係り結びの法則と結びの形を100問で完全マスター
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このドリルでわかること
はじめに:係り結びの法則
古文の係助詞「ぞ・なむ・や・か・こそ」は、文末の活用形を変える。 これが「係り結びの法則」。
| 係助詞 | 結びの活用形 | 意味 |
|---|---|---|
| ぞ | 連体形 | 強調 |
| なむ | 連体形 | 強調(柔らかく余情的な強調) |
| や | 連体形 | 疑問・反語 |
| か | 連体形 | 疑問・反語 |
| こそ | 已然形 | 強調 |
識別の鉄則
- 文中に係助詞を見つける
- 文末の活用形を確認(連体形 or 已然形)
- 意味を判定(強調 or 疑問・反語)
- 「こそ」+已然形が文中で切れると 逆接 になる場合あり
- 結びの省略に注意(「あれ」「あらめ」などの省略)
- 結びの流れ(結びになるはずの語に「に」「ば」「ど」などが付いて文が下へ続くと、結びの形にならない)にも注意
結びの省略
係助詞の下の結びの語(「あれ」「あらむ」「言ふ」など)が 省略 されている場合あり。 例:「〜にこそ(あれ)」「〜とぞ(言ふ)」「〜にや(あらむ)」 なお、「知らずや」「過ぐるか」のように述語のあとの文末にある「や」「か」は文末用法(疑問・反語)で、結びの省略ではない(文末の「や」は終止形に、「か」は連体形に付く)。
反語の見分け方
「や」「か」が反語になる手がかり: – 文脈で「いや、〜ない」と否定の含意 – 「やは」「かは」は反語になることが多い – 文末に推量(む・らむ・べし)が来ると反語になりやすい
「なむ」の識別(4種類)
| 「なむ」の種類 | 判別 |
|---|---|
| 係助詞「なむ」 | 体言・連体形+なむ/連体形結び |
| 終助詞「なむ」 | 未然形+なむ/願望「〜してほしい」 |
| 完了「ぬ」未然+推量「む」 | 連用形+なむ |
| ナ変動詞未然+推量「む」 | 「死なむ」「往なむ」 |
上の「識別の鉄則」は、係り結びを見分ける基本の手順。
こちらは 試験本番ですばやく答えを出す ための実戦テクニックです。
コツ① 文末を最初に見る(係り結びの逆引き)
係助詞問題は 文末の活用形 を先に確認する方が速い。 – 文末が 連体形 で結ばれている → 上に「ぞ・なむ・や・か」がないか探す – 文末が 已然形 で結ばれている → 上に「こそ」がないか探す
文末から逆算する方が、係助詞を見落とすリスクが減る。
コツ② 「やは・かは」を見たらまず反語
「や」「か」だけでは疑問か反語か迷うが、 「やは」「かは」 はほぼ反語。 – 「さる事やはある」「誰かは知る」 → 「そんなことがあるだろうか、いや、ない」「誰が知っているだろうか、いや、誰も知らない」
「は」が付いていたら、まず反語で訳してみる(疑問のこともあるので、文脈で確かめる)。
コツ③ 「なむ」の4種は直前で即決
「なむ」を見たら 直前の活用形 を即チェック。 – 連用形+なむ → 完了「ぬ」未然+推量「む」(強意) – 未然形+なむ → 終助詞「なむ」(願望「〜してほしい」) – 体言・連体形+なむ → 係助詞「なむ」(強調) – 「死/往」+なむ → ナ変動詞未然+推量「む」
直前が連用形なら完了+推量、未然形なら願望、体言なら係助詞。ただし「見」「出で」のように未然形と連用形が同じ形の動詞は、形だけでは決まらないので文脈で決める(「いざ」があれば、終助詞ではなく完了+意志・勧誘)。
コツ④ 「こそ+已然形+、」は逆接の合図
「こそ」+ 已然形で 句が切れて続いていく ときは、強調ではなく 逆接 に転じる。 – 「花こそ散れ、葉はなほ残る」 → 「花は散るけれど、葉はまだ残る」
「こそ〜已然形 + 、」 のかたちは「〜けれども」と訳す。
試験本番でのチェック順序
- 文末の活用形 を見る(連体形か已然形か)
- 文中の 係助詞 を特定(ぞ・なむ・や・か・こそ)
- 「やは/かは」が来ていたら、まず 反語 を考える
- 「なむ」は 直前の活用形 で4種を見分ける
→ この順番で見れば、すばやく答えが出ます。
よくある引っかけ
- 「死なむ」を完了「ぬ」未然+推量と誤答(実はナ変未然+推量)
- 「こそ〜已然形 + 、」を強調と訳す(実は逆接)
- 「や/か」を全部疑問と訳す(文脈で反語の可能性も常にチェック)
- 結びの省略(「あれ」「あらめ」省略)に気づかない
🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
問題(Q1〜Q100)
ここから100問を表示します。スマホでも解けるよう、答えと解説は各問の直下に表示しています。「解答が見えると解いた気にならない」という方は、上のPDFをダウンロードして印刷で解いてください。
【第1部】基礎編(Q1〜Q20)
係り結びの五助詞を識別する基礎。
Q1.次の傍線部「ぞ」と結びを識別せよ。
花ぞ咲く。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「咲く」(強調) 解説:「花が咲くのだ」。
Q2.次の傍線部「なむ」を識別せよ。
月なむ清く照る。
答え:係助詞「なむ」+連体形「照る」(強調) 解説:「月が清く照る(のだ)」。
Q3.次の傍線部「や」と結びを識別せよ。
鳥や鳴く。
答え:係助詞「や」+連体形「鳴く」(疑問) 解説:「鳥が鳴くのか」。
Q4.次の傍線部「か」と結びを識別せよ。
君か思ふ。
答え:係助詞「か」+連体形「思ふ」(疑問) 解説:「あなたは思うのか」。
Q5.次の傍線部「こそ」と結びを識別せよ。
心こそ安けれ。
答え:係助詞「こそ」+已然形「安けれ」(強調) 解説:「心こそ安らかなのだ」。
Q6.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
春ぞ来たる。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「来たる」(強調) 解説:「春が来たのだ」。
Q7.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
なほ我れこそ思ひ侍れ。
答え:係助詞「こそ」+已然形「侍れ」(強調) 解説:「やはり私こそ思います」。
Q8.次の傍線部「や」を識別せよ。
雨や降る。
答え:係助詞「や」+連体形「降る」(疑問) 解説:「雨が降るのか」。
Q9.次の傍線部「か」を識別せよ。
かかる憂き世に、いかなる人か心安からむ。
答え:係助詞「か」+連体形「む」(反語) 解説:疑問の語「いかなる」+係助詞「か」+形容詞「心安し」未然形「心安から」+推量「む」連体形(「か」の結び)。「このようなつらい世の中で、どんな人が心安らかでいられようか、いや、誰もいられない」。「かかる憂き世に」とあるので、たずねているのではなく反語。
Q10.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
月こそ雲に隠るれ。
答え:係助詞「こそ」+已然形「隠るれ」(強調) 解説:「月こそ雲に隠れるのだ」。
Q11.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
我れぞ知る。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「知る」(強調) 解説:「私こそが知っているのだ」。
Q12.次の傍線部「なむ」を識別せよ。
鳥なむさへづる。
答え:係助詞「なむ」+連体形「さへづる」(強調) 解説:「鳥がさえずる」。
Q13.次の傍線部「や」を識別せよ。
人の住むにや、ともし火ほのかに見ゆ。
答え:係助詞「や」(疑問・結びの省略) 解説:四段「住む」連体形+断定「なり」連用形「に」+係助詞「や」。下に結びの「あらむ」が省略されている(「住むにやあらむ」)。「人が住んでいるのであろうか、ともし火がかすかに見える」。
Q14.次の傍線部「か」を識別せよ。
今宵は誰か来むと、門のかたを見やる。
答え:係助詞「か」+連体形「む」(疑問) 解説:カ変「来(く)」未然形「来(こ)」+推量「む」連体形(「か」の結び)。「今夜は誰が来るのだろうかと、門の方を見やる」。来る人を思いめぐらしているので疑問(反語ではない)。
Q15.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
山こそ深けれ。
答え:係助詞「こそ」+已然形「深けれ」(強調) 解説:「山こそ深いのだ」。
Q16.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
鶯ぞ鳴き出づる。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「出づる」(強調) 解説:「鶯が鳴き始めるのだ」。
Q17.次の傍線部「や」を識別せよ。
風や強き。
答え:係助詞「や」+連体形「強き」(疑問) 解説:「風が強いか」。
Q18.次の傍線部「か」を識別せよ。
家づとには、何かよからむ。
答え:係助詞「か」+連体形「む」(疑問) 解説:形容詞「よし」未然形「よから」+推量「む」連体形(「か」の結び)。「家へのみやげには、何がよいだろうか」と、どれにするか考えているので疑問。
Q19.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
春こそいとあはれなれ。
答え:係助詞「こそ」+已然形「あはれなれ」(強調) 解説:「春こそとても趣あるのだ」。
Q20.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
月の出づるを人ぞ待つ。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「待つ」(強調) 解説:「月の出るのを人が待つのだ」。
基礎編 /20
【第2部】標準編(Q21〜Q50)
反語、結びの省略・流れ、「やは・かは」の応用問題。
Q21.次の傍線部「やは」を識別せよ。
命やは惜しき。
答え:係助詞「やは」+連体形「惜しき」(反語) 解説:「命など惜しいだろうか、いや惜しくない」。「やは」は反語性が強い。
Q22.次の傍線部「かは」を識別せよ。
思ふ事かは忘れぬる。
答え:係助詞「かは」+連体形「ぬる」(反語) 解説:下二段「忘る」連用形「忘れ」+完了「ぬ」連体形「ぬる」(「かは」の結び)。「心に思う事を忘れてしまっただろうか、いや、忘れてはいない」。
Q23.次の傍線部「こそ」を識別せよ(結びの逆接)。
物言はぬこそよからめ、人見れば言ふ。
答え:係助詞「こそ」+已然形「め」(逆接的) 解説:「物言はぬ」は打消「ず」連体形「ぬ」で「物を言わないこと」。形容詞「よし」未然形「よから」+推量「む」已然形「め」(「こそ」の結び)。「こそ〜め、」と文中で切れて逆接。「物を言わないのがよいだろうが、人を見ると言う」。
Q24.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
此処にぞ書きける。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「ける」(強調) 解説:「ここに書いたのだ」。
Q25.次の傍線部「なむ」を識別せよ(係助詞?終助詞?)。
早く花咲かなむ。
答え:終助詞「なむ」(願望) 解説:未然形「咲か」+「なむ」(願望)。「早く花が咲いてほしい」。係助詞ではない。引っかけ。
Q26.次の傍線部「なむ」を識別せよ。
男なむありける。
答え:係助詞「なむ」+連体形「ける」(強調) 解説:「男がいたのだ」。
Q27.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
我が思ふ人は、いづこにぞある。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「ある」(疑問の強調) 解説:疑問の語「いづこ」+格助詞「に」+係助詞「ぞ」+ラ変「あり」連体形「ある」(「ぞ」の結び)。「ぞ」は疑問の語といっしょに使われて問いを強める。「私の思う人は、いったいどこにいるのか」。
Q28.次の傍線部「やは」を識別せよ。
春の夜のやみはあやなし梅の花色こそ見えね香やはかくるる。
答え:係助詞「やは」+連体形「かくるる」(反語) 解説:凡河内躬恒(古今集)。下二段「隠る」連体形「かくるる」(「やは」の結び)。「春の夜の闇は筋が通らない。梅の花の色は見えないけれど、香りは隠れるだろうか、いや、隠れはしない」。「色こそ見えね」も「こそ〜已然形」で下へ続く逆接。
Q29.次の傍線部「か」を識別せよ。
いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひ給ひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。
答え:係助詞「か」(疑問・結びの省略) 解説:源氏物語(桐壺)の冒頭。断定「なり」連用形「に」+係助詞「か」の下に、結びの「ありけむ」が省略されている。「さぶらひ給ひける」の「ける」は下の「中」にかかる連体形で、「か」の結びではない。「どの帝の御代であったろうか、女御や更衣が大勢お仕えしていらっしゃった中に、それほど高い身分ではない方で、とりわけ帝のご寵愛を受けていらっしゃる方があった」。
Q30.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
かの白く見ゆる山ぞ、富士の山なる。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「なる」(強調) 解説:係助詞「ぞ」(強調)+名詞「富士の山」+断定「なり」連体形「なる」(「ぞ」の結び)。「あの白く見える山こそが、富士山なのだ」。係助詞「ぞ」の結びは連体形。
Q31.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
雪の白きにや、はや梅ぞひらく。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「ひらく」(強調) 解説:「梅が開くのだ」。
Q32.次の傍線部「や」を識別せよ。
月やあらぬ春や昔の春ならぬわが身ひとつはもとの身にして。
答え:係助詞「や」+連体形「ぬ」(反語) 解説:在原業平(古今集・伊勢物語)。「あら」(ラ変未然形)・「なら」(断定「なり」未然形)に付いた打消「ず」連体形「ぬ」が、それぞれの「や」の結び。「月は昔の月ではないのか、春は昔の春ではないのか、いや、どちらも昔のままだ。私の身ひとつだけはもとのままであって(あの人だけがいない)」。疑問と取る説もある。
Q33.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
雪のいと高く降りたるをこそ見れ。
答え:係助詞「こそ」+已然形「見れ」(強調) 解説:上一段「見る」已然形「見れ」(「こそ」の結び)。「雪がたいそう深く降り積もっているのを見るのだ」。
Q34.次の傍線部「か」を識別せよ。
いかがせむとか思ひ給ふ。
答え:係助詞「か」+連体形「給ふ」(疑問) 解説:四段「思ふ」連用形「思ひ」+尊敬の補助動詞「給ふ」(四段)連体形(「か」の結び)。「どうしようとお思いになるのか」。
Q35.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「ける」(強調) 解説:紀貫之(古今集・百人一首)。四段「にほふ」連用形「にほひ」+過去(詠嘆)「けり」連体形「ける」(「ぞ」の結び)。「人の心は、さあ、どうだかわからない。昔なじみのこの里では、(梅の)花が昔のままの香りで咲きにおっていることだなあ」。
Q36.次の傍線部「なむ」を識別せよ。
梅も咲きぬ。鶯もやがて鳴きなむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」(係助詞ではない) 解説:四段「鳴く」連用形「鳴き」+完了(強意)「ぬ」未然形「な」+推量「む」。「梅も咲いた。鶯もまもなくきっと鳴くだろう」。連用形に付いているので、終助詞(願望)ではない(願望なら未然形「鳴か」+「なむ」)。引っかけ。
Q37.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
鳥ぞねぐらに帰る。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「帰る」(強調) 解説:「鳥が塒に帰るのだ」。
Q38.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
花こそ散りけれ、若葉ぞ生ふる。
答え:係助詞「こそ」+已然形「けれ」(文中逆接) 解説:係助詞「こそ」+四段「散る」連用形「散り」+過去「けり」已然形「けれ」(「こそ」の結び)。「花は散ったけれど、若葉は生えるのだ」。文中の「こそ〜已然形」は逆接的なニュアンスを生む。「散れ」(已然形と命令形が同形)の曖昧さを「けれ」で明確化。
Q39.次の傍線部「や」を識別せよ。
思ふ事やある。
答え:係助詞「や」+連体形「ある」(疑問) 解説:「思う事があるのか」。
Q40.次の傍線部「か」を識別せよ。
君は、この花の盛りを知らで過ぐるか。
答え:係助詞「か」(疑問・文末用法) 解説:上二段「過ぐ」連体形「過ぐる」に付いた、文の終わりの「か」(文末用法。終助詞とする説もある)。結びをとらないので、結びの省略ではない。「あなたは、この花の盛りを知らないで過ごすのか」。
Q41.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
あはれとぞ思ふ。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「思ふ」(強調) 解説:「しみじみと思うのだ」。
Q42.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
我が宿の梅こそよけれ。
答え:係助詞「こそ」+已然形「よけれ」(強調) 解説:「私の家の梅こそが良いのだ」。
Q43.次の傍線部「や」を識別せよ。
「この人を知らずや」と問へば、「知らず」と答ふ。
答え:係助詞「や」(疑問・文末用法) 解説:四段「知る」未然形「知ら」+打消「ず」終止形に付いた、文の終わりの「や」(文末用法。終助詞とする説もある)。下に省かれた語はなく、結びの省略ではない。「『この人を知らないか』と尋ねると、『知らない』と答える」。文末の「や」は終止形に付き、「か」は連体形に付く。
Q44.次の傍線部「か」を識別せよ。
いづ方へか行く。
答え:係助詞「か」+連体形「行く」(疑問) 解説:「どちらへ行くのか」。
Q45.次の傍線部「なむ」を識別せよ。
小倉山峰のもみぢ葉心あらば今ひとたびのみゆき待たなむ。
答え:終助詞「なむ」(願望) 解説:貞信公(拾遺集・百人一首)。四段「待つ」未然形「待た」+終助詞「なむ」(相手に望む)。「小倉山の峰のもみじ葉よ、もしお前に心があるならば、もう一度の行幸(天皇のおでかけ)まで散らずに待っていてほしい」。係助詞でないので注意。
Q46.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
大方は月ぞをかしき。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「をかしき」(強調) 解説:「だいたい月が趣あるのだ」。
Q47.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
風こそ寒けれ。
答え:係助詞「こそ」+已然形「寒けれ」(強調) 解説:「風こそが寒いのだ」。
Q48.次の傍線部「や」を識別せよ。
ほととぎすは鳴くや鳴かずやと、人に問ふ。
答え:係助詞「や」(疑問の並列) 解説:四段「鳴く」終止形と、打消「ず」終止形の「鳴かず」に、それぞれ「や」が付いて問いを並べる(文末用法。終助詞とする説もある)。「ほととぎすは鳴くか鳴かないかと、人に尋ねる」。文末の「や」は終止形に付く(伊勢物語の「ありやなしやと」と同じ形)。
Q49.次の傍線部「かは」を識別せよ。
いかに嘆くとも、亡き人かは帰るべき。
答え:係助詞「かは」+連体形「べき」(反語) 解説:四段「帰る」終止形+助動詞「べし」連体形「べき」(「かは」の結び)。「どんなに嘆いても、亡くなった人が帰ってくるだろうか、いや、帰ってはこない」。
Q50.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
心ぞ乱るる。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「乱るる」(強調) 解説:「心が乱れるのだ」。
標準編 /30
【第3部】応用編(Q51〜Q80)
複雑な結びの省略・流れ、複数係助詞の並立、和歌中の係り結び。
Q51.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
山里は冬ぞさびしさまさりける。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「ける」(強調) 解説:源宗于。「冬こそが寂しさが増すのだ」。
Q52.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
八重むぐらしげれる宿のさびしきに人こそ見えね秋は来にけり。
答え:係助詞「こそ」+已然形「ね」(逆接) 解説:恵慶法師(拾遺集・百人一首)。下二段「見ゆ」未然形「見え」+打消「ず」已然形「ね」(「こそ」の結び)。「見えね」で文が終わらずに下へ続くので逆接。「つる草が幾重にも生い茂っている宿の寂しいところに、人は訪ねて来ないけれど、秋はやって来たことだ」。
Q53.次の傍線部「やは」を識別せよ。
嘆けとて月やはものを思はするかこち顔なるわが涙かな。
答え:係助詞「やは」+連体形「する」(反語) 解説:西行(千載集・百人一首)。四段「思ふ」未然形「思は」+使役「す」連体形「する」(「やは」の結び。ここで文が切れる三句切れ)。「嘆けと言って、月が私に物思いをさせるのだろうか、いや、そうではない。(それなのに、月のせいにするような顔つきで流れる)私の涙であることよ」。
Q54.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
友と語らふにこそ、世のうきことは忘るれ。
答え:係助詞「こそ」+已然形「忘るれ」(強調) 解説:四段「語らふ」連体形+格助詞「に」+係助詞「こそ」+下二段「忘る」已然形「忘るれ」(「こそ」の結び)。「友と語り合うときにこそ、世の中のつらいことは忘れるのだ」。「こそ〜已然形。」で文が終わっているので強調(逆接ではない)。
Q55.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
翼あらましかば、恋しき人のもとへぞ飛び行かまし。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「まし」(反実仮想と強調) 解説:「ましかば〜まし」の反実仮想。四段「飛び行く」未然形「飛び行か」+反実仮想「まし」連体形(「ぞ」の結び)。「もし翼があったならば、恋しい人のところへ飛んで行くだろうに(実際は翼がないので行けない)」。
Q56.次の傍線部「なむ」を識別せよ。
いざ、我も月を見なむ。
答え:完了「ぬ」未然+意志「む」(係助詞ではない) 解説:上一段「見る」連用形「見」+完了(強意)「ぬ」未然形「な」+意志「む」。「さあ、私も月を見よう」。「見」は未然形と連用形が同じ形なので形だけでは決められないが、「いざ、我も」と自分のすることを決めているので意志(終助詞なら「〜てほしい」と相手に望む意味になる)。
Q57.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
あけぼのこそをかしけれ。
答え:係助詞「こそ」+已然形「をかしけれ」(強調) 解説:シク活用形容詞「をかし」已然形「をかしけれ」(「こそ」の結び)。「明け方こそ趣深いのだ」。※『枕草子』の冒頭は「春はあけぼの。」で、この文とは別(作り文)。
Q58.次の傍線部「や」を識別せよ。
花もみな散りぬ。春や過ぎぬらむ。
答え:係助詞「や」+連体形「らむ」(疑問) 解説:上二段「過ぐ」連用形「過ぎ」+完了「ぬ」終止形+現在推量「らむ」連体形(「や」の結び)。「花もすっかり散ってしまった。春は過ぎてしまったのだろうか」。
Q59.次の傍線部「か」を識別せよ。
何か思ふ。
答え:係助詞「か」+連体形「思ふ」(疑問) 解説:「何を思うのか」。
Q60.次の傍線部「こそ」を識別せよ(結びの省略)。
「春はいづれの時かをかしき」と問へば、「あけぼのこそ」と答ふ。
答え:係助詞「こそ」(結びの省略) 解説:問いの「をかしき」を受けて、「こそ」の結びの已然形「をかしけれ」が省略されている。「『春はどの時が趣深いか』と尋ねると、『明け方こそ(趣深い)』と答える」。
Q61.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
此の歌ぞよろしき。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「よろしき」(強調) 解説:シク活用形容詞「よろし」連体形「よろしき」(「ぞ」の結び)。「この歌がまあよい(悪くない)」。「よろし」は「よし」より一段低い「まあよい」。
Q62.次の傍線部「ものを」を識別せよ。
白玉か何ぞと人の問ひし時露とこたへて消えなましものを。
答え:終助詞「ものを」(詠嘆) 解説:伊勢物語(六段)の歌。下二段「消ゆ」連用形「消え」+完了(強意)「ぬ」未然形「な」+反実仮想「まし」連体形+終助詞「ものを」(〜のになあ)。「『あれは真珠か何か』とあの人が尋ねた時、『露です』と答えて、(露のように)消えてしまえばよかったのになあ」。係り結びではない(「問ひし」の「し」は下の「時」にかかる連体形)。「白玉か何ぞ」の「か」「ぞ」は引用の中の問いの言い切り(文末用法)で、結びはない。
Q63.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
夢こそさめね。
答え:係助詞「こそ」+已然形「ね」(強調) 解説:下二段「覚む」未然形「さめ」+打消「ず」已然形「ね」(「こそ」の結び)。「夢こそは覚めないのだ」。上に「こそ」があるので、この「ね」は完了「ぬ」の命令形ではなく、打消「ず」の已然形。
Q64.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
風ぞ吹く。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「吹く」(強調) 解説:「風が吹くのだ」。
Q65.次の傍線部「か」を識別せよ。
君ならで誰にか見せむ梅の花。
答え:係助詞「か」+連体形「む」(反語) 解説:紀友則。「ならで」=「〜でなくて」。「あなた以外の誰に見せようか、いや誰にも見せない」。
Q66.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
月ぞ残れる。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「る」(強調) 解説:四段「残る」已然形「残れ」+存続「り」連体形「る」(「ぞ」の結び)。「月が(空に)残っているのだ」。
Q67.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
雪降りてこそいとあはれなれ。
答え:係助詞「こそ」+已然形「あはれなれ」(強調) 解説:「雪が降ってこそ風情がある」。
Q68.次の傍線部「やは」を識別せよ。
我れと汝やは異なる。
答え:係助詞「やは」+連体形「異なる」(反語) 解説:「私とあなたとが違うだろうか、いや違わない」。
Q69.次の傍線部「かは」を識別せよ。
何かは思ふらむ。
答え:係助詞「かは」+連体形「らむ」(反語) 解説:四段「思ふ」終止形+現在推量「らむ」連体形(「かは」の結び)。「(あの人は今)何を思っているだろうか、いや、何も思ってはいないだろう」。
Q70.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
昔、この山に鬼住みけりとぞ。
答え:係助詞「ぞ」(結びの省略) 解説:引用の「と」+係助詞「ぞ」の下に、結びの「言ふ」(連体形)などが省略されている(「とぞ言ふ」)。「昔、この山に鬼が住んでいたということだ」。
Q71.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
春こそ来たれ。
答え:係助詞「こそ」+已然形「来たれ」(強調) 解説:「春が来たのだ」。
Q72.次の傍線部「や」を識別せよ。
「この里に我を知る人やある」と人に問ふ。
答え:係助詞「や」+連体形「ある」(疑問) 解説:ラ変「あり」連体形「ある」(「や」の結び)。「『この里に私を知っている人はいるか』と人に尋ねる」。
Q73.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
雪の朝に犬ぞ走る。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「走る」(強調) 解説:「犬が走るのだ」。
Q74.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
いまはこそさらに思はね。
答え:係助詞「こそ」+已然形「ね」(強調) 解説:四段「思ふ」未然形「思は」+打消「ず」已然形「ね」(「こそ」の結び)。「さらに〜ず」で「まったく〜ない」。「今となってはもう、まったく思わない」。
Q75.次の傍線部「か」を識別せよ。
門の外に泣く声す。いかなる人か、かかる目を見るらむ。
答え:係助詞「か」+連体形「らむ」(疑問) 解説:上一段「見る」終止形+現在推量「らむ」連体形(「か」の結び)。「門の外で泣く声がする。どんな人が、こんなつらい目にあっているのだろう」。姿の見えない、泣いている人のことを推し量っているので疑問。
Q76.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
かくて年月ぞ過ぎぬる。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「ぬる」(強調) 解説:上二段「過ぐ」連用形「過ぎ」+完了「ぬ」連体形「ぬる」(「ぞ」の結び)。「こうして年月が過ぎてしまったのだ」。
Q77.次の傍線部「や」を識別せよ。
かの人は、都の人にや。
答え:係助詞「や」(疑問・結びの省略) 解説:名詞「人」+断定「なり」連用形「に」+係助詞「や」。下に結びの「あらむ」が省略されている(「都の人にやあらむ」)。「あの人は、都の人であろうか」。
Q78.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
日も暮れぬめり。道をこそ急がめ。
答え:係助詞「こそ」+已然形「め」(強調) 解説:四段「急ぐ」未然形「急が」+意志「む」已然形「め」(「こそ」の結び)。「日も暮れてしまったようだ。道を急ごう」。「めり」は終止形で文が切れるので、その下に「こそ」を続けることはできない。
Q79.次の傍線部「かは」を識別せよ。
誰かは来む。
答え:係助詞「かは」+連体形「む」(反語) 解説:「誰が来るだろうか、いや来ない」。
Q80.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
人を待つ夜ぞ長き。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「長き」(強調) 解説:ク活用形容詞「長し」連体形「長き」(「ぞ」の結び)。「人を待つ夜が(とりわけ)長いのだ」。
応用編 /30
【第4部】入試レベル(Q81〜Q100)
難関大頻出の引っかけ・結びの省略・流れ・複合係り結び。
Q81.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「悲しき」(強調) 解説:古今集の歌(よみ人しらず。百人一首では猿丸大夫)。シク活用形容詞「悲し」連体形「悲しき」(「ぞ」の結び)。「奥山で紅葉を踏み分けて鳴く鹿の声を聞く時こそ、秋は悲しいものだ」。
Q82.次の傍線部「こそ」を識別せよ(結びの流れ)。
我れこそ思ひ侍るに、人は知らず。
答え:係助詞「こそ」(強調・結びの流れ) 解説:「侍る」はラ変「侍り」の連体形(已然形は「侍れ」)。下に接続助詞「に」が付いて文が続くので、「こそ」の結び(已然形)にならずに流れている(結びの流れ)。「私こそ(このように)思っておりますのに、人は知らない」。逆接は「こそ」ではなく接続助詞「に」による。
Q83.次の傍線部「なむ」を識別せよ。
道知れる人なむありける。
答え:係助詞「なむ」+連体形「ける」(強調) 解説:ラ変「あり」連用形+過去「けり」連体形「ける」(「なむ」の結び)。「道を知っている人がいたのだった」。
Q84.次の傍線部「なむ」を識別せよ。
早く帰りなむ。
答え:完了「ぬ」未然+意志「む」 解説:連用形「帰り」+「な」+「む」。「早く帰ってしまおう」。係助詞ではない。
Q85.次の傍線部「なむ」を識別せよ。
散らなむ。
答え:終助詞「なむ」(願望) 解説:未然形「散ら」+「なむ」。「散ってほしい」。
Q86.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
いとあはれとぞおぼゆる。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「おぼゆる」(強調) 解説:「とてもしみじみと思われる」。
Q87.次の傍線部「や」を識別せよ。
幼き時は、親の心を思ひ知らでやありけむ。
答え:係助詞「や」+連体形「けむ」(疑問) 解説:四段「思ひ知る」未然形「思ひ知ら」+接続助詞「で」(〜ないで)+係助詞「や」+ラ変「あり」連用形+過去推量「けむ」連体形(「や」の結び)。「幼い時は、親の心を身にしみてわからないでいたのだろうか」。昔の自分をふり返って推し量っているので疑問。
Q88.次の傍線部「か」を識別せよ。
友もみな去りぬ。わが心を知る人か世にあらむ。
答え:係助詞「か」+連体形「む」(反語) 解説:ラ変「あり」未然形「あら」+推量「む」連体形(「か」の結び)。「友もみな去ってしまった。私の心をわかってくれる人が、この世にいるだろうか、いや、いない」。
Q89.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
ものいはぬ世こそさびしけれ。
答え:係助詞「こそ」+已然形「さびしけれ」(強調) 解説:「物言わぬ世こそ寂しい」。
Q90.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
涙ぞこぼるる。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「こぼるる」(強調) 解説:「涙がこぼれるのだ」。
Q91.次の傍線部「やは」を識別せよ。
かかる所に、人やは住む。
答え:係助詞「やは」+連体形「住む」(反語) 解説:四段「住む」連体形(「やは」の結び)。「このような所に、人が住むだろうか、いや、住みはしない」。
Q92.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
いかなる御代にぞ侍りし。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「し」(疑問の強調) 解説:「どんな御代であったのか」。
Q93.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
人こそつらけれ、世はうらめしからず。
答え:係助詞「こそ」+已然形「つらけれ」(逆接) 解説:「人こそ薄情だけれども、世は恨めしくない」。
Q94.次の傍線部「か」を識別せよ。
これは誰がしわざにか。
答え:係助詞「か」(疑問・結びの省略) 解説:名詞「しわざ」+断定「なり」連用形「に」+係助詞「か」。下に結びの「あらむ」が省略されている(「しわざにかあらむ」)。「誰が」の「が」は「の」の意味。「これは誰の仕業であろうか」。
Q95.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
あはれにぞ思ひ知らるる。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「るる」(強調) 解説:四段「思ひ知る」未然形「思ひ知ら」+自発「る」連体形「るる」(「ぞ」の結び)。「しみじみと(自然に)思い知られることだ」。
Q96.次の傍線部「や」を識別せよ。
此の世にあるもの、皆夢なりとや。
答え:係助詞「や」(疑問・結びの省略) 解説:断定「なり」終止形+引用の「と」+係助詞「や」。下に結びの「言ふ」(連体形)などが省略されている(「夢なりとや言ふ」)。「この世にあるものは、みな夢だというのか」。
Q97.次の傍線部「こそ」を識別せよ(結びの省略)。
人の心の変はるも、世のならひにこそ。
答え:係助詞「こそ」(結びの省略) 解説:名詞「ならひ」+断定「なり」連用形「に」+係助詞「こそ」。下に結びの「あれ」(已然形)が省略されている(「ならひにこそあれ」)。「人の心が変わるのも、世の中のならわしなのだ」。
Q98.次の傍線部「ぞ」を識別せよ。
ひとり住む宿の秋の夕暮れぞ寂しき。
答え:係助詞「ぞ」+連体形「寂しき」(強調) 解説:係助詞「ぞ」+シク活用形容詞「寂し」連体形「寂しき」(結び)。「ひとりで住む家の秋の夕暮れは、とりわけ寂しいことだ」。
Q99.次の傍線部「なむ」を識別せよ。
君もまた行かなむ。
答え:終助詞「なむ」(願望、他者への願い) 解説:四段「行く」未然形「行か」+終助詞「なむ」。「あなたもまた行ってほしい」(自分ではなく相手にあつらえ望む)。係助詞でない。
Q100.次の傍線部「こそ」を識別せよ。
あれこそ世に類なき名歌なれ。
答え:係助詞「こそ」+已然形「なれ」(強調) 解説:名詞「名歌」+断定「なり」已然形「なれ」(「こそ」の結び)。「あれこそ世に比べるもののない名歌である」。
入試レベル /20
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