古文の品詞分解を四択100問で鍛える無料ドリルです。品詞の判定、活用形、単語の区切り方、そして入試で狙われる「一語か二語か」「助動詞の文法的説明」まで、品詞分解に必要な力をこの1本で総点検します。スマホでも解けるよう、答え・解説は各問の下に表示しています。印刷用のPDFも下からどうぞ。
採点表
| 部 | 問題 | 目標 |
|---|---|---|
| 第1部 品詞判定(基礎) | Q1〜Q20 | 15/20 |
| 第2部 活用形(標準) | Q21〜Q50 | 22/30 |
| 第3部 区切り・分解(応用) | Q51〜Q80 | 21/30 |
| 第4部 入試型総合(入試レベル) | Q81〜Q100 | 14/20 |
🎯 解き方の鉄則
- まず「ネ」で文節に分ける=文節の頭が自立語、後ろが付属語。
- 活用形は「下に続く語」で決める=「ず」なら未然形、「けり・て」なら連用形、体言なら連体形。
- 形が同じときこそ下を見る=四段の終止形と連体形(例「いふ」)は、下に体言があるかで判断。
- 「なりけり」「ざりけり」は二語=言い切れる単語の単位まで分けるのが品詞分解。
【第1部】品詞判定(Q1〜Q20・基礎)
文節・自立語・付属語の考え方と、品詞の見分けの土台。解説記事の手順①②にあたります。
【第2部】活用形(Q21〜Q50・標準)
未然形〜命令形の六つを「下に続く語」から判定します。手順③の徹底練習です。
【第3部】区切り・分解(Q51〜Q80・応用)
「いくつの単語に分かれるか」「正しい区切りはどれか」。一語か二語か紛らわしい形もここで仕上げます。
【第4部】入試型総合(Q81〜Q100・入試レベル)
助動詞の文法的説明と「ぬ・ね・なり・に・し」の識別。入試の品詞分解問題の定番を集めました。
問題(Q1〜Q100)
品詞Q1.古文の一文を、「ネ」を入れて不自然にならない範囲で短く区切ったひとまとまりを何というか。
▶ 答え:イ 「今は(ネ)昔(ネ)…」と区切るかたまりが文節。品詞分解はまず文節に分けることから始める。
品詞Q2.単語のうち、それだけで意味が分かり、文節の先頭に立つ語を何というか。
▶ 答え:ウ 文節の頭に立つのが自立語。名詞・動詞・形容詞・形容動詞・副詞など。
品詞Q3.自立語は一つの文節にいくつあるか。
▶ 答え:ア 自立語は1文節に必ず一つ。付属語は0個のことも、いくつも続くこともある。
品詞Q4.付属語にあたる品詞の組み合わせとして正しいものを選べ。
▶ 答え:エ 単独では使えず、自立語の後ろにくっついて意味をそえる二つ。
品詞Q5.助動詞と助詞の違いとして正しいものを選べ。
▶ 答え:ア 「けり→けら・けり・ける…」と形が変わるのが助動詞。助詞は形が変わらない。
品詞Q6.用言にあたる品詞の組み合わせとして正しいものを選べ。
▶ 答え:イ 用言=活用する自立語の三つ。
品詞Q7.体言とは、どの品詞のことか。
▶ 答え:ウ 体言=名詞。「下に体言が続けば連体形」の形でよく使う用語。
品詞Q8.「庭の花いとうつくし。」の傍線部「いと」の品詞を選べ。
▶ 答え:ア 活用せず、下の用言「うつくし」を修飾する自立語=副詞。
品詞Q9.「庭の花いとうつくし。」の傍線部「うつくし」の品詞を選べ。
▶ 答え:エ 「し」で言い切る、活用する自立語=形容詞。
品詞Q10.「夜はいと静かなり。」の傍線部「静かなり」の品詞を選べ。
▶ 答え:ア 「なり」で言い切り、状態・性質を表す自立語=形容動詞。
品詞Q11.「あらゆる人、これを見る。」の傍線部「あらゆる」の品詞を選べ。
▶ 答え:イ 活用せず、体言「人」だけを修飾する=連体詞。
品詞Q12.「されば、人々みな笑ふ。」の傍線部「されば」の品詞を選べ。
▶ 答え:ウ 「そうであるから」と文と文をつなぐ自立語=接続詞。
品詞Q13.「あはれ、いみじき夜かな。」の傍線部「あはれ」の品詞を選べ。
▶ 答え:ア 「ああ」と感動を表して独立する語=感動詞。
品詞Q14.「山の桜咲く。」の傍線部「の」の品詞を選べ。
▶ 答え:エ 活用しない付属語=助詞(下の名詞を修飾する格助詞)。
品詞Q15.「翁、竹を取りけり。」の傍線部「けり」の品詞を選べ。
▶ 答え:イ 活用する付属語=助動詞。過去(〜た)の意味をそえる。
品詞Q16.「山の端に月出づ。」の傍線部「月」の品詞を選べ。
▶ 答え:ウ ものの名前を表す自立語=名詞(体言)。
品詞Q17.形容詞と形容動詞の言い切りの形の組み合わせとして正しいものを選べ。
▶ 答え:イ 「うつくし」(形容詞)、「静かなり」(形容動詞)。言い切りの形で品詞が分かる。
品詞Q18.副詞の説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:エ 「いと」「やうやう」など。イは連体詞、ウは感動詞。
品詞Q19.「人の心を知らず。」の傍線部「ず」の品詞を選べ。
▶ 答え:ウ 活用する付属語=助動詞。打消(〜ない)の意味をそえる。
品詞Q20.「やうやう白くなりゆく山ぎは」(枕草子)の傍線部「やうやう」の品詞を選べ。
▶ 答え:ア 「だんだん」の意。活用せず、用言「白くなりゆく」を修飾する副詞。
活用形Q21.活用形六つを正しい順に並べたものを選べ。
▶ 答え:ア 未然・連用・終止・連体・已然・命令。この順で必ず覚える。
活用形Q22.打消の助動詞「ず」が付くとき、すぐ上の語の活用形を選べ。
▶ 答え:ウ 「ず」は未然形につく。「ず」の上は自動的に未然形と決まる。
活用形Q23.過去の助動詞「けり」が付くとき、すぐ上の語の活用形を選べ。
▶ 答え:エ 「き・けり・つ・ぬ・たり・けむ・たし」は連用形につく組。
活用形Q24.下に体言(名詞)が続くとき、上の用言の活用形を選べ。
▶ 答え:イ 体言に連なる形だから連体形。
活用形Q25.「風吹けば、花散る。」の傍線部「吹け」の活用形を選べ。
▶ 答え:エ 已然形+ば=確定条件(風が吹くので・吹くと)。
活用形Q26.「風吹かば、花散らむ。」の傍線部「吹か」の活用形を選べ。
▶ 答え:ア 未然形+ば=仮定条件(もし風が吹いたら)。Q25と対で覚える。
活用形Q27.「花咲きけり。」の傍線部「咲き」の活用形を選べ。
▶ 答え:イ 下の「けり」が連用形につく助動詞だから。
活用形Q28.「庭に鳥鳴く。」(文末)の傍線部「鳴く」の活用形を選べ。
▶ 答え:ウ 文末で言い切る形=終止形(係り結びがない普通の文)。
活用形Q29.「咲く花を見る。」の傍線部「咲く」の活用形を選べ。
▶ 答え:エ 下に体言「花」。終止形と同じ形でも、下を見て連体形と決める。
活用形Q30.「はや行け。」の傍線部「行け」の活用形を選べ。
▶ 答え:ア 文末で命令して言い切っている=命令形。
活用形Q31.「花散りて、春過ぐ。」の傍線部「散り」の活用形を選べ。
▶ 答え:ウ 接続助詞「て」は連用形につく。
活用形Q32.「人の心を知らず。」の傍線部「知ら」の活用形を選べ。
▶ 答え:イ 下の「ず」が未然形につく助動詞だから。
活用形Q33.「うつくしき花あり。」の傍線部「うつくしき」の活用形を選べ。
▶ 答え:ア 下に体言「花」が続く形容詞の連体形。
活用形Q34.「静かなる夜、月を見る。」の傍線部「静かなる」の活用形を選べ。
▶ 答え:イ 下に体言「夜」が続く形容動詞の連体形。
活用形Q35.「月日静かに過ぐ。」の傍線部「静かに」の活用形を選べ。
▶ 答え:イ 下の用言「過ぐ」に連なる形容動詞の連用形。
活用形Q36.係助詞「ぞ・なむ・や・か」があるとき、文末(結び)の活用形を選べ。
▶ 答え:ウ 「ぞ・なむ・や・か」の結びは連体形。
活用形Q37.係助詞「こそ」があるとき、文末(結び)の活用形を選べ。
▶ 答え:エ 「こそ」の結びは已然形。
活用形Q38.「花ぞ咲きける。」の傍線部「ける」の活用形を選べ。
▶ 答え:イ 係助詞「ぞ」の結びで、過去「けり」が連体形「ける」になっている。
活用形Q39.「風こそ吹け。」の傍線部「吹け」の活用形を選べ。
▶ 答え:ア 「こそ」の結びだから已然形。命令形と同じ形だが、係り結びで判断する。
活用形Q40.「月を見む。」の傍線部「見」の活用形を選べ。
▶ 答え:ウ 下の「む」が未然形につく助動詞だから。
活用形Q41.「昔、男ありけり。」(伊勢物語)の傍線部「あり」の活用形を選べ。
▶ 答え:エ 下の「けり」が連用形につく助動詞だから。終止形と同じ形でも下で決める。
活用形Q42.「竹取の翁といふ者ありけり」(竹取物語)の「いふ」の活用形を選べ。
▶ 答え:ア 四段動詞は終止形と連体形が同形。下に体言「者」が続くので連体形。
活用形Q43.助動詞「べし」の接続(すぐ上の活用形)を選べ。
▶ 答え:イ 「らむ・べし・らし・めり・まじ・なり(伝聞・推定)」は終止形につく組。
活用形Q44.「人々みな行くべし。」の傍線部「行く」の活用形を選べ。
▶ 答え:ウ 「べし」は終止形につく(「行く」は四段動詞)。
活用形Q45.「奥に人あるべし。」の傍線部「ある」の活用形を選べ。
▶ 答え:ア 「あり」はラ行変格活用。「べし」はラ変型の語には連体形につく。
活用形Q46.「いざ、ともに死なむ。」の傍線部「死な」の活用形を選べ。
▶ 答え:エ 「死ぬ」はナ行変格活用。下の「む」が未然形につくから「死な」は未然形。
活用形Q47.「死にけり」の傍線部「死に」の活用形を選べ。
▶ 答え:ア 「けり」は連用形につく。「死なむ(未然)」「死にけり(連用)」を対で覚える。
活用形Q48.「花も咲かなむ。」(〜してほしい)の傍線部「咲か」の活用形を選べ。
▶ 答え:ウ 他への願望の終助詞「なむ」は未然形につく。
活用形Q49.「月を見て、歌をよむ。」の傍線部「見」の活用形を選べ。
▶ 答え:イ 「て」は連用形につく。「見る」は未然形・連用形が同形だが、下の「て」で決まる。
活用形Q50.活用形を見分けるいちばんのコツとして正しいものを選べ。
▶ 答え:エ 後ろの言葉(助動詞・助詞・体言など)が活用形を決める。これが品詞分解の最大の武器。
分解Q51.「ありけり」はいくつの単語に分かれるか。
▶ 答え:イ あり(動詞)/けり(助動詞)。動詞と助動詞は必ず切り分ける。
分解Q52.「咲きにけり」はいくつの単語に分かれるか。
▶ 答え:ウ 咲き/に(完了「ぬ」の連用形)/けり。「に」を見落とさない。
分解Q53.「花の色」はいくつの単語に分かれるか。
▶ 答え:ア 花/の(格助詞)/色。助詞も一語と数える。
分解Q54.「都へ行く人」を単語に分けたものとして正しいものを選べ。
▶ 答え:イ 名詞/格助詞/動詞(連体形)/名詞の四語。助詞を独立させる。
分解Q55.「庭の桜散る。」は何語に分かれるか。
▶ 答え:ア 庭/の/桜/散る。文節は「庭の/桜/散る」の三つだが、単語は四つ。
分解Q56.「思ひ出づ」(思い出す)はいくつの単語か。
▶ 答え:ア 二つの動詞が合体した複合動詞で、全体で一語。
分解Q57.「うち泣く」の説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:エ 接頭語は単語として切り離さない。「うち泣く」で一語。
分解Q58.「あはれなり」(しみじみと趣深い)の説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:ウ 状態を表して「なり」で言い切る形容動詞。「なり」まで含めて一語。
分解Q59.「静かならず」はいくつの単語に分かれるか。
▶ 答え:ア 静かなら(形容動詞の未然形)/ず(打消の助動詞)。
分解Q60.「これは夢なりけり。」の「なりけり」の説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:ウ 「〜であったなあ」。「なりけり」は必ず二語に分ける。
分解Q61.「ものも言はざりけり。」の「ざりけり」の説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:エ 「言わなかった」。ざり(ず)+けり、と助動詞が二つ並んでいる。
分解Q62.「帰るべかりけり」の「べかりけり」はいくつの単語か。
▶ 答え:ウ べかり(「べし」の連用形)/けり。
分解Q63.「行きたりけり」はいくつの単語に分かれるか。
▶ 答え:ウ 行き/たり(完了)/けり(過去)。助動詞は続けて並ぶ。
分解Q64.「知らざりけり」はいくつの単語に分かれるか。
▶ 答え:イ 知ら/ざり/けり。動詞一語+助動詞二語。
分解Q65.「野山にまじりて」(竹取物語)を単語に分けたものとして正しいものを選べ。
▶ 答え:イ 名詞/格助詞/動詞(連用形)/接続助詞の四語。「て」も一語。
分解Q66.「竹を取りつつ」(竹取物語)は何語に分かれるか。
▶ 答え:ウ 竹/を/取り/つつ。「つつ」は反復・継続の接続助詞で一語。
分解Q67.「よろづのことに使ひけり」(竹取物語)は何語に分かれるか。
▶ 答え:イ よろづ/の/こと/に/使ひ/けり。「けり」の上の「使ひ」は連用形。
分解Q68.「今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。」(竹取物語)は全部で何語に分かれるか。
▶ 答え:ウ 今/は/昔/竹取/の/翁/と/いふ/者/あり/けり、の十一語。
分解Q69.「うつくしからず」はいくつの単語か。
▶ 答え:ア うつくしから(形容詞の未然形)/ず。形容詞の活用語尾は切らない。
分解Q70.「あらず」はいくつの単語か。
▶ 答え:イ あら(ラ変「あり」の未然形)/ず。
分解Q71.「思ひけり」はいくつの単語か。
▶ 答え:ウ 思ひ(動詞の連用形)/けり。
分解Q72.「飛び立つ」はいくつの単語か。
▶ 答え:イ 複合動詞で一語。「思ひ出づ」と同じ仲間。
分解Q73.「山にあり」はいくつの単語か。
▶ 答え:イ 山/に(場所を示す格助詞)/あり。
分解Q74.「悲しければ」の「悲しけれ」の説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:エ 「悲しけれ」は形容詞の已然形でまるごと一語。活用語尾を切らない。
分解Q75.「寒かりけり」はいくつの単語か。
▶ 答え:ア 寒かり(形容詞の連用形)/けり。
分解Q76.「あはれなりけり」はいくつの単語か。
▶ 答え:イ あはれなり(形容動詞の連用形)/けり。「夢なりけり」(夢/なり/けりの三語)と違い、形容動詞は「なり」まで一語。
分解Q77.「春はあけぼの。」(枕草子)を単語に分けたものとして正しいものを選べ。
▶ 答え:イ 春/は(係助詞)/あけぼの、の三語。
分解Q78.「庭になし」はいくつの単語か。
▶ 答え:ア 庭/に(格助詞)/なし(形容詞)。
分解Q79.「ありがたし」(めったにない)の説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:ウ 全体で一語化した形容詞。「し」で言い切る。
分解Q80.「花咲きぬべし」はいくつの単語に分かれるか。
▶ 答え:ウ 花/咲き/ぬ/べし。助動詞「ぬ」「べし」をそれぞれ一語と数える。
識別Q81.「花咲きぬ。」の傍線部「ぬ」の文法的説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:ア 連用形「咲き」につくので完了。「咲いてしまった」。
識別Q82.「咲かぬ花もあり。」の傍線部「ぬ」の文法的説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:ウ 未然形「咲か」につき、下に体言「花」。「咲かない花」。
識別Q83.「ぬ」が完了か打消かを見分ける決め手として正しいものを選べ。
▶ 答え:イ 接続がすべて。完了「ぬ」は連用形に、打消「ず」は未然形につく。
識別Q84.「行かねば」の傍線部「ね」の文法的説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:ウ 未然形「行か」につく「ね」+ば=「行かないので」。
識別Q85.「はや行きね。」の傍線部「ね」の文法的説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:ア 連用形「行き」につくので完了系。「早く行ってしまえ」。
識別Q86.「これは夢なり。」の傍線部「なり」の文法的説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:エ 体言「夢」につくので断定。「これは夢である」。
識別Q87.「男もすなる日記といふものを」(土佐日記)の傍線部「なる」の文法的説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:ア サ変の終止形「す」につくので伝聞・推定。「男が書くという日記」。
識別Q88.「女もしてみむとてするなり」(土佐日記)の傍線部「なり」の文法的説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:イ サ変の連体形「する」につくので断定。「してみようと思ってするのである」。
識別Q89.「夜はいと静かなり。」の傍線部「なり」の説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:イ 状態を表す一語の形容動詞の言い切り。「静か+なり」と切らない。
識別Q90.次のうち、「に」が完了の助動詞「ぬ」の連用形であるものを選べ。
▶ 答え:ア 連用形「散り」につき、下に「けり」。「散ってしまった」。イは格助詞、ウは形容動詞の活用語尾、エは断定。
識別Q91.次のうち、「に」が断定の助動詞「なり」の連用形であるものを選べ。
▶ 答え:イ 「に+こそ+あれ(あり)」=「〜である」と訳せる「に」は断定。
識別Q92.次のうち、「し」が過去の助動詞「き」の連体形であるものを選べ。
▶ 答え:ウ 連用形「見」につき「見た人」と訳せる。ア・エは形容詞の一部、イは強意の副助詞。
識別Q93.「ふるさとのこと、おのづから思ひ出でらる。」の傍線部「らる」の意味として正しいものを選べ。
▶ 答え:エ 「思ひ出づ」など心情の動詞につく「る・らる」は自発(自然と〜される)。
識別Q94.「童に文を書かす。」の傍線部「す」の文法的説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:ア 「童に」とさせる相手がいて、下に尊敬語がない→使役。「書かせる」。
識別Q95.「帝、笑はせたまふ。」の傍線部「せ」の文法的説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:ウ 下に尊敬語「たまふ」を伴う「せたまふ」=最高敬語。帝自身の動作なので尊敬。
識別Q96.「花を見む。」の傍線部「む」の意味として正しいものを選べ。
▶ 答え:ア 自分の動作について「花を見よう」。未然形「見」につく。
識別Q97.「今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。」(竹取物語)の傍線部「けり」の文法的説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:イ 連用形「あり」につき、文末で言い切る終止形。「〜たのだった」。
識別Q98.「この花、咲きぬべし。」の傍線部「ぬ」の文法的説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:エ 連用形「咲き」につく。「ぬべし」=きっと咲くだろう(強意+推量)。
識別Q99.「三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。」(竹取物語)の傍線部「なる」の文法的説明として正しいものを選べ。
▶ 答え:エ 「三寸ほどである人」。下に体言「人」が続く断定「なり」の連体形。
識別Q100.「風吹けば、花散りぬべし。」は全部でいくつの単語に分かれるか。
▶ 答え:ウ 風/吹け(已然形)/ば/花/散り/ぬ/べし、の七語。100問おつかれさまでした!
まとめ
品詞分解は、①「ネ」で文節に分ける → ②自立語と付属語に分ける → ③用言は活用の種類と活用形を言う → ④付属語(助動詞・助詞)は接続で見分ける、の4手順がすべてです。迷った問題は、下の解説記事で手順を確かめてから、もう一度解き直してみてください。100問すべて根拠つきで答えられるようになれば、品詞分解は得点源になります。


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