古文「き」と「けり」の違い 100題ドリル|無料PDFと解答付き

古文「き」と「けり」の識別 100題ドリル(無料PDF・解答付き) 古文ドリル

直接過去・伝聞過去・詠嘆を100問で見分ける

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解説記事「古文「き」と「けり」の違い 100題識別」を読む

このドリルでわかること

はじめに

過去の助動詞「き」「けり」は、どちらも「〜た」と訳せますが、意味(ニュアンス)の使い分けが入試で問われます。傍線部を次の3タイプ(ア・イ・ウ)に分類しましょう。

記号 意味 出やすい場所・目印
直接過去(自分が体験した「た」) 体験談・日記。「〜し時」「見しかば」など自分の見聞
けり 伝聞・過去(人づて/物語の語り「〜た」) 地の文・物語の語り出し「昔、〜ありけり」
けり 詠嘆(〜だなあ、という気づき・感動) 和歌の中/会話文の「今気づいた」けり

鉄則「き」(し・しか を含む)を見たら → 直接過去(ア)。話し手が自分で体験したこと。 – 「けり」(ける・けれ を含む)を見たら → まず〈和歌・会話か/地の文か〉を見る。和歌の中・会話文の気づき → 詠嘆(ウ)。 – 地の文の語り → 伝聞・過去(イ)

識別の鉄則

🎯 解き方のコツ(時短テクニック)

🎯 解き方のコツ

  1. 語の形で「き」か「けり」かを確定。き系=き・し(連体)・しか(已然)/けり系=けり・ける(連体)・けれ(已然)
  2. き系なら即「ア(直接過去)」。「(私が)〜し」と自分の体験。
  3. けり系は場所で判断和歌の中や会話の感動なら「ウ(詠嘆)」=「〜だなあ」。物語の地の文なら「イ(伝聞・過去)」=「〜た(そうだ)」。
  4. 和歌の「けり」を機械的に「〜た」と訳さない。詠嘆「〜だなあ」を疑う。

問題(Q1〜Q100)

ここから100問を表示します。スマホでも解けるよう、答えと解説は各問の直下に表示しています。「解答が見えると解いた気にならない」という方は、上のPDFをダウンロードして印刷で解いてください。

【第1部】基礎(Q1〜Q20)

Q1.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

昔、男ありけり答え:イ 解説:物語の語り出しの「ありけり」。地の文の伝聞・過去で「(男が)いた(そうだ)」。


Q2.次の傍線部「し」は、ア〜ウのどれか。

京より下り時に、思ふこと多かり。 答え:ア 解説:「し」は「き」の連体形。話し手が自分で京から下った直接過去。


Q3.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

(歌)年の内に春は来にけり答え:ウ 解説:和歌の中の「けり」。「春が来てしまったのだなあ」という詠嘆。


Q4.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

今は昔、竹取の翁といふものありけり答え:イ 解説:物語の語り出し。地の文の伝聞・過去で「いた(そうだ)」。


Q5.次の傍線部「し」は、ア〜ウのどれか。

昨日、池の月をなむ見し答え:ア 解説:「し」は「き」の連体形(係助詞「なむ」の結び)。話し手が自分で見た直接過去。


Q6.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「あはれ、かかる事もありけり」と独りごつ。 答え:ウ 解説:会話(独り言)の中の気づき。「こんな事もあったのだなあ」という詠嘆。


Q7.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

我、幼くてこの寺に詣でき答え:ア 解説:「き」の終止形。話し手が自分で参詣した直接過去。


Q8.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

ある所に、年老いたる女住みけり答え:イ 解説:地の文の語り。伝聞・過去で「住んでいた(そうだ)」。


Q9.次の傍線部「ける」は、ア〜ウのどれか。

(歌)人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける答え:ウ 解説:和歌の結び(係助詞「ぞ」の結び)。「昔のままに匂っているのだなあ」という詠嘆。


Q10.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

我、昔この道をしばしば通りき答え:ア 解説:「き」の終止形。自分で通った直接過去。


Q11.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

帝、長く世を治めたまひけり答え:イ 解説:地の文の歴史的叙述。伝聞・過去で「お治めになった」。


Q12.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

なほたづねて見れば、はやなかりけり答え:ウ 解説:見て今気づいた感動。「もう無いのだなあ」という詠嘆。


Q13.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

父に従ひて、幼くて筑紫に下りき答え:ア 解説:「き」の終止形。話し手が自分で下った直接過去。


Q14.次の傍線部「ける」は、ア〜ウのどれか。

この事、世に長く語り伝へける答え:イ 解説:地の文の語り。伝聞・過去で「語り伝えた(そうだ)」。


Q15.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「はや、年も暮れにけり」と、人々言ふ。 答え:ウ 解説:会話文で今気づいた感動。「もう年も暮れてしまったのだなあ」という詠嘆。


Q16.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

もとより友とする人、一人二人して行きけり答え:イ 解説:地の文の語り。伝聞・過去で「行った」。


Q17.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

いとうれしと、その折思ひき答え:ア 解説:「き」の終止形。話し手が自分でそう思った直接過去。


Q18.次の傍線部「しか」は、ア〜ウのどれか。

家に帰りて見しかば、文ありき。 答え:ア 解説:「しか」は「き」の已然形。話し手が自分で見た直接過去。


Q19.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「さは、汝なりけり」と、驚きて言ふ。 答え:ウ 解説:会話の中で今気づいた感動。「では、お前だったのか」という詠嘆。


Q20.次の傍線部「ける」は、ア〜ウのどれか。

いとあやしき翁、竹の中にありける答え:イ 解説:地の文の語り(連体形止め)。伝聞・過去で「いた(そうだ)」。


【第2部】標準(Q21〜Q50)

Q21.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

われ、その夜のことをよくおぼえき答え:ア 解説:「き」の終止形。自分が体験して覚えている直接過去。


Q22.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

昔、惟喬の親王と申す親王おはしましけり答え:イ 解説:物語の語り出し。地の文の伝聞・過去で「いらっしゃった」。


Q23.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

(歌)見わたせば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ 答え:ウ 解説:和歌の中の「けり」。「何も無かったのだなあ」という詠嘆。


Q24.次の傍線部「し」は、ア〜ウのどれか。

ありし日の御面影、今も忘れず。 答え:ア 解説:「し」は「き」の連体形。自分が見た「以前の」の意。直接過去(回想)。


Q25.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

その国に、いやしき男なむ住みける答え:イ 解説:地の文の語り(係助詞「なむ」の結び)。伝聞・過去で「住んでいた」。


Q26.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「年へにけるかな」と、しみじみ言ふ。 答え:ウ 解説:会話文の感動。「年が経ってしまったのだなあ」という詠嘆。


Q27.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

旅の空にて、月をぞ眺めし答え:ア 解説:「し」は「き」の連体形(係助詞「ぞ」の結び)。自分が眺めた直接過去。


Q28.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

昔、ある聖、深き山に籠りけり答え:イ 解説:地の文の語り出し。伝聞・過去で「籠もっていた」。


Q29.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

(歌)忍ぶれど色に出でにけりわが恋は物や思ふと人の問ふまで 答え:ウ 解説:和歌の中の「けり」。「恋が顔に出てしまったのだなあ」という詠嘆。


Q30.次の傍線部「しか」は、ア〜ウのどれか。

都にて聞きしかど、げにと思はざりき。 答え:ア 解説:「しか」は「き」の已然形。自分が都で聞いた直接過去。


Q31.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

大納言、おほきにかしこまりけり。(物語の地の文) 答え:イ 解説:地の文の叙述。伝聞・過去で「かしこまった」。


Q32.次の傍線部「ける」は、ア〜ウのどれか。

(歌)山里は冬ぞさびしさまさりける人めも草もかれぬと思へば 答え:ウ 解説:和歌の結び(係助詞「ぞ」の結び)。「さびしさがまさるのだなあ」という詠嘆。


Q33.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

われ、若かりし時、武芸を好みき答え:ア 解説:「き」の終止形。自分の若い頃の体験。直接過去。


Q34.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

今は昔、丹波に出雲といふ所ありけり答え:イ 解説:説話の語り出し。地の文の伝聞・過去で「あった」。


Q35.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「あはれ、いと寒くなりにけり」と、つぶやく。 答え:ウ 解説:会話文で今気づいた感動。「すっかり寒くなったなあ」という詠嘆。


Q36.次の傍線部「し」は、ア〜ウのどれか。

去年見人に、今年もまた逢ふ。 答え:ア 解説:「し」は「き」の連体形。自分が去年見た直接過去。


Q37.次の傍線部「ける」は、ア〜ウのどれか。

この男、京にのぼりける。(物語の地の文) 答え:イ 解説:地の文の語り(連体形止め)。伝聞・過去で「上った」。


Q38.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「あはれ、夜も明けにけり」とて、急ぎ立つ。 答え:ウ 解説:会話文で今気づいた感動。「もう夜が明けてしまったのだなあ」という詠嘆。


Q39.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

その音を、たしかにこの耳に聞きき答え:ア 解説:「き」の終止形。自分が確かに聞いた直接過去。


Q40.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

男、女を盗みて、芥川といふ川を率ていきけり答え:イ 解説:物語の地の文の叙述。伝聞・過去で「連れて行った」。


Q41.次の傍線部「けれ」は、ア〜ウのどれか。

「げに、世こそ変はりにけれ」と、つぶやく。 答え:ウ 解説:会話文の感慨(係助詞「こそ」の結び「けれ」)。「世は変わってしまったのだなあ」という詠嘆。


Q42.次の傍線部「し」は、ア〜ウのどれか。

われ、いにしへ宮仕への身にありしかば、内裏の様もよく知る。 答え:ア 解説:「し」は「き」の連体形。自分が宮仕えしていた直接過去(体験)。


Q43.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

帝、その者を召して、官(つかさ)を賜びけり。(地の文) 答え:イ 解説:地の文の歴史叙述。伝聞・過去で「お与えになった」。


Q44.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「げに、世は夢のごとくありけり」と嘆く。 答え:ウ 解説:会話文の感慨。「世は夢のようであったのだなあ」という詠嘆。


Q45.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

その夜、われは一睡もせざりき答え:ア 解説:「き」の終止形(打消「ず」+き)。自分が眠らなかった直接過去。


Q46.次の傍線部「ける」は、ア〜ウのどれか。

昔、世になく心高き女ありける答え:イ 解説:物語の語り出し(連体形止め)。伝聞・過去で「いた」。


Q47.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「人の情けの、げにありがたかりけり」と、涙ぐむ。 答え:ウ 解説:会話文の感慨。「人の情けはありがたいものだなあ」という詠嘆。


Q48.次の傍線部「しか」は、ア〜ウのどれか。

かの人に逢ひしかど、もの言はで別れにき。 答え:ア 解説:「しか」は「き」の已然形。自分が逢った直接過去。


Q49.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

その後、男は都へも帰らで、その国にとどまりけり。(地の文) 答え:イ 解説:物語の地の文。伝聞・過去で「とどまった」。


Q50.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「あな、めでた。かかる人も世にありけり」と、めで惑ふ。 答え:ウ 解説:会話文で今気づいた感動。「こんな立派な人もいたのだなあ」という詠嘆。


【第3部】応用(Q51〜Q80)

Q51.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

我、その合戦の場にありき。げにおそろし。 答え:ア 解説:「き」の終止形。自分がその場にいた直接過去(体験)。


Q52.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

昔、東の方に住む人、武蔵野に分け入りけり答え:イ 解説:物語の地の文の語り。伝聞・過去で「分け入った」。


Q53.次の傍線部「ける」は、ア〜ウのどれか。

(歌)あひ見ての後の心にくらぶれば昔はものを思はざりける答え:ウ 解説:和歌の結び。「昔は何も思っていなかったのだなあ」という詠嘆。


Q54.次の傍線部「し」は、ア〜ウのどれか。

老いては、若くありし昔のみ恋しく覚ゆ。 答え:ア 解説:「し」は「き」の連体形。自分が若かった直接過去(回想)。


Q55.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

この僧、夜ごとに堂にこもりて、ひとり経をぞ読みける。(地の文) 答え:イ 解説:地の文の叙述(係助詞「ぞ」の結び)。伝聞・過去で「読んでいた」。


Q56.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「今ぞ知る、苦しきものは人の世なりけり」とぞ歌ひける。 答え:ウ 解説:「今ぞ知る」とあるように、今気づいた感動。「人の世であったのだなあ」という詠嘆。


Q57.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

幼かりし折、祖母にこの物語を語られき答え:ア 解説:「き」の終止形。自分が語ってもらった直接過去(体験)。


Q58.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

昔、ある男、わづらひて、心地死ぬべくおぼえけり答え:イ 解説:物語の地の文。伝聞・過去で「思われた」。


Q59.次の傍線部「けれ」は、ア〜ウのどれか。

「眺むれば、花こそ散りにけれ」と、をしむ。 答え:ウ 解説:会話文の感慨(係助詞「こそ」の結び「けれ」)。「花が散ってしまったのだなあ」という詠嘆。


Q60.次の傍線部「しか」は、ア〜ウのどれか。

われ、いと幼くして、母におくれしかば、顔をだに知らず。 答え:ア 解説:「しか」は「き」の已然形。自分が母に先立たれた直接過去(体験)。「おくる」=先立たれる。


Q61.次の傍線部「ける」は、ア〜ウのどれか。

その所に、いと大きなる川のありけるを、人々渡りわづらふ。 答え:イ 解説:地の文の叙述(連体形)。伝聞・過去で「あった」。


Q62.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「あはれ、はかなき世にも経にけり」と涙ぐむ。 答え:ウ 解説:会話文の感慨。「はかない世を過ごしてきたのだなあ」という詠嘆。


Q63.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

その絵を、われ確かに昔見き。違ふべくもなし。 答え:ア 解説:「き」の終止形。自分が確かに見た直接過去。


Q64.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

いと久しく時経て後、この事あらはれけり。(地の文) 答え:イ 解説:地の文の叙述。伝聞・過去で「あらわれた」。


Q65.次の傍線部「ける」は、ア〜ウのどれか。

「さても、都は恋しきものなりけり」と、旅人嘆く。 答え:ウ 解説:会話文で今しみじみ気づいた感動。「都は恋しいものだなあ」という詠嘆。


Q66.次の傍線部「し」は、ア〜ウのどれか。

われ、その人と契りことを、今も忘れず。 答え:ア 解説:「し」は「き」の連体形。自分が約束した直接過去。


Q67.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

その国の守、おほやけの物を盗みて、ひそかにたくはへけり。(地の文) 答え:イ 解説:物語の地の文。伝聞・過去で「蓄えた」。


Q68.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「げに、命あるものは皆ほろぶるものなりけり」と悟る。 答え:ウ 解説:会話・心内の気づき。「滅びるものであったのだなあ」という詠嘆。


Q69.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

我ら二人して、その山を越え。いと苦しかりき。 答え:ア 解説:「き」の終止形。自分が越えた直接過去(体験)。


Q70.次の傍線部「ける」は、ア〜ウのどれか。

昔、をのこども集ひて、花見にとて出で立ちける。(地の文) 答え:イ 解説:物語の地の文の語り(連体形止め)。伝聞・過去で「出かけた」。


Q71.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「おのが心さへ、いつしか変はりにけり」と、思ひ知る。 答え:ウ 解説:心の中で今気づいた感動。「自分の心まで変わってしまったのだなあ」という詠嘆。


Q72.次の傍線部「しか」は、ア〜ウのどれか。

その夜、雨いたう降りしかば、え出でずなりにき。 答え:ア 解説:「しか」は「き」の已然形。自分が体験した(雨が降った)直接過去。


Q73.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

昔、男、初冠して、奈良の京、春日の里に狩りに往にけり答え:イ 解説:『伊勢物語』風の語り出し。地の文の伝聞・過去で「行った」。


Q74.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「あな悲し。たのみし人もかかる心ありけり」と泣く。 答え:ウ 解説:会話文で今気づいた感動。「こんな心があったのだなあ」という詠嘆。


Q75.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

われ、その使ひに立ちて、みづから文を奉りき答え:ア 解説:「き」の終止形。自分が差し上げた直接過去(体験)。


Q76.次の傍線部「ける」は、ア〜ウのどれか。

この女、容貌よくて、心ばへもめでたかりける。(地の文) 答え:イ 解説:地の文の人物紹介(連体形止め)。伝聞・過去で「(よく)あった」。


Q77.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「今年の紅葉は、ことに深かりけり」と、めづ。 答え:ウ 解説:会話文の感動。「今年の紅葉は格別に色が深いなあ」という詠嘆。


Q78.次の傍線部「し」は、ア〜ウのどれか。

我が植ゑ松も、いつしか大きになりにけり。 答え:ア 解説:「し」は「き」の連体形。自分が植えた直接過去(体験)。


Q79.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

その後、この寺は次第に荒れて、人も住まずなりけり。(地の文) 答え:イ 解説:物語の地の文の叙述。伝聞・過去で「(住まなく)なった」。


Q80.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「年ごろ思ひつること、今日こそかなひけれ」と、よろこぶ。 答え:ウ 解説:会話文で今かなった感動(係助詞「こそ」の結び「けれ」)。「ついにかなったのだなあ」という詠嘆。


【第4部】入試(Q81〜Q100)

Q81.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

昔、田舎わたらひしける人の子ども、井のもとに出でて遊びけり答え:イ 解説:『伊勢物語』筒井筒の語り出し。地の文の伝聞・過去で「遊んでいた」。


Q82.次の傍線部「し」は、ア〜ウのどれか。

「これは、われ昔の都にて見人なり」と、男言ふ。 答え:ア 解説:会話文だが「し」は「き」の連体形で、話し手が自分で見た直接過去。


Q83.次の傍線部「ける」は、ア〜ウのどれか。

「はるばる来つる旅も、思へば遠く来にけり」と、涙ぐむ。 答え:ウ 解説:会話文の感慨。「遠くまで来てしまったのだなあ」という詠嘆。


Q84.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

「われ、その夜、確かにその声を聞きき」と、おのれの体験を語る。 答え:ア 解説:会話文だが「き」は話し手自身の直接体験を表す直接過去。


Q85.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

その男、京にものへ行きけるに、道にて見知らぬ僧に逢ひにけり答え:イ 解説:物語の地の文の叙述。伝聞・過去で「出会った」。


Q86.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

文を開きて見れば、「我はすでに尼になりにけり」とぞ書きたる。 答え:ウ 解説:手紙(会話に準じる)の中で、自分の身の変化に対する感慨。「尼になってしまったのだなあ」という詠嘆。


Q87.次の傍線部「しか」は、ア〜ウのどれか。

われ、若くて宮仕へに出でしかば、世の有様をもおのづから見及びき。 答え:ア 解説:「しか」は「き」の已然形。自分が宮仕えに出た直接過去(体験)。


Q88.次の傍線部「ける」は、ア〜ウのどれか。

男、女のもとに通ひけるを、親聞きつけて、いみじう制しける答え:イ 解説:物語の地の文の叙述。伝聞・過去で「(厳しく)止めた」。


Q89.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「逢ふも別るるも、皆この関にてありけり」と、感ず。 答え:ウ 解説:会話文でしみじみ気づいた感動。「皆この関で別れてきたのだなあ」という詠嘆。


Q90.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

われ、かの人と同じ船にて、はるかの島まで渡りき答え:ア 解説:「き」の終止形。自分が渡った直接過去(体験)。


Q91.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

今は昔、ある下衆の家に、年経たる猫住みけり答え:イ 解説:説話の語り出し。地の文の伝聞・過去で「住んでいた」。


Q92.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

鏡を見て、「あな、われも老いにけり」と、おどろく。 答え:ウ 解説:会話・心内で今気づいた感動。「自分も老いてしまったのだなあ」という詠嘆。


Q93.次の傍線部「し」は、ア〜ウのどれか。

「あはれ、いとほしと思ひ人は、はや亡せにけり」と語る。 答え:ア 解説:「し」は「き」の連体形。話し手が自分でそう思った直接過去。


Q94.次の傍線部「ける」は、ア〜ウのどれか。

その聖、年ごろ山にこもりて、世に出づることもなくありける答え:イ 解説:地の文の叙述(連体形止め)。伝聞・過去で「いた」。


Q95.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

「人の命の惜しさも、げにあるものなりけり」と、あはれむ。 答え:ウ 解説:会話文の感慨。「命は惜しいものだなあ」という詠嘆。


Q96.次の傍線部「き」は、ア〜ウのどれか。

「この歌は、われ十のとし、はじめて詠みき」と、誇らかに言ふ。 答え:ア 解説:会話文だが「き」は話し手自身の直接体験。直接過去。


Q97.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

かくて、年月を経て、男はつひにその国の守になりにけり。(地の文) 答え:イ 解説:物語の地の文の結び。伝聞・過去で「(国守に)なった」。


Q98.次の傍線部「けれ」は、ア〜ウのどれか。

「思ひきや、かかる山里に住まむとは。世は定めなきものこそありけれ」と嘆く。 答え:ウ 解説:会話文の感慨(係助詞「こそ」の結び「けれ」)。「無常のものであったのだなあ」という詠嘆。


Q99.次の傍線部「しか」は、ア〜ウのどれか。

われ、その軍(いくさ)に加はりて、矢の下をくぐりしかど、かすり傷だに負はざりき。 答え:ア 解説:「しか」は「き」の已然形。自分が戦に加わった直接過去(体験)。


Q100.次の傍線部「けり」は、ア〜ウのどれか。

昔、男ありけり。その男、身をえうなきものに思ひなして、京にはあらじ、東の方に住むべき国求めにとて行きけり答え:イ 解説:『伊勢物語』東下りの地の文。伝聞・過去で「行った」(文頭の「ありけり」も同じ伝聞・過去)。


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