視覚・聴覚・根拠の推定と断定を100問で見分ける
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📖 識別の理屈を先に押さえたい方へ
- このドリルでわかること
- はじめに
- 識別の鉄則
- 🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
- 🎯 解き方のコツ
- 問題(Q1〜Q100)
- 【第1部】基礎(Q1〜Q20)
- Q1.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q2.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q3.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q4.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q5.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q6.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q7.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q8.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q9.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q10.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q11.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q12.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q13.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q14.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q15.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q16.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q17.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q18.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q19.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q20.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- 【第2部】標準(Q21〜Q50)
- Q21.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q22.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q23.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q24.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q25.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q26.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q27.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q28.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q29.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q30.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q31.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q32.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q33.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q34.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q35.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q36.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q37.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q38.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q39.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q40.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q41.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q42.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q43.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q44.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q45.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q46.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q47.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q48.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q49.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q50.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- 【第3部】応用(Q51〜Q80)
- Q51.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q52.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q53.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q54.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q55.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q56.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q57.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q58.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q59.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q60.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q61.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q62.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q63.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q64.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q65.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q66.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q67.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q68.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q69.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q70.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q71.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q72.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q73.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q74.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q75.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q76.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q77.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q78.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q79.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q80.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- 【第4部】入試(Q81〜Q100)
- Q81.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q82.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q83.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q84.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q85.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q86.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q87.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q88.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q89.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q90.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q91.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q92.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q93.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q94.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q95.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q96.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
- Q97.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q98.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
- Q99.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
- Q100.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
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このドリルでわかること
はじめに
「めり」「らし」「なり」は、どれも「〜らしい・〜ようだ」と訳せる推定の助動詞ですが、「何を根拠に推定しているか」で使い分けます。さらに「なり」は断定の「なり」と紛らわしく、接続で見分けます。
傍線部を次の4タイプ(ア〜エ)に分類しましょう。
| 記号 | 語・意味 | 根拠・目印 | 接続 |
|---|---|---|---|
| ア | めり(視覚推定・婉曲) | 目で見て「〜ように見える」 | 終止形(ラ変は連体形) |
| イ | なり(聴覚推定・伝聞) | 音・声・人づて「〜と聞こえる/〜だそうだ」 | 終止形(ラ変は連体形) |
| ウ | らし(根拠ある推定) | 確かな根拠「〜らしい」(和歌に多い) | 終止形(ラ変は連体形) |
| エ | なり(断定) | 「〜だ・〜である」と言い切る | 体言・連体形に接続 |
鉄則 – めり → 目で見た推定(ア)。 らし → 根拠ある推定(ウ)。この2つは断定と紛れない。 – 「なり」は接続を必ず確認。終止形に付けば推定・伝聞(イ)/体言・連体形に付けば断定(エ)。 – 例:「鳥鳴くなり(終止+なり=聞こえる→イ)」⇔「鳥は鳥なり(体言+なり=断定→エ)」。
識別の鉄則
🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
🎯 解き方のコツ
- まず語を見る。「めり」ならア、「らし」ならウで確定(断定と混じらない)。
- 「なり」が出たら接続をチェック。直前が体言か連体形なら断定(エ)。直前が終止形なら推定・伝聞(イ)。
- サ変「す」なら、終止「す」+なり=推定(イ)/連体「する」+なり=断定(エ)。下二段なら終止「聞こゆ」/連体「聞こゆる」で見分ける。
- めり=目/なり=耳・人づて/らし=根拠、と根拠で覚える。
問題(Q1〜Q100)
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【第1部】基礎(Q1〜Q20)
Q1.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
見れば、人々はや帰るめり。 答え:ア 解説:「帰る(終止)+めり」。目で見て「帰るように見える」視覚推定。
Q2.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
いづくにか、笛の音すなり。 答え:イ 解説:「す(サ変・終止)+なり」。音を聞いての聴覚推定「笛の音がするようだ」。
Q3.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)み吉野の山に雪降るらし。 答え:ウ 解説:「降る(終止)+らし」。根拠にもとづく推定「雪が降っているらしい」。和歌に多い。
Q4.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
これは、都の人の家なり。 答え:エ 解説:体言「家」+なり。「〜である」と言い切る断定。
Q5.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
風吹きて、花散るめり。 答え:ア 解説:「散る(終止)+めり」。目で見ての視覚推定「散るように見える」。
Q6.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
山のあなたに、鹿の鳴くなり。 答え:イ 解説:声を聞いての聴覚推定「鹿が鳴いているようだ」。
Q7.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
かの人は、やむごとなき大臣なり。 答え:エ 解説:体言「大臣」+なり。断定「〜である」。
Q8.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)秋の野に、萩咲きぬらし。 答え:ウ 解説:「咲きぬ(終止)+らし」。根拠ある推定「咲いたらしい」。
Q9.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
子ども、皆寝ぬめり。 答え:ア 解説:「寝ぬ(終止)+めり」。様子を見ての視覚推定「寝てしまったようだ」。
Q10.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
夜更けて、遠く鐘の聞こゆなり。 答え:イ 解説:「聞こゆ(下二・終止)+なり」。音を聞いての聴覚推定。
Q11.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
我こそは、この国の主なれ。 答え:エ 解説:体言「主」+なり(已然形「なれ」、係助詞「こそ」の結び)。断定。
Q12.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
月、山の端に出づめり。 答え:ア 解説:「出づ(下二・終止)+めり」。目で見ての視覚推定。
Q13.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)衣ほすてふ夏来たるらし。 答え:ウ 解説:「来たる(終止)+らし」。干された衣を根拠にした推定「夏が来たらしい」。
Q14.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
軒のあたりに、水の流るなり。 答え:イ 解説:「流る(下二・終止)+なり」。音を聞いての聴覚推定。
Q15.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
ここは、昔の宮の跡なり。 答え:エ 解説:体言「跡」+なり。断定「〜である」。
Q16.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
道のほとりに、人多く集ふめり。 答え:ア 解説:「集ふ(終止)+めり」。目で見ての視覚推定。
Q17.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
戸の外に、人の来(く)なり。 答え:イ 解説:「来(カ変・終止「く」)+なり」。物音を聞いての聴覚推定「人が来るようだ」。
Q18.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)龍田川、紅葉乱れて流るらし。 答え:ウ 解説:「流る(終止)+らし」。根拠ある推定。和歌に多い。
Q19.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
この笛、世に名高き宝なり。 答え:エ 解説:体言「宝」+なり。断定。
Q20.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
雲行きあやしく、雨降るめり。 答え:ア 解説:「降る(終止)+めり」。空を見ての視覚推定。
【第2部】標準(Q21〜Q50)
Q21.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
草むらに、虫の鳴くなり。 答え:イ 解説:声を聞いての聴覚推定「虫が鳴いているようだ」。
Q22.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
答へていはく、「我は漁師なり」と。 答え:エ 解説:体言「漁師」+なり。断定「〜である」。
Q23.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
庭の桜、はや咲き初むめり。 答え:ア 解説:「初む(下二・終止)+めり」。目で見ての視覚推定。
Q24.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)天の香具山、霞たなびく春来ぬらし。 答え:ウ 解説:「来ぬ(終止)+らし」。霞を根拠にした推定。
Q25.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
壁を隔てて、人の物言ふ声すなり。 答え:イ 解説:「す(サ変・終止)+なり」。声を聞いての聴覚推定。
Q26.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
持ちたるは、めづらかなる唐の鏡なり。 答え:エ 解説:体言「鏡」+なり。断定。
Q27.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
舟、はや岸を離るめり。 答え:ア 解説:「離る(下二・終止)+めり」。目で見ての視覚推定。
Q28.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
軒の松に、風の渡るなり。 答え:イ 解説:松を渡る風の音を聞いての聴覚推定。
Q29.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
この童は、商人(あきびと)の子なり。 答え:エ 解説:体言「子」+なり。断定。
Q30.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)あしひきの山ほととぎす、今ぞ鳴きぬらし。 答え:ウ 解説:「鳴きぬ(終止)+らし」。根拠ある推定。
Q31.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
火、いよいよ燃え広ごるめり。 答え:ア 解説:「広ごる(終止)+めり」。目で見ての視覚推定。
Q32.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
谷の方より、水の落つなり。 答え:イ 解説:「落つ(上二・終止)+なり」。水音を聞いての聴覚推定。
Q33.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
答へけるは、「これなむ、求めし玉なる」。 答え:エ 解説:体言「玉」+なり(連体形「なる」、係助詞「なむ」の結び)。断定。
Q34.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
人々の気色、いと心苦しげなめり。 答え:ア 解説:「なる(形容動詞・連体)+めり」が「なめり」。様子を見ての視覚推定。
Q35.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
「上達部、皆参り給ふ」といふなり。 答え:イ 解説:「言ふ+なり」で、人づての伝聞「〜と言うことだ・〜だそうだ」。
Q36.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
かの聖の住む所は、深き山の奥なり。 答え:エ 解説:体言「奥」+なり。断定。
Q37.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)み熊野の浦の浜木綿、咲きぬらし。 答え:ウ 解説:「咲きぬ(終止)+らし」。根拠ある推定。
Q38.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
軒近く、鳥の羽うつ音すなり。 答え:イ 解説:「す(サ変・終止)+なり」。羽音を聞いての聴覚推定。
Q39.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
日暮れて、人かげまれなるめり。 答え:ア 解説:「まれなる(形容動詞・連体)+めり」。目で見ての視覚推定。
Q40.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
この所、もとは海なりき。 答え:エ 解説:体言「海」+なり(連用形「なり」+過去「き」)。断定。
Q41.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
都には、疫病いみじくおこるなり。 答え:イ 解説:「おこる(終止)+なり」。人づての伝聞「流行しているそうだ」。
Q42.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
客人(まらうど)、はや立ち帰るめり。 答え:ア 解説:「帰る(終止)+めり」。目で見ての視覚推定。
Q43.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)富士の嶺に、雪はなほ降るらし。 答え:ウ 解説:「降る(終止)+らし」。根拠ある推定。
Q44.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
持て来たるは、よく切るる刀なり。 答え:エ 解説:体言「刀」+なり。断定。
Q45.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
軒の雫、いまだ落つなり。 答え:イ 解説:「落つ(上二・終止)+なり」。雫の音を聞いての聴覚推定。
Q46.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
病、日にそへて重るめり。 答え:ア 解説:「重る(終止)+めり」。様子を見ての視覚推定。
Q47.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
われは、その家に仕ふる女房なり。 答え:エ 解説:体言「女房」+なり。断定。
Q48.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
「帝、やがて行幸あるべし」といふなり。 答え:イ 解説:「言ふ+なり」で伝聞「〜だそうだ」。
Q49.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)春日野の若菜摘みつつ、君を待つらし。 答え:ウ 解説:「待つ(終止)+らし」。根拠ある推定。
Q50.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
池の蓮、おほかた散り果てぬめり。 答え:ア 解説:「果てぬ(終止)+めり」。目で見ての視覚推定。
【第3部】応用(Q51〜Q80)
Q51.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
風の音にぞ、秋の来(き)ぬるなりと知らるる。 答え:エ 解説:「来ぬる(完了「ぬ」連体)+なり」。連体形接続なので断定「秋が来たのだ」。
Q52.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
ものの音、絶え絶えに聞こゆなり。 答え:イ 解説:「聞こゆ(下二・終止)+なり」。終止形接続で聴覚推定「聞こえるようだ」。
Q53.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
あれは、世に隠れなき笛の上手の奏するなり。 答え:エ 解説:「奏する(サ変・連体)+なり」。連体形接続なので断定「奏するのだ」。
Q54.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
いづこにか、人のすまふなり。 答え:イ 解説:「すまふ(終止)+なり」。物音・気配を聞いての聴覚推定「住んでいるようだ」。
Q55.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
灯(ともしび)の影、かすかにゆらぐめり。 答え:ア 解説:「ゆらぐ(終止)+めり」。目で見ての視覚推定。
Q56.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
よく見れば、これは作りたる花なり。 答え:エ 解説:体言「花」+なり。断定「造花である」。
Q57.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)我が宿の梅、今を盛りと咲くらし。 答え:ウ 解説:「咲く(終止)+らし」。根拠ある推定。
Q58.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
暁、鶏(とり)の鳴くなり、いざ立たむ。 答え:イ 解説:鶏の声を聞いての聴覚推定「鳴いているようだ」。
Q59.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
このわたりに住むは、いやしからぬ人の住むなるべし。 答え:イ 解説:「住む(終止)+なる」。終止形接続で推定・伝聞。「なるべし」で「住んでいるのであろう」。
Q60.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
雪うち積もりて、道も見えぬめり。 答え:ア 解説:「見えぬ(終止)+めり」。目で見ての視覚推定「見えなくなったようだ」。
Q61.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
その帝は、世を治むること九年なりき。 答え:エ 解説:体言「九年」+なり(連用形+き)。断定。
Q62.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
山風に乗りて、遠く笛の吹くなり。 答え:イ 解説:笛の音を聞いての聴覚推定。
Q63.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)ひぐらしの鳴きつるなへに、日は暮れぬらし。 答え:ウ 解説:「暮れぬ(終止)+らし」。ひぐらしの声を根拠にした推定。
Q64.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
これこそ、年ごろ尋ねし父の形見なれ。 答え:エ 解説:体言「形見」+なり(已然形「なれ」、「こそ」の結び)。断定。
Q65.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
客、酔ひて、いたく乱るめり。 答え:ア 解説:「乱る(下二・終止)+めり」。様子を見ての視覚推定。
Q66.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
帳のうちに、人のうち嘆くけはひすなり。 答え:イ 解説:「す(サ変・終止)+なり」。気配・音を聞いての聴覚推定。
Q67.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
文を開きて見れば、別れを告ぐる言葉なり。 答え:エ 解説:体言「言葉」+なり。断定。
Q68.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
「この寺は、いと霊験あらたかなる所」と人いふなり。 答え:イ 解説:「言ふ+なり」で人づての伝聞「〜だそうだ」。
Q69.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)水鳥の立ちし騒ぎに、敵(あた)の寄せ来(く)らし。 答え:ウ 解説:「来(カ変・終止「く」)+らし」。水鳥の騒ぎを根拠にした推定。
Q70.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
馬、草に飽きて、いま臥(ふ)すめり。 答え:ア 解説:「臥す(終止)+めり」。目で見ての視覚推定。
Q71.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
笛を吹くは、かの有名なる楽人(がくにん)のするなり。 答え:エ 解説:「する(サ変・連体)+なり」。連体形接続なので断定「するのだ」(Q53と同型)。
Q72.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
軒端を、しきりに雨のうつなり。 答え:イ 解説:「うつ(四段・終止)+なり」。雨音を聞いての聴覚推定。
Q73.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
かの女、このごろ心地わづらふめり。 答え:ア 解説:「わづらふ(終止)+めり」。様子を見ての視覚推定。
Q74.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
御簾のうちに、琴をかき鳴らすなり。 答え:イ 解説:「鳴らす(四段・終止)+なり」。琴の音を聞いての聴覚推定。
Q75.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
帝のおはします所は、内裏といふ所なり。 答え:エ 解説:体言「所」+なり。断定。
Q76.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)秋萩の散りゆく見れば、鹿鳴きぬらし。 答え:ウ 解説:「鳴きぬ(終止)+らし」。根拠ある推定。
Q77.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
戸を叩きて、何やらん告ぐるなり。 答え:エ 解説:「告ぐる(下二・連体)+なり」。連体形接続なので断定「告げるのだ」。
Q78.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
月明かければ、虫も鳴かで、ただ静かなめり。 答え:ア 解説:「静かなる(形容動詞・連体)+めり」が「静かなめり」。様子を見ての視覚推定。
Q79.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
隣にて、人の声高に物言ふなり。 答え:イ 解説:「言ふ(四段・終止)+なり」。声を聞いての聴覚推定。
Q80.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
この皮衣(かはごろも)は、まことの火鼠(ひねづみ)の皮なり。 答え:エ 解説:体言「皮」+なり。断定。
【第4部】入試(Q81〜Q100)
Q81.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
夜もすがら、軒の雨のそそくなりを聞きて、明かしつ。 答え:イ 解説:「そそく(四段・終止)+なり」。雨音を聞いての聴覚推定「降りそそぐようだ」。
Q82.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
よく見れば、人と見えしは枯れたる木なりけり。 答え:エ 解説:体言「木」+なり(+けり)。断定「枯れ木であったのだ」。
Q83.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
風いで来て、釣りする舟ども、はや漕ぎ帰るめり。 答え:ア 解説:「帰る(終止)+めり」。海上の舟を見ての視覚推定。
Q84.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)天の原ふりさけ見れば、月かたぶきぬらし。 答え:ウ 解説:「かたぶきぬ(終止)+らし」。空を根拠にした推定。
Q85.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
几帳のかげに、衣のふれ合ふ音すなり。 答え:イ 解説:「す(サ変・終止)+なり」。衣ずれの音を聞いての聴覚推定。
Q86.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
答へていはく、「この道を行けば、京にいたるなり」と。 答え:エ 解説:「いたる(四段・連体)+なり」。ここは「〜のだ」と説明する断定。
Q87.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
主(あるじ)の心ばへ、いとあはれに、人をいたはるめり。 答え:ア 解説:「いたはる(終止)+めり」。様子から判断する視覚推定(婉曲)。
Q88.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
をちかたに、舟こぐ音のかすかにすなり。 答え:イ 解説:「す(サ変・終止)+なり」。遠くの櫓の音を聞いての聴覚推定。 (※「する」ではなく終止「す」+なり。已然・連体の「する」と取り違えないこと。)
Q89.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)み吉野の山辺に見ゆる白雪は、花の散るらし。 答え:ウ 解説:「散る(終止)+らし」。散る花を雪と見まがう、その根拠にもとづく推定。
Q90.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
この人は、もとは藤原のなにがしと聞こえし人なり。 答え:エ 解説:体言「人」+なり。断定。
Q91.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
花は盛り過ぎて、葉がちになりゆくめり。 答え:ア 解説:「なりゆく(終止)+めり」。木の様子を見ての視覚推定。
Q92.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
暁方、鶏のしきりに鳴くなり、人々起き出づ。 答え:イ 解説:鶏の声を聞いての聴覚推定「鳴いているようだ」。
Q93.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
この瓜は、いとよく熟(う)れたるなり、召し上がれ。 答え:エ 解説:「熟れたる(完了「たり」連体)+なり」。連体形接続なので断定「熟しているのだ」。
Q94.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)今朝来鳴きいまだ旅なる、ほととぎす花橘に宿るらし。 答え:ウ 解説:「宿る(終止)+らし」。声を根拠にした推定。
Q95.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
夜深く、時を告ぐる鼓(つづみ)の鳴るなり。 答え:イ 解説:「鳴る(終止)+なり」。鼓の音を聞いての聴覚推定。
Q96.次の傍線部「めり」は、ア〜エのどれか。
旅人、道に迷ひて、いとわびしげなめり。 答え:ア 解説:「わびしげなる(形容動詞・連体)+めり」が「わびしげなめり」。様子を見ての視覚推定。
Q97.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
北の方は、按察使(あぜち)の大納言の御むすめなり。 答え:エ 解説:体言「むすめ」+なり。断定。
Q98.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
深き夜、遠き寺の鐘のつくなりを、ひとり聞く。 答え:イ 解説:「つく(四段・終止)+なり」。鐘の音を聞いての聴覚推定。
Q99.次の傍線部「らし」は、ア〜エのどれか。
(歌)秋来ぬと、目にはさやかに見えねども、風の音にぞ秋はたちぬらし。 答え:ウ 解説:「たちぬ(終止)+らし」。風の音を根拠にした推定。
Q100.次の傍線部「なり」は、ア〜エのどれか。
をりふし、御簾のうちに、箏(さう)の琴をしらぶる音すなり。 答え:イ 解説:「す(サ変・終止)+なり」。琴を調べる音を聞いての聴覚推定。 (文末の「しらぶる」は連体だが、傍線部の判定は「す+なり」の終止形接続。)
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