古文「係り結びの応用(省略・流れ・逆接)」100題ドリル|無料PDFと解答付き

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係り結びの応用(結びの省略・結びの流れ・「こそ」の逆接・もぞ・もこそ)を四択で確かめる無料ドリルです。スマホでも解けるよう、答え・解説は各問の下に表示しています。印刷用のPDFも下からどうぞ。

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はじめに:係り結びは“崩れた形”で差がつく

基本の係り結び(ぞ・なむ・や・か→連体形、こそ→已然形)を覚えた人向けの応用編です。実際の入試古文でねらわれるのは、原則どおりにならない結びの省略(消滅)・結びの流れ・「こそ+已然形」の逆接。さらに「もぞ・もこそ」(〜すると困る)と文中の疑問の係助詞まで、四択100問でまとめて固めます。

分野
結びの省略(結びの消滅) 〜にや(あらむ)・〜とぞ(言ふ)
結びの流れ 結びの語に「ば・ど・に」が付いて文が続く
「こそ+已然形」の逆接 中垣こそあれ、…(〜はあるけれども)
もぞ・もこそ/文中の疑問 雨もぞ降る(降ると困る)・いづれの山か天に近き

🎯 解き方のコツ

  • 「〜にや。」「〜にか。」は「あらむ」を補う=結びの省略。「〜にこそ。」なら已然形「あらめ」を補う。
  • 結びの語に「ば・ど・ども・に」が付いて文が続いたら「結びの流れ」。省略=結びが無い/流れ=結びがあるのに完結しない、と区別する。
  • 「こそ…已然形、」で文が続けば多くは逆接(〜だが)。ただし必ずではなく、文脈で判断。
  • 「もぞ+連体形・もこそ+已然形」=「〜すると困る」(懸念)。単なる強意と訳さない。

採点表

問題 目標
第1部 基本+省略入門 Q1〜Q20 16/20
第2部 結びの省略 Q21〜Q50 24/30
第3部 流れ・逆接・疑問 Q51〜Q80 23/30
第4部 入試型総合 Q81〜Q100 15/20

問題(Q1〜Q100)

【第1部】基本のおさらい+省略入門(Q1〜Q20)

結びQ1.係り結びを起こす係助詞の組み合わせとして正しいものを選べ。

ア ぞ・なむ・や・か・こそ
イ は・も・しか・のみ・ばかり
ウ ば・と・ど・に・を
エ な・そ・かな・ばや

▶ 答え: 係り結びを起こす係助詞はこの5つだけ。文中に見つけたら文末(結び)の活用形に注意する。

結びQ2.「ぞ・なむ・や・か」を受けた結びの活用形として正しいものを選べ。

ア 終止形
イ 連体形
ウ 已然形
エ 命令形

▶ 答え: 「ぞ・なむ・や・か」→連体形。「こそ」だけが已然形。

結びQ3.「こそ」を受けた結びの活用形として正しいものを選べ。

ア 連体形
イ 終止形
ウ 已然形
エ 未然形

▶ 答え: 「こそ」→已然形。5つの中で「こそ」だけ別扱い。最も間違えやすいポイント。

結びQ4.係助詞「ぞ・なむ」の意味として正しいものを選べ。

ア 疑問
イ 反語
ウ 願望
エ 強意(強調)

▶ 答え: 「ぞ・なむ・こそ」は強意。訳には出さなくてよいことが多い。

結びQ5.係助詞「や・か」の意味として正しいものを選べ。

ア 強意
イ 疑問・反語
ウ 打消
エ 使役

▶ 答え: 「や・か」は疑問(〜か)または反語(〜だろうか、いや〜ない)。

結びQ6.次の歌で、係助詞「ぞ」を受けた結びの語を選べ。

白露に風の吹きしく秋の野はつらぬきとめぬ玉ぞ散りける(文屋朝康・百人一首)
ア 「ける」
イ 「吹きしく」
ウ 「とめぬ」
エ 「散り」

▶ 答え: 「ぞ」を受けて、過去の助動詞「けり」が連体形「ける」で結ばれている。

結びQ7.次の文の「ものぐるほしけれ」の活用形を選べ。

(つれづれなるままに、…)あやしうこそものぐるほしけれ。(徒然草・序段)
ア 終止形
イ 連体形
ウ 已然形
エ 命令形

▶ 答え: 「こそ」の結びなので、形容詞「ものぐるほし」は已然形「ものぐるほしけれ」になる。

結びQ8.次の文で「ける」が連体形になっている理由を選べ。

花なむ咲きける。
ア 過去の文だから
イ 係助詞「なむ」の結びだから
ウ 和歌だから
エ 「咲き」が連用形だから

▶ 答え: 「なむ」があるため、文末の「けり」が連体形「ける」で結ばれている。

結びQ9.次の文の説明として正しいものを選べ。

月こそ見ゆれ。
ア 「見ゆれ」は命令形である
イ 「こそ」は疑問を表す
ウ 「見ゆれ」は連体形である
エ 「こそ」を受けて「見ゆ」が已然形「見ゆれ」で結ばれている

▶ 答え: 「こそ」→已然形。動詞「見ゆ」(ヤ行下二段)の已然形が「見ゆれ」。

結びQ10.係り結びの「結び」とは何か。正しいものを選べ。

ア 文頭に置かれる感動詞
イ 係助詞そのもの
ウ 係助詞を受けて、文末(句末)で連体形・已然形になる語
エ 文の主語になる語

▶ 答え: 文中の係助詞に呼応して、文末の述語が特定の活用形で「結ばれる」。その語が「結び」。

省略Q11.「結びの省略」とはどのような現象か。正しいものを選べ。

ア 係助詞のほうが省かれる
イ 結びの語が省かれて文中に現れない
ウ 主語が省かれる
エ 助詞がすべて省かれる

▶ 答え: 係助詞があるのに、対応する結びの語そのものが文中に現れない現象。読み手が補って読む。

省略Q12.次の文で省略されている語を選べ。

いづくの山にや。
ア 「あらむ」
イ 「言ふ」
ウ 「見ゆ」
エ 「来」

▶ 答え: 「いづくの山にや(あらむ)」=「どこの山であろうか」。「にや」の下には「あらむ」を補うのが定石。

省略Q13.「〜にや」の下に補う「あらむ」の「む」の活用形を選べ。

ア 終止形
イ 連体形
ウ 已然形
エ 未然形

▶ 答え: 係助詞「や」の結びにあたるので連体形。「む」は終止形と連体形が同形。

省略Q14.「にや・にか」の「に」の文法的説明として正しいものを選べ。

ア 格助詞
イ 完了の助動詞「ぬ」の連用形
ウ 断定の助動詞「なり」の連用形
エ 接続助詞

▶ 答え: 「〜にや(あらむ)」の「に」は断定「なり」の連用形。「〜であろうか」という意味になる。

省略Q15.「結びの省略」は別名で何と呼ばれるか。

ア 結びの流れ
イ 結びの逆接
ウ 結びの転成
エ 結びの消滅

▶ 答え: 結びの語が表に出ていない点から「省略」、結びが成立していない点から「消滅」とも呼ぶ。同じ現象。

省略Q16.結びの省略が起こる理由として正しいものを選べ。

ア 言わなくても補って分かる定型表現だから
イ 文字数の制限があったから
ウ 文法の誤りが広まったから
エ 漢文の影響だから

▶ 答え: 「にや」の下の「あらむ」などは、当然補えるためにわざと省かれる。読み手が補う前提の表現。

結びQ17.次の文の係助詞を選べ。

名をば、さぬきの造となむいひける。(竹取物語・冒頭)
ア 「を」
イ 「ば」
ウ 「なむ」
エ 「ける」

▶ 答え: 「なむ」が係助詞。「を+ば」は格助詞「を」+係助詞「は」の濁音化で、係り結びは起こさない。

結びQ18.上と同じ文で、「なむ」の結びの語とその活用形の組み合わせとして正しいものを選べ。

名をば、さぬきの造となむいひける。(竹取物語・冒頭)
ア 「いひ」・連用形
イ 「ける」・連体形
ウ 「ける」・已然形
エ 結びは省略されている

▶ 答え: 「なむ」を受けて、過去の助動詞「けり」が連体形「ける」で結ばれている。

省略Q19.次の文で省略されている語として最も自然なものを選べ。

昔の人の歌とぞ。
ア 「言ふ(言ひける)」
イ 「あり」
ウ 「見る」
エ 「行く」

▶ 答え: 「とぞ(言ふ)」=「〜ということだ」。引用の「と」の下なので「言ふ」系の語を補う。

省略Q20.「とぞ。」「となむ。」の下に「言ふ」系の語を補う理由として正しいものを選べ。

ア 「と」が引用を表す格助詞だから
イ 「ぞ」が動詞だから
ウ 係助詞は動詞の一種だから
エ 和歌の決まりだから

▶ 答え: 「と」は引用の格助詞。引用の下に省かれるのは「言ふ・聞く」など発言系の語と決まってくる。

【第2部】結びの省略(Q21〜Q50)

省略Q21.次の文で省略されている語を選べ。

これも前世の契りにや。
ア 「あらむ」
イ 「ありけり」
ウ 「あれ」
エ 「あらず」

▶ 答え: 「にや(あらむ)」の型。係助詞「や」の結びとして連体形「あらむ」を補う。

省略Q22.上と同じ文の現代語訳として正しいものを選べ。

これも前世の契りにや。
ア 前世からの約束であってほしい
イ 前世からの約束であろうか
ウ 前世からの約束のはずがない
エ 前世からの約束であった

▶ 答え: 「〜にや(あらむ)」=「〜であろうか」。疑問の「や」のニュアンスを訳に出す。

省略Q23.次の文の結びについての説明として正しいものを選べ。

この花をなむ、撫子と言ひける。
ア 結びは省略されている
イ 「言ひ」が結びで連用形
ウ 「ける」が連体形で、正しく結ばれている
エ 「ける」は已然形になっている

▶ 答え: 「なむ」→「ける」(連体形)と、結びがそろっている通常の係り結び。省略と区別できるように。

省略Q24.次の文で省略されている語を選べ。

いとめでたき花にこそ。
ア 「あらむ」
イ 「あらめ」
ウ 「あれど」
エ 「ありける」

▶ 答え: 「にこそ」の下に補うのは已然形「あらめ」。「こそ」の結びは已然形だから。

省略Q25.「〜にこそ。」に「あらめ」(已然形)を補う理由として正しいものを選べ。

ア 「こそ」の結びは已然形だから
イ 過去の文だから
ウ 命令の文だから
エ 「こそ」の結びは連体形だから

▶ 答え: 補う語も係り結びの法則に従う。「や・か」なら連体形「あらむ」、「こそ」なら已然形「あらめ」。

省略Q26.次の文で省略されている語として最も自然なものを選べ。

翁、いと悲しと思ひけりとなむ。
ア 「あらむ」
イ 「あらめ」
ウ 「見ゆ」
エ 「言ひ伝へたる」(言ふ系の語)

▶ 答え: 「となむ(言ひ伝へたる)」の型。引用の「と」の下なので「言ふ」系を補う。

省略Q27.次の文の「とや」の下に補う語として最も自然なものを選べ。

鬼になりにけりとや。
ア 「あらむ」
イ 「言ふ」「聞く」など
ウ 「行く」
エ 「来」

▶ 答え: 「とや(言ふ・聞く)」=「〜ということだろうか」「〜とかいうことだ」。引用の「と」がポイント。

省略Q28.「にや」には「あらむ」、「とぞ」には「言ふ」を補う。この使い分けの理由として正しいものを選べ。

ア 「に」は断定の助動詞の連用形なので「あり」系を、「と」は引用の格助詞なので「言ふ」系を補う
イ どちらも「あり」を補ってよい
ウ どちらも「言ふ」を補ってよい
エ 補う語は常に「侍り」と決まっている

▶ 答え: 直前の語で決まる。断定「に」+や→あらむ、引用「と」+ぞ→言ふ。ここが省略攻略の核心。

省略Q29.次の文の「や」の意味を選べ。

もし鬼にやあらむ。
ア 強意
イ 反語と決まっている
ウ 疑問
エ 願望

▶ 答え: 「もしや鬼であろうか」という疑問。「にやあらむ」は疑問が基本。

省略Q30.次の文の「む」の活用形を選べ。

月の都の人にやあらむ。
ア 終止形
イ 已然形
ウ 未然形
エ 連体形

▶ 答え: 係助詞「や」の結びなので連体形。省略されずに「あらむ」まで書かれた完全形。

省略Q31.結びの省略を見抜く手がかりとして正しいものを選べ。

ア 係助詞が文中にないこと
イ 係助詞があるのに、それを受ける結びの語が見当たらないこと
ウ 文が長いこと
エ 主語が書かれていないこと

▶ 答え: 「ぞ・なむ・や・か・こそ」があるのに結びがない——その違和感が省略のサイン。

省略Q32.次の文の現代語訳として正しいものを選べ。

年のころ、二十(はたち)ばかりにや。
ア 二十歳になってほしい
イ 二十歳のはずがない
ウ ちょうど二十歳であった
エ 二十歳くらいであろうか

▶ 答え: 「にや(あらむ)」=「〜であろうか」。人物紹介でよく使われる形。

省略Q33.次の文で省略されている語を選べ。

これ、誰(た)がしわざにか。
ア 「言ふ」
イ 「聞く」
ウ 「あらむ」
エ 「来」

▶ 答え: 「にか(あらむ)」の型。「や」と同じく「か」も結びは連体形「あらむ」。

省略Q34.上と同じ文の現代語訳として正しいものを選べ。

これ、誰(た)がしわざにか。
ア 誰のしわざでもない
イ 誰のしわざであろうか
ウ 誰かにやってほしい
エ 誰のしわざだと言った

▶ 答え: 疑問語「誰」+「にか(あらむ)」=「誰の〜であろうか」。

省略Q35.「結びの省略」についての説明として正しいものを選べ。

ア 文法的な誤りで、悪文とされる
イ 後世の写し間違いで生じた
ウ 読み手が補うことを前提にした、確立した定型表現である
エ 会話文では使われない

▶ 答え: 省略=欠陥ではない。「〜にや」「〜にか」は補うことを前提とした定型として確立している。

省略Q36.次の文を、省略を補って訳したものとして正しいものを選べ。

これも仏の御しるしにこそ。
ア 仏のおしるしと言った
イ 仏のおしるしであるはずがない
ウ 仏のおしるしであってはならない
エ 仏のおしるしであるのだろう

▶ 答え: 「にこそ(あらめ)」=「〜であるのだろう」。「あらめ」(已然形)を補って訳す。

省略Q37.「にやあらむ」「にかあらむ」の訳の型として正しいものを選べ。

ア 〜であろうか
イ 〜してしまった
ウ 〜にちがいない
エ 〜するつもりだ

▶ 答え: 断定「に」+疑問「や・か」+推量「あらむ」=「〜であろうか」。

省略Q38.結びの省略が特に多く見られる場面として正しいものを選べ。

ア 漢文の訓読文
イ 会話文や心中文(心の中で思った内容)
ウ 和歌の枕詞
エ 法律の文章

▶ 答え: 会話や心中表現では、言わなくても通じる部分が省かれやすい。

省略Q39.次の文で省略されている語を選べ。

「はや帰りたまひね。」となむ。
ア 「あらむ」
イ 「あらめ」
ウ 「言ひける」
エ 「来にける」

▶ 答え: 会話の引用+「となむ(言ひける)」。「なむ」の結びなので連体形「言ひける」を補う。

省略Q40.「とぞ言ふ。」と省略せずに書いたとき、「言ふ」の活用形を選べ。

ア 未然形
イ 終止形
ウ 已然形
エ 連体形(「ぞ」の結び)

▶ 答え: 四段動詞「言ふ」は終止形と連体形が同形。ここは「ぞ」の結びなので連体形。

省略Q41.物語の末尾によくある「…となむ語り伝へたるとや。」の、最後の「とや」に省略されている語を選べ。

ア 「言ふ」「聞く」など
イ 「あらず」
ウ 「見ゆ」
エ 「おはす」

▶ 答え: 「とや(言ふ・聞く)」。物語の締めくくりの定型で、伝聞のぼかしを添える。

省略Q42.「にや」の「に」(断定の助動詞「なり」の連用形)が接続する語として正しいものを選べ。

ア 動詞の未然形
イ 体言(名詞)や連体形
ウ 已然形だけ
エ 命令形

▶ 答え: 断定「なり」は体言・連体形に付く。「山にや」「契りにや」のように上が名詞になっていることを確認。

省略Q43.次の文の「けむ」の活用形を選べ。

前世の報いにやありけむ。
ア 終止形
イ 已然形
ウ 連体形(「や」の結び)
エ 命令形

▶ 答え: 過去推量「けむ」は終止形と連体形が同形。ここは「や」の結びなので連体形。

省略Q44.次の文は結びの省略か。正しい説明を選べ。

花や咲く。
ア 省略である。「あらむ」を補う
イ 省略である。「言ふ」を補う
ウ 結びの流れである
エ 省略ではない。「咲く」(連体形)が結びとしてそろっている

▶ 答え: 四段「咲く」は終止形・連体形が同形。「や」の結びの連体形がきちんとあるので省略ではない。

省略Q45.次の文で起きている現象を選べ。

これは、狐のしわざにこそ。
ア 結びの省略
イ 結びの流れ
ウ 逆接用法
エ もぞ・もこそ

▶ 答え: 「にこそ(あらめ)」の型。結びの語が現れていないので省略(消滅)。

省略Q46.「とぞ。」で文が終わるときの訳し方として最も適切なものを選べ。

ア 〜してほしい
イ 〜ということだ
ウ 〜のはずがない
エ 〜しなさい

▶ 答え: 「とぞ(言ふ)」=「〜ということだ」。伝聞のかたちで文を結ぶ。

省略Q47.下に補う語が「あらめ」になるものを選べ。

ア 〜にや。
イ 〜にか。
ウ 〜にこそ。
エ 〜とぞ。

▶ 答え: 「にこそ」だけは「こそ」の結び=已然形「あらめ」。「にや・にか」は連体形「あらむ」。

省略Q48.次の文の現代語訳として正しいものを選べ。

これ、現(うつつ)にや。
ア これは現実であってほしい
イ これは現実にちがいない
ウ これは現実であろうか
エ これは現実だと言った

▶ 答え: 「にや(あらむ)」=「〜であろうか」。夢かうつつかを疑う場面の定番表現。

省略Q49.「静かに月を見る。」の「に」と「夢にや。」の「に」の説明として正しいものを選べ。

ア どちらも断定の助動詞
イ どちらも格助詞
ウ 前者は断定の助動詞、後者は形容動詞の語尾
エ 前者は形容動詞「静かなり」の連用形の活用語尾、後者は断定の助動詞「なり」の連用形

▶ 答え: 「静かに」は形容動詞ナリ活用の連用形。「夢にや」の「に」は体言「夢」に付く断定「なり」の連用形。

省略Q50.省略されている語の組み合わせとして正しいものを選べ。

ア 「にや」→「あらむ」、「とぞ」→「言ふ」
イ 「にや」→「言ふ」、「とぞ」→「あらむ」
ウ どちらも「あらむ」
エ どちらも「言ふ」

▶ 答え: 断定「に」の下は「あり」系、引用「と」の下は「言ふ」系。第2部の総まとめ。

【第3部】結びの流れ・「こそ」の逆接・文中の疑問(Q51〜Q80)

流れQ51.「結びの流れ」とはどのような現象か。正しいものを選べ。

ア 結びの語が省かれて文中に現れない
イ 結びになるはずの語に接続助詞などが付き、本来の活用形で言い切らずに文が後ろへ続いていく
ウ 「こそ」が已然形で結んだあとに逆接で文が続く
エ 係助詞が二つ重なって使われる

▶ 答え: 結びが文末まで貫徹せず、後続の節へ「流れて」いく現象。アは省略、ウは逆接用法。

流れQ52.次の文で起きている現象を選べ。

雨ぞ降りけれど、なほ出で立ちぬ。
ア 結びの省略
イ 逆接用法
ウ 結びの流れ
エ 正しい係り結びで完結している

▶ 答え: 「ぞ」の結びは本来連体形「ける」。接続助詞「ど」が付いて「けれど」となり、結びが流れた。

流れQ53.上と同じ文で、結びの流れを起こした接続助詞を選べ。

雨ぞ降りけれど、なほ出で立ちぬ。
ア 「を」
イ 「て」
ウ 「ば」
エ 「ど」

▶ 答え: 「けれ(已然形)+ど」。接続助詞「ど」が結びの完結をさまたげている。

流れQ54.次の文で起きている現象を選べ。

これなむ都鳥と言ふを聞きて
ア 結びの流れ
イ 結びの省略
ウ 逆接用法
エ もぞ・もこそ

▶ 答え: 「なむ」の結びになるはずの「言ふ」が「を聞きて」と後続に取り込まれ、文末まで完結していない。

流れQ55.「結びの省略」と「結びの流れ」の違いとして正しいものを選べ。

ア 同じ現象の別名である
イ 省略は結びの語そのものが現れない。流れは結びになるはずの語はあるが、本来の形で完結しない
ウ 省略は和歌だけ、流れは散文だけに起こる
エ 省略は誤文で、流れは正文である

▶ 答え: 結びの語が「無い」のが省略、「あるのに完結しない」のが流れ。判定の分かれ目。

流れQ56.次の文で、本来の結びの形(流れなかった場合の形)を選べ。

風なむ吹きければ、舟出ださず。
ア 吹きけれ
イ 吹きけり
ウ 吹きける
エ 吹かまし

▶ 答え: 「なむ」の結びは連体形「ける」のはず。「ば」が付いて「ければ」となり流れた。

流れQ57.結びの流れを起こしやすい語として正しいものを選べ。

ア 接続助詞「ば・ど・ども・に」など
イ 格助詞「の・が」
ウ 終助詞「かな」
エ 副助詞「だに」

▶ 答え: 結びになるはずの語に接続助詞が付くと、文がそこで終われず流れる。

流れQ58.次の文の結びについての説明として正しいものを選べ。

翁なむ、竹を取りつつ、よろづのことに使ひける。
ア 結びは省略されている
イ 「取りつつ」のところで流れている
ウ 「つつ」は係助詞である
エ 「使ひける」が連体形で、正しく結ばれている

▶ 答え: 文中に「つつ」があっても、文末に結び「ける」(連体形)がそろっていれば流れではない。

流れQ59.次の文で起きている現象を選べ。

母なむ、いみじう泣きけるを、見るもいと悲し。
ア 正しい係り結びで完結している
イ 結びの流れ
ウ 結びの省略
エ 逆接用法

▶ 答え: 結び「ける」に「を」が付いて文が後続へ続き、係り結びが完結していない=流れ。

流れQ60.「結びの流れ」についての説明として正しいものを選べ。

ア 書き手の文法ミスである
イ 後世の誤写で生じた
ウ 誤りではない。言葉が続いていく中で自然に起こる現象である
エ 現代語にしか見られない

▶ 答え: 流れ=失敗ではない。接続助詞が続いた結果の自然な現象で、文意を最後まで追えばよい。

流れQ61.次のA・Bの違いの説明として正しいものを選べ。

A 花ぞ咲きける。  B 花ぞ咲きければ、庭に出でぬ。
ア Aは係り結びが完結、Bは「ば」が付いて結びが流れている
イ どちらも結びの省略
ウ どちらも結びの流れ
エ Aが流れで、Bが完結している

▶ 答え: Aは「ぞ→ける(連体形)」で完結。Bは「ければ」と接続助詞が付いて流れた。

流れQ62.読んでいる文で結びの流れに出会ったときの対処として最も適切なものを選べ。

ア 係助詞を無視して捨てる
イ 文をそこで必ず切って読む
ウ 必ず反語に訳す
エ 結びが流れて文が続いていると捉え、文意を最後まで追う

▶ 答え: 流れを見つけたら「文がまだ続く」サイン。あわてず後続の節まで読み切る。

逆接Q63.「こそ+已然形」のあとに「、」で文が続くとき、多くなる意味を選べ。

ア 順接(〜ので)
イ 逆接(〜が・〜けれども)
ウ 並列(〜たり)
エ 比喩(〜のように)

▶ 答え: 「こそ…已然形、」で文が続けば逆接になることが多い。「〜は…だが」と訳す。

逆接Q64.次の文の「中垣こそあれ」の訳として正しいものを選べ。

中垣こそあれ、一つ家のやうなれば、望みて預かれるなり。(土佐日記)
ア 中垣があるので
イ 中垣がないので
ウ 中垣はあるけれども
エ 中垣があってほしい

▶ 答え: 「こそ+已然形(あれ)」のあとに文が続き、逆接「〜はあるけれども」となる有名な例。

逆接Q65.上と同じ文の「あれ」の活用形を選べ。

中垣こそあれ、一つ家のやうなれば、望みて預かれるなり。(土佐日記)
ア 已然形
イ 命令形
ウ 連体形
エ 終止形

▶ 答え: 「こそ」の結びなのでラ変動詞「あり」の已然形「あれ」。命令形と同形だが、ここは結び。

逆接Q66.次の文の現代語訳として正しいものを選べ。

男こそ泣きたれ、女はさらに泣かず。
ア 男は泣かず、女が泣いた
イ 男が泣くと困る
ウ 男も女も泣いた
エ 男は泣いたが、女はまったく泣かなかった

▶ 答え: 「こそ+已然形(たれ)、」で逆接。「さらに〜ず」は「まったく〜ない」。

逆接Q67.上と同じ文の「たれ」の文法的説明として正しいものを選べ。

男こそ泣きたれ、女はさらに泣かず。
ア 過去の助動詞「たり」の連体形
イ 完了(存続)の助動詞「たり」の已然形
ウ 断定の助動詞「たり」の命令形
エ 形容詞の活用語尾

▶ 答え: 連用形「泣き」に付く「たり」は完了(存続)。「こそ」の結びで已然形「たれ」。

逆接Q68.次の文の現代語訳として正しいものを選べ。

声こそ聞こゆれ、姿は見えず。
ア 声が聞こえると困る
イ 声も姿もはっきりしている
ウ 声は聞こえるが、姿は見えない
エ 声が聞こえてほしい

▶ 答え: 「こそ+已然形(聞こゆれ)、」の逆接。前後の対比(声⇔姿)にも注目。

逆接Q69.逆接用法のとき、係り結び自体はどうなっているか。正しいものを選べ。

ア 崩れていない。已然形で正しく結ばれた上で、文が後ろへ続いている
イ 完全に崩れている
ウ 結びが省略されている
エ 結びが連体形になっている

▶ 答え: 「こそ→已然形」は成立済み。その已然形のあとに別の節が続いて逆接の意味が生まれる。

逆接Q70.「こそ+已然形」のあとに文が続くとき、意味は必ず逆接になるか。正しいものを選べ。

ア 必ず逆接になる
イ 必ず順接になる
ウ 訳さなくてよい
エ 逆接が多いが、必ずではない。文脈で判断する

▶ 答え: 「多い」だけで「必ず」ではない。自動的に逆接と決めつけず、文意を確認する。

逆接Q71.次の文の説明として正しいものを選べ。

これこそ求めつる山なれ。
ア 逆接用法である
イ 文末の已然形「なれ」で完結しており、純粋な強意である
ウ 結びの流れである
エ 結びの省略である

▶ 答え: 已然形で文が終わっていれば、後続の節がないので逆接ではない。「これこそ〜だ」という強意。

逆接Q72.「こそ」の逆接用法を見抜くコツとして最も適切なものを選べ。

ア 係助詞を消して読む
イ 必ず「しかし」と訳す
ウ 已然形のところでいったん区切り、後ろに文が続くかを確かめる
エ 文末から逆に読む

▶ 答え: 「こそ…已然形」で一度区切る習慣をつけると、続きの有無=逆接かどうかが見える。

疑問Q73.次の歌の「来し」の「し」の活用形を選べ。

君や来し我や行きけむおもほえず夢か現か寝てか覚めてか(在原業平・伊勢物語/古今和歌集)
ア 終止形
イ 已然形
ウ 未然形
エ 連体形

▶ 答え: 文中の「や」を受けて、過去の助動詞「き」が連体形「し」になっている(来し=こし)。

疑問Q74.上と同じ歌の「君や来し」の「や」の意味を選べ。

君や来し我や行きけむおもほえず夢か現か寝てか覚めてか(在原業平・伊勢物語/古今和歌集)
ア 疑問
イ 強意
ウ 願望
エ 断定

▶ 答え: 「あなたが来たのか、私が行ったのか」という疑問。文中の「や・か」は疑問・反語。

疑問Q75.次の文の「近き」の活用形を選べ。

いづれの山か天に近き。
ア 終止形
イ 連体形
ウ 已然形
エ 語幹

▶ 答え: 「か」の結びなので、形容詞「近し」が連体形「近き」になっている。

疑問Q76.上と同じ文の現代語訳として正しいものを選べ。

いづれの山か天に近き。
ア どの山も天に近い
イ 山は天に近いはずがない
ウ どの山が天に近いのか
エ 天に近い山があってほしい

▶ 答え: 疑問語「いづれ」+「か」=疑問。「どの山が〜か」と訳す。

疑問Q77.次の文の現代語訳として正しいものを選べ。

たれかこの歌をよみける。
ア 誰がこの歌を詠んだのか
イ 誰もこの歌を詠まない
ウ 誰かがこの歌を詠んでほしい
エ この歌は誰にも詠めない

▶ 答え: 疑問語「たれ」+「か」の疑問文。結びは「ける」(連体形)。

疑問Q78.次の文の「かは」の意味を選べ。

花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。(徒然草)
ア 疑問
イ 反語
ウ 強意
エ 願望

▶ 答え: 「見るものだろうか、いや、そうではない」という反語。「やは・かは」は反語になりやすい。

疑問Q79.反語の訳し方として正しいものを選べ。

ア 〜してほしい
イ 〜だろう
ウ 〜しなさい
エ 〜か、いや〜ない

▶ 答え: 反語は問いの形で強く否定する表現。「〜だろうか、いや〜ない」まで訳し切る。

疑問Q80.「や・か」が疑問か反語かを決める手がかりとして最も適切なものを選べ。

ア 文の長さ
イ 係助詞の位置
ウ 文脈(あとに打消・否定的な内容が想定されるかどうか)
エ 音の響き

▶ 答え: 形だけでは決まらない。文脈で「答えを求めている=疑問」「強い否定=反語」を判断する。

【第4部】入試型総合(もぞ・もこそ+識別)(Q81〜Q100)

もぞもこそQ81.次の文の現代語訳として正しいものを選べ。

雨もぞ降る。
ア 雨がきっと降る
イ 雨が降ってほしい
ウ 雨が降ると困る
エ 雨は降らないだろう

▶ 答え: 「もぞ」=「〜すると困る・〜すると大変だ」という心配(懸念)を表す。

もぞもこそQ82.「もぞ・もこそ」が表す意味として正しいものを選べ。

ア 懸念(〜すると困る・〜すると大変だ)
イ 強意(訳さない)
ウ 過去の回想
エ 打消

▶ 答え: 単なる強意ではなく「困る・大変だ」という心配の気持ちを添える。入試頻出。

もぞもこそQ83.次の文の現代語訳として正しいものを選べ。

人もこそ聞け。
ア 人が聞いてくれるとうれしい
イ 人はまったく聞かない
ウ 人が聞くにちがいない
エ 人が聞くと困る

▶ 答え: 「もこそ」=「〜すると困る」。誰かに聞かれては大変だ、という場面の言い方。

もぞもこそQ84.「雨もぞ降る。」の「降る」の活用形を選べ。

雨もぞ降る。
ア 終止形
イ 連体形(「もぞ」の「ぞ」の結び)
ウ 已然形
エ 未然形

▶ 答え: 「ぞ」の結びなので連体形。四段「降る」は終止形と同形だが、係り結びとして連体形。

もぞもこそQ85.「人もこそ聞け。」の「聞け」の活用形を選べ。

人もこそ聞け。
ア 命令形
イ 終止形
ウ 已然形(「もこそ」の「こそ」の結び)
エ 未然形

▶ 答え: 「こそ」の結びなので已然形。「聞け」は命令形と同形だが、ここは命令ではない。

もぞもこそQ86.次の文の現代語訳として正しいものを選べ。

風もこそ吹け。
ア 風が吹くと困る
イ 風がきっと吹く
ウ 風が吹いてほしい
エ 風は吹かない

▶ 答え: 「もこそ+已然形」=懸念。「風が吹いては大変だ」という心配。

もぞもこそQ87.「もぞ・もこそ」の訳でやりがちな誤りとして正しいものを選べ。

ア 「も」を「また」と訳すこと
イ 連体形と已然形を区別すること
ウ 必ず疑問で訳すこと
エ 単なる強意として訳してしまうこと。「〜すると困る」という懸念で訳すのが正しい

▶ 答え: 「ぞ・こそ」単独なら強意だが、「もぞ・もこそ」は懸念。ここで差がつく。

総合Q88.次の文の「なむ」の文法的説明として正しいものを選べ。

花なむ咲きける。
ア 願望の終助詞
イ 係助詞(結び「ける」が連体形になっている)
ウ 完了の助動詞「ぬ」の未然形+推量の助動詞「む」
エ ナ変動詞の活用語尾の一部

▶ 答え: 体言「花」に付き、文末が連体形「ける」で結ばれている=係助詞の「なむ」。

総合Q89.次の文の「なむ」の文法的説明として正しいものを選べ。

いつしか梅咲かなむ。
ア 係助詞
イ 完了「ぬ」+推量「む」
ウ 願望の終助詞(未然形「咲か」に接続。「〜してほしい」)
エ 接続助詞

▶ 答え: 未然形「咲か」に付いて文末にある「なむ」は他への願望。「早く梅が咲いてほしい」。

総合Q90.次の文の「なむ」の文法的説明として正しいものを選べ。

この花、やがて散りなむ。
ア 完了の助動詞「ぬ」の未然形「な」+推量の助動詞「む」(「きっと散ってしまうだろう」)
イ 係助詞
ウ 願望の終助詞
エ 過去の助動詞

▶ 答え: 連用形「散り」に付く「なむ」は「な+む」の連語。強意+推量で「きっと〜だろう」。

総合Q91.「なむ」を識別するときの第一の手がかりとして正しいものを選べ。

ア 文の長さを見る
イ 和歌かどうかを見る
ウ 訳してみてから決める
エ 直前の語の活用形(接続)を確認する

▶ 答え: 体言・連用形など=係助詞、未然形=願望の終助詞、連用形+文末推量=な+む。まず接続。

総合Q92.次の文で起きている現象を選べ。

これは夢にや。
ア 結びの流れ
イ 結びの省略(「あらむ」を補う)
ウ 逆接用法
エ もぞ・もこそ

▶ 答え: 「にや(あらむ)」の型。結びの語が現れていない=省略(消滅)。

総合Q93.次の文で起きている現象を選べ。

橋をなむ渡りけるに、日暮れぬ。
ア 結びの省略
イ 正しい係り結びで完結している
ウ 結びの流れ(結び「ける」に「に」が付いて文が続く)
エ 逆接用法

▶ 答え: 結びになるはずの「ける」に接続助詞「に」が付き、文が後続へ流れている。

総合Q94.次の文で起きている現象を選べ。

花こそ散りぬれ、実はなほ枝に残れり。
ア 「こそ+已然形」の逆接用法
イ 結びの省略
ウ 結びの流れ
エ 願望表現

▶ 答え: 「こそ」→完了「ぬ」の已然形「ぬれ」で結んだあと文が続く。「花は散ったが〜」の逆接。

総合Q95.次の文の説明として正しいものを選べ。

鳥もぞ立つ。
ア 鳥がきっと飛び立つ(強意)
イ 鳥が飛び立ってほしい(願望)
ウ 鳥は飛び立たない(打消)
エ 鳥が飛び立つと困る(懸念)

▶ 答え: 「もぞ+連体形」=懸念。第4部の総合でも「もぞ・もこそ」は要注意。

総合Q96.傍線部「にや」の文法的説明として正しいものを選べ。(「これも前世の契りにや。」の「にや」)

ア 完了の助動詞+疑問の終助詞
イ 格助詞+間投助詞
ウ 断定の助動詞「なり」の連用形+係助詞「や」。下に「あらむ」が省略されている
エ 接続助詞+係助詞

▶ 答え: 入試の定番の問い方。「に」の正体(断定)と省略の指摘までセットで答えられるように。

総合Q97.次の文の「こそ」の用法の説明として正しいものを選べ。

中垣こそあれ、一つ家のやうなれば、(土佐日記)
ア 結びの省略
イ 「こそ」+已然形「あれ」で結ばれたあとに文が続く、逆接の用法
ウ 結びの流れ
エ 係り結びの誤用

▶ 答え: 已然形で正しく結ばれた上で文が続き、「〜はあるけれども」と逆接になる。

総合Q98.次の文の「なむ」の説明として正しいものを選べ。

名をば、さぬきの造となむいひける。(竹取物語・冒頭)
ア 係助詞。結びは連体形「ける」
イ 願望の終助詞
ウ 完了「ぬ」+推量「む」
エ ナ変動詞の活用語尾+「む」

▶ 答え: 引用「と」に付く係助詞。文末「ける」が連体形になっていることが決め手。

総合Q99.係り結びの応用問題を解くとき、最初にすべきこととして正しいものを選べ。

ア 現代語訳を先に作る
イ 主語をすべて補う
ウ 助動詞をすべて品詞分解する
エ 文中に係助詞(ぞ・なむ・や・か・こそ)があるかを探す

▶ 答え: 手順は「係助詞を探す→結びの活用形を確認する→原則どおりでなければ省略・流れ・逆接のどれかを判断する」。

総合Q100.用語と現象の組み合わせとして正しいものを選べ。

ア 「にや(あらむ)」=結びの流れ、「ければ、」=結びの省略
イ 「とぞ。」=逆接用法、「もぞ」=願望
ウ 「にや(あらむ)」=結びの省略、結びに「ば・ど」が付いて続く=結びの流れ、「こそ…已然形、」=逆接、「もぞ・もこそ」=懸念
エ すべて強意で訳せばよい

▶ 答え: 100題の総まとめ。4つの型の名前と意味を正しく結びつけられれば合格。

▶ 基本に戻りたい人は 係り結びの法則、理屈の整理は 係助詞の特別な用法、他のドリルは 古文ドリル一覧 へ。

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