |
枕詞「あしひきの」(→山) | 「山」を導く枕詞。訳さない。 |
| 44 | たらちねの母… 修辞法を答えよ。 |
枕詞「たらちねの」(→母) | 「母」「親」を導く枕詞。 |
| 45 | くさまくら旅にしあれば… 修辞法を答えよ。 |
枕詞「くさまくら」(→旅) | 「旅」を導く枕詞。 |
| 46 | ちはやぶる神代もきかず竜田川… 修辞法を答えよ。 |
枕詞「ちはやぶる」(→神) | 「神」を導く枕詞。在原業平の有名な歌。 |
| 47 | 風吹けば沖つしらなみたつた山夜半にや君がひとり越ゆらむ 修辞法を答えよ。 |
序詞「風吹けば沖つしらなみ」(→たつ)/掛詞「たつ」(立つ・龍田) | 「立つ」を導く序詞+「龍田山」の掛詞。 |
| 48 | 花の色はうつりにけりないたづらに我が身世にふるながめせし間に 修辞法を答えよ。 |
掛詞「ふる」(経る・降る)「ながめ」(眺め・長雨) | 小野小町の有名な歌。1語に2意味の掛詞。 |
| 49 | あらざらむ此の世のほかの思ひ出に今ひとたびの逢ふこともがな 修辞法を答えよ。 |
願望の終助詞「もがな」 | 「もがな」=〜があればなあ。願望の終助詞(和泉式部・百人一首56番)。 |
| 50 | あらたまの年の暮れになりにけり… 修辞法を答えよ。 |
枕詞「あらたまの」(→年) | 「年」「月」「春」を導く枕詞。 |
| 51 | あをによし奈良の都は… 修辞法を答えよ。 |
枕詞「あをによし」(→奈良) | 「奈良」を導く枕詞。 |
| 52 | わかくさの妻… 修辞法を答えよ。 |
枕詞「わかくさの」(→妻) | 「妻」「新」を導く枕詞。 |
| 53 | ぬばたまの黒髪… 修辞法を答えよ。 |
枕詞「ぬばたまの」(→黒) | 「夜」「黒」「髪」を導く枕詞。 |
| 54 | 名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしや 修辞法を答えよ。 |
呼びかけ(「都鳥」への呼びかけ) | 伊勢物語の歌。「都鳥」へ呼びかける。 |
| 55 | たまきはる命を… 修辞法を答えよ。 |
枕詞「たまきはる」(→命) | 「命」「世」を導く枕詞。 |
| 56 | 散りぬともかねてぞ惜しき紅葉葉 修辞法を答えよ。 |
係り結び「ぞ〜惜しき」(連体形結び) | 「ぞ」(強調)の係り結び。 |
| 57 | 月やあらぬ春や昔の春ならぬ我が身ひとつはもとの身にして 修辞法を答えよ。 |
係り結び「や〜ぬ(連体形)」(「や」は疑問とも反語とも解される) | 「月やあらぬ」=月は昔の月ではないのか(在原業平)。解釈が分かれる有名歌。 |
| 58 | 桜散る木のしたかぜは寒からでそらに知られぬ雪ぞふりける 修辞法を答えよ。 |
見立て(花びらを雪に見立てる) | 散る桜の花びらを「空に知られぬ雪」と見立てる(紀貫之)。 |
| 59 | あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る 修辞法を答えよ。 |
枕詞「あかねさす」(→紫) | 額田王の歌。「紫」「日」「昼」を導く。 |
| 60 | からごろも着つつなれにし妻しあれば… 修辞法を答えよ。 |
枕詞的な「からごろも」+掛詞(「なれ」「つま」)・縁語 | 唐衣・着・なれ(馴れ/萎れ)・つま(妻/褄)=衣の縁語群(伊勢物語・かきつばた)。 |
| 61 | あづさゆみ春の山辺を越え来れば… 修辞法を答えよ。 |
枕詞「あづさゆみ」 | 「あづさゆみ(梓弓)」は本来「引く・張る・射る・本・末」を導く枕詞。 |
| 62 | み吉野の山の白雪つもるらしふるさとさむくなりまさるなり 修辞法を答えよ。 |
掛詞「ふる」(古・降る) | 「ふるさと」の「ふる」に「降る」がかかる。 |
| 63 | 立ちわかれいなばの山の峰に生ふるまつとし聞かば今帰り来む 修辞法を答えよ。 |
掛詞「まつ」(松・待つ)/「いなば」(往なば・因幡) | 在原行平。地名「因幡」と「往なば」、植物「松」と動詞「待つ」の二重掛詞。 |
| 64 | 大江山いく野の道の遠ければまだふみもみず天の橋立 修辞法を答えよ。 |
掛詞(「いく」=行く・生野、「ふみ」=踏み・文) | 二重の掛詞が決め手(小式部内侍)。 |
| 65 | 風そよぐならの小川の夕暮れはみそぎぞ夏のしるしなりける 修辞法を答えよ。 |
掛詞(「なら」=楢・奈良)+係り結び(「ぞ〜ける」) | 「ならの小川」=楢の木と奈良の掛詞(従二位家隆・百人一首98番)。 |
| 66 | 君がため春の野に出でて若菜つむ我が衣手に雪は降りつつ 修辞法を答えよ。 |
「つつ」で言いさして余情を残す(つつ止め) | 末尾の「降りつつ」で言いさす。倒置ではない(光孝天皇・百人一首15番)。 |
| 67 | 立ち別れいなばの山の峰に生ふるまつとし聞かば今帰り来む 修辞法を答えよ。 |
掛詞(「いなば」=往なば・因幡、「まつ」=松・待つ) | 二重の掛詞の定番歌(在原行平・百人一首16番)。 |
| 68 | 来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くやもしほの身もこがれつつ 修辞法を答えよ。 |
掛詞「まつ」(松・待つ)/縁語「焼く」「もしほ」「こがれ」 | 藤原定家。火と恋の縁語連鎖。 |
| No. | 問題 | 答え | 決め手 |
|---|---|---|---|
| 69 | 「勅撰和歌集」とはどのような歌集か。 ア 個人が私的に編んだ歌集 / イ 天皇や上皇の命令で編まれた歌集 / ウ 寺院が編んだ経典 / エ 中国の詩集 |
イ | 勅撰=天皇・上皇の下命による。 |
| 70 | 古今和歌集の中心的な撰者は誰か。 ア 藤原定家 / イ 大伴家持 / ウ 紀貫之 / エ 後鳥羽院 |
ウ | 紀貫之ら(友則・躬恒・忠岑)。 |
| 71 | 新古今和歌集が成立した時代はいつか。 ア 奈良時代 / イ 平安時代初期 / ウ 江戸時代 / エ 鎌倉時代初期 |
エ | 鎌倉初期・後鳥羽院の命、藤原定家ら撰。 |
| 72 | 現存する日本最古の歌集はどれか。 ア 万葉集 / イ 古今和歌集 / ウ 新古今和歌集 / エ 拾遺和歌集 |
ア | 万葉集(奈良時代)。素朴で力強い五七調。 |
| 73 | 次の和歌の句切れを、ア〜オから選べ。奥山に/紅葉踏み分け/鳴く鹿の/声聞く時ぞ/秋は悲しき ア 初句切れ(第一句で切れる) / イ 二句切れ(第二句で切れる) / ウ 三句切れ(第三句で切れる) / エ 四句切れ(第四句で切れる) / オ 句切れなし(途中で切れない) |
オ | 句切れなし。係助詞「ぞ」の結び「悲しき」が末尾にあり、途中で切れないから。 |
| 74 | 「六歌仙」に数えられる歌人はどれか。 ア 藤原定家 / イ 在原業平 / ウ 紀貫之 / エ 山部赤人 |
イ | 六歌仙=遍昭・業平・文屋康秀・喜撰・小町・黒主。 |
| 75 | 短歌の音数として正しいものはどれか。 ア 五・七・五の十七音 / イ 五・七・七・五・七・七 / ウ 五・七・五・七・七の三十一音 / エ 七・七・七・五 |
ウ | 短歌=三十一音。 |
| 76 | 和歌の五句を順に何と呼ぶか。 ア 起句・承句・転句・結句・余句 / イ 首・頷・頸・尾・余 / ウ 上・中・下・左・右 / エ 初句・二句・三句・四句・結句 |
エ | 初句〜結句。 |
| 77 | 万葉集に多く見られる歌風(調子)はどれか。 ア 五七調で素朴・力強い / イ 七五調で優美 / ウ 技巧的で幽玄 / エ 風刺的 |
ア | 万葉は五七調・素朴。 |
| 78 | 次の和歌の句切れを、ア〜オから選べ。天の原/ふりさけ見れば/春日なる/三笠の山に/出でし月かも ア 初句切れ(第一句で切れる) / イ 二句切れ(第二句で切れる) / ウ 三句切れ(第三句で切れる) / エ 四句切れ(第四句で切れる) / オ 句切れなし(途中で切れない) |
オ | 句切れなし。末尾が詠嘆の「かも」で、途中に言い切る所がないから。 |
| 79 | 最初の勅撰和歌集はどれか。 ア 万葉集 / イ 古今和歌集 / ウ 新古今和歌集 / エ 後撰和歌集 |
イ | 古今和歌集(平安初期・905年頃)。 |
| 80 | 「三大歌集」に含まれないものはどれか。 ア 万葉集 / イ 古今和歌集 / ウ 拾遺和歌集 / エ 新古今和歌集 |
ウ | 三大歌集=万葉・古今・新古今。 |
| 81 | 「三十六歌仙」を選んだとされる人物は誰か。 ア 紀貫之 / イ 藤原定家 / ウ 後鳥羽院 / エ 藤原公任 |
エ | 藤原公任の『三十六人撰』による。 |
| 82 | 新古今和歌集の特徴として正しいものはどれか。 ア 本歌取り・体言止め・三句切れなど技巧的 / イ 万葉仮名で書かれ素朴 / ウ 俳諧を集めた / エ 作者不明の歌謡集 |
ア | 技巧的・幽玄。 |
| 83 | 次の和歌の句切れを、ア〜オから選べ。秋の田の/かりほの庵の/苫をあらみ/わが衣手は/露にぬれつつ ア 初句切れ(第一句で切れる) / イ 二句切れ(第二句で切れる) / ウ 三句切れ(第三句で切れる) / エ 四句切れ(第四句で切れる) / オ 句切れなし(途中で切れない) |
オ | 句切れなし。末尾が継続の「つつ」で、途中に言い切る所がないから。 |
| 84 | 新古今和歌集の編纂を命じた人物は誰か。 ア 醍醐天皇 / イ 後鳥羽院 / ウ 桓武天皇 / エ 後白河院 |
イ | 後鳥羽院。 |
| 85 | 「六歌仙」に数えられる女性歌人は誰か。 ア 紫式部 / イ 和泉式部 / ウ 小野小町 / エ 清少納言 |
ウ | 六歌仙の女性は小野小町。 |
| 86 | 万葉集の編纂に深く関わったとされる歌人は誰か。 ア 紀貫之 / イ 藤原定家 / ウ 西行 / エ 大伴家持 |
エ | 大伴家持。 |
| 87 | 古今和歌集の序文「仮名序」を書いたのは誰か。 ア 紀貫之 / イ 紀友則 / ウ 凡河内躬恒 / エ 壬生忠岑 |
ア | 仮名序は紀貫之。 |
| 88 | 次の和歌の句切れを、ア〜オから選べ。白露に/風の吹きしく/秋の野は/つらぬきとめぬ/玉ぞ散りける ア 初句切れ(第一句で切れる) / イ 二句切れ(第二句で切れる) / ウ 三句切れ(第三句で切れる) / エ 四句切れ(第四句で切れる) / オ 句切れなし(途中で切れない) |
オ | 句切れなし。係助詞「ぞ」の結び「散りける」が末尾にあり、途中で切れないから。 |
| 89 | 古今和歌集が成立したおおよその時代はどれか。 ア 奈良時代 / イ 平安時代初期 / ウ 鎌倉時代 / エ 室町時代 |
イ | 平安初期(醍醐天皇の頃)。 |
| 90 | 「長歌」の形式として正しいものはどれか。 ア 五・七・五・七・七の一首 / イ 五・七・七・五・七・七 / ウ 五・七を繰り返し、最後を七・七で結ぶ / エ 五・七・五の十七音 |
ウ | 長歌=五七の繰り返し+結びの七七。 |
| 91 | 古今和歌集の歌風(調子)として最も適切なものはどれか。 ア 五七調で素朴・力強い / イ 字余りが多く破調 / ウ 俳諧的でこっけい / エ 七五調で優美・理知的 |
エ | 古今は七五調・優美。 |
| 92 | 和歌の「上句(かみのく)」が指すのはどこか。 ア 初句・二句・三句(五七五) / イ 四句・結句(七七) / ウ 初句だけ / エ 結句だけ |
ア | 上句=五七五。 |
| 93 | 次の和歌の句切れを、ア〜オから選べ。夏の夜は/まだ宵ながら/明けぬるを/雲のいづこに/月宿るらむ ア 初句切れ(第一句で切れる) / イ 二句切れ(第二句で切れる) / ウ 三句切れ(第三句で切れる) / エ 四句切れ(第四句で切れる) / オ 句切れなし(途中で切れない) |
オ | 句切れなし。末尾が推量の「らむ」で、途中に言い切る所がないから。 |
| 94 | 和歌の「下句(しものく)」が指すのはどこか。 ア 初句・二句・三句(五七五) / イ 四句・結句(七七) / ウ 結句だけ / エ 初句だけ |
イ | 下句=七七。 |
| 95 | 和歌の修辞法「枕詞」の説明として正しいものを、ア〜エから選べ。 ア ある語を導くために置く、比較的長い(七音以上)前置きの言葉。ふつう訳す / イ 一つの語に、同音の二つの意味を持たせる技法 / ウ 特定の語を導く、ふつう五音の修飾語。それ自体は訳さないことが多い / エ 一首の中に、意味の上で関連する語を意図的に散りばめる技法 |
ウ | 「枕詞」=特定の語を導く、ふつう五音の修飾語。 |
| 96 | 「旋頭歌(せどうか)」の音数として正しいものはどれか。 ア 五・七・五・七・七 / イ 五・七・五 / ウ 七・七・七・五 / エ 五・七・七・五・七・七 |
エ | 旋頭歌=片歌を二つ重ねた形。 |
| 97 | 「歌聖」と呼ばれ、万葉集を代表する歌人はどれか。 ア 柿本人麻呂 / イ 藤原定家 / ウ 紀貫之 / エ 後鳥羽院 |
ア | 柿本人麻呂(山部赤人とともに歌聖)。 |
| 98 | 次の和歌の句切れを、ア〜オから選べ。田子の浦に/うち出でて見れば/白妙の/富士の高嶺に/雪は降りつつ ア 初句切れ(第一句で切れる) / イ 二句切れ(第二句で切れる) / ウ 三句切れ(第三句で切れる) / エ 四句切れ(第四句で切れる) / オ 句切れなし(途中で切れない) |
オ | 句切れなし。末尾が継続の「つつ」で、途中に言い切る所がないから。 |
| 99 | 「土佐日記」の作者で、古今集の撰者でもあるのは誰か。 ア 紀友則 / イ 紀貫之 / ウ 在原業平 / エ 清少納言 |
イ | 紀貫之。 |
| 100 | 枕詞「ひさかたの」が導く語として正しいものを、ア〜エから選べ。 ア 山・峰 / イ 母・親 / ウ 光・天・月・空 / エ 夜・黒・闇 |
ウ | 「ひさかたの」は光・天・月・空にかかる枕詞。 |
まちがえたら、どうするか
答えが合っていても、決め手が言えなければ×にしてください。なんとなくで当たってしまうので、そこを見ないと力になりません。
同じところで2問以上まちがえたら、古典文法ドリル 一覧からその分野の100題ドリルに戻るのがいちばん速いです。
この100問が終わったら
次は問題量を増やす段階です。使う本の選び方は、塾長が全部読んだうえで正直に書いています。
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