📖 はじめての人は、先に 「累加・抑揚・詠嘆」の解説 で理屈を押さえると解きやすくなります。
縦書きの漢文(返り点つき)を読んで答える、入試形式の漢文ドリルです。スマホでも解けるよう、答え・書き下し・現代語訳は各問の下に表示しています。
📥 PDFダウンロード(無料・縦書き・印刷可)
はじめに
漢文の句法の仕上げが、累加・抑揚・詠嘆の3つです。縦書きの漢文(返り点つき)を読んで、ア〜ウから選びましょう。
| 記号 | 句法 | 目印(漢字) | 意味 |
|---|---|---|---|
| ア | 累加 | 不唯(ただに…のみならず)・非独(ひとり…のみにあらず)・豈唯…哉(あにただに…のみならんや)など。後ろに亦(また)がよく来る | AだけでなくBも |
| イ | 抑揚 | …すら、況んや…をや | Aですら…、ましてB |
| ウ | 詠嘆 | …哉(かな)/豈…ず乎(や) | なんと…だなあ/…ではないか |
鉄則 – 「不唯・不独(ただに/ひとり…のみならず)」「非唯・非独・非徒(…のみにあらず)」「豈唯…哉(あにただに…のみならんや)」=累加(ア)。 前のことに後を重ねる。後ろに「亦(また)」がよく来るが、「亦」だけでは累加にならない。 – 「況(いはんや)」「すら」「をや」=抑揚(イ)。 軽いものを挙げ、重いものを強調。後半が「安くんぞ…んや」(反語)になる形もある。 – 「哉(かな)」「豈不…乎」=詠嘆(ウ)。 感動・感嘆。ただし「豈唯…哉」のように「唯(ただに)」「独(ひとり)」があれば累加(ア)。
採点表
| 部 | 問題 | 目標 |
|---|---|---|
| 第1部 基礎 | Q1〜Q20 | 18/20 |
| 第2部 標準 | Q21〜Q50 | 24/30 |
| 第3部 応用 | Q51〜Q80 | 21/30 |
| 第4部 入試 | Q81〜Q100 | 13/20 |
【第1部】基礎(Q1〜Q20)
問題(Q1〜Q100)
句法Q1.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに己を利するのみならず、亦た人を利す」。「自分を利するだけでなく、他人をも利する」。
句法Q2.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「死すら且つ畏れず、況んや其の余をや」。「死でさえ恐れない、まして他は」。
句法Q3.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「賢なるかな、回や」。「賢いことだなあ、顔回は」。
句法Q4.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに才有るのみならず、亦た徳有り」。「才能があるだけでなく、徳もある」。
句法Q5.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら尚ほ…況んや…をや」は抑揚。書き下し「庶人すら尚ほ知る、況んや君子をや」。
句法Q6.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「豈…ずや」は詠嘆。書き下し「豈に楽しからずや」。「なんと楽しいではないか」。
句法Q7.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「非独(ひとり…のみにあらず)…亦」は累加。書き下し「独り我のみ憂ふるに非ず、人も亦た憂ふ」。「私だけが心配しているのではなく、ほかの人もまた心配している」。
句法Q8.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「禽獣すら且つ恩を知る、況んや人をや」。「鳥獣でさえ恩を知る、まして人は」。
句法Q9.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「大なるかな、其の志や」。「大きいことだなあ、その志は」。
現代語訳Q10.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ア 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに身を善くするのみならず、亦た天下を善くす」。
読み方Q11.傍線部「況」の読み方を、送り仮名も含めてひらがなで書いたものを選べ。
▶ 答え:イ 「況」は「いはんや」。書き下し「小事すら忽せにせず、況んや大事をや」。抑揚。
句法Q12.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「豈…ずや」は詠嘆。書き下し「豈に偉ならずや」。「なんと偉大ではないか」。
句法Q13.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「非唯(ただに…のみにあらず)…亦」は累加。書き下し「唯だに勇有るのみに非ず、亦た謀有り」。「勇気があるだけでなく、はかりごともある」。
句法Q14.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「臣すら尚ほ之を知る、況んや君をや」。
句法Q15.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「惜しいかな、其の才」。「惜しいことだなあ、その才能は」。
現代語訳Q16.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ウ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「草木すら且つ春を知る、況んや人をや」。
句法Q17.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「豈…ずや」は詠嘆。書き下し「豈に快ならずや」。「なんと愉快ではないか」。
書き下しQ18.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:ア 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに己を修むるのみならず、亦た人を安んず」。「自分を修めるだけでなく、人を安んじもする」。
句法Q19.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「一木すら且つ然り、況んや国家をや」。
句法Q20.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「美なるかな、山河の固め」。「美しいことだなあ、山や川の守りは」。
句法Q21.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「不独(ひとり…のみならず)…亦」は累加。書き下し「独り其の親を親とするのみならず、亦た人の親を親とす」。「自分の親を親として大切にするだけでなく、他人の親も親として大切にする」。
句法Q22.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「童子すら且つ知る、況んや長者をや」。
句法Q23.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「遠きかな、其の道や」。「遠いことだなあ、その道は」。
現代語訳Q24.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:イ 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに其の言を信ずるのみならず、亦た其の行ひを観る」。
書き下しQ25.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:ウ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「匹夫すら奪ふべからず、況んや三軍をや」。「一人の男でさえ志は奪えない、まして大軍は」。
句法Q26.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「楽しいかな、友の遠方より来たる」。「楽しいことだなあ、友が遠くから来るのは」。
句法Q27.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに武に長ずるのみならず、亦た文を好む」。「武に優れるだけでなく、文(学問)も好む」。
句法Q28.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら尚ほ…況んや…をや」は抑揚。書き下し「賤しき者すら尚ほ恥を知る、況んや士をや」。
読み方Q29.傍線部「亦」の読み方を、ひらがなで書いたものを選べ。
▶ 答え:ア 「亦」は「また」。「不独(ひとり…のみならず)」と組んで累加を表す。書き下し「独り才有るのみならず、亦た徳有り」。
句法Q30.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「久しいかな、吾が衰へたるや」。「久しいことだなあ、私が衰えたのは」。
句法Q31.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに身を全うするのみならず、亦た名を後に垂る」。「わが身を無事に保つだけでなく、名を後の世に残す」。
句法Q32.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「一飯すら且つ忘れず、況んや大恩をや」。
現代語訳Q33.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:イ 「豈…ずや」は詠嘆。書き下し「豈に痛ましからずや」。「なんと痛ましいではないか」。
句法Q34.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「非唯(ただに…のみにあらず)…亦」は累加。書き下し「唯だに財を蓄ふるのみに非ず、亦た徳を積む」。「財を蓄えるだけでなく、徳も積む」。
句法Q35.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「凡人すら且つ励む、況んや英才をや」。
句法Q36.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「大なるかな、堯の君たるや」(為る=たる)。「偉大なことだなあ、堯の君主としてのありさまは」(論語)。
現代語訳Q37.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ウ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「故旧すら且つ遺れず、況んや親族をや」。
句法Q38.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに過ちを改むるのみならず、亦た善に遷る」。「過ちを改めるだけでなく、善い方へ移っていく」。
句法Q39.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら尚ほ…況んや…をや」は抑揚。書き下し「婦人すら尚ほ節を守る、況んや丈夫をや」。
読み方Q40.傍線部「哉」の読み方を、ひらがなで書いたものを選べ。
▶ 答え:ア 「哉」は「かな」。詠嘆の目印。書き下し「盛んなるかな、其の徳や」。
句法Q41.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「非独(ひとり…のみにあらず)…亦」は累加。書き下し「独り其の家を斉ふるのみに非ず、亦た国を治む」。「自分の家を整えるだけでなく、国も治める」。
句法Q42.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「寸陰すら且つ惜しむ、況んや歳月をや」。
現代語訳Q43.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:イ 「豈…ずや」は詠嘆。書き下し「豈に偉ならずや」。「なんと偉大ではないか」。
句法Q44.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに兵を強くするのみならず、亦た民を富ます」。「軍備を強くするだけでなく、民も豊かにする」。
句法Q45.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「一夫すら防ぐべし、況んや関塞をや」。
句法Q46.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「多いかな、其の聞くこと」。「多いことだなあ、その見聞は」。
現代語訳Q47.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ウ 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「名は唯だに当時に聞こゆるのみならず、亦た後世に伝はる」。
句法Q48.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「蟻すら且つ命を惜しむ、況んや人をや」。
句法Q49.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「豈…ずや」は詠嘆。書き下し「豈に壮ならずや」。「なんと勇ましいではないか」。
書き下しQ50.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:ア 「哉(かな)」は詠嘆。「激しいことだなあ、その気概は」。
句法Q51.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに世に益するのみならず、亦た万代に及ぶ」。「世の中の役に立つだけでなく、遠い後の世にまで及ぶ」。
句法Q52.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「微賤すら且つ捨てず、況んや勲旧をや」。
句法Q53.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「速やかなるかな、其の応や」。「速いことだなあ、その反応は」。
現代語訳Q54.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「螻蟻すら且つ穴を慕ふ、況んや人をや」。
句法Q55.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに一時を済ふのみならず、亦た万世を利す」。「その時を救うだけでなく、長く後の世まで利益を与える」。
句法Q56.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「凡夫すら且つ恥を雪ぐ、況んや志士をや」。
句法Q57.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「豈…ずや」は詠嘆。書き下し「豈に幸ひならずや」。「なんと幸いではないか」。
現代語訳Q58.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ウ 「豈唯…哉(あにただに…のみならんや)」は反語の形の累加。書き下し「豈に唯だに己を修むるのみならんや、亦た人を安んず」。「どうして自分を修めるだけであろうか(それだけでなく)人を安んじもする」。
句法Q59.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「樵夫すら且つ道を知る、況んや学者をや」。
句法Q60.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「至れるかな、舜の孝や」。「この上ないことだなあ、舜の孝行は」。
読み方Q61.傍線部「況」の読み方を、送り仮名も含めてひらがなで書いたものを選べ。
▶ 答え:ア 「況」は「いはんや」。書き下し「老馬すら且つ途を識る、況んや人をや」。抑揚。
句法Q62.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「不独(ひとり…のみならず)…亦」は累加。書き下し「独り身を潔くするのみならず、亦た世を済ふ」。「わが身を清く保つだけでなく、世の中も救う」。
句法Q63.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「一葉すら且つ秋を知る、況んや人をや」。
現代語訳Q64.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:イ 「豈…ずや」は詠嘆。書き下し「豈に偉観ならずや」。「なんと壮大な眺めではないか」。
句法Q65.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに主に忠なるのみならず、亦た友に信なり」。「主君に忠実なだけでなく、友にも誠実だ」。
句法Q66.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「死馬すら且つ之を買ふ、況んや生ける者をや」。
句法Q67.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「哀しいかな、其の遇はざるや」。「哀しいことだなあ、時に巡り合えなかったのは」。
現代語訳Q68.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ウ 「非独(ひとり…のみにあらず)…亦」は累加。書き下し「独り近きを愛するのみに非ず、亦た遠きを懐く」。
句法Q69.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「寒士すら且つ操を守る、況んや貴顕をや」。
句法Q70.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「何ぞ其れ…や」は詠嘆。書き下し「何ぞ其れ明らかなるや」。「なんとまあはっきりしていることよ」。
書き下しQ71.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:ア 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに功を成すのみならず、亦た身を退く」。「手柄を立てるだけでなく、身を引きもする」。
句法Q72.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「庸人すら且つ羞づ、況んや将相をや」。
句法Q73.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「豈…ずや」は詠嘆。書き下し「豈に丈夫ならずや」。「なんと立派な男ではないか」。
現代語訳Q74.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:イ 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「其の徳は唯だに一郷に及ぶのみならず、亦た一国に及ぶ」。
句法Q75.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「桀紂すら且つ亡ぶ、況んや凡君をや」。
句法Q76.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「久しいかな、道の行はれざるや」。「久しいことだなあ、道が行われないのは」。
現代語訳Q77.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ウ 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに其の難を分かつのみならず、亦た其の楽しみを共にす」。
句法Q78.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「涓流すら且つ海に至る、況んや大川をや」。
句法Q79.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「豈…ずや」は詠嘆。書き下し「豈に盛事ならずや」。「なんと盛大な事ではないか」。
句法Q80.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「賢者すら且つ惑ふ、況んや愚者をや」。
句法Q81.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「非独(ひとり…のみにあらず)」は累加。「亦」がなくても累加になる。書き下し「独り賢者のみ是の心有るに非ざるなり、人皆之有り」。「賢者だけがこの心を持っているのではない、人は皆これを持っている」(孟子)。
現代語訳Q82.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ア 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「布衣すら且つ怒る、況んや万乗の君をや」。
句法Q83.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「大なるかな、孔子の聖や」。「偉大なことだなあ、孔子の聖人ぶりは」。
書き下しQ84.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:イ 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに故きを温ぬるのみならず、亦た新しきを知る」。「昔のことを学び直すだけでなく、新しいことも知る」(論語の「温故而知新」をもとにした文)。
句法Q85.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら尚ほ…況んや…をや」は抑揚。書き下し「天地すら尚ほ久しきこと能はず、而るを況んや人に於いてをや」。「天地でさえいつまでも続くことはできない、まして人間はなおさらだ」(老子)。
句法Q86.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「豈…ずや」は詠嘆。書き下し「豈に悲しからずや」。「なんと悲しいことではないか」。
現代語訳Q87.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ウ 「非徒(ただに…のみにあらず)…又」は累加。書き下し「徒だに益無きのみに非ず、而も又之を害す」。「(苗を引っぱって伸ばそうとするのは)役に立たないだけでなく、そのうえ苗をそこなう」(孟子)。
句法Q88.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら尚ほ…況んや…をや」は抑揚。書き下し「小国すら尚ほ軽んずべからず、況んや大国をや」。「小国でさえ軽んじてはならない、まして大国はなおさらだ」。
句法Q89.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「何ぞ其れ…や」は詠嘆。書き下し「何ぞ其れ盛んなるや」。「なんとまあ盛んなことよ」。
現代語訳Q90.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ア 「豈唯…哉(あにただに…のみならんや)」は反語の形の累加。書き下し「豈に唯だに形骸のみ聾盲有らんや、夫れ知にも亦た之有り」。「どうして体だけに目や耳の不自由があろうか、知にもまたそれがあるのだ」(荘子)。
句法Q91.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら尚ほ…況んや…をや」は抑揚。書き下し「布衣の交はりすら尚ほ相欺かず、況んや大国をや」。「庶民どうしの付き合いでさえだまし合わない、まして大国(どうし)ではなおさらだ」(史記)。
書き下しQ92.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:イ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「野なるかな、由や」。「粗野なことだなあ、由(子路)は」(論語)。
句法Q93.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「不独(ひとり…のみならず)…亦」は累加。書き下し「独り力を竭くすのみならず、亦た財を尽くす」。「力を尽くすだけでなく、財産も尽くす」。
句法Q94.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら且つ…、安くんぞ…んや」も抑揚(後半が「況んや」でなく反語の形)。書き下し「臣死すら且つ避けず、卮酒安くんぞ辞するに足らんや」。「私は死でさえ避けない、まして大杯の酒などどうして辞退しようか」(史記)。
句法Q95.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「直なるかな、史魚」。「まっすぐなことだなあ、史魚は」(論語)。
現代語訳Q96.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ウ 「豈唯…哉(あにただに…のみならんや)」は反語の形の累加。書き下し「豈に唯だに其の身を顧みざるのみならんや、亦た其の家を忘る」。「どうしてわが身を顧みないだけであろうか、家のことも忘れるのだ」。
句法Q97.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「牛羊すら且つ親を恋ふ、況んや人をや」。
句法Q98.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「哉(かな)」は詠嘆。書き下し「至れるかな、徳の盛んなるや」。「この上ないことだなあ、徳の盛んなことは」。
現代語訳Q99.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ア 「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに其の利を享くるのみならず、亦た其の害を受く」。
句法Q100.次の漢文の句法を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「聖人すら且つ過ち有り、況んや凡人をや」。「聖人でさえ過ちがある、まして凡人はなおさらだ」。
▶ 漢文の解説・他のドリルは 漢文(解説×ドリル一覧) へ。


コメント