📖 はじめての人は、先に 「置き字」の解説 で理屈を押さえると解きやすくなります。
縦書きの漢文(返り点つき)を読んで答える、入試形式の漢文ドリルです。スマホでも解けるよう、答え・書き下し・現代語訳は各問の下に表示しています。
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はじめに
漢文には、書いてあるのに読まない字=「置き字(おきじ)」があります。読まないかわりに、置かれた場所で意味のはたらきを示すのが特徴です。縦書きの漢文(返り点つき)を読んで、ア〜ウから選びましょう。
| 記号 | 置き字 | はたらき(読まないが、こう訳す) |
|---|---|---|
| 而 | 接続 | 前の語に「て・して」(順接)/「ども」(逆接)を添えて読む |
| 於・于・乎 | 前置詞 | 名詞の前。場所「に・で」/比較「より」/受身「に…られる」 |
| 矣・焉・兮 | 文末・句調 | 文の終わりや句の途中。断定・余韻・リズム。読まない |
鉄則 – 置き字そのものは読まない。 はたらきは前後の送り仮名に出る。 – 「於」の見分け … 形容詞・形容動詞の後=比較(より)/動詞+「る・らる」=受身(に…られる)/それ以外=場所・時・対象(に・で・を)や起点(より)。 – 「而」は前の語に「て・して」を添える。 字自体は声に出さない。
採点表
| 部 | 問題 | 目標 |
|---|---|---|
| 第1部 基礎 | Q1〜Q20 | 18/20 |
| 第2部 標準 | Q21〜Q50 | 24/30 |
| 第3部 応用 | Q51〜Q80 | 21/30 |
| 第4部 入試 | Q81〜Q100 | 13/20 |
【第1部】基礎(Q1〜Q20)
問題(Q1〜Q100)
置き字Q1.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「而」は読まない接続の置き字。前の語に「て」を添える。書き下し「学びて時に之を習ふ」。(論語)
置き字Q2.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は名詞の前に置く前置詞の置き字。下の「水」に「よりも」を添える。書き下し「氷は水よりも寒し」。比較。
置き字Q3.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「焉」は文末に置く置き字。読まない。書き下し「必ず師有り」。
置き字Q4.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「而」は接続の置き字。前に「にして」を添える。書き下し「三十にして立つ」。(論語)
置き字Q5.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は前置詞の置き字。書き下し「玉は石よりも貴し」。比較。
置き字Q6.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「兮」は詩の調子を整える置き字。読まない。書き下し「力は山を抜き」。(項羽・垓下歌)
置き字Q7.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「而」は接続の置き字。前に「して」を添える。書き下し「和して同ぜず」。(論語)
働きQ8.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「於」は場所を示す。書き下し「君子は朝に立つ」。「朝廷に立つ」。
働きQ9.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は比較。形容(動)詞の後で「〜より」。書き下し「霜葉は二月の花よりも紅なり」。(杜牧・山行)
働きQ10.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「治めらる」は受身。「於」は受身の相手を示す。書き下し「小人は人に治めらる」。(孟子の「力を労する者は人に治めらる」をもとにした文)
置き字Q11.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「而」は接続の置き字。書き下し「過ちて改めず」。(論語)
置き字Q12.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は前置詞の置き字。書き下し「苛政は虎よりも猛なり」。比較。(礼記)
置き字Q13.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「而」は接続の置き字。書き下し「死して後已む」。
働きQ14.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「於」は場所を示す。書き下し「京に学ぶ」。
働きQ15.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は比較。書き下し「海は河よりも深し」。
働きQ16.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「殺さる」は受身。書き下し「賊に殺さる」。「賊に殺される」。
置き字Q17.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「矣」は文末の置き字。読まない。書き下し「是を過ちと謂ふ」。
働きQ18.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「用ゐらる」は受身。書き下し「君に用ゐらる」。「主君に用いられる」。
働きQ19.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「於」は対象を示す。書き下し「師に問ふ」。「先生にたずねる」。
読み方Q20.傍線部の置き字の扱いとして正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「而」は置き字で読まない。前の「暖」に「にして」を添える。書き下し「春は暖にして花開く」。
働きQ21.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は比較。書き下し「金は木よりも堅し」。
働きQ22.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 後半「役せらる」は受身。書き下し「君子は物を役し、小人は物に役せらる」。(荀子)
働きQ23.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「於」は場所・対象。書き下し「斉に仕ふ」。「斉の国に仕える」。
働きQ24.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は比較。書き下し「泰山は丘よりも高し」。
働きQ25.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「笑はる」は受身。書き下し「人に笑はる」。「人に笑われる」。
置き字Q26.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「而」は接続の置き字。前に「て」を添える。書き下し「故きを温めて新しきを知る」。温故知新。(論語)
置き字Q27.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「矣」は文末の置き字。読まない。書き下し「以て師と為るべし」。(論語・温故知新の後半)
働きQ28.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「於」は場所。書き下し「山に隠る」。
働きQ29.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は比較。書き下し「命は泰山よりも重し」。
働きQ30.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「破らる」は受身。書き下し「敵に破らる」。「敵に破られる」。
書き下しQ31.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「於」は比較の置き字=「より」。「海は河よりも深し」。
書き下しQ32.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は対象を示し「に」。書き下し「師に問ふ」。
書き下しQ33.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 後半の「於」は受身の相手を示す置き字で、「治めらる」は受身。前半「治人」(人を治む)と後半「治於人」(人に治めらる)のちがいに注意。書き下し「心を労する者は人を治め、力を労する者は人に治めらる」。(孟子・滕文公上)
働きQ34.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「於」は対象。書き下し「己に求む」。「自分に求める」。(論語「君子求諸己」の趣旨)
働きQ35.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は比較。書き下し「鴻毛よりも軽し」。(司馬遷)
働きQ36.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「制せらる」は受身。書き下し「人に制せらる」。「人に支配される」。
置き字Q37.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「而」は接続の置き字。書き下し「敏にして学を好む」。(論語)
置き字Q38.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「焉」は文末の置き字。読まない。書き下し「三人行へば、必ず我が師有り」。(論語)
読み方Q39.傍線部の置き字の扱いとして正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「於」は読まない置き字。下の「石」に「よりも」を添える。書き下し「玉は石よりも美し」。
書き下しQ40.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は比較=「より」。書き下し「石は土よりも堅し」。
働きQ41.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「於」は対象。書き下し「君に告ぐ」。「主君に申し上げる」。
働きQ42.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は比較。書き下し「千金よりも貴し」。
働きQ43.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「欺かる」は受身。書き下し「友に欺かる」。「友に欺かれる」。
書き下しQ44.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は場所=「に」。「君子は朝に立つ」。
置き字Q45.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 傍線部「而」は接続(逆接)の置き字。前の語に「ども」を添えて「苦けれども」と読む。書き下し「良薬は口に苦けれども病に利あり」。(孔子家語)※二つの「於」は前置詞の置き字(「口に」「病に」)。
働きQ46.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「於」は時を示す(場所・時の仲間)。書き下し「今日に始まる」。
書き下しQ47.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「用ゐらる」は受身。「於世」=世に。「世に用ゐらる」。「世に用いられる」。
働きQ48.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は比較。書き下し「義は利よりも重し」。「正しい道は利益よりも重い」。
読み方Q49.傍線部の置き字の扱いとして正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「而」は置き字で読まない。前の「学び」に「て」を添える。書き下し「学びて厭はず」。(論語)
置き字Q50.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 傍線部「兮」は歌の調子を整える置き字。読まない。書き下し「風蕭蕭として易水寒し」。(史記・刺客列伝。荊軻が旅立つときの歌)=風はもの寂しく吹き、易水の流れは冷たい。
現代語訳Q51.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「役せらる」は受身、「於物」=物に。「物に使われる(物に振り回される)」。(荀子)
現代語訳Q52.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は比較=「より」。「氷は水よりも冷たい」。
書き下しQ53.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「殺さる」は受身。「於敵」=敵に。「敵に殺さる」。
現代語訳Q54.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は比較。「むごい政治は虎よりも恐ろしい」。(礼記)
書き下しQ55.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「而」は接続の置き字。前の語に「て」を添える。「学びて思はず」。(論語「学而不思則罔」より)
現代語訳Q56.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「於」は対象=「に」。「賢者にたずねる」。
書き下しQ57.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「於」は比較=「より」。書き下し「山よりも高し」。
現代語訳Q58.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「制せらる」は受身、「於人」=人に。「人に支配される」。
書き下しQ59.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「於」は場所・時=「に」。「乱世に生まる」。「乱れた世に生まれる」。
現代語訳Q60.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「而」は接続。「三十にして立つ」=三十歳で自立する。(論語)
書き下しQ61.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「笑はる」は受身。「於衆」=衆に。「衆に笑はる」。「多くの人に笑われる」。
現代語訳Q62.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「和して同ぜず」=協調するが安易に同調しない。「而」は接続の置き字。(論語)
書き下しQ63.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「於」は比較=「より」。「鼎(かなえ)よりも重し」。
現代語訳Q64.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「於」は場所=「に」。「門に立つ」。
書き下しQ65.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「破らる」は受身。「於楚」=楚に。「楚に破らる」。「楚の国に破られる」。
現代語訳Q66.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は比較。「海よりも深い」。
書き下しQ67.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「於」は対象=「に」。「天に告ぐ」。「天に申し上げる」。
現代語訳Q68.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「用ゐらる」は受身。「於国」=国に。「国に用いられる(登用される)」。
書き下しQ69.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「而」は接続の置き字。「敏にして学を好む」。(論語)
現代語訳Q70.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「於」は比較。「金よりも貴い」。
書き下しQ71.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は場所=「に」。「野に隠る」。
現代語訳Q72.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「欺かる」は受身。「於人」=人に。「人に欺かれる」。
書き下しQ73.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「於」は比較=「より」。「火よりも猛なり」。「火よりも激しい」。
現代語訳Q74.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「而」は接続。「学びて時に之を習ふ」=学んでは折にふれ復習する。(論語)
書き下しQ75.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「於」は対象=「に」。「魏に仕ふ」。「魏の国に仕える」。
現代語訳Q76.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「焉」は文末の置き字で読まない。「必ず師有り」=きっと手本となる人がいる。
働きQ77.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は比較。書き下し「前よりも厚し」。「以前より手厚い」。
働きQ78.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 「養はる」は受身。書き下し「親に養はる」。「親に養われる」。
働きQ79.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「於」は場所。書き下し「野に戦ふ」。「野原で戦う」。
読み方Q80.傍線部の置き字の扱いとして正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 「而」は読まない置き字。前の「死」に「して」を添える。書き下し「死して後已む」。
現代語訳Q81.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 杜牧「山行」。「於」は比較=「より」。「霜葉は二月の花よりも紅なり」。
書き下しQ82.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 礼記。「於」は比較。「苛政は虎よりも猛なり」=むごい政治は虎よりも恐ろしい。
置き字Q83.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 論語。傍線部「而」は接続の置き字。前の「泰」に「にして」を添える(後半の「而」も同じ)。書き下し「君子は泰にして驕らず、小人は驕りて泰ならず」=君子はゆったり落ち着いていて威張らないが、小人は威張っていて落ち着きがない。
現代語訳Q84.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 論語。「而」は接続。「君子は和して同ぜず」。
置き字Q85.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 荀子(勧学)。傍線部「焉」は文末の置き字。読まない。書き下し「土を積みて山を成せば、風雨興る」=土を積み上げて山にすれば、そこから風や雨が起こる(積み重ねが大きな力になる)。
現代語訳Q86.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 孟子。「治めらる」は受身、「於人」=人に。書き下し「力を労する者は人に治めらる」。
置き字Q87.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 項羽「垓下歌」。傍線部「兮」は詩の調子を整える置き字。読まない。「力は山を抜き、気は世を蓋ふ」。
書き下しQ88.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 論語。「諸」は「之於」を一字にした字で「これを〜に」と読む。書き下し「君子は諸を己に求め、小人は諸を人に求む」。「君子は(原因を)自分に求め、小人は他人に求める」。
現代語訳Q89.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 荀子。傍線部「而」は接続(逆接)の置き字。下の「於」は比較。「氷は水之を為して、水よりも寒し」。
置き字Q90.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 論語(述而)。「矣」は文末の置き字。読まない。書き下し「我仁を欲すれば、斯に仁至る」=自分から仁を求めれば、仁はすぐにやって来る。
働きQ91.傍線部「於」のはたらきとして最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 「於」は比較=「より」。書き下し「青は藍よりも青し」(荀子「青は之を藍より取りて、藍よりも青し」をもとにした文)。弟子が師にまさるたとえ(出藍の誉れ)。
書き下しQ92.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 孟子。文末「矣」は置き字で読まない。「雖」は下の「千万人」から返って読む。書き下し「千万人と雖も、吾往かん」=相手が大勢でも、私は信じる道を行く。
現代語訳Q93.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 孔子家語(Q45の「良薬は口に苦けれども病に利あり」に続く文)。傍線部「而」は逆接の接続、「於」は対象を示す置き字。書き下し「忠言は耳に逆らへども行ひに利あり」。
書き下しQ94.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 論語。「於」は対象=「に」。書き下し「己の欲せざる所、人に施す勿かれ」=自分が望まないことを、人にしてはならない。
現代語訳Q95.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 論語「過而不改、是謂過矣」。「而」は接続、文末の「矣」は置き字。書き下し「過ちて改めざる、是を過ちと謂ふ」=あやまちを改めないこと、それを本当のあやまちという。
書き下しQ96.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:イ 論語。「而」は接続の置き字。「学びて思はざれば則ち罔し」=学んでも考えなければ、ぼんやりして身につかない。
現代語訳Q97.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 老子。「於」は起点を示す置き字で、下の「足下」に「より」を添える。書き下し「千里の行も足下より始まる」=大事業も小さな一歩から。
置き字Q98.次の文の傍線部(置き字=読まない字)の種類を、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ア 論語。傍線部「而」は接続の置き字。「敏にして学を好み、下問を恥ぢず」。
現代語訳Q99.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 『国語』周語。「於」は比較。書き下し「民の口を防ぐは、川を防ぐよりも甚だし」=人々の言論をおさえつけるのは、川をせき止めるよりも危ない(せき止めた川があふれると多くの人を傷つける、と続く)。
書き下しQ100.次の漢文の書き下し文として正しいものを、後のア〜ウから選べ。
▶ 答え:ウ 論語。文末「矣」は置き字で読まない。「朝に真理を聞けたなら、その晩死んでもかまわない」。
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