漢文「句形 総まとめ(総合識別)」100題ドリル

漢文 句形 総まとめ 100題 アイキャッチ 漢文ドリル

縦書きの漢文(返り点つき)を読んで答える、入試形式の漢文ドリルです。スマホでも解けるよう、答え・書き下し・現代語訳は各問の下に表示しています。

📥 PDFダウンロード(無料・縦書き・印刷可)

📝 問題編PDF / ✅ 解答編PDF(書き下し・現代語訳つき)

📖 先に理屈を固めたい人へ:漢文「句形」総まとめ早見表 を見てから解くと正答率が上がります。

はじめに

漢文の主要句法をごちゃ混ぜにした総合識別ドリルです。縦書きの漢文(返り点つき)を読んで、その句法の種類をア〜エから選びましょう。個別ドリルの総仕上げ、入試直前の総点検に。

種類 目印
否定/二重否定 不・無・非/無A不B・非不
疑問/反語 〜か/豈・安・敢へて〜んや
再読文字 未・将・当・須・宜・猶・盍
使役/受身 使・令・教(しむ)/見・被・為〜所・於(る・らる)
仮定/逆接 如・苟(もし〜ば)/雖も(〜でも)
比較/最上/限定 不如/如くは莫し/唯〜のみ
累加/抑揚/詠嘆 不唯(ただに〜のみならず)・非唯(ただに〜のみにあらず)…亦/況んや…をや/〜かな・豈…ずや

鉄則…まず文末・冒頭の目印の字を探す。「豈・安+んや」は反語、「未」など再読、「使・令」は使役、「於+らる」は受身、「不唯(ただに〜のみならず)」「非唯(ただに〜のみにあらず)」は累加。

採点表

部 問題 目標
第1部 Q1〜Q25 20/25
第2部 Q26〜Q50 19/25
第3部 Q51〜Q75 18/25
第4部 Q76〜Q100 16/25

【第1部】(Q1〜Q25)

問題(Q1〜Q100)

句法Q1.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

未ダレ知ラ。
ア 限定(ただ〜のみ)
イ 再読文字(未・将・当・須・宜・猶・盍)
ウ 使役(〜させる。使・令・教)
エ 仮定条件(もし〜ならば)

▶ 答え:イ 句法は「再読文字」。「未」は一度目「いまだ」、二度目「ず」と読む(意味は「まだ…ない」)。書き下し「未だ知らず」。訳「まだ知らない」。

句法Q2.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

将ニレ死セ。
ア 再読文字(未・将・当・須・宜・猶・盍)
イ 否定(〜ず・〜なし)
ウ 使役(〜させる。使・令・教)
エ 仮定条件(もし〜ならば)

▶ 答え:ア 句法は「再読文字」。「将」は一度目「まさに」、二度目「(んと)す」と読む。書き下し「将に死せんとす」。訳「今にも死にそうだ」。

句法Q3.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

未ダレ見。
ア 限定(ただ〜のみ)
イ 使役(〜させる。使・令・教)
ウ 仮定条件(もし〜ならば)
エ 再読文字(未・将・当・須・宜・猶・盍)

▶ 答え:エ 句法は「再読文字」。「未」は一度目「いまだ」、二度目「ず」と読む(意味は「まだ…ない」)。書き下し「未だ見ず」。訳「まだ見ていない」。「見」は一字で「み」と読むので送り仮名はつけない。

句法Q4.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

当ニレ行フ。
ア 否定(〜ず・〜なし)
イ 使役(〜させる。使・令・教)
ウ 再読文字(未・将・当・須・宜・猶・盍)
エ 仮定条件(もし〜ならば)

▶ 答え:ウ 句法は「再読文字」。「当」は一度目「まさに」、二度目「べし」と読む。書き下し「当に行ふべし」。訳「当然行うべきだ」。

句法Q5.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

未ダレ決セ。
ア 使役(〜させる。使・令・教)
イ 限定(ただ〜のみ)
ウ 再読文字(未・将・当・須・宜・猶・盍)
エ 仮定条件(もし〜ならば)

▶ 答え:ウ 句法は「再読文字」。「未」は一度目「いまだ」、二度目「ず」と読む(意味は「まだ…ない」)。書き下し「未だ決せず」。訳「まだ決まっていない」。

句法Q6.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

未ダレ悟ラ。
ア 限定(ただ〜のみ)
イ 仮定条件(もし〜ならば)
ウ 使役(〜させる。使・令・教)
エ 再読文字(未・将・当・須・宜・猶・盍)

▶ 答え:エ 句法は「再読文字」。「未」は一度目「いまだ」、二度目「ず」と読む(意味は「まだ…ない」)。書き下し「未だ悟らず」。訳「まだ悟っていない」。

句法Q7.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

応ニレ解ス。
ア 否定(〜ず・〜なし)
イ 再読文字(未・将・当・須・宜・猶・盍)
ウ 使役(〜させる。使・令・教)
エ 仮定条件(もし〜ならば)

▶ 答え:イ 句法は「再読文字」。書き下し「応に解すべし」。

句法Q8.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

宜シクレ退ク。
ア 否定(〜ず・〜なし)
イ 使役(〜させる。使・令・教)
ウ 再読文字(未・将・当・須・宜・猶・盍)
エ 仮定条件(もし〜ならば)

▶ 答え:ウ 句法は「再読文字」。書き下し「宜しく退くべし」。

句法Q9.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

鳥将ニレ死セ。
ア 仮定条件(もし〜ならば)
イ 否定(〜ず・〜なし)
ウ 使役(〜させる。使・令・教)
エ 再読文字(未・将・当・須・宜・猶・盍)

▶ 答え:エ 句法は「再読文字」。「将」は一度目「まさに」、二度目「(んと)す」と読む。書き下し「鳥将に死せんとす」。訳「鳥が今にも死にそうだ」。

句法Q10.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

人須ラクレ立ツレ志ヲ。
ア 再読文字(未・将・当・須・宜・猶・盍)
イ 否定(〜ず・〜なし)
ウ 使役(〜させる。使・令・教)
エ 仮定条件(もし〜ならば)

▶ 答え:ア 句法は「再読文字」。「須」は一度目「すべからく」、二度目「べし」と読む。「べし」の前は終止形なので「立つ」。書き下し「人須らく志を立つべし」。訳「人はぜひとも志を立てる必要がある」。

句法Q11.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

此レ非レ道ニ。
ア 二重否定(〜ざるは無し・非ざるは無し)
イ 否定(〜ず・〜なし)
ウ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
エ 疑問(〜か。問いかけ)

▶ 答え:イ 句法は「否定」。書き下し「此れ道に非ず」。

句法Q12.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

不レ可レ不レ学バ。
ア 二重否定(〜ざるは無し・非ざるは無し)
イ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
ウ 疑問(〜か。問いかけ)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:ア 句法は「二重否定」。書き下し「学ばざるべからず」。

句法Q13.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

我レ不レ知ラレ命ヲ。
ア 疑問(〜か。問いかけ)
イ 二重否定(〜ざるは無し・非ざるは無し)
ウ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:エ 句法は「否定」。「不(ず)」は打消。書き下し「我れ命を知らず」。訳「私は天命を知らない」。

句法Q14.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

彼レ遂ニ不レ来タラ。
ア 二重否定(〜ざるは無し・非ざるは無し)
イ 否定(〜ず・〜なし)
ウ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
エ 疑問(〜か。問いかけ)

▶ 答え:イ 句法は「否定」。書き下し「彼れ遂に来たらず」。訳「彼はとうとう来なかった」。

句法Q15.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

一言モ不レ発セ。
ア 否定(〜ず・〜なし)
イ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
ウ 二重否定(〜ざるは無し・非ざるは無し)
エ 疑問(〜か。問いかけ)

▶ 答え:ア 句法は「否定」。書き下し「一言も発せず」。

句法Q16.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

我レ不二再ビ過タ一。
ア 二重否定(〜ざるは無し・非ざるは無し)
イ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
ウ 疑問(〜か。問いかけ)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:エ 句法は「否定」。「不(ず)」は打消。書き下し「我れ再び過たず」。訳「私は二度と過ちをおかさない」。「二度と〜しない」は「不再〜」(不+再)の語順になる。

句法Q17.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

我レ不レ信ゼレ之ヲ。
ア 否定(〜ず・〜なし)
イ 二重否定(〜ざるは無し・非ざるは無し)
ウ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
エ 疑問(〜か。問いかけ)

▶ 答え:ア 句法は「否定」。「不(ず)」は打消。書き下し「我れ之を信ぜず」。訳「私はこれを信じない」。

句法Q18.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

此レ非二人ノ道ニ一。
ア 二重否定(〜ざるは無し・非ざるは無し)
イ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
ウ 否定(〜ず・〜なし)
エ 疑問(〜か。問いかけ)

▶ 答え:ウ 句法は「否定」。「非(あらず)」は名詞を打ち消す。「人道」は2字なので一二点で返る。書き下し「此れ人の道に非ず」。訳「これは人の道ではない」。

句法Q19.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

無レ不レ喜バ。
ア 否定(〜ず・〜なし)
イ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
ウ 限定(ただ〜のみ)
エ 二重否定(〜ざるは無し・非ざるは無し)

▶ 答え:エ 句法は「二重否定」。書き下し「喜ばざるは無し」。

句法Q20.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

無レ不レ驚カ。
ア 否定(〜ず・〜なし)
イ 二重否定(〜ざるは無し・非ざるは無し)
ウ 限定(ただ〜のみ)
エ 反語(どうして〜か、いや〜ない)

▶ 答え:イ 句法は「二重否定」。書き下し「驚かざるは無し」。

句法Q21.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

不レ可レ不レ備ヘ。
ア 二重否定(〜ざるは無し・非ざるは無し)
イ 否定(〜ず・〜なし)
ウ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
エ 限定(ただ〜のみ)

▶ 答え:ア 句法は「二重否定」。書き下し「備へざるべからず」。

句法Q22.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

不レ可レ不レ信ゼ。
ア 否定(〜ず・〜なし)
イ 二重否定(〜ざるは無し・非ざるは無し)
ウ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
エ 限定(ただ〜のみ)

▶ 答え:イ 句法は「二重否定」。書き下し「信ぜざるべからず」。

句法Q23.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

不レ可レ不レ省ミ。
ア 否定(〜ず・〜なし)
イ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
ウ 二重否定(〜ざるは無し・非ざるは無し)
エ 限定(ただ〜のみ)

▶ 答え:ウ 句法は「二重否定」。書き下し「省みざるべからず」。

句法Q24.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

不レ可レ不レ救ハ。
ア 否定(〜ず・〜なし)
イ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
ウ 限定(ただ〜のみ)
エ 二重否定(〜ざるは無し・非ざるは無し)

▶ 答え:エ 句法は「二重否定」。書き下し「救はざるべからず」。

句法Q25.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

何ゾ不ルレ学バ。
ア 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
イ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
ウ 疑問(〜か。問いかけ)
エ 限定(ただ〜のみ)

▶ 答え:ウ 句法は「疑問」。文末が「ん」でなく連体形「ざる」で結ばれているので疑問。書き下し「何ぞ学ばざる」。訳「どうして学ばないのか」。

句法Q26.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

安クンゾ知ルレ之ヲ。
ア 反語(どうして〜か、いや〜ない)
イ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
ウ 疑問(〜か。問いかけ)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:ウ 句法は「疑問」。「安(いづくんぞ)」は「どうして」。文末に「ん」がないので疑問。書き下し「安くんぞ之を知る」。訳「どうしてこれを知っているのか」。

句法Q27.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

誰カ能ク解カンレ之ヲ。
ア 反語(どうして〜か、いや〜ない)
イ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
ウ 疑問(〜か。問いかけ)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:ア 句法は「反語」。「誰か…ん」と文末が「ん」で結ばれているので反語。書き下し「誰か能く之を解かん」。訳「だれがこれを解くことができようか、いや、だれもできない」。

句法Q28.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

君ハ何ヲカ求ムル。
ア 反語(どうして〜か、いや〜ない)
イ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
ウ 否定(〜ず・〜なし)
エ 疑問(〜か。問いかけ)

▶ 答え:エ 句法は「疑問」。「何をか…(連体形)」で、何を求めるのかをたずねる。書き下し「君は何をか求むる」。訳「あなたは何を求めているのか」。

句法Q29.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

汝ハ信ズルレ之ヲ乎カ。
ア 反語(どうして〜か、いや〜ない)
イ 疑問(〜か。問いかけ)
ウ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:イ 句法は「疑問」。文末の「乎(か)」は疑問。動詞「信」が先、目的語「之」があとなのでレ点で返る。書き下し「汝は之を信ずるか」。訳「おまえはこれを信じるのか」。

句法Q30.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

子ハ安クンゾ知ルレ之ヲ。
ア 疑問(〜か。問いかけ)
イ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
ウ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:ア 句法は「疑問」。文末に「ん」がないので疑問。書き下し「子は安くんぞ之を知る」。訳「あなたはどうしてこれを知っているのか」。

句法Q31.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

何ノ故ゾ乎ヤ。
ア 反語(どうして〜か、いや〜ない)
イ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
ウ 疑問(〜か。問いかけ)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:ウ 句法は「疑問」。「何の故」は理由をたずねる言い方で、文末の「乎(や)」も疑問を表す。書き下し「何の故ぞや」。訳「どういうわけか(なぜなのか)」。

句法Q32.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

豈ニ君子ナラン哉ヤ。
ア 反語(どうして〜か、いや〜ない)
イ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
ウ 否定(〜ず・〜なし)
エ 疑問(〜か。問いかけ)

▶ 答え:ア 句法は「反語」。「豈に…んや」は反語。書き下し「豈に君子ならんや」。訳「どうして君子であろうか、いや、君子ではない」。

句法Q33.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

安クンゾ能ク為サンレ之ヲ哉ヤ。
ア 疑問(〜か。問いかけ)
イ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
ウ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:イ 句法は「反語」。「安くんぞ…んや」は反語。書き下し「安くんぞ能く之を為さんや」。訳「どうしてこれをすることができようか、いや、できない」。

句法Q34.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

豈ニ忘レンレ之ヲ哉ヤ。
ア 疑問(〜か。問いかけ)
イ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
ウ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:ウ 句法は「反語」。「豈に…んや」は反語。動詞「忘」が先、目的語「之」があとなのでレ点で返る。書き下し「豈に之を忘れんや」。訳「どうしてこれを忘れようか、いや、忘れない」。

句法Q35.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

何ゾ怨ミンレ天ヲ乎ヤ。
ア 疑問(〜か。問いかけ)
イ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
ウ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:イ 句法は「反語」。文末が「んや」で結ばれているので反語。書き下し「何ぞ天を怨みんや」(「怨む」は訓読では上二段に活用するので「怨みん」)。訳「どうして天を怨もうか、いや、怨まない」。

句法Q36.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

安クンゾ知ラン二天命ヲ一哉ヤ。
ア 疑問(〜か。問いかけ)
イ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
ウ 否定(〜ず・〜なし)
エ 反語(どうして〜か、いや〜ない)

▶ 答え:エ 句法は「反語」。「安くんぞ…んや」は反語。「天命」は2字なので一二点で返る。書き下し「安くんぞ天命を知らんや」。訳「どうして天命を知ろうか、いや、知らない」。

句法Q37.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

子ハ安クンゾ知ランレ之ヲ哉ヤ。
ア 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
イ 疑問(〜か。問いかけ)
ウ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:ウ 句法は「反語」。文末が「んや」で結ばれているので反語(Q30の「知る」なら疑問)。書き下し「子は安くんぞ之を知らんや」。訳「あなたはどうしてこれを知ろうか、いや、知るはずがない」。

句法Q38.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

何ゾ憂フルレ之ヲ。
ア 反語(どうして〜か、いや〜ない)
イ 疑問(〜か。問いかけ)
ウ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:イ 句法は「疑問」。書き下し「何ぞ之を憂ふる」。文末に「ん(や)」がなく連体形「憂ふる」で結ぶので疑問(「何ぞ之を憂へんや」なら反語)。訳「どうしてこれを心配するのか」。

句法Q39.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

安クンゾ得ン二虎子ヲ一哉ヤ。
ア 疑問(〜か。問いかけ)
イ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
ウ 否定(〜ず・〜なし)
エ 反語(どうして〜か、いや〜ない)

▶ 答え:エ 句法は「反語」。「安くんぞ…んや」は反語。「虎子」は2字なので一二点で返る。書き下し「安くんぞ虎子を得んや」。訳「どうして虎の子を得られようか、いや、得られない」。

句法Q40.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

王侯将相、寧クンゾ有ランレ種乎ヤ。
ア 疑問(〜か。問いかけ)
イ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
ウ 否定(〜ず・〜なし)
エ 反語(どうして〜か、いや〜ない)

▶ 答え:エ 句法は「反語」。「寧くんぞ…んや」は反語。「種」は「有らん」の主語なので「を」は送らない。書き下し「王侯将相、寧くんぞ種有らんや」。訳「王・諸侯・将軍・宰相になるのに、どうして決まった血筋などあろうか、いや、ない」。『史記』陳渉世家の言葉。

句法Q41.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

使ム二民ヲシテ耕サ一。
ア 使役(〜させる。使・令・教)
イ 受身(〜される。見・被・為〜所・於)
ウ 仮定条件(もし〜ならば)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:ア 句法は「使役」。書き下し「民をして耕さしむ」。

句法Q42.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

令ム二民ヲシテ安ンゼ一。
ア 使役(〜させる。使・令・教)
イ 受身(〜される。見・被・為〜所・於)
ウ 仮定条件(もし〜ならば)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:ア 句法は「使役」。「令…しむ」は使役。書き下し「民をして安んぜしむ」。訳「民を安心させる」。

句法Q43.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

令ム二民ヲシテ富マ一。
ア 受身(〜される。見・被・為〜所・於)
イ 使役(〜させる。使・令・教)
ウ 仮定条件(もし〜ならば)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:イ 句法は「使役」。「令…しむ」は使役。書き下し「民をして富ましむ」。訳「民を豊かにさせる」。

句法Q44.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

令ム二民ヲシテ習ハ一。
ア 受身(〜される。見・被・為〜所・於)
イ 仮定条件(もし〜ならば)
ウ 使役(〜させる。使・令・教)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:ウ 句法は「使役」。書き下し「民をして習はしむ」。

句法Q45.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

使ム二天下ヲシテ帰セ一。
ア 否定(〜ず・〜なし)
イ 受身(〜される。見・被・為〜所・於)
ウ 仮定条件(もし〜ならば)
エ 使役(〜させる。使・令・教)

▶ 答え:エ 句法は「使役」。「使…しむ」は使役。書き下し「天下をして帰せしむ」。訳「天下の人々を従わせる」。

句法Q46.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

使ム二子ヲシテ写サ一。
ア 受身(〜される。見・被・為〜所・於)
イ 仮定条件(もし〜ならば)
ウ 使役(〜させる。使・令・教)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:ウ 句法は「使役」。「使…しむ」は使役。書き下し「子をして写さしむ」。訳「子に書き写させる」。

句法Q47.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

令ム二民ヲシテ遷ラ一。
ア 受身(〜される。見・被・為〜所・於)
イ 使役(〜させる。使・令・教)
ウ 仮定条件(もし〜ならば)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:イ 句法は「使役」。「令…しむ」は使役。書き下し「民をして遷らしむ」。訳「民を移り住ませる」。

句法Q48.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

見ルレ笑ハ。
ア 使役(〜させる。使・令・教)
イ 受身(〜される。見・被・為〜所・於)
ウ 仮定条件(もし〜ならば)
エ 否定(〜ず・〜なし)

▶ 答え:イ 句法は「受身」。書き下し「笑はる」。

句法Q49.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

見ルレ用ヰ。
ア 仮定条件(もし〜ならば)
イ 使役(〜させる。使・令・教)
ウ 否定(〜ず・〜なし)
エ 受身(〜される。見・被・為〜所・於)

▶ 答え:エ 句法は「受身」。「見」は受身の目印。書き下し「用ゐらる」。訳「(人に)用いられる」。

句法Q50.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

被ルレ罰セ。
ア 受身(〜される。見・被・為〜所・於)
イ 使役(〜させる。使・令・教)
ウ 否定(〜ず・〜なし)
エ 仮定条件(もし〜ならば)

▶ 答え:ア 句法は「受身」。書き下し「罰せらる」。

句法Q51.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

見ルレ知ラ。
ア 受身(〜される。見・被・為〜所・於)
イ 否定(〜ず・〜なし)
ウ 使役(〜させる。使・令・教)
エ 仮定条件(もし〜ならば)

▶ 答え:ア 句法は「受身」。書き下し「知らる」。

句法Q52.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

為ル二法ノ所ト一レ禁ズル。
ア 使役(〜させる。使・令・教)
イ 否定(〜ず・〜なし)
ウ 仮定条件(もし〜ならば)
エ 受身(〜される。見・被・為〜所・於)

▶ 答え:エ 句法は「受身」。「AのBする所と為る」は受身で、返り点は「為二A所一レB」の形。書き下し「法の禁ずる所と為る」。訳「法に禁じられる」。

句法Q53.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

為ル二権臣ノ所ト一レ害スル。
ア 使役(〜させる。使・令・教)
イ 受身(〜される。見・被・為〜所・於)
ウ 否定(〜ず・〜なし)
エ 仮定条件(もし〜ならば)

▶ 答え:イ 句法は「受身」。「AのBする所と為る」は受身で、返り点は「為二A所一レB」の形。書き下し「権臣の害する所と為る」。訳「権力をもつ家臣に害される」。

句法Q54.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

為ル二漢ノ所ト一レ囲ム。
ア 使役(〜させる。使・令・教)
イ 否定(〜ず・〜なし)
ウ 受身(〜される。見・被・為〜所・於)
エ 仮定条件(もし〜ならば)

▶ 答え:ウ 句法は「受身」。「AのBする所と為る」は受身で、返り点は「為二A所一レB」の形。書き下し「漢の囲む所と為る」。訳「漢軍に囲まれる」。

句法Q55.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

如シ王命ゼバ。
ア 逆接(〜だけれども・たとえ〜でも・雖も)
イ 確定条件(〜ので・〜すると)
ウ 仮定条件(もし〜ならば)
エ 反語(どうして〜か、いや〜ない)

▶ 答え:ウ 句法は「仮定条件」。書き下し「如し王命ぜば」。

句法Q56.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

若シ許サバ。
ア 逆接(〜だけれども・たとえ〜でも・雖も)
イ 確定条件(〜ので・〜すると)
ウ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
エ 仮定条件(もし〜ならば)

▶ 答え:エ 句法は「仮定条件」。書き下し「若し許さば」。

句法Q57.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

如シ去ラバレ国ヲ。
ア 仮定条件(もし〜ならば)
イ 逆接(〜だけれども・たとえ〜でも・雖も)
ウ 確定条件(〜ので・〜すると)
エ 反語(どうして〜か、いや〜ない)

▶ 答え:ア 句法は「仮定条件」。「如し…(未然形+ば)」は「もし…ならば」。書き下し「如し国を去らば」。訳「もし国を去るならば」。

句法Q58.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

苟クモ務メバレ本ヲ。
ア 逆接(〜だけれども・たとえ〜でも・雖も)
イ 仮定条件(もし〜ならば)
ウ 確定条件(〜ので・〜すると)
エ 反語(どうして〜か、いや〜ない)

▶ 答え:イ 句法は「仮定条件」。「苟くも…(未然形+ば)」は「もし…ならば」。書き下し「苟くも本を務めば」。訳「もし根本に努めるならば」。

句法Q59.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

若シ捨テバレ之ヲ。
ア 逆接(〜だけれども・たとえ〜でも・雖も)
イ 確定条件(〜ので・〜すると)
ウ 仮定条件(もし〜ならば)
エ 反語(どうして〜か、いや〜ない)

▶ 答え:ウ 句法は「仮定条件」。「若し…(未然形+ば)」は「もし…ならば」。書き下し「若し之を捨てば」。訳「もしこれを捨てるならば」。

句法Q60.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

苟クモ尽クサバレ心ヲ。
ア 仮定条件(もし〜ならば)
イ 確定条件(〜ので・〜すると)
ウ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
エ 逆接(〜だけれども・たとえ〜でも・雖も)

▶ 答え:ア 句法は「仮定条件」。「苟くも…(未然形+ば)」は「もし…ならば」。書き下し「苟くも心を尽くさば」。訳「もし心を尽くすならば」。

句法Q61.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

若シ尚ババレ倹ヲ。
ア 反語(どうして〜か、いや〜ない)
イ 逆接(〜だけれども・たとえ〜でも・雖も)
ウ 確定条件(〜ので・〜すると)
エ 仮定条件(もし〜ならば)

▶ 答え:エ 句法は「仮定条件」。「若し…(未然形+ば)」は「もし…ならば」。書き下し「若し倹を尚ばば」。訳「もし倹約を尊ぶならば」。「尚べば」(已然形+ば)だと確定条件の形になる。

句法Q62.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

雖モレ小ナリト。
ア 逆接(〜だけれども・たとえ〜でも・雖も)
イ 仮定条件(もし〜ならば)
ウ 確定条件(〜ので・〜すると)
エ 累加(〜のみならず…も)

▶ 答え:ア 句法は「逆接」。「雖(いへども)」は下の語から返って読む字。書き下し「小なりと雖も」。訳「小さいといっても」。

句法Q63.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

縦ヒ難カラントモ。
ア 仮定条件(もし〜ならば)
イ 確定条件(〜ので・〜すると)
ウ 累加(〜のみならず…も)
エ 逆接(〜だけれども・たとえ〜でも・雖も)

▶ 答え:エ 句法は「逆接仮定」。書き下し「縦ひ難からんとも」。

句法Q64.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

縦ヒ遠クトモ。
ア 仮定条件(もし〜ならば)
イ 逆接(〜だけれども・たとえ〜でも・雖も)
ウ 累加(〜のみならず…も)
エ 確定条件(〜ので・〜すると)

▶ 答え:イ 句法は「逆接仮定」。書き下し「縦ひ遠くとも」。訳「たとえ遠くても」。形容詞に「とも」が付くときは連用形(遠く)。

句法Q65.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

縦ヒ敵強クトモ。
ア 確定条件(〜ので・〜すると)
イ 仮定条件(もし〜ならば)
ウ 逆接(〜だけれども・たとえ〜でも・雖も)
エ 累加(〜のみならず…も)

▶ 答え:ウ 句法は「逆接仮定」。主語「敵」が先、述語「強」があと。書き下し「縦ひ敵強くとも」。訳「たとえ敵が強くても」。形容詞に「とも」が付くときは連用形(強く)。

句法Q66.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

縦ヒ費ヤストモレ言ヲ。
ア 仮定条件(もし〜ならば)
イ 累加(〜のみならず…も)
ウ 確定条件(〜ので・〜すると)
エ 逆接(〜だけれども・たとえ〜でも・雖も)

▶ 答え:エ 句法は「逆接仮定」。書き下し「縦ひ言を費やすとも」。訳「たとえ多くの言葉を費やしても」。

句法Q67.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

春来タレバ。
ア 確定条件(〜ので・〜すると)
イ 逆接(〜だけれども・たとえ〜でも・雖も)
ウ 仮定条件(もし〜ならば)
エ 累加(〜のみならず…も)

▶ 答え:ア 句法は「確定条件」。目印の字がなく「已然形+ば」なので確定。書き下し「春来たれば」。訳「春が来ると」。

句法Q68.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

志立テバ。
ア 仮定条件(もし〜ならば)
イ 確定条件(〜ので・〜すると)
ウ 累加(〜のみならず…も)
エ 逆接(〜だけれども・たとえ〜でも・雖も)

▶ 答え:イ 句法は「確定条件」。目印の字がなく「已然形+ば」なので確定。書き下し「志立てば」。訳「志が立つと」。

句法Q69.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

流レ急ナレバ。
ア 仮定条件(もし〜ならば)
イ 確定条件(〜ので・〜すると)
ウ 逆接(〜だけれども・たとえ〜でも・雖も)
エ 累加(〜のみならず…も)

▶ 答え:イ 句法は「確定条件」。目印の字がなく「已然形+ば」なので確定。書き下し「流れ急なれば」。訳「流れが速いので」。

句法Q70.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

百聞ハ不レ如二一見ニ一。
ア 最上(〜に如くは無し。〜が一番)
イ 選択(いづれか。どちらが〜か)
ウ 比較(A は B に及ばない・〜より)
エ 限定(ただ〜のみ)

▶ 答え:ウ 句法は「比較」。書き下し「百聞は一見に如かず」。

句法Q71.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

巧詐ハ不レ如二拙誠ニ一。
ア 最上(〜に如くは無し。〜が一番)
イ 選択(いづれか。どちらが〜か)
ウ 比較(A は B に及ばない・〜より)
エ 限定(ただ〜のみ)

▶ 答え:ウ 句法は「比較」。書き下し「巧詐は拙誠に如かず」。

句法Q72.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

智ハ不レ如レ仁ニ。
ア 比較(A は B に及ばない・〜より)
イ 選択(いづれか。どちらが〜か)
ウ 限定(ただ〜のみ)
エ 最上(〜に如くは無し。〜が一番)

▶ 答え:ア 句法は「比較」。「AはBに如かず」は「AはBに及ばない」。書き下し「智は仁に如かず」。訳「知恵は思いやりに及ばない」。

句法Q73.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

知ルレ之ヲ者ハ不レ如二好ムレ之ヲ者ニ一。
ア 限定(ただ〜のみ)
イ 最上(〜に如くは無し。〜が一番)
ウ 選択(いづれか。どちらが〜か)
エ 比較(A は B に及ばない・〜より)

▶ 答え:エ 句法は「比較」。書き下し「之を知る者は之を好む者に如かず」。訳「(学問を)知っている者は、それを好む者に及ばない」。(論語・雍也)

句法Q74.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

好ムレ之ヲ者ハ不レ如二楽シムレ之ヲ者ニ一。
ア 最上(〜に如くは無し。〜が一番)
イ 選択(いづれか。どちらが〜か)
ウ 比較(A は B に及ばない・〜より)
エ 限定(ただ〜のみ)

▶ 答え:ウ 句法は「比較」。書き下し「之を好む者は之を楽しむ者に如かず」。訳「(学問を)好む者は、それを楽しむ者に及ばない」。(論語・雍也)

句法Q75.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

怠ルハ不レ如レ勉ムルニ。
ア 比較(A は B に及ばない・〜より)
イ 選択(いづれか。どちらが〜か)
ウ 最上(〜に如くは無し。〜が一番)
エ 限定(ただ〜のみ)

▶ 答え:ア 句法は「比較」。書き下し「怠るは勉むるに如かず」。訳「怠けるのは努めるのに及ばない(努めるほうがよい)」。

句法Q76.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

居ルハレ怨ミニ不レ如レ改ムルニレ過チヲ。
ア 最上(〜に如くは無し。〜が一番)
イ 比較(A は B に及ばない・〜より)
ウ 限定(ただ〜のみ)
エ 選択(いづれか。どちらが〜か)

▶ 答え:イ 句法は「比較」。書き下し「怨みに居るは過ちを改むるに如かず」。訳「恨みを抱き続けるのは、自分の過ちを改めるのに及ばない」。

句法Q77.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

知ルハレ子ヲ莫レ如レ父ニ。
ア 比較(A は B に及ばない・〜より)
イ 最上(〜に如くは無し。〜が一番)
ウ 限定(ただ〜のみ)
エ 選択(いづれか。どちらが〜か)

▶ 答え:イ 句法は「最上」。「Bに如くは莫し」は「Bに及ぶものはない=Bが一番」。書き下し「子を知るは父に如くは莫し」。訳「子を知ることでは父親が一番だ」。

句法Q78.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

求ムルハレ富ヲ莫レ如レ知ルニレ足ルヲ。
ア 比較(A は B に及ばない・〜より)
イ 選択(いづれか。どちらが〜か)
ウ 限定(ただ〜のみ)
エ 最上(〜に如くは無し。〜が一番)

▶ 答え:エ 句法は「最上」。書き下し「富を求むるは足るを知るに如くは莫し」。訳「富を求めるには、満足することを知るのが一番だ」。

句法Q79.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

用ヰルハレ人ヲ莫レ如レ取ルニレ長ヲ。
ア 比較(A は B に及ばない・〜より)
イ 限定(ただ〜のみ)
ウ 最上(〜に如くは無し。〜が一番)
エ 選択(いづれか。どちらが〜か)

▶ 答え:ウ 句法は「最上」。書き下し「人を用ゐるは長を取るに如くは莫し」。訳「人を用いるには長所を取るのが一番だ」。

句法Q80.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

国ノ宝ハ莫レ如レ賢ニ。
ア 最上(〜に如くは無し。〜が一番)
イ 限定(ただ〜のみ)
ウ 選択(いづれか。どちらが〜か)
エ 比較(A は B に及ばない・〜より)

▶ 答え:ア 句法は「最上」。書き下し「国の宝は賢に如くは莫し」。訳「国の宝としては賢人が一番だ」。

句法Q81.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

二者孰レカ賢ナル。
ア 比較(A は B に及ばない・〜より)
イ 疑問(〜か。問いかけ)
ウ 選択(いづれか。どちらが〜か)
エ 反語(どうして〜か、いや〜ない)

▶ 答え:ウ 句法は「選択」。書き下し「二者孰れか賢なる」。

句法Q82.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

仁ト勇ト孰レカ尊キ。
ア 選択(いづれか。どちらが〜か)
イ 疑問(〜か。問いかけ)
ウ 比較(A は B に及ばない・〜より)
エ 反語(どうして〜か、いや〜ない)

▶ 答え:ア 句法は「選択」。書き下し「仁と勇と孰れか尊き」。

句法Q83.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

守ルト攻ムルト孰レカ勝レル。
ア 疑問(〜か。問いかけ)
イ 比較(A は B に及ばない・〜より)
ウ 反語(どうして〜か、いや〜ない)
エ 選択(いづれか。どちらが〜か)

▶ 答え:エ 句法は「選択」。書き下し「守ると攻むると孰れか勝れる」。

句法Q84.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

唯ダ仁者ノミ愛スレ人ヲ。
ア 限定(ただ〜のみ)
イ 累加(〜のみならず…も)
ウ 比較(A は B に及ばない・〜より)
エ 最上(〜に如くは無し。〜が一番)

▶ 答え:ア 句法は「限定」。「唯だ…のみ」は限定。書き下し「唯だ仁者のみ人を愛す」。訳「ただ仁者だけが人を愛する」。

句法Q85.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

唯ダ道ノミ是レ務ム。
ア 比較(A は B に及ばない・〜より)
イ 最上(〜に如くは無し。〜が一番)
ウ 累加(〜のみならず…も)
エ 限定(ただ〜のみ)

▶ 答え:エ 句法は「限定」。「唯だ…のみ」は限定。書き下し「唯だ道のみ是れ務む」。訳「ただ道だけに努める」。

句法Q86.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

独リ善クス二其ノ身ヲ一。
ア 最上(〜に如くは無し。〜が一番)
イ 限定(ただ〜のみ)
ウ 累加(〜のみならず…も)
エ 比較(A は B に及ばない・〜より)

▶ 答え:イ 句法は「限定」。「独り」は「ただ〜だけ」。書き下し「独り其の身を善くす」。訳「ただ自分自身を善くするだけだ」。(孟子の「窮すれば則ち独り其の身を善くす」から)

句法Q87.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

唯ダ従フノミレ道ニ。
ア 最上(〜に如くは無し。〜が一番)
イ 累加(〜のみならず…も)
ウ 限定(ただ〜のみ)
エ 比較(A は B に及ばない・〜より)

▶ 答え:ウ 句法は「限定」。「唯だ…のみ」は限定。動詞「従」が先、「道」があとなのでレ点で返る。書き下し「唯だ道に従ふのみ」。訳「ただ道理に従うだけだ」。

句法Q88.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

不二唯ダニ利スルノミナラ一レ己ヲ、亦タ利スレ人ヲ。
ア 抑揚(〜すら、況んや…をや)
イ 限定(ただ〜のみ)
ウ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
エ 累加(〜のみならず…も)

▶ 答え:エ 句法は「累加」。「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに己を利するのみならず、亦た人を利す」。訳「自分を利するだけでなく、他人をも利する」。

句法Q89.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

不二唯ダニ修ムルノミナラ一レ己ヲ、亦タ安ンズレ人ヲ。
ア 限定(ただ〜のみ)
イ 抑揚(〜すら、況んや…をや)
ウ 累加(〜のみならず…も)
エ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)

▶ 答え:ウ 句法は「累加」。「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに己を修むるのみならず、亦た人を安んず」。訳「自分を修めるだけでなく、人を安心させもする」。

句法Q90.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

非ズ二唯ダニ蓄フルノミニ一レ財ヲ、亦タ積ムレ徳ヲ。
ア 累加(〜のみならず…も)
イ 抑揚(〜すら、況んや…をや)
ウ 限定(ただ〜のみ)
エ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)

▶ 答え:ア 句法は「累加」。「非唯(ただに…のみにあらず)…亦」は累加。書き下し「唯だに財を蓄ふるのみに非ず、亦た徳を積む」。訳「財産を蓄えるだけでなく、徳も積む」。

句法Q91.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

不二唯ダニ益スルノミナラ一レ世ニ、亦タ及ブ二万代ニ一。
ア 抑揚(〜すら、況んや…をや)
イ 累加(〜のみならず…も)
ウ 限定(ただ〜のみ)
エ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)

▶ 答え:イ 句法は「累加」。「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。「万代」は2字なので一二点で返る。書き下し「唯だに世に益するのみならず、亦た万代に及ぶ」。訳「世の中の役に立つだけでなく、遠い後の世にまで及ぶ」。

句法Q92.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

不二唯ダニ成スノミナラ一レ功ヲ、亦タ退クレ身ヲ。
ア 累加(〜のみならず…も)
イ 限定(ただ〜のみ)
ウ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
エ 抑揚(〜すら、況んや…をや)

▶ 答え:ア 句法は「累加」。「不唯(ただに…のみならず)…亦」は累加。書き下し「唯だに功を成すのみならず、亦た身を退く」。訳「手柄を立てるだけでなく、身を引きもする」。

句法Q93.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

死スラ且ツ不レ畏レ、況ンヤ其ノ余ヲヤ。
ア 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
イ 累加(〜のみならず…も)
ウ 抑揚(〜すら、況んや…をや)
エ 仮定条件(もし〜ならば)

▶ 答え:ウ 句法は「抑揚」。「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「死すら且つ畏れず、況んや其の余をや」。訳「死でさえ恐れない、ましてそのほかのことはなおさらだ」。

句法Q94.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

匹夫スラ不レ可カラレ奪フ、況ンヤ三軍ヲヤ。
ア 累加(〜のみならず…も)
イ 抑揚(〜すら、況んや…をや)
ウ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
エ 仮定条件(もし〜ならば)

▶ 答え:イ 句法は「抑揚」。「すら…況んや…をや」は抑揚。書き下し「匹夫すら奪ふべからず、況んや三軍をや」。訳「一人の男でさえ(志を)奪うことはできない、まして大軍ならなおさらだ」。

句法Q95.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

蟻スラ且ツ惜シムレ命ヲ、況ンヤ人ヲヤ。
ア 累加(〜のみならず…も)
イ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
ウ 仮定条件(もし〜ならば)
エ 抑揚(〜すら、況んや…をや)

▶ 答え:エ 句法は「抑揚」。書き下し「蟻すら且つ命を惜しむ、況んや人をや」。

句法Q96.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

寒士スラ且ツ守ルレ操ヲ、況ンヤ貴顕ヲヤ。
ア 抑揚(〜すら、況んや…をや)
イ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
ウ 仮定条件(もし〜ならば)
エ 累加(〜のみならず…も)

▶ 答え:ア 句法は「抑揚」。書き下し「寒士すら且つ操を守る、況んや貴顕をや」。

句法Q97.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

賢ナル哉カナ、回ヤ。
ア 反語(どうして〜か、いや〜ない)
イ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
ウ 抑揚(〜すら、況んや…をや)
エ 疑問(〜か。問いかけ)

▶ 答え:イ 句法は「詠嘆」。書き下し「賢なるかな、回や」。

句法Q98.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

遠キ哉カナ、其ノ道ヤ。
ア 反語(どうして〜か、いや〜ない)
イ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
ウ 抑揚(〜すら、況んや…をや)
エ 疑問(〜か。問いかけ)

▶ 答え:イ 句法は「詠嘆」。「哉(かな)」は詠嘆で、連体形につく(遠き)。書き下し「遠きかな、其の道や」。訳「遠いことだなあ、その道は」。

句法Q99.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

豈ニ不レ壮ナラ乎ヤ。
ア 反語(どうして〜か、いや〜ない)
イ 抑揚(〜すら、況んや…をや)
ウ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)
エ 疑問(〜か。問いかけ)

▶ 答え:ウ 句法は「詠嘆」。書き下し「豈に壮ならずや」。

句法Q100.次の漢文の句法の種類を、後のア〜エから選べ。

何ゾ其レ明ラカナル也ヤ。
ア 反語(どうして〜か、いや〜ない)
イ 抑揚(〜すら、況んや…をや)
ウ 疑問(〜か。問いかけ)
エ 詠嘆(〜かな・豈…ずや)

▶ 答え:エ 句法は「詠嘆」。書き下し「何ぞ其れ明らかなるや」。

▶ 漢文の解説・他のドリルは 漢文(解説×ドリル一覧) へ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました