古文「品詞分解」100題ドリル|無料PDFと解答付き

古文ドリル

古文の品詞分解を四択100問で鍛える無料ドリルです。品詞の判定、活用形、単語の区切り方、そして入試で狙われる「一語か二語か」「助動詞の文法的説明」まで、品詞分解に必要な力をこの1本で総点検します。スマホでも解けるよう、答え・解説は各問の下に表示しています。印刷用のPDFも下からどうぞ。

📥 PDFダウンロード(無料・印刷可)

📝 問題編PDF

✅ 解答・解説編PDF


採点表

問題 目標
第1部 品詞判定(基礎) Q1〜Q20 15/20
第2部 活用形(標準) Q21〜Q50 22/30
第3部 区切り・分解(応用) Q51〜Q80 21/30
第4部 入試型総合(入試レベル) Q81〜Q100 14/20

🎯 解き方の鉄則

  • まず「ネ」で文節に分ける=文節の頭が自立語、後ろが付属語。
  • 活用形は「下に続く語」で決める=「ず」なら未然形、「けり・て」なら連用形、体言なら連体形。
  • 形が同じときこそ下を見る=四段の終止形と連体形(例「いふ」)は、下に体言があるかで判断。
  • 「なりけり」「ざりけり」は二語=言い切れる単語の単位まで分けるのが品詞分解。

【第1部】品詞判定(Q1〜Q20・基礎)

文節・自立語・付属語の考え方と、品詞の見分けの土台。解説記事の手順①②にあたります。

【第2部】活用形(Q21〜Q50・標準)

未然形〜命令形の六つを「下に続く語」から判定します。手順③の徹底練習です。

【第3部】区切り・分解(Q51〜Q80・応用)

「いくつの単語に分かれるか」「正しい区切りはどれか」。一語か二語か紛らわしい形もここで仕上げます。

【第4部】入試型総合(Q81〜Q100・入試レベル)

助動詞の文法的説明と「ぬ・ね・なり・に・し」の識別。入試の品詞分解問題の定番を集めました。

問題(Q1〜Q100)

品詞Q1.古文の一文を、「ネ」を入れて不自然にならない範囲で短く区切ったひとまとまりを何というか。

ア 単語
イ 文節
ウ 段落
エ 品詞

▶ 答え: 「今は(ネ)昔(ネ)…」と区切るかたまりが文節。品詞分解はまず文節に分けることから始める。

品詞Q2.単語のうち、それだけで意味が分かり、文節の先頭に立つ語を何というか。

ア 付属語
イ 体言
ウ 自立語
エ 用言

▶ 答え: 文節の頭に立つのが自立語。名詞・動詞・形容詞・形容動詞・副詞など。

品詞Q3.自立語は一つの文節にいくつあるか。

ア 必ず一つ
イ 必ず二つ
ウ 0のこともある
エ 決まっていない

▶ 答え: 自立語は1文節に必ず一つ。付属語は0個のことも、いくつも続くこともある。

品詞Q4.付属語にあたる品詞の組み合わせとして正しいものを選べ。

ア 名詞と動詞
イ 副詞と連体詞
ウ 接続詞と感動詞
エ 助動詞と助詞

▶ 答え: 単独では使えず、自立語の後ろにくっついて意味をそえる二つ。

品詞Q5.助動詞と助詞の違いとして正しいものを選べ。

ア 助動詞は活用し、助詞は活用しない
イ 助詞は活用し、助動詞は活用しない
ウ どちらも活用する
エ どちらも活用しない

▶ 答え: 「けり→けら・けり・ける…」と形が変わるのが助動詞。助詞は形が変わらない。

品詞Q6.用言にあたる品詞の組み合わせとして正しいものを選べ。

ア 名詞・副詞
イ 動詞・形容詞・形容動詞
ウ 助動詞・助詞
エ 連体詞・接続詞

▶ 答え: 用言=活用する自立語の三つ。

品詞Q7.体言とは、どの品詞のことか。

ア 動詞
イ 形容詞
ウ 名詞
エ 副詞

▶ 答え: 体言=名詞。「下に体言が続けば連体形」の形でよく使う用語。

品詞Q8.「庭の花いとうつくし。」の傍線部「いと」の品詞を選べ。

ア 副詞
イ 形容詞
ウ 連体詞
エ 助動詞

▶ 答え: 活用せず、下の用言「うつくし」を修飾する自立語=副詞。

品詞Q9.「庭の花いとうつくし。」の傍線部「うつくし」の品詞を選べ。

ア 形容動詞
イ 副詞
ウ 動詞
エ 形容詞

▶ 答え: 「し」で言い切る、活用する自立語=形容詞。

品詞Q10.「夜はいと静かなり。」の傍線部「静かなり」の品詞を選べ。

ア 形容動詞
イ 形容詞
ウ 動詞
エ 助動詞

▶ 答え: 「なり」で言い切り、状態・性質を表す自立語=形容動詞。

品詞Q11.「あらゆる人、これを見る。」の傍線部「あらゆる」の品詞を選べ。

ア 動詞
イ 連体詞
ウ 副詞
エ 形容詞

▶ 答え: 活用せず、体言「人」だけを修飾する=連体詞。

品詞Q12.「されば、人々みな笑ふ。」の傍線部「されば」の品詞を選べ。

ア 副詞
イ 感動詞
ウ 接続詞
エ 助詞

▶ 答え: 「そうであるから」と文と文をつなぐ自立語=接続詞。

品詞Q13.「あはれ、いみじき夜かな。」の傍線部「あはれ」の品詞を選べ。

ア 感動詞
イ 形容動詞
ウ 副詞
エ 名詞

▶ 答え: 「ああ」と感動を表して独立する語=感動詞。

品詞Q14.「山桜咲く。」の傍線部「の」の品詞を選べ。

ア 助動詞
イ 接続詞
ウ 副詞
エ 助詞

▶ 答え: 活用しない付属語=助詞(下の名詞を修飾する格助詞)。

品詞Q15.「翁、竹を取りけり。」の傍線部「けり」の品詞を選べ。

ア 助詞
イ 助動詞
ウ 動詞
エ 形容詞

▶ 答え: 活用する付属語=助動詞。過去(〜た)の意味をそえる。

品詞Q16.「山の端に出づ。」の傍線部「月」の品詞を選べ。

ア 動詞
イ 副詞
ウ 名詞
エ 連体詞

▶ 答え: ものの名前を表す自立語=名詞(体言)。

品詞Q17.形容詞と形容動詞の言い切りの形の組み合わせとして正しいものを選べ。

ア 形容詞「なり」・形容動詞「し」
イ 形容詞「し」・形容動詞「なり・たり」
ウ どちらも「し」
エ どちらも「なり」

▶ 答え: 「うつくし」(形容詞)、「静かなり」(形容動詞)。言い切りの形で品詞が分かる。

品詞Q18.副詞の説明として正しいものを選べ。

ア 活用して文末に来る
イ 体言だけを修飾する
ウ 独立して感動を表す
エ 活用せず、主に用言を修飾する

▶ 答え: 「いと」「やうやう」など。イは連体詞、ウは感動詞。

品詞Q19.「人の心を知ら。」の傍線部「ず」の品詞を選べ。

ア 助詞
イ 動詞の一部
ウ 助動詞
エ 副詞

▶ 答え: 活用する付属語=助動詞。打消(〜ない)の意味をそえる。

品詞Q20.「やうやう白くなりゆく山ぎは」(枕草子)の傍線部「やうやう」の品詞を選べ。

ア 副詞
イ 形容詞
ウ 連体詞
エ 形容動詞

▶ 答え: 「だんだん」の意。活用せず、用言「白くなりゆく」を修飾する副詞。

活用形Q21.活用形六つを正しい順に並べたものを選べ。

ア 未然形→連用形→終止形→連体形→已然形→命令形
イ 連用形→未然形→終止形→已然形→連体形→命令形
ウ 未然形→連体形→終止形→連用形→命令形→已然形
エ 終止形→連体形→已然形→未然形→連用形→命令形

▶ 答え: 未然・連用・終止・連体・已然・命令。この順で必ず覚える。

活用形Q22.打消の助動詞「ず」が付くとき、すぐ上の語の活用形を選べ。

ア 連用形
イ 終止形
ウ 未然形
エ 已然形

▶ 答え: 「ず」は未然形につく。「ず」の上は自動的に未然形と決まる。

活用形Q23.過去の助動詞「けり」が付くとき、すぐ上の語の活用形を選べ。

ア 未然形
イ 終止形
ウ 連体形
エ 連用形

▶ 答え: 「き・けり・つ・ぬ・たり・けむ・たし」は連用形につく組。

活用形Q24.下に体言(名詞)が続くとき、上の用言の活用形を選べ。

ア 終止形
イ 連体形
ウ 已然形
エ 命令形

▶ 答え: 体言に連なる形だから連体形。

活用形Q25.「風吹けば、花散る。」の傍線部「吹け」の活用形を選べ。

ア 未然形
イ 命令形
ウ 終止形
エ 已然形

▶ 答え: 已然形+ば=確定条件(風が吹くので・吹くと)。

活用形Q26.「風吹かば、花散らむ。」の傍線部「吹か」の活用形を選べ。

ア 未然形
イ 已然形
ウ 連用形
エ 終止形

▶ 答え: 未然形+ば=仮定条件(もし風が吹いたら)。Q25と対で覚える。

活用形Q27.「花咲きけり。」の傍線部「咲き」の活用形を選べ。

ア 終止形
イ 連用形
ウ 未然形
エ 連体形

▶ 答え: 下の「けり」が連用形につく助動詞だから。

活用形Q28.「庭に鳥鳴く。」(文末)の傍線部「鳴く」の活用形を選べ。

ア 連体形
イ 已然形
ウ 終止形
エ 連用形

▶ 答え: 文末で言い切る形=終止形(係り結びがない普通の文)。

活用形Q29.「咲く花を見る。」の傍線部「咲く」の活用形を選べ。

ア 終止形
イ 連用形
ウ 未然形
エ 連体形

▶ 答え: 下に体言「花」。終止形と同じ形でも、下を見て連体形と決める。

活用形Q30.「はや行け。」の傍線部「行け」の活用形を選べ。

ア 命令形
イ 已然形
ウ 終止形
エ 未然形

▶ 答え: 文末で命令して言い切っている=命令形。

活用形Q31.「花散りて、春過ぐ。」の傍線部「散り」の活用形を選べ。

ア 終止形
イ 連体形
ウ 連用形
エ 未然形

▶ 答え: 接続助詞「て」は連用形につく。

活用形Q32.「人の心を知らず。」の傍線部「知ら」の活用形を選べ。

ア 連用形
イ 未然形
ウ 終止形
エ 已然形

▶ 答え: 下の「ず」が未然形につく助動詞だから。

活用形Q33.「うつくしき花あり。」の傍線部「うつくしき」の活用形を選べ。

ア 連体形
イ 終止形
ウ 連用形
エ 已然形

▶ 答え: 下に体言「花」が続く形容詞の連体形。

活用形Q34.「静かなる夜、月を見る。」の傍線部「静かなる」の活用形を選べ。

ア 終止形
イ 連体形
ウ 已然形
エ 連用形

▶ 答え: 下に体言「夜」が続く形容動詞の連体形。

活用形Q35.「月日静かに過ぐ。」の傍線部「静かに」の活用形を選べ。

ア 終止形
イ 連用形
ウ 連体形
エ 未然形

▶ 答え: 下の用言「過ぐ」に連なる形容動詞の連用形。

活用形Q36.係助詞「ぞ・なむ・や・か」があるとき、文末(結び)の活用形を選べ。

ア 已然形
イ 終止形
ウ 連体形
エ 命令形

▶ 答え: 「ぞ・なむ・や・か」の結びは連体形。

活用形Q37.係助詞「こそ」があるとき、文末(結び)の活用形を選べ。

ア 終止形
イ 連体形
ウ 命令形
エ 已然形

▶ 答え: 「こそ」の結びは已然形。

活用形Q38.「花ぞ咲きける。」の傍線部「ける」の活用形を選べ。

ア 終止形
イ 連体形
ウ 已然形
エ 未然形

▶ 答え: 係助詞「ぞ」の結びで、過去「けり」が連体形「ける」になっている。

活用形Q39.「風こそ吹け。」の傍線部「吹け」の活用形を選べ。

ア 已然形
イ 命令形
ウ 終止形
エ 連用形

▶ 答え: 「こそ」の結びだから已然形。命令形と同じ形だが、係り結びで判断する。

活用形Q40.「月をむ。」の傍線部「見」の活用形を選べ。

ア 連用形
イ 終止形
ウ 未然形
エ 連体形

▶ 答え: 下の「む」が未然形につく助動詞だから。

活用形Q41.「昔、男ありけり。」(伊勢物語)の傍線部「あり」の活用形を選べ。

ア 終止形
イ 未然形
ウ 已然形
エ 連用形

▶ 答え: 下の「けり」が連用形につく助動詞だから。終止形と同じ形でも下で決める。

活用形Q42.「竹取の翁といふ者ありけり」(竹取物語)の「いふ」の活用形を選べ。

ア 連体形
イ 終止形
ウ 連用形
エ 已然形

▶ 答え: 四段動詞は終止形と連体形が同形。下に体言「者」が続くので連体形。

活用形Q43.助動詞「べし」の接続(すぐ上の活用形)を選べ。

ア 未然形
イ 終止形(ラ変型には連体形)
ウ 連用形
エ 已然形

▶ 答え: 「らむ・べし・らし・めり・まじ・なり(伝聞・推定)」は終止形につく組。

活用形Q44.「人々みな行くべし。」の傍線部「行く」の活用形を選べ。

ア 連体形
イ 連用形
ウ 終止形
エ 未然形

▶ 答え: 「べし」は終止形につく(「行く」は四段動詞)。

活用形Q45.「奥に人あるべし。」の傍線部「ある」の活用形を選べ。

ア 連体形
イ 終止形
ウ 命令形
エ 已然形

▶ 答え: 「あり」はラ行変格活用。「べし」はラ変型の語には連体形につく。

活用形Q46.「いざ、ともに死なむ。」の傍線部「死な」の活用形を選べ。

ア 連用形
イ 終止形
ウ 已然形
エ 未然形

▶ 答え: 「死ぬ」はナ行変格活用。下の「む」が未然形につくから「死な」は未然形。

活用形Q47.「死にけり」の傍線部「死に」の活用形を選べ。

ア 連用形
イ 未然形
ウ 終止形
エ 連体形

▶ 答え: 「けり」は連用形につく。「死なむ(未然)」「死にけり(連用)」を対で覚える。

活用形Q48.「花も咲かなむ。」(〜してほしい)の傍線部「咲か」の活用形を選べ。

ア 連用形
イ 已然形
ウ 未然形
エ 終止形

▶ 答え: 他への願望の終助詞「なむ」は未然形につく。

活用形Q49.「月をて、歌をよむ。」の傍線部「見」の活用形を選べ。

ア 未然形
イ 連用形
ウ 終止形
エ 命令形

▶ 答え: 「て」は連用形につく。「見る」は未然形・連用形が同形だが、下の「て」で決まる。

活用形Q50.活用形を見分けるいちばんのコツとして正しいものを選べ。

ア すぐ上の語を見る
イ 語の長さで決める
ウ 先に現代語訳して感覚で決める
エ 下に何が続いているかを見る

▶ 答え: 後ろの言葉(助動詞・助詞・体言など)が活用形を決める。これが品詞分解の最大の武器。

分解Q51.「ありけり」はいくつの単語に分かれるか。

ア 一語
イ 二語
ウ 三語

▶ 答え: あり(動詞)/けり(助動詞)。動詞と助動詞は必ず切り分ける。

分解Q52.「咲きにけり」はいくつの単語に分かれるか。

ア 二語
イ 四語
ウ 三語

▶ 答え: 咲き/に(完了「ぬ」の連用形)/けり。「に」を見落とさない。

分解Q53.「花の色」はいくつの単語に分かれるか。

ア 三語
イ 二語
ウ 一語

▶ 答え: 花/の(格助詞)/色。助詞も一語と数える。

分解Q54.「都へ行く人」を単語に分けたものとして正しいものを選べ。

ア 都へ/行く人
イ 都/へ/行く/人
ウ 都/へ行く/人
エ 都へ行く/人

▶ 答え: 名詞/格助詞/動詞(連体形)/名詞の四語。助詞を独立させる。

分解Q55.「庭の桜散る。」は何語に分かれるか。

ア 四語
イ 三語
ウ 五語

▶ 答え: 庭/の/桜/散る。文節は「庭の/桜/散る」の三つだが、単語は四つ。

分解Q56.「思ひ出づ」(思い出す)はいくつの単語か。

ア 一語
イ 二語
ウ 三語

▶ 答え: 二つの動詞が合体した複合動詞で、全体で一語。

分解Q57.「うち泣く」の説明として正しいものを選べ。

ア 動詞+動詞の二語
イ 副詞+動詞の二語
ウ 助動詞+動詞の二語
エ 接頭語「うち」が付いた一語の動詞

▶ 答え: 接頭語は単語として切り離さない。「うち泣く」で一語。

分解Q58.「あはれなり」(しみじみと趣深い)の説明として正しいものを選べ。

ア 名詞+断定の助動詞の二語
イ 感動詞+動詞の二語
ウ 一語の形容動詞
エ 名詞+伝聞の助動詞の二語

▶ 答え: 状態を表して「なり」で言い切る形容動詞。「なり」まで含めて一語。

分解Q59.「静かならず」はいくつの単語に分かれるか。

ア 二語
イ 三語
ウ 一語

▶ 答え: 静かなら(形容動詞の未然形)/ず(打消の助動詞)。

分解Q60.「これは夢なりけり。」の「なりけり」の説明として正しいものを選べ。

ア 一語の助動詞
イ 動詞「なる」+「けり」の二語
ウ 断定の助動詞「なり」の連用形+過去の助動詞「けり」の二語
エ 形容動詞の一部

▶ 答え: 「〜であったなあ」。「なりけり」は必ず二語に分ける。

分解Q61.「ものも言はざりけり。」の「ざりけり」の説明として正しいものを選べ。

ア 一語の助動詞
イ 動詞+助詞の二語
ウ 形容詞の一部
エ 打消「ず」の連用形「ざり」+過去「けり」の二語

▶ 答え: 「言わなかった」。ざり(ず)+けり、と助動詞が二つ並んでいる。

分解Q62.「帰るべかりけり」の「べかりけり」はいくつの単語か。

ア 一語
イ 三語
ウ 二語

▶ 答え: べかり(「べし」の連用形)/けり。

分解Q63.「行きたりけり」はいくつの単語に分かれるか。

ア 二語
イ 四語
ウ 三語

▶ 答え: 行き/たり(完了)/けり(過去)。助動詞は続けて並ぶ。

分解Q64.「知らざりけり」はいくつの単語に分かれるか。

ア 二語
イ 三語
ウ 四語

▶ 答え: 知ら/ざり/けり。動詞一語+助動詞二語。

分解Q65.「野山にまじりて」(竹取物語)を単語に分けたものとして正しいものを選べ。

ア 野山に/まじりて
イ 野山/に/まじり/て
ウ 野山/にまじり/て
エ 野山/に/まじりて

▶ 答え: 名詞/格助詞/動詞(連用形)/接続助詞の四語。「て」も一語。

分解Q66.「竹を取りつつ」(竹取物語)は何語に分かれるか。

ア 三語
イ 五語
ウ 四語

▶ 答え: 竹/を/取り/つつ。「つつ」は反復・継続の接続助詞で一語。

分解Q67.「よろづのことに使ひけり」(竹取物語)は何語に分かれるか。

ア 五語
イ 六語
ウ 七語

▶ 答え: よろづ/の/こと/に/使ひ/けり。「けり」の上の「使ひ」は連用形。

分解Q68.「今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。」(竹取物語)は全部で何語に分かれるか。

ア 九語
イ 十三語
ウ 十一語

▶ 答え: 今/は/昔/竹取/の/翁/と/いふ/者/あり/けり、の十一語。

分解Q69.「うつくしからず」はいくつの単語か。

ア 二語
イ 一語
ウ 三語

▶ 答え: うつくしから(形容詞の未然形)/ず。形容詞の活用語尾は切らない。

分解Q70.「あらず」はいくつの単語か。

ア 一語
イ 二語
ウ 三語

▶ 答え: あら(ラ変「あり」の未然形)/ず。

分解Q71.「思ひけり」はいくつの単語か。

ア 三語
イ 一語
ウ 二語

▶ 答え: 思ひ(動詞の連用形)/けり。

分解Q72.「飛び立つ」はいくつの単語か。

ア 二語
イ 一語
ウ 三語

▶ 答え: 複合動詞で一語。「思ひ出づ」と同じ仲間。

分解Q73.「山にあり」はいくつの単語か。

ア 二語
イ 三語
ウ 一語

▶ 答え: 山/に(場所を示す格助詞)/あり。

分解Q74.「悲しければ」の「悲しけれ」の説明として正しいものを選べ。

ア 「悲しけ」+「れ」の二語
イ 「悲し」+「けれ」の二語
ウ 動詞+助動詞の二語
エ 一語(形容詞「悲し」の已然形)

▶ 答え: 「悲しけれ」は形容詞の已然形でまるごと一語。活用語尾を切らない。

分解Q75.「寒かりけり」はいくつの単語か。

ア 二語
イ 一語
ウ 三語

▶ 答え: 寒かり(形容詞の連用形)/けり。

分解Q76.「あはれなりけり」はいくつの単語か。

ア 三語
イ 二語
ウ 一語

▶ 答え: あはれなり(形容動詞の連用形)/けり。「夢なりけり」(夢/なり/けりの三語)と違い、形容動詞は「なり」まで一語。

分解Q77.「春はあけぼの。」(枕草子)を単語に分けたものとして正しいものを選べ。

ア 春は/あけぼの
イ 春/は/あけぼの
ウ 一語のまま

▶ 答え: 春/は(係助詞)/あけぼの、の三語。

分解Q78.「庭になし」はいくつの単語か。

ア 三語
イ 二語
ウ 四語

▶ 答え: 庭/に(格助詞)/なし(形容詞)。

分解Q79.「ありがたし」(めったにない)の説明として正しいものを選べ。

ア 「あり」+「がたし」の二語
イ 「あり」+「がた」+「し」の三語
ウ 一語の形容詞
エ 動詞+助動詞の二語

▶ 答え: 全体で一語化した形容詞。「し」で言い切る。

分解Q80.「花咲きぬべし」はいくつの単語に分かれるか。

ア 三語
イ 五語
ウ 四語

▶ 答え: 花/咲き/ぬ/べし。助動詞「ぬ」「べし」をそれぞれ一語と数える。

識別Q81.「花咲き。」の傍線部「ぬ」の文法的説明として正しいものを選べ。

ア 完了の助動詞「ぬ」の終止形
イ 打消の助動詞「ず」の連体形
ウ ナ変動詞の一部
エ 接続助詞

▶ 答え: 連用形「咲き」につくので完了。「咲いてしまった」。

識別Q82.「咲か花もあり。」の傍線部「ぬ」の文法的説明として正しいものを選べ。

ア 完了の助動詞「ぬ」の終止形
イ 完了の助動詞「ぬ」の連体形
ウ 打消の助動詞「ず」の連体形
エ 過去の助動詞

▶ 答え: 未然形「咲か」につき、下に体言「花」。「咲かない花」。

識別Q83.「ぬ」が完了か打消かを見分ける決め手として正しいものを選べ。

ア 文の長さ
イ 直前の活用形(連用形なら完了・未然形なら打消)
ウ 句読点の位置
エ 主語の人称

▶ 答え: 接続がすべて。完了「ぬ」は連用形に、打消「ず」は未然形につく。

識別Q84.「行かば」の傍線部「ね」の文法的説明として正しいものを選べ。

ア 完了の助動詞「ぬ」の命令形
イ ナ変動詞の一部
ウ 打消の助動詞「ず」の已然形
エ 願望の終助詞

▶ 答え: 未然形「行か」につく「ね」+ば=「行かないので」。

識別Q85.「はや行き。」の傍線部「ね」の文法的説明として正しいものを選べ。

ア 完了の助動詞「ぬ」の命令形
イ 打消の助動詞「ず」の已然形
ウ 念押しの終助詞
エ 動詞の一部

▶ 答え: 連用形「行き」につくので完了系。「早く行ってしまえ」。

識別Q86.「これは夢なり。」の傍線部「なり」の文法的説明として正しいものを選べ。

ア 伝聞・推定の助動詞
イ 動詞「なる」の連用形
ウ 形容動詞の活用語尾
エ 断定の助動詞「なり」の終止形

▶ 答え: 体言「夢」につくので断定。「これは夢である」。

識別Q87.「男もすなる日記といふものを」(土佐日記)の傍線部「なる」の文法的説明として正しいものを選べ。

ア 伝聞・推定の助動詞「なり」の連体形
イ 断定の助動詞「なり」の連体形
ウ 動詞「なる」の連体形
エ 形容動詞の活用語尾

▶ 答え: サ変の終止形「す」につくので伝聞・推定。「男が書くという日記」。

識別Q88.「女もしてみむとてするなり」(土佐日記)の傍線部「なり」の文法的説明として正しいものを選べ。

ア 伝聞・推定の助動詞
イ 断定の助動詞「なり」の終止形
ウ 動詞「なる」
エ 形容動詞の活用語尾

▶ 答え: サ変の連体形「する」につくので断定。「してみようと思ってするのである」。

識別Q89.「夜はいと静かなり。」の傍線部「なり」の説明として正しいものを選べ。

ア 断定の助動詞
イ 一語の形容動詞「静かなり」の活用語尾
ウ 伝聞・推定の助動詞
エ 動詞

▶ 答え: 状態を表す一語の形容動詞の言い切り。「静か+なり」と切らない。

識別Q90.次のうち、「に」が完了の助動詞「ぬ」の連用形であるものを選べ。

ア 花散りけり
イ 山登る
ウ 静か過ぐ
エ これ、夢こそあれ

▶ 答え: 連用形「散り」につき、下に「けり」。「散ってしまった」。イは格助詞、ウは形容動詞の活用語尾、エは断定。

識別Q91.次のうち、「に」が断定の助動詞「なり」の連用形であるものを選べ。

ア 花散りけり
イ これ、梅の花こそあれ
ウ 京上る
エ おろか見ゆ

▶ 答え: 「に+こそ+あれ(あり)」=「〜である」と訳せる「に」は断定。

識別Q92.次のうち、「し」が過去の助動詞「き」の連体形であるものを選べ。

ア うつく
イ 名に負はば
ウ 見
エ うれ

▶ 答え: 連用形「見」につき「見た人」と訳せる。ア・エは形容詞の一部、イは強意の副助詞。

識別Q93.「ふるさとのこと、おのづから思ひ出でらる。」の傍線部「らる」の意味として正しいものを選べ。

ア 受身
イ 尊敬
ウ 可能
エ 自発

▶ 答え: 「思ひ出づ」など心情の動詞につく「る・らる」は自発(自然と〜される)。

識別Q94.「童に文を書か。」の傍線部「す」の文法的説明として正しいものを選べ。

ア 使役の助動詞「す」の終止形
イ 尊敬の助動詞
ウ サ変動詞の一部
エ 過去の助動詞

▶ 答え: 「童に」とさせる相手がいて、下に尊敬語がない→使役。「書かせる」。

識別Q95.「帝、笑はたまふ。」の傍線部「せ」の文法的説明として正しいものを選べ。

ア 使役の助動詞
イ 過去の助動詞「き」の未然形
ウ 尊敬の助動詞「す」の連用形
エ サ変動詞の一部

▶ 答え: 下に尊敬語「たまふ」を伴う「せたまふ」=最高敬語。帝自身の動作なので尊敬。

識別Q96.「花を見。」の傍線部「む」の意味として正しいものを選べ。

ア 意志(〜よう)
イ 打消
ウ 過去
エ 完了

▶ 答え: 自分の動作について「花を見よう」。未然形「見」につく。

識別Q97.「今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。」(竹取物語)の傍線部「けり」の文法的説明として正しいものを選べ。

ア 完了の助動詞
イ 過去の助動詞「けり」の終止形
ウ 断定の助動詞
エ 接続助詞

▶ 答え: 連用形「あり」につき、文末で言い切る終止形。「〜たのだった」。

識別Q98.「この花、咲きべし。」の傍線部「ぬ」の文法的説明として正しいものを選べ。

ア 打消の助動詞「ず」の連体形
イ ナ変動詞の一部
ウ 伝聞・推定の助動詞
エ 完了(強意)の助動詞「ぬ」の終止形

▶ 答え: 連用形「咲き」につく。「ぬべし」=きっと咲くだろう(強意+推量)。

識別Q99.「三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。」(竹取物語)の傍線部「なる」の文法的説明として正しいものを選べ。

ア 伝聞・推定の助動詞
イ 動詞「なる」
ウ 形容動詞の活用語尾
エ 断定の助動詞「なり」の連体形

▶ 答え: 「三寸ほどである人」。下に体言「人」が続く断定「なり」の連体形。

識別Q100.「風吹けば、花散りぬべし。」は全部でいくつの単語に分かれるか。

ア 六語
イ 八語
ウ 七語
エ 九語

▶ 答え: 風/吹け(已然形)/ば/花/散り/ぬ/べし、の七語。100問おつかれさまでした!

まとめ

品詞分解は、①「ネ」で文節に分ける → ②自立語と付属語に分ける → ③用言は活用の種類と活用形を言う → ④付属語(助動詞・助詞)は接続で見分ける、の4手順がすべてです。迷った問題は、下の解説記事で手順を確かめてから、もう一度解き直してみてください。100問すべて根拠つきで答えられるようになれば、品詞分解は得点源になります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました