漢文の「使役(〜させる)」と「受身(〜される)」を、目印の字でスッキリ見分けます。
使役は「使・令・教・遣(しむ)」、受身は「見・被(る・らる)」や「為〜所(る)」「於(に…らる)」が目印です。形が決まっているので、目印の字を覚えれば一発で判別できます。
目印と意味

| 句法 | 目印の字 | 読み・訳 |
|---|---|---|
| 使役 | 使・令・教・遣 | AをしてB(せ)しむ=AにBさせる |
| 受身 | 見・被 | る・らる=〜される |
| 受身 | 為A所B | AのBする所と為る=AにBされる |
| 受身 | (動詞)於〜 | 〜に…らる=〜に…される |
例文で確認

- 使臣下諫 → 臣下をして諫めしむ (臣下に諫めさせる)
- 為人所笑 → 人の笑ふ所と為る (人に笑われる)
- 労力者治於人 → 力を労する者は人に治めらる (体を使う者は人に治められる)

覚え方のポイント

- 使役は「使・令」を見たら『AをしてB(せ)しむ』の形を探す。
- 受身は『為〜所〜』と『於+らる』の二大パターンを押さえる。
- 「見・被」は受身の助動詞「る・らる」と同じ働き。


コメント