古文「音便」の識別 100題ドリル|無料PDFと解答付き

古文 音便 の識別 100題ドリル 古文ドリル

イ・ウ・撥・促音便と形容詞音便を100問で見分ける

このページは「誰でも古典塾」が無料で配布する古典文法ドリルです。問題用PDF・解答用PDFを無料でダウンロードできます。印刷して手元で解いてもOK、このページに表示された問題を画面で解いてもOK。

📥 PDFダウンロード(無料・印刷可)

📝 問題編PDFをダウンロード

✅ 解答編PDFをダウンロード

A4・問題用は解答スペース付き/解答用は答えと解説

📖 識別の理屈を先に押さえたい方へ

解説記事「古文「音便」の識別 100題識別」を読む

このドリルでわかること

はじめに:音便4種類+形容詞音便

音便とは、発音しやすくするために音が変わる現象です。四段活用動詞の連用形+「て・たり」で起こり、行によって種類が決まります。

音便 起こる行(四段) 変化
① イ音便 カ行・ガ行 き・ぎ→い 書き→書
② ウ音便 ハ行 ひ→う 思ひて→思
③ 撥音便 バ行・マ行・ナ変 び・み・に→ん 飛びて→飛
④ 促音便 タ行・ラ行 ち・り→っ 立ちて→立

別枠:形容詞の音便

  • 形容詞のイ音便:連体形「き」→「い」(白雲→白雲)。
  • 形容詞のウ音便:連用形「く」→「う」(白て→白て)。

識別の鉄則

識別の鉄則(元に戻す)

  1. 「い・う・ん・っ」を見たら音便を疑い、元の連用形に戻す
  2. サ行四段(貸す・返す・申す)は連用形「し」のまま、音便化しない
  3. 形容詞の「い(連体)」「う(連用)」は別枠(動詞音便と区別)。

🎯 解き方のコツ(時短テクニック)

🎯 解き方のコツ(試験本番で3秒)

コツ① 音便のサインで4択

  • → イ音便(書いて=書き+て)。
  • → ウ音便(思うて=思ひ+て)/形容詞ウ音便(白うて=白く+て)。
  • → 撥音便(飛んで=飛び+て)。
  • → 促音便(立って=立ち+て)。

コツ② 動詞か形容詞かを見る

  • 「白い・美しい」など形容詞の連体形なら形容詞イ音便。
  • 「白うて・うれしう」など形容詞の連用形なら形容詞ウ音便。

コツ③ サ行四段は音便なし

  • 「貸して・申して・返して」は「し」のまま。音便化しない

よくある引っかけ

  • 「申して」を音便と誤る(サ行四段は音便なし)。
  • 「美しい」を動詞イ音便と誤る(形容詞のイ音便)。

問題(Q1〜Q100)

ここから100問を表示します。スマホでも解けるよう、答えと解説は各問の直下に表示しています。「解答が見えると解いた気にならない」という方は、上のPDFをダウンロードして印刷で解いてください。

【第1部】基礎編(Q1〜Q20)

4種類の動詞音便を、代表的な形で純粋に識別する。


Q1.次の傍線部はどの音便か答えよ。

文を書て奉る。

答え:イ音便 解説:カ行四段「書く」の連用形「書き」+て→「書いて」。き→いのイ音便。


Q2.次の傍線部はどの音便か答えよ。

舟を漕で行く。

答え:イ音便 解説:ガ行四段「漕ぐ」の連用形「漕ぎ」+て→「漕いで」。ぎ→いのイ音便(濁音化して「で」)。


Q3.次の傍線部はどの音便か答えよ。

鳥飛で去りぬ。

答え:撥音便 解説:バ行四段「飛ぶ」の連用形「飛び」+て→「飛んで」。び→んの撥音便。


Q4.次の傍線部はどの音便か答えよ。

て見れば。

答え:促音便 解説:タ行四段「立つ」の連用形「立ち」+て→「立って」。ち→っの促音便。


Q5.次の傍線部はどの音便か答えよ。

昔を思て泣く。

答え:ウ音便 解説:ハ行四段「思ふ」の連用形「思ひ」+て→「思うて」。ひ→うのウ音便。


Q6.次の傍線部はどの音便か答えよ。

文を読で聞かす。

答え:撥音便 解説:マ行四段「読む」の連用形「読み」+て→「読んで」。み→んの撥音便。


Q7.次の傍線部はどの音便か答えよ。

花咲てにほふ。

答え:イ音便 解説:カ行四段「咲く」の連用形「咲き」+て→「咲いて」。き→いのイ音便。


Q8.次の傍線部はどの音便か答えよ。

太刀を取て立つ。

答え:促音便 解説:ラ行四段「取る」の連用形「取り」+て→「取って」。り→っの促音便。


Q9.次の傍線部はどの音便か答えよ。

人を笑て興ず。

答え:ウ音便 解説:ハ行四段「笑ふ」の連用形「笑ひ」+て→「笑うて」。ひ→うのウ音便。


Q10.次の傍線部はどの音便か答えよ。

馬を呼で乗る。

答え:撥音便 解説:バ行四段「呼ぶ」の連用形「呼び」+て→「呼んで」。び→んの撥音便。


Q11.次の傍線部はどの音便か答えよ。

道を急で行く。

答え:イ音便 解説:ガ行四段「急ぐ」の連用形「急ぎ」+て→「急いで」。ぎ→いのイ音便。


Q12.次の傍線部はどの音便か答えよ。

敵を待て構ふ。

答え:促音便 解説:タ行四段「待つ」の連用形「待ち」+て→「待って」。ち→っの促音便。


Q13.次の傍線部はどの音便か答えよ。

鐘撞て知らす。

答え:イ音便 解説:カ行四段「撞く」の連用形「撞き」+て→「撞いて」。き→いのイ音便。


Q14.次の傍線部はどの音便か答えよ。

物を買て帰る。

答え:ウ音便 解説:ハ行四段「買ふ」の連用形「買ひ」+て→「買うて」。ひ→うのウ音便。


Q15.次の傍線部はどの音便か答えよ。

罪人死で果てぬ。

答え:撥音便 解説:ナ行変格活用「死ぬ」の連用形「死に」+て→「死んで」。に→んの撥音便。


Q16.次の傍線部はどの音便か答えよ。

縄を切て放つ。

答え:促音便 解説:ラ行四段「切る」の連用形「切り」+て→「切って」。り→っの促音便。


Q17.次の傍線部はどの音便か答えよ。

て臥しぬ。

答え:イ音便 解説:カ行四段「嘆く」の連用形「嘆き」+て→「嘆いて」。き→いのイ音便。


Q18.次の傍線部はどの音便か答えよ。

子を喜で抱く。

答え:撥音便 解説:バ行四段「喜ぶ」の連用形「喜び」+て→「喜んで」。び→んの撥音便。


Q19.次の傍線部はどの音便か答えよ。

手を払て立つ。

答え:ウ音便 解説:ハ行四段「払ふ」の連用形「払ひ」+て→「払うて」。ひ→うのウ音便。


Q20.次の傍線部はどの音便か答えよ。

馬に乗て駆く。

答え:促音便 解説:ラ行四段「乗る」の連用形「乗り」+て→「乗って」。り→っの促音便。


【第2部】標準編(Q21〜Q50)

4種類の動詞音便に加え、形容詞のイ音便・ウ音便を導入する。


Q21.次の傍線部はどの音便か答えよ。

雲のたなびく。

答え:形容詞のイ音便 解説:ク活用形容詞「白し」の連体形「白き」→「白い」。き→いのイ音便(形容詞)。体言「雲」を修飾。


Q22.次の傍線部はどの音便か答えよ。

雪を踏で歩く。

答え:撥音便 解説:マ行四段「踏む」の連用形「踏み」+て→「踏んで」。み→んの撥音便。


Q23.次の傍線部はどの音便か答えよ。

顔白て美し。

答え:形容詞のウ音便 解説:ク活用形容詞「白し」の連用形「白く」+て→「白うて」。く→うのウ音便(形容詞)。


Q24.次の傍線部はどの音便か答えよ。

杖をつて歩む。

答え:イ音便 解説:カ行四段「つく(突く)」の連用形「つき」+て→「ついて」。き→いのイ音便。


Q25.次の傍線部はどの音便か答えよ。

文を申て奉る。

答え:音便なし 解説:サ行四段「申す」の連用形「申し」+て。サ行四段は音便化せず「申して」のまま。


Q26.次の傍線部はどの音便か答えよ。

名を呼で招く。

答え:撥音便 解説:バ行四段「呼ぶ」の連用形「呼び」+て→「呼んで」。び→んの撥音便。


Q27.次の傍線部はどの音便か答えよ。

て喜ぶ。

答え:促音便 解説:タ行四段「勝つ」の連用形「勝ち」+て→「勝って」。ち→っの促音便。


Q28.次の傍線部はどの音便か答えよ。

美し花を見る。

答え:形容詞のイ音便 解説:シク活用形容詞「美し」の連体形「美しき」→「美しい」。き→いのイ音便(形容詞)。


Q29.次の傍線部はどの音便か答えよ。

笛を吹て遊ぶ。

答え:イ音便 解説:カ行四段「吹く」の連用形「吹き」+て→「吹いて」。き→いのイ音便。


Q30.次の傍線部はどの音便か答えよ。

主を慕て泣く。

答え:ウ音便 解説:ハ行四段「慕ふ」の連用形「慕ひ」+て→「慕うて」。ひ→うのウ音便。


Q31.次の傍線部はどの音便か答えよ。

都に住で年経ぬ。

答え:撥音便 解説:マ行四段「住む」の連用形「住み」+て→「住んで」。み→んの撥音便。


Q32.次の傍線部はどの音便か答えよ。

庭を掃て清む。

答え:イ音便 解説:カ行四段「掃く」の連用形「掃き」+て→「掃いて」。き→いのイ音便。


Q33.次の傍線部はどの音便か答えよ。

物を返て去る。

答え:音便なし 解説:サ行四段「返す」の連用形「返し」+て。サ行四段は音便化せず「返して」のまま。


Q34.次の傍線部はどの音便か答えよ。

山を望む。

答え:形容詞のイ音便 解説:ク活用形容詞「高し」の連体形「高き」→「高い」。き→いのイ音便(形容詞)。


Q35.次の傍線部はどの音便か答えよ。

縄を結で締む。

答え:撥音便 解説:バ行四段「結ぶ」の連用形「結び」+て→「結んで」。び→んの撥音便。


Q36.次の傍線部はどの音便か答えよ。

花散て跡もなし。

答え:促音便 解説:ラ行四段「散る」の連用形「散り」+て→「散って」。り→っの促音便。


Q37.次の傍線部はどの音便か答えよ。

うれし思ひ侍り。

答え:形容詞のウ音便 解説:シク活用形容詞「うれし」の連用形「うれしく」→「うれしう」。く→うのウ音便(形容詞)。


Q38.次の傍線部はどの音便か答えよ。

風防で立つ。

答え:イ音便 解説:ガ行四段「防ぐ」の連用形「防ぎ」+て→「防いで」。ぎ→いのイ音便。


Q39.次の傍線部はどの音便か答えよ。

雨をいとて籠る。

答え:ウ音便 解説:ハ行四段「いとふ」の連用形「いとひ」+て→「いとうて」。ひ→うのウ音便。


Q40.次の傍線部はどの音便か答えよ。

火を消て寝ぬ。

答え:音便なし 解説:サ行四段「消す」の連用形「消し」+て。サ行四段は音便化せず「消して」のまま。


Q41.次の傍線部はどの音便か答えよ。

薪を積で火を焚く。

答え:撥音便 解説:マ行四段「積む」の連用形「積み」+て→「積んで」。み→んの撥音便。


Q42.次の傍線部はどの音便か答えよ。

都へ帰て住む。

答え:促音便 解説:ラ行四段「帰る」の連用形「帰り」+て→「帰って」。り→っの促音便。


Q43.次の傍線部はどの音便か答えよ。

悲しこと多し。

答え:形容詞のイ音便 解説:シク活用形容詞「悲し」の連体形「悲しき」→「悲しい」。き→いのイ音便(形容詞)。


Q44.次の傍線部はどの音便か答えよ。

鐘を撞て暁を告ぐ。

答え:イ音便 解説:カ行四段「撞く」の連用形「撞き」+て→「撞いて」。き→いのイ音便。


Q45.次の傍線部はどの音便か答えよ。

米を積で蔵に納む。

答え:撥音便 解説:マ行四段「積む」の連用形「積み」+て→「積んで」。み→んの撥音便。


Q46.次の傍線部はどの音便か答えよ。

人を頼で待つ。

答え:撥音便 解説:マ行四段「頼む」の連用形「頼み」+て→「頼んで」。み→んの撥音便。


Q47.次の傍線部はどの音便か答えよ。

露を踏で行く。

答え:撥音便 解説:マ行四段「踏む」の連用形「踏み」+て→「踏んで」。み→んの撥音便。


Q48.次の傍線部はどの音便か答えよ。

の人集まる。

答え:形容詞のウ音便 解説:ク活用形容詞「多し」の連用形「多く」→「多う」。く→うのウ音便(形容詞)。


Q49.次の傍線部はどの音便か答えよ。

紙を漉て作る。

答え:イ音便 解説:カ行四段「漉く」の連用形「漉き」+て→「漉いて」。き→いのイ音便。


Q50.次の傍線部はどの音便か答えよ。

文を渡て去りぬ。

答え:音便なし 解説:サ行四段「渡す」の連用形「渡し」+て。サ行四段は音便化せず「渡して」のまま。


【第3部】応用編(Q51〜Q80)

ナ変の撥音便、紛らわしい形を見分ける。


Q51.次の傍線部はどの音便か答えよ。

主を恋ひ慕て泣く。

答え:ウ音便 解説:ハ行四段「慕ふ」の連用形「慕ひ」+て→「慕うて」。ひ→うのウ音便。


Q52.次の傍線部はどの音便か答えよ。

友、先に往でけり。

答え:撥音便 解説:ナ行変格活用「往ぬ」の連用形「往に」+て→「往んで」。に→んの撥音便。


Q53.次の傍線部はどの音便か答えよ。

弓引て射る。

答え:イ音便 解説:カ行四段「引く」の連用形「引き」+て→「引いて」。き→いのイ音便。


Q54.次の傍線部はどの音便か答えよ。

玉を磨て飾る。

答え:イ音便 解説:カ行四段「磨く(みがく)」の連用形「磨き」+て→「磨いて」。き→いのイ音便。


Q55.次の傍線部はどの音便か答えよ。

旗を立て進む。

答え:促音便 解説:タ行四段「立つ」の連用形「立ち」+て→「立って」。ち→っの促音便。


Q56.次の傍線部はどの音便か答えよ。

器に水を注で満たす。

答え:イ音便 解説:ガ行四段「注ぐ」の連用形「注ぎ」+て→「注いで」。ぎ→いのイ音便。


Q57.次の傍線部はどの音便か答えよ。

罪人とらへて縛て引く。

答え:促音便 解説:ラ行四段「縛る」の連用形「縛り」+て→「縛って」。り→っの促音便。


Q58.次の傍線部はどの音便か答えよ。

香を嗅で知る。

答え:イ音便 解説:ガ行四段「嗅ぐ」の連用形「嗅ぎ」+て→「嗅いで」。ぎ→いのイ音便。


Q59.次の傍線部はどの音便か答えよ。

恐ろしこそ覚ゆれ。

答え:形容詞のウ音便 解説:シク活用形容詞「恐ろし」の連用形「恐ろしく」→「恐ろしう」。く→うのウ音便(形容詞)。


Q60.次の傍線部はどの音便か答えよ。

母を呼で泣く。

答え:撥音便 解説:バ行四段「呼ぶ」の連用形「呼び」+て→「呼んで」。び→んの撥音便。


Q61.次の傍線部はどの音便か答えよ。

文を写て留む。

答え:音便なし 解説:サ行四段「写す」の連用形「写し」+て。サ行四段は音便化せず「写して」のまま。


Q62.次の傍線部はどの音便か答えよ。

道を歩て巡る。

答え:イ音便 解説:カ行四段「歩く」の連用形「歩き」+て→「歩いて」。き→いのイ音便。


Q63.次の傍線部はどの音便か答えよ。

太刀打て戦ふ。

答え:促音便 解説:タ行四段「打つ」の連用形「打ち」+て→「打って」。ち→っの促音便。


Q64.次の傍線部はどの音便か答えよ。

めでた侍る。

答え:形容詞のウ音便 解説:ク活用形容詞「めでたし」の連用形「めでたく」→「めでたう」。く→うのウ音便(形容詞)。


Q65.次の傍線部はどの音便か答えよ。

矢を継で射る。

答え:イ音便 解説:ガ行四段「継ぐ」の連用形「継ぎ」+て→「継いで」。ぎ→いのイ音便。


Q66.次の傍線部はどの音便か答えよ。

敵を睨で立つ。

答え:撥音便 解説:マ行四段「睨む」の連用形「睨み」+て→「睨んで」。み→んの撥音便。


Q67.次の傍線部はどの音便か答えよ。

山賊去て後静かなり。

答え:促音便 解説:ラ行四段「去る」の連用形「去り」+て→「去って」。り→っの促音便。


Q68.次の傍線部はどの音便か答えよ。

所に宿る。

答え:形容詞のイ音便 解説:ク活用形容詞「近し」の連体形「近き」→「近い」。き→いのイ音便(形容詞)。


Q69.次の傍線部はどの音便か答えよ。

帯を解て寛ぐ。

答え:イ音便 解説:カ行四段「解く」の連用形「解き」+て→「解いて」。き→いのイ音便。


Q70.次の傍線部はどの音便か答えよ。

酒を酌で人に勧む。

答え:撥音便 解説:マ行四段「酌む」の連用形「酌み」+て→「酌んで」。み→んの撥音便。


Q71.次の傍線部はどの音便か答えよ。

道問て尋ぬ。

答え:ウ音便 解説:ハ行四段「問ふ」の連用形「問ひ」+て→「問うて」。ひ→うのウ音便。


Q72.次の傍線部はどの音便か答えよ。

弓を負て立つ。

答え:ウ音便 解説:ハ行四段「負ふ」の連用形「負ひ」+て→「負うて」。ひ→うのウ音便。


Q73.次の傍線部はどの音便か答えよ。

波を凌で海を渡る。

答え:イ音便 解説:ガ行四段「凌ぐ」の連用形「凌ぎ」+て→「凌いで」。ぎ→いのイ音便。


Q74.次の傍線部はどの音便か答えよ。

物を盗で逃ぐ。

答え:撥音便 解説:マ行四段「盗む」の連用形「盗み」+て→「盗んで」。み→んの撥音便。


Q75.次の傍線部はどの音便か答えよ。

縄を固結ぶ。

答え:形容詞のウ音便 解説:ク活用形容詞「固し(かたし)」の連用形「固く」→「固う(かたう)」。く→うのウ音便(形容詞)。


Q76.次の傍線部はどの音便か答えよ。

鳥羽撃て落とす。

答え:促音便 解説:タ行四段「撃つ」の連用形「撃ち」+て→「撃って」。ち→っの促音便。


Q77.次の傍線部はどの音便か答えよ。

名を記て残す。

答え:音便なし 解説:サ行四段「記す」の連用形「記し」+て。サ行四段は音便化せず「記して」のまま。


Q78.次の傍線部はどの音便か答えよ。

賊往で跡なし。

答え:撥音便 解説:ナ行変格活用「往ぬ」の連用形「往に」+て→「往んで」。に→んの撥音便。


Q79.次の傍線部はどの音便か答えよ。

事を聞く。

答え:形容詞のイ音便 解説:ク活用形容詞「よし」の連体形「よき」→「よい」。き→いのイ音便(形容詞)。


Q80.次の傍線部はどの音便か答えよ。

雪掻て道つく。

答え:イ音便 解説:カ行四段「掻く」の連用形「掻き」+て→「掻いて」。き→いのイ音便。


【第4部】入試レベル(Q81〜Q100)

文脈の長い例文で、音便の種類を総合的に判断する。


Q81.次の傍線部はどの音便か答えよ。

旅の空にて、故郷を思て涙ぐむ。

答え:ウ音便 解説:ハ行四段「思ふ」の連用形「思ひ」+て→「思うて」。ひ→うのウ音便。


Q82.次の傍線部はどの音便か答えよ。

矢継ぎ早に弓を引て射る。

答え:イ音便 解説:カ行四段「引く」の連用形「引き」+て→「引いて」。き→いのイ音便。


Q83.次の傍線部はどの音便か答えよ。

敵を追て山深く入る。

答え:ウ音便 解説:ハ行四段「追ふ」の連用形「追ひ」+て→「追うて」。ひ→うのウ音便。


Q84.次の傍線部はどの音便か答えよ。

大将討たれて、軍勢みな逃げ散てけり。

答え:促音便 解説:ラ行四段「散る」の連用形「散り」+て→「散って」。り→っの促音便。


Q85.次の傍線部はどの音便か答えよ。

鐘を撞て、夜半を知らす。

答え:イ音便 解説:カ行四段「撞く」の連用形「撞き」+て→「撞いて」。き→いのイ音便。


Q86.次の傍線部はどの音便か答えよ。

老いの身を恨で、世を厭ふ。

答え:撥音便 解説:マ行四段「恨む」の連用形「恨み」+て→「恨んで」。み→んの撥音便。


Q87.次の傍線部はどの音便か答えよ。

いみじう恐ろし夢を見たり。

答え:形容詞のイ音便 解説:シク活用形容詞「恐ろし」の連体形「恐ろしき」→「恐ろしい」。き→いのイ音便(形容詞)。


Q88.次の傍線部はどの音便か答えよ。

主君の仰せを承て、急ぎ参る。

答え:促音便 解説:ラ行四段「承る」の連用形「承り」+て→「承って」。り→っの促音便。


Q89.次の傍線部はどの音便か答えよ。

文をしたためて、使ひに渡て遣はす。

答え:音便なし 解説:サ行四段「渡す」の連用形「渡し」+て。サ行四段は音便化せず「渡して」のまま。


Q90.次の傍線部はどの音便か答えよ。

笛をいとめでたく吹て、人々めづ。

答え:イ音便 解説:カ行四段「吹く」の連用形「吹き」+て→「吹いて」。き→いのイ音便。


Q91.次の傍線部はどの音便か答えよ。

大水出でて、橋を呑で押し流す。

答え:撥音便 解説:マ行四段「呑む」の連用形「呑み」+て→「呑んで」。み→んの撥音便。


Q92.次の傍線部はどの音便か答えよ。

馬を進めて、川を渡て向かふ。

答え:促音便 解説:ラ行四段「渡る」の連用形「渡り」+て→「渡って」。り→っの促音便。


Q93.次の傍線部はどの音便か答えよ。

心に深く恥ぢ入て、物も言はず。

答え:促音便 解説:ラ行四段「入る」の連用形「入り」+て→「入って」。り→っの促音便。


Q94.次の傍線部はどの音便か答えよ。

兵ども、櫓を組で守る。

答え:撥音便 解説:マ行四段「組む」の連用形「組み」+て→「組んで」。み→んの撥音便。


Q95.次の傍線部はどの音便か答えよ。

月いと明らかにして、道白見ゆ。

答え:形容詞のウ音便 解説:ク活用形容詞「白し」の連用形「白く」→「白う」。く→うのウ音便(形容詞)。


Q96.次の傍線部はどの音便か答えよ。

帝、いたく驚て、人を召す。

答え:イ音便 解説:カ行四段「驚く」の連用形「驚き」+て→「驚いて」。き→いのイ音便。


Q97.次の傍線部はどの音便か答えよ。

老法師、つひに往で帰らず。

答え:撥音便 解説:ナ行変格活用「往ぬ」の連用形「往に」+て→「往んで」。に→んの撥音便。


Q98.次の傍線部はどの音便か答えよ。

大臣、座を立て出で給ふ。

答え:促音便 解説:タ行四段「立つ」の連用形「立ち」+て→「立って」。ち→っの促音便。


Q99.次の傍線部はどの音便か答えよ。

御簾を巻て、月を眺む。

答え:イ音便 解説:カ行四段「巻く」の連用形「巻き」+て→「巻いて」。き→いのイ音便。


Q100.次の傍線部はどの音便か答えよ。

涙にむせで、言葉もつづかず。

答え:撥音便 解説:バ行四段「むせぶ」の連用形「むせび」+て→「むせんで」。び→んの撥音便。


もっとドリルを解きたい方へ

「誰でも古典塾」では、テーマ別に 83テーマ × 100題 = 8,300題 のドリルを無料配布しています。

👉 古文ドリル一覧ページを見る

👉 古典文法 識別解説の一覧ページを見る

📝 100問で文法を固めたら、本番形式で力試し!
学校の定期テストや入試前の総点検には、作品・単元ごとの 確認テスト(古文・漢文の定期テスト対策 一覧) がおすすめ。各テーマ20問+印刷用PDF付き。

コメント

タイトルとURLをコピーしました