古文「ず」の識別 100題ドリル|無料PDFと解答付き

古文ドリル

打消の助動詞「ず」を100問で完全攻略

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このドリルでわかること

はじめに:「ず」の正体

打消の助動詞「ず」は、未然形接続。 活用が変則的なので、活用形を見抜く問題が多い。

活用形 「ず」の形 用例
未然形 ず/ざら 知らして/知らざら
連用形 ず/ざり 知らけり/知らざりけり
終止形 知ら
連体形 ぬ/ざる 知ら人/知らざる
已然形 ね/ざれ 知らば/知らざれ
命令形 ざれ 知らざれ

識別の鉄則

識別の鉄則

  1. 直前は必ず未然形
  2. 直後を見る
  3. 体言 → 連体形「ぬ/ざる」
  4. 「て・して」→ 連用形「ず/ざり」
  5. 「ば」→ 已然形「ね/ざれ」(已然+ば=原因・確定)
  6. 文末・句点 → 終止形「ず」

「識別の鉄則」は文法的に正しい順序。
こちらは 試験本番で3秒で答えを出す ための実戦テクニックです。

コツ① 「ず/ぬ/ね/ざり/ざる/ざれ」を見たら直後で活用形が即決

打消「ず」の活用形判定は、 直後の語 だけ見れば9割当たる。 – +体言 → 連体形「ぬ/ざる」(知ら人/知らざる人) – +ば → 已然形「ね/ざれ」(知らば/知らざれば) – +して/+けり → 連用形「ず/ざり」(知らして/知らざりけり) – +句点 → 終止形「ず」(知ら。)

「直後で何が来てるか」だけ見れば即答できる。

コツ② 「ぬ」が来たら直前で打消か完了かを即判定

「ぬ」は 打消「ず」連体形完了の助動詞「ぬ」終止形 の2パターン。 – 未然形+ぬ → 打消「ず」連体形(散ら花=散らない花) – 連用形+ぬ → 完了「ぬ」終止形(散り=散ってしまった)

四段動詞で「散らぬ/散りぬ」のように 直前の母音が違う ことに注目すれば一発で見抜ける。

コツ③ 「ね」も同じく直前で2パターン

「ね」も 打消「ず」已然形完了「ぬ」命令形 の2つ。 – 未然形+ね → 打消已然形(知らば=知らないので) – 連用形+ね → 完了命令形(疾く去り=早く去ってしまえ)

「〜ねば」の形なら99%打消。「〜よ/〜命令」の文脈なら完了命令。

コツ④ 「ざり」系は連用形・命令形・補助活用と覚える

「ざり・ざる・ざれ」は 補助活用(ザリ活用)。 – ざり → 連用形(〜ざりけり) – ざる → 連体形(〜ざる人) – ざれ → 已然形(〜ざれば)/命令形(〜ざれ!)

「ざ」が見えたら補助活用と即認識する。

試験本番でのチェック順序

  1. 「ず/ぬ/ね/ざ系」を見たら 直後 をチェック
  2. 直後の語で活用形を確定(体言→連体、ば→已然、句点→終止、して→連用)
  3. 「ぬ/ね」は 直前 が未然形か連用形かで打消/完了を区別
  4. 「ざ系」は補助活用と即認識して活用形だけ判定

→ この順番で 3秒 で答えが出ます。

よくある引っかけ

  • 「散り」を打消と誤答(連用+ぬ=完了)
  • 「散ら」を完了と誤答(未然+ぬ=打消連体形)
  • 「〜ね!」を打消已然と誤答(命令文脈なら完了「ぬ」命令形)
  • 「ざる」「ざれ」を「ぞ」「ば」の係り結びと混同する

🎯 解き方のコツ(時短テクニック)

🎯 解き方のコツ(時短テクニック)

問題(Q1〜Q100)

ここから100問を表示します。スマホでも解けるよう、答えと解説は各問の直下に表示しています。「解答が見えると解いた気にならない」という方は、上のPDFをダウンロードして印刷で解いてください。

【第1部】基礎編


Q1.次の傍線部「ず」の活用形を答えよ。

我れ知ら

答え:終止形 解説:文末・句点。「私は知らない」。


Q2.次の傍線部「ぬ」を識別せよ。

物言は人。

答え:打消の助動詞「ず」連体形「ぬ」 解説:「言は」未然+「ぬ」+体言「人」。連体形。「物を言わない人」。


Q3.次の傍線部「ね」を識別せよ。

知らば、答へず。

答え:打消の助動詞「ず」已然形「ね」 解説:「知ら」未然+「ね」+「ば」(原因)。「知らないので、答えない」。


Q4.次の傍線部「ず」を識別せよ。

物言はして、立ち去る。

答え:連用形 解説:「言は」未然+「ず」+「して」(接続助詞、連用接続)。「物を言わないで、立ち去る」。


Q5.次の傍線部「ざり」を識別せよ。

知らざりけり。

答え:連用形「ざり」 解説:「知ら」未然+「ざり」+過去「けり」。「知らなかった」。


Q6.次の傍線部「ぬ」を識別せよ。

花咲か夜。

答え:打消連体形「ぬ」 解説:「咲か」未然+「ぬ」+体言「夜」。「花が咲かない夜」。


Q7.次の傍線部「ね」を識別せよ。

思はど、口に出す。

答え:打消已然形「ね」 解説:「思は」未然+「ね」+「ど」(逆接)。「思わないけれども、口に出す」。


Q8.次の傍線部「ず」を識別せよ。

雨降ら

答え:終止形 解説:文末。「雨が降らない」。


Q9.次の傍線部「ざる」を識別せよ。

知らざる人。

答え:打消連体形「ざる」 解説:「知ら」未然+「ざる」+体言「人」。「知らない人」。


Q10.次の傍線部「ず」を識別せよ。

食はして、寝ぬ。

答え:連用形 解説:「食は」未然+「ず」+「して」。「食べないで、眠った」。


Q11.次の傍線部「ぬ」を識別せよ。

られ夜。

答え:打消「ず」連体形「ぬ」 解説:下二段「寝(ぬ)」未然形「ね」+可能「らる」未然形「られ」+打消「ず」連体形「ぬ」+体言「夜」。「眠れない夜」。体言の前なので連体形「ぬ」。「らる」の活用:られ・られ・らる・らるる・らるれ・られよ。


Q12.次の傍線部「ね」を識別せよ。

ば、待つ。

答え:打消已然形「ね」 or 完了「ぬ」已然形「ね」 解説:「来」が未然「こ」なら打消「来ねば(来ないので)」、連用「き」なら完了「来てしまったので」。文意で判断。


Q13.次の傍線部「ず」を識別せよ。

我れ仕うまつら

答え:終止形 解説:文末。「私はお仕えしない」。


Q14.次の傍線部「ざれ」を識別せよ。

知らざれば、答へず。

答え:打消已然形「ざれ」 解説:「知ら」未然+「ざれ」+「ば」。「知らないので、答えない」。


Q15.次の傍線部「ぬ」を識別せよ。

嵐山に登ら人。

答え:打消連体形「ぬ」 解説:「登ら」未然+「ぬ」+体言「人」。「嵐山に登らない人」。


Q16.次の傍線部「ず」を識別せよ。

いまだ書か

答え:終止形 解説:文末。「まだ書かない」。


Q17.次の傍線部「ね」を識別せよ。

終夜(よもすがら)思ひに沈みて寝ぬれど、夢は見ず。

答え:打消「ず」已然形「ね」 解説:(参考)下二段「寝(ぬ)」已然形「寝ぬれ」+接続助詞「ど」(逆接確定)。「終夜、もの思いに沈んで眠るけれど、夢を見ない」。本文に「ね」は単独で現れないため、これは識別問題としては範囲外。


Q18.次の傍線部「ず」を識別せよ。

風吹か、波静かなり。

答え:終止形(or 連用形) 解説:句点ありなら終止、なければ連用。「風が吹かず、波が静かだ」。


Q19.次の傍線部「ぬ」を識別せよ。

月見人、世になし。

答え:打消連体形「ぬ」 解説:「見」上一段未然+「ぬ」+体言「人」。「月を見ない人は、世にいない」。


Q20.次の傍線部「ね」を識別せよ。

言はばこそ、奥ゆかしけれ。

答え:打消已然形「ね」 解説:「言は」未然+「ね」+「ばこそ」(強調)。「言わないからこそ、奥ゆかしい」。


基礎編 /20


【第2部】標準編


Q21.「ず」を識別せよ。

行か、ただ立ち止まる。

答え:連用形 解説:「ず」+ 動詞「立ち止まる」(中止法)。


Q22.「ぬ」を識別せよ。

春来たらぬ山。

答え:打消連体形「ぬ」 解説:「来た」(来連用)+「らぬ」(らず連体)+体言「山」。


Q23.「ね」を識別せよ。

物食はば、痩せたり。

答え:打消已然形 解説:「食は」未然+「ね」+「ば」。


Q24.「ざり」を識別せよ。

知らざりしを、嘆く。

答え:連用形「ざり」 解説:「ざり」+過去「き」連体「し」+準体「を」。


Q25.「ず」を識別せよ。

我れ思は

答え:終止形 解説:文末。


Q26.「ざる」を識別せよ。

心ある人にあらざるを、嘆く。

答え:連体形「ざる」 解説:「あら」未然+「ざる」+準体「を」。


Q27.「ず」を識別せよ。

仕うまつらして、退き出づ。

答え:連用形 解説:「ず」+「して」。


Q28.「ぬ」を識別せよ。

言はことを、聞く。

答え:打消連体形「ぬ」 解説:「言は」未然+「ぬ」+体言「こと」。


Q29.「ざれ」を識別せよ。

知らざれば、教ふ。

答え:已然形 解説:「ざれ」+「ば」。


Q30.「ず」を識別せよ。

我れも来

答え:終止形 解説:文末。


Q31.「ね」を識別せよ。

行かば、ここに居る。

答え:打消已然形 解説:「行か」未然+「ね」+「ば」。


Q32.「ぬ」を識別せよ。

月見夜は、なほさうざうし。

答え:打消連体形 解説:「見」未然+「ぬ」+体言「夜」。


Q33.「ざり」を識別せよ。

雨降らざりつる夜半。

答え:連用形 解説:「ざり」+完了「つる」連体形+体言「夜半」。


Q34.「ず」を識別せよ。

詠まして、心定まりぬ。

答え:連用形 解説:「ず」+「して」。


Q35.「ね」を識別せよ。

物言はど、目に物言ふ。

答え:打消已然形 解説:「言は」未然+「ね」+「ど」(逆接)。


Q36.「ざる」を識別せよ。

心通はざる人。

答え:打消連体形 解説:「通は」未然+「ざる」+体言「人」。


Q37.「ず」を識別せよ。

して、待ちぬ。

答え:連用形 解説:「ず」+「して」。


Q38.「ぬ」を識別せよ。

名乗ら人ぞ怪し。

答え:打消連体形 解説:「名乗ら」未然+「ぬ」+体言「人」+係助詞「ぞ」+形容詞已然「怪しけれ」(連体結び)。


Q39.「ね」を識別せよ。

知り給はば、教ふべし。

答え:打消已然形 解説:「給は」未然+「ね」+「ば」。


Q40.「ざれ」を識別せよ。

心ある人にあらざれば、これを解せず。

答え:已然形 解説:「あら」未然+「ざれ」+「ば」。


Q41.「ず」を識別せよ。

我れ語らして、退く。

答え:連用形 解説:「ず」+「して」。


Q42.「ぬ」を識別せよ。

あらは人。

答え:打消「ず」連体形「ぬ」 解説:下二段「あらはる(現る)」未然形「あらはれ」+打消「ず」連体形「ぬ」+体言「人」。「姿を現さない人/露見しない人」。体言の前なので連体形「ぬ」。


Q43.「ざる」を識別せよ。

心定まらざるを、嘆く。

答え:連体形 解説:「定まら」未然+「ざる」+準体「を」。


Q44.「ね」を識別せよ。

我れ知らばこそ、なほ恋し。

答え:打消已然形 解説:「知ら」未然+「ね」+「ばこそ」(強調)。


Q45.「ず」を識別せよ。

いまだ起き

答え:終止形 解説:文末。


Q46.「ぬ」を識別せよ。

都に住ま人ら。

答え:打消連体形 解説:「住ま」未然+「ぬ」+体言「人ら」。


Q47.「ざり」を識別せよ。

物食はざりけれども、太れり。

答え:連用形 解説:「ざり」+過去「けり」已然+逆接「ども」。


Q48.「ず」を識別せよ。

風吹かして、舟止まる。

答え:連用形 解説:「ず」+「して」。


Q49.「ね」を識別せよ。

月隠れば、なほ明し。

答え:打消已然形 or 完了已然形 解説:「隠れ」未然なら打消、連用なら完了。文意「隠れない」or「隠れた」。


Q50.「ざる」を識別せよ。

心通はざるものなり。

答え:連体形 解説:「通は」未然+「ざる」+体言「もの」。


標準編 /30


【第3部】応用編


Q51.「ず」を識別せよ。

行く川のながれは絶えして、しかも、もとの水にあらず。

答え:連用形 解説:方丈記冒頭。「ず」+「して」(連用接続)。


Q52.「ぬ」を識別せよ。

知ら間に春は来にけり。

答え:打消連体形 解説:「知ら」未然+「ぬ」+体言「間」。


Q53.「ね」を識別せよ。

言はばこそありけれ。

答え:打消已然形 解説:「言は」未然+「ね」+「ばこそ」+ラ変已然「ありけれ」。


Q54.「ざり」を識別せよ。

あらざりけるを、嘆く。

答え:連用形(補助活用) 解説:ラ変「あり」未然「あら」+打消「ず」連用形「ざり」(補助活用)+過去「けり」連体「ける」+準体「を」。「あらざりける」=「(その事が)なかったことを、嘆く」。


Q55.「ず」を識別せよ。

我れ仕うまつらして、退きいづ。

答え:連用形 解説:「ず」+「して」。


Q56.「ぬ」を識別せよ。

風吹か夜、月清く照る。

答え:打消連体形 解説:「吹か」未然+「ぬ」+体言「夜」。


Q57.「ね」を識別せよ。

心ある人にあらば、これを解せず。

答え:打消已然形 解説:「あら」未然+「ね」+「ば」。


Q58.「ざる」を識別せよ。

嵐の風吹かざる夜、なほ恐し。

答え:連体形 解説:「吹か」未然+「ざる」+体言「夜」。


Q59.「ず」を識別せよ。

雨やまして、川あふる。

答え:連用形 解説:「ず」+「して」。


Q60.「ぬ」を識別せよ。

我れ詠まを、人皆怪しむ。

答え:打消連体形 解説:「詠ま」未然+「ぬ」+準体「を」。


Q61.「ね」を識別せよ。

思はざるにしもあらば、口に出す。

答え:打消已然形 解説:「あら」未然+「ね」+「ば」。


Q62.「ざれ」を識別せよ。

物食はざれば、痩す。

答え:已然形 解説:「食は」未然+「ざれ」+「ば」。


Q63.「ず」を識別せよ。

心ある人にあらは、これを解せず。

答え:連用形 解説:「あら」未然+「ず」+「は」(仮定)。


Q64.「ぬ」を識別せよ。

物のあはれを知ら人にあらず。

答え:打消連体形 解説:「知ら」未然+「ぬ」+体言「人」。


Q65.「ね」を識別せよ。

君行かば、待ちわぶ。

答え:打消已然形 解説:「行か」未然+「ね」+「ば」。


Q66.「ざり」を識別せよ。

詠まざりしを嘆く。

答え:連用形 解説:「ざり」+過去「き」連体「し」+準体「を」。


Q67.「ず」を識別せよ。

我れ仕うまつら

答え:終止形 解説:文末。


Q68.「ぬ」を識別せよ。

唐土に渡ら人ら。

答え:打消連体形 解説:「渡ら」未然+「ぬ」+体言「人ら」。


Q69.「ね」を識別せよ。

心の奥を知らば、信ず。

答え:打消已然形 解説:「知ら」未然+「ね」+「ば」。


Q70.「ざる」を識別せよ。

物のあはれを解せざる人にあらず。

答え:打消連体形 解説:「解せ」(サ変未然)+「ざる」+体言「人」。


Q71.「ず」を識別せよ。

風吹かず波荒から

答え:終止形 解説:「風吹かず(連用)、波荒からず(終止)」。


Q72.「ぬ」を識別せよ。

いまだ知らことぞ多き。

答え:打消連体形 解説:「知ら」未然+「ぬ」+体言「こと」。


Q73.「ね」を識別せよ。

嵐山に登らば、紅葉を見ず。

答え:打消已然形 解説:「登ら」未然+「ね」+「ば」。


Q74.「ざり」を識別せよ。

心ありし人ならぬもとの世。

答え:(複雑)打消「ぬ」連体形 解説:「ならぬ」(ぬ=連体)。


Q75.「ず」を識別せよ。

名乗らして、立ち去りぬ。

答え:連用形 解説:「ず」+「して」。


Q76.「ぬ」を識別せよ。

物のあはれを知ら身。

答え:打消連体形 解説:「知ら」未然+「ぬ」+体言「身」。


Q77.「ね」を識別せよ。

仏に祈らど、心安し。

答え:打消已然形 解説:「祈ら」未然+「ね」+「ど」(逆接)。


Q78.「ざる」を識別せよ。

風吹かざる夜、なほ波静か。

答え:打消連体形 解説:「吹か」未然+「ざる」+体言「夜」。


Q79.「ず」を識別せよ。

我れ詠まして、口を閉づ。

答え:連用形 解説:「ず」+「して」。


Q80.「ぬ」を識別せよ。

心通はを嘆く。

答え:打消連体形 解説:「通は」未然+「ぬ」+準体「を」。


応用編 /30


【第4部】入試レベル


Q81.「ぬ」を識別せよ。

仁和寺にある法師、年寄るまで、石清水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、ただ一人、徒歩より詣でけり。

答え:(参考、「ざり」=打消連用形) 注釈:徒然草「仁和寺の法師」段。


Q82.「ね」を識別せよ。

月の都の人にしあらば、いかでかかかる目に遭はむ。

答え:打消已然形 解説:「あら」未然+「ね」+「ば」。「月の都の人ではないので、どうしてこんな目に遭おうか」。


Q83.「ず」を識別せよ。

物のあはれを知ら人にあら

答え:終止形 解説:「あら」未然+「ず」。「物のあわれを知らない人ではない」。


Q84.「ぬ」を識別せよ。

知らを知らずとせよ。

答え:打消連体形 解説:「知ら」未然+「ぬ」+準体「を」。「知らないことを知らないとせよ」(論語の言葉)。


Q85.「ね」を識別せよ。

心ある人にあらばこそ、これを解せず。

答え:打消已然形 解説:「あら」未然+「ね」+「ばこそ」。「心ある人ではないからこそ、これを解さない」。


Q86.「ぬ」を識別せよ。

月の出で夜、なほ暗し。

答え:打消「ず」連体形「ぬ」 解説:下二段「出づ」未然形「出で」+打消「ず」連体形「ぬ」+体言「夜」。「月が出ない夜は、なお暗い」。体言の前なので連体形「ぬ」(已然形「ね」と混同しない)。打消「ず」の活用:ず・ず・ず・ぬ・ね・〇。


Q87.「ざり」を識別せよ。

物食はざりしことを、後悔す。

答え:連用形 解説:「ざり」+過去「き」連体「し」+体言「こと」。


Q88.「ぬ」を識別せよ。

仕うまつらこと、限りなし。

答え:打消連体形 解説:「仕うまつら」未然+「ぬ」+体言「こと」。


Q89.「ね」を識別せよ。

仏に祈らば、誰にか頼まむ。

答え:打消已然形 解説:「祈ら」未然+「ね」+「ば」(原因)。「仏に祈らないので、誰に頼もうか」。


Q90.「ざる」を識別せよ。

心ある人にあらざるを嘆く。

答え:連体形 解説:「あら」未然+「ざる」+準体「を」。


Q91.「ず」を識別せよ。

行く川のながれは絶えして、しかも、もとの水にあらず。

答え:連用形 解説:方丈記。「絶え」+「ず」+「して」。


Q92.「ぬ」を識別せよ。

心の奥を見せ人、世に多し。

答え:打消連体形 解説:「見せ」(下二段未然)+「ぬ」+体言「人」。


Q93.「ね」を識別せよ。

嵐の音絶えば、なほ夜更けず。

答え:打消已然形 or 完了已然形 解説:「絶え」(下二段連用or未然)+「ね」。文脈で。


Q94.「ざり」を識別せよ。

物のあはれを解せざりしを後悔す。

答え:連用形 解説:「ざり」+過去「き」連体「し」+準体「を」。


Q95.「ず」を識別せよ。

我れ歌詠まして、なほ古典を愛づ。

答え:連用形 解説:「ず」+「して」。


Q96.「ぬ」を識別せよ。

物言はを尊しとす。

答え:打消連体形 解説:「言は」未然+「ぬ」+準体「を」。


Q97.「ね」を識別せよ。

心ある人にあらば、これを解せず。

答え:打消已然形 解説:(再掲・確認問題)「あら」未然+「ね」+「ば」。


Q98.「ざる」を識別せよ。

行かざるを選ぶ。

答え:打消連体形 解説:「行か」未然+「ざる」+準体「を」。


Q99.「ず」を識別せよ。

風吹かず波荒からして、舟出づ。

答え:連用形 解説:「ず」+「して」。


Q100.「ず」を識別せよ。

行く川のながれは絶えして、しかも、もとの水にあらず。

答え:打消「ず」連用形「ず」+接続助詞「して」 解説:下二段「絶ゆ」未然形「絶え」+打消「ず」連用形「ず」+接続助詞「して」。鴨長明『方丈記』冒頭の有名な一節。「行く川の流れは絶えることなく、しかも元の水ではない」。連用形+「して」で「〜なくて/〜ないで」の意。


入試レベル /20


合計 /100


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