受身・尊敬・可能・自発の4用法を100問で見分ける
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📖 識別の理屈を先に押さえたい方へ
- このドリルでわかること
- はじめに:「る・らる」の4用法
- 接続
- 識別の鉄則
- 識別の鉄則
- 🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
- 🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
- 問題(Q1〜Q100)
- Q1.「る・らる」の用法を答えよ。
- Q2.用法を答えよ。
- Q3.用法を答えよ。
- Q4.用法を答えよ。
- Q5.用法を答えよ。
- Q6.用法を答えよ。
- Q7.用法を答えよ。
- Q8.用法を答えよ。
- Q9.用法を答えよ。
- Q10.用法を答えよ。
- Q11.用法を答えよ。
- Q12.用法を答えよ。
- Q13.用法を答えよ。
- Q14.用法を答えよ。
- Q15.用法を答えよ。
- Q16.用法を答えよ。
- Q17.用法を答えよ。
- Q18.用法を答えよ。
- Q19.用法を答えよ。
- Q20.用法を答えよ。
- Q21.用法を答えよ。
- Q22.用法を答えよ。
- Q23.用法を答えよ。
- Q24.用法を答えよ。
- Q25.用法を答えよ。
- Q26.用法を答えよ。
- Q27.用法を答えよ。
- Q28.用法を答えよ。
- Q29.用法を答えよ。
- Q30.用法を答えよ。
- Q31.用法を答えよ。
- Q32.用法を答えよ。
- Q33.用法を答えよ。
- Q34.用法を答えよ。
- Q35.用法を答えよ。
- Q36.用法を答えよ。
- Q37.用法を答えよ。
- Q38.用法を答えよ。
- Q39.用法を答えよ。
- Q40.用法を答えよ。
- Q41.用法を答えよ。
- Q42.用法を答えよ。
- Q43.用法を答えよ。
- Q44.用法を答えよ。
- Q45.用法を答えよ。
- Q46.用法を答えよ。
- Q47.用法を答えよ。
- Q48.用法を答えよ。
- Q49.用法を答えよ。
- Q50.用法を答えよ。
- Q51.用法を答えよ。
- Q52.用法を答えよ。
- Q53.用法を答えよ。
- Q54.用法を答えよ。
- Q55.用法を答えよ。
- Q56.用法を答えよ。
- Q57.用法を答えよ。
- Q58.用法を答えよ。
- Q59.用法を答えよ。
- Q60.用法を答えよ。
- Q61.用法を答えよ。
- Q62.用法を答えよ。
- Q63.用法を答えよ。
- Q64.用法を答えよ。
- Q65.用法を答えよ。
- Q66.用法を答えよ。
- Q67.用法を答えよ。
- Q68.用法を答えよ。
- Q69.用法を答えよ。
- Q70.用法を答えよ。
- Q71.用法を答えよ。
- Q72.用法を答えよ。
- Q73.用法を答えよ。
- Q74.用法を答えよ。
- Q75.用法を答えよ。
- Q76.用法を答えよ。
- Q77.用法を答えよ。
- Q78.用法を答えよ。
- Q79.用法を答えよ。
- Q80.用法を答えよ。
- Q81.用法を答えよ。
- Q82.用法を答えよ。
- Q83.用法を答えよ。
- Q84.用法を答えよ。
- Q85.用法を答えよ。
- Q86.用法を答えよ。
- Q87.用法を答えよ。
- Q88.用法を答えよ。
- Q89.用法を答えよ。
- Q90.用法を答えよ。
- Q91.用法を答えよ。
- Q92.用法を答えよ。
- Q93.用法を答えよ。
- Q94.用法を答えよ。
- Q95.用法を答えよ。
- Q96.用法を答えよ。
- Q97.用法を答えよ。
- Q98.用法を答えよ。
- Q99.用法を答えよ。
- Q100.用法を答えよ。
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このドリルでわかること
はじめに:「る・らる」の4用法
「る」「らる」は古文の助動詞で、 4種類の意味 を持つ識別最頻出語。
| 用法 | 訳 | 判別ポイント |
|---|---|---|
| ① 受身 | 〜される | 動作主が他者 |
| ② 尊敬 | お〜になる | 主語が高貴な人 |
| ③ 可能 | 〜できる | 多くは打消「ず」と一緒 |
| ④ 自発 | 自然と〜される | 心情・知覚動詞 |
接続
- る:四段・ナ変・ラ変の 未然形 に接続
- らる:その他(上一段・下一段・カ変・サ変・上二段・下二段)の 未然形 に接続
識別の鉄則
識別の鉄則
- 打消「ず」が直後 → 可能の打消「〜できない」
- 主語が高貴+他の敬語と共起 → 尊敬
- 動詞が心情・知覚系(思ふ・嘆く・偲ぶ・覚ゆ・聞こゆ・見ゆ) → 自発
- 動作主が他者 → 受身
重要:肯定で「可能」は古文では稀。多くは打消とセット。
「識別の鉄則」は文法的に正しい順序。
こちらは 試験本番で3秒で答えを出す ための実戦テクニックです。
コツ① 直後に打消「ず/ぬ/ね」 があったら 可能 で即決
- 「〜られず」「〜られぬ」「〜られね」 → ほぼ 可能の打消「〜できない」
- 古文では肯定の可能はほぼ出ない。打消とセットを見たら即「可能」と答える。
- これで頻出パターンの 2〜3割 が一発で片付く。
コツ② 直前の動詞が「心情・知覚系」 なら 自発
- 「思はる/嘆かる/偲ばる/覚えらる/聞こえらる/見らる」
- 心の動き・自然な感覚を表す動詞+る/らる → 自発「自然と〜される」
- 動詞のジャンルを覚えるだけで瞬時に決まる。
コツ③ 主語が高貴な人+他の敬語と共起 → 尊敬
- 「帝」「上」「中宮」「殿」など貴人が主語で、文中に「給ふ/おはす」など他の敬語があれば 尊敬「お〜になる」
- 「仰せらる」「思さる」など固定表現も多い。
コツ④ 残った場合は 受身
- 上記3つに当てはまらなければ大体 受身「〜される」
- 「人に〜らる」「鬼に〜らる」のように動作主(〜に)が示されていれば確定。
試験本番でのチェック順序
- 直後に 打消「ず/ぬ/ね」 があるか → YES なら 可能
- 直前の動詞が 心情・知覚系 か → YES なら 自発
- 主語が 貴人+敬語共起 か → YES なら 尊敬
- どれでもなければ 受身
→ この順番で 3秒 で答えが出ます。
よくある引っかけ
- 「寝らる」「寝らるれど」など、感覚動詞で打消が来ても 可能 より 自発 の方が訳が通る場合あり → 訳で確認
- 尊敬の「る・らる」は 二重敬語にはならない(最高敬語にしたい時は「す・さす・しむ+給ふ」を使う)
- 「仰せらる」は「仰す(尊敬語)」+「らる(尊敬)」で 二重敬語的に見えるが最高敬語ではない
🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
問題(Q1〜Q100)
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【第1部】基礎編(Q1〜Q20)
Q1.「る・らる」の用法を答えよ。
親に叱らる。
答え:受身 解説:「叱ら」四段未然+「る」終止形「る」。他者(親)から動作を受ける。「親に叱られる」。
Q2.用法を答えよ。
上、仰せらる。
答え:尊敬 解説:「仰せ」下二段「仰す」未然+「らる」。主語が上(高貴)。「上がおっしゃる」。
Q3.用法を答えよ。
字、読まれず。
答え:可能(の打消) 解説:「読ま」四段未然+「れ」(る連用)+「ず」。「字が読めない」。
Q4.用法を答えよ。
故郷を思へば、涙ぞこぼるる。
答え:自発 解説:「こぼ」(下二段「こぼる」連用…)+「るる」(る連体形)。心情系「思ふ」と共起。「涙が自然とこぼれる」。
Q5.用法を答えよ。
帝、御文を書かせたまふ。
答え:(参考)尊敬「す」未然形「せ」+尊敬「たまふ」(二重敬語) 解説:「る・らる」ではないが、混同しやすいので注意。
Q6.用法を答えよ。
雨に濡らさる。
答え:受身 解説:「濡らさ」四段未然+「る」。「雨に濡らされる」。
Q7.用法を答えよ。
君、寝らる。
答え:尊敬 解説:「寝(ね)」下二段未然+「らる」。主語が君(高貴)。「君がお寝みになる」。
Q8.用法を答えよ。
暗くて、人に見られず。
答え:受身(打消を伴う) 解説:「見」(上一段「見る」未然「み」)+「らる」未然「られ」+打消「ず」。「暗くて、人に見られない」。
Q9.用法を答えよ。
故人を思ひ出でらる。
答え:自発 解説:「思ひ出で」下二段未然+「らる」。心情系。「故人が自然と思い出される」。
Q10.用法を答えよ。
嘆かる。
答え:自発(または受身) 解説:「嘆か」四段未然+「る」。「嘆く」は心情系 → 自発「自然と嘆かれる」。
Q11.用法を答えよ。
風に飛ばさる。
答え:受身 解説:「飛ばさ」四段未然+「る」。「風に飛ばされる」。
Q12.用法を答えよ。
帝、御幸したまふ。
答え:(参考)尊敬補助動詞「たまふ」 解説:「る・らる」ではないが、尊敬表現として重要。
Q13.用法を答えよ。
心定まらずして、なほ書かれず。
答え:可能の打消 解説:「書か」未然+「れ」+「ず」。「書けない」。
Q14.用法を答えよ。
故郷を偲ばる。
答え:自発 解説:「偲ば」四段未然+「る」。「偲ぶ」は心情系。「自然と偲ばれる」。
Q15.用法を答えよ。
大臣、仰せらる。
答え:尊敬 解説:「仰せ」下二段未然+「らる」。主語が大臣(高貴)。
Q16.用法を答えよ。
心の奥を見透かさる。
答え:受身 解説:「見透かさ」四段未然+「る」。「見透かされる」。
Q17.用法を答えよ。
京を出でらる。
答え:尊敬 解説:「出で」下二段未然+「らる」。主語が高貴。「京をお出になる」。
Q18.用法を答えよ。
聞こゆ。
答え:(自発的動詞) 解説:「聞こゆ」(下二段、自然と聞こえる)。元来自発的意味を持つ動詞。
Q19.用法を答えよ。
暗くて、字読まれず。
答え:可能の打消 解説:「読ま」未然+「れ」+「ず」。「字が読めない」。
Q20.用法を答えよ。
雷に打たる。
答え:受身 解説:「打た」四段未然+「る」。「雷に打たれる」。
基礎編 /20
【第2部】標準編(Q21〜Q50)
活用形と訳のバリエーション、敬語との共起。
Q21.用法を答えよ。
人に笑はる。
答え:受身 解説:四段「笑ふ」未然+「る」。「人に笑われる」。
Q22.用法を答えよ。
大納言、いとうつくしと見らる。
答え:尊敬 解説:主語が大納言。「いとうつくしと御覧になる」。
Q23.用法を答えよ。
苔の上、踏まれず。
答え:可能の打消 解説:「踏まれない=踏むことができない」。
Q24.用法を答えよ。
昔のこと、ふと思ひ出でらる。
答え:自発 解説:心情系「思ひ出づ」。「自然と思い出される」。
Q25.用法を答えよ。
御車をひかる。
答え:受身 解説:四段「ひく」未然+「る」。「御車を引かれる」。
Q26.用法を答えよ。
上、いみじう涙落とさせたまふ。
答え:(参考)使役/尊敬「さす」+「たまふ」 解説:「る・らる」ではないが二重尊敬として混同しやすい。
Q27.用法を答えよ。
心細さに、故郷の事覚えらる。
答え:自発 解説:「覚ゆ」(下二段)は心情・知覚系。「自然と思われる」。
Q28.用法を答えよ。
風の音にも驚かる。
答え:自発 解説:「驚く」心情系。「自然と驚かれる」。
Q29.用法を答えよ。
賊に縛らる。
答え:受身 解説:「縛らる」=「縛られる」。
Q30.用法を答えよ。
中宮、御文書かせ給ふ。
答え:(参考)使役/尊敬「す」+「給ふ」 解説:「る・らる」と混同しないこと。
Q31.用法を答えよ。
暮るるに、家に帰られず。
答え:可能の打消 解説:「帰られず=帰れない」。
Q32.用法を答えよ。
上、御簾の中より見らる。
答え:尊敬 解説:主語が「上」(高貴)。「御覧になる」。
Q33.用法を答えよ。
あはれと感じらる。
答え:自発 解説:「感じる」心情系。「自然としみじみと感じられる」。
Q34.用法を答えよ。
親に許されぬ恋。
答え:受身 解説:「許される」打消。「親に許されない恋」。
Q35.用法を答えよ。
鳥の声に、心動かる。
答え:自発 解説:「動く」心情系。「自然と心が動かされる」。
Q36.用法を答えよ。
上、内裏より出でらる。
答え:尊敬 解説:主語が上(高貴)。「内裏よりお出になる」。
Q37.用法を答えよ。
鬼に追はれぬ。
答え:受身 解説:「追はる」=「追われる」。
Q38.用法を答えよ。
物の音に、めざめらる。
答え:自発 解説:心情・知覚系。「自然と目が覚める」。
Q39.用法を答えよ。
御めぐみ、いみじう被らる。
答え:受身 解説:「被らる」=「お恵みを受ける」。
Q40.用法を答えよ。
心、なほ静まられず。
答え:可能の打消 解説:「静まられず=静まれない」。
Q41.用法を答えよ。
大臣、御文を読ませたまふ。
答え:(参考)使役/尊敬「す」+「たまふ」 解説:二重尊敬。
Q42.用法を答えよ。
露に袖濡らさる。
答え:受身 解説:「濡らさる」=「濡らされる」。
Q43.用法を答えよ。
故里の山々、ふと見らる。
答え:自発 解説:「見る」心情・知覚系。「自然と見える」。
Q44.用法を答えよ。
帝、すべて聞こし召さる。
答え:尊敬 解説:主語が帝。「お聞きになる」。
Q45.用法を答えよ。
我れ、月の光に妬まる。
答え:受身 解説:「妬まる」=「妬まれる」。
Q46.用法を答えよ。
風の冷たさに、わが袖の薄さ思ひ知らる。
答え:自発 解説:「思ひ知る」心情系。「自然と思い知らされる」。
Q47.用法を答えよ。
急ぎ過ぎて、足取らる。
答え:受身 解説:「取らる」=「足を取られる」。
Q48.用法を答えよ。
院、御琴を弾かせ給ふ。
答え:(参考)二重尊敬「せ給ふ」 解説:「る・らる」ではない。
Q49.用法を答えよ。
暁の鳥、自づから鳴き出でらる。
答え:自発 解説:「自づから」と共起。「自然と鳴き始められる」。
Q50.用法を答えよ。
何ともいはれず。
答え:可能の打消 解説:「言われず=言えない」。
標準編 /30
【第3部】応用編(Q51〜Q80)
係り結び・連体形・敬語連動。
Q51.用法を答えよ。
我が宿の梅、知る人に折らる。
答え:受身 解説:他者「知る人」が動作主。「折られる」。
Q52.用法を答えよ。
涙のこぼるるを、人に知らるまじ。
答え:自発(連体形「るる」) 解説:「自然とこぼれる涙」。後半「知らるまじ」は受身(「知られまい」)。
Q53.用法を答えよ。
思へど、いふべきにあられず。
答え:可能の打消 解説:「言うべきでもありえない=言えない」。
Q54.用法を答えよ。
中宮、御簾を上げさせたまふ。
答え:(参考)使役/尊敬「さす」+「たまふ」 解説:「る・らる」ではないが、混同注意。
Q55.用法を答えよ。
御所より召し出ださる。
答え:尊敬(or 受身) 解説:主語が高貴なら尊敬「お召し出しになる」。受身なら「召し出される」。
Q56.用法を答えよ。
鳥獣に恐れらる。
答え:受身 解説:「鳥獣に恐れられる」。
Q57.用法を答えよ。
いみじき露しげき野を分け給ふに、御袖もえ濡らされず。
答え:可能の打消 解説:「え〜ず」と呼応。「お袖も濡らすことができない」。
Q58.用法を答えよ。
故院の御事、忘れがたく思ひ出でらる。
答え:自発 解説:「思ひ出づ」心情系。「自然と思い出される」。
Q59.用法を答えよ。
帝、御涙を流させ給ふ。
答え:(参考)使役/尊敬「す」+「給ふ」 解説:二重尊敬「お流しになる」。
Q60.用法を答えよ。
矢を射らる。
答え:受身 解説:「射らる」=「矢を射られる」。
Q61.用法を答えよ。
御様、いみじうおぼし召さる。
答え:尊敬 解説:主語が高貴。四段「おぼし召す」未然形「おぼし召さ」+「る」。「お思いになる」。
Q62.用法を答えよ。
夢に故人を見らる。
答え:自発 解説:「見る」心情・知覚系。「自然と故人が夢に見える」。
Q63.用法を答えよ。
嵐に倒さる。
答え:受身 解説:「倒さる」=「(嵐に)倒される」。
Q64.用法を答えよ。
いみじきこと言ひ出でられぬ。
答え:可能の打消 解説:「いみじきこと、口にすることができない」。
Q65.用法を答えよ。
御文、いつしか書かれたり。
答え:尊敬(または受身) 解説:主語が高貴なら尊敬「お書きになっていた」。受身なら「書かれていた」。
Q66.用法を答えよ。
月見れば、いとどさびしさまさる。
答え:自発(または通常動詞) 解説:「まさる」自体は自動詞。心情系で「自然と寂しさが増す」。
Q67.用法を答えよ。
いかにせらるべき。
答え:尊敬 解説:「らる」連体+「べき」。「どうなさるべきだろうか」。
Q68.用法を答えよ。
親に責めらる。
答え:受身 解説:「責められる」。
Q69.用法を答えよ。
山深きにて、人にも逢はれず。
答え:可能の打消 解説:「逢えない」。
Q70.用法を答えよ。
御目とまらる。
答え:尊敬 解説:主語が高貴。四段「とまる」未然形「とまら」+「る」。「(御覧になって)お目に留まる」。
Q71.用法を答えよ。
故里の事覚えらるを、人に語る。
答え:自発(連体形) 解説:「覚ゆ」心情系。「自然と思い出されることを」。
Q72.用法を答えよ。
御文をささげさせ給ふを、上より召し出ださる。
答え:尊敬 解説:主語が「上」(帝)。「お召し出しになる」。
Q73.用法を答えよ。
笠なくて、雨に濡らされぬ。
答え:受身(過去) 解説:「ぬ」は完了。「雨に濡らされてしまった」。
Q74.用法を答えよ。
我が思ひ知らる。
答え:自発 解説:「思ひ知る」心情系。「自然と思い知る」。
Q75.用法を答えよ。
こなたへ近く参られず。
答え:可能の打消 解説:「こちらへ近く参ることができない」。
Q76.用法を答えよ。
大宮、御文をしたためらる。
答え:尊敬 解説:主語が大宮(高貴)。「お書きになる」。
Q77.用法を答えよ。
心と心、引かる。
答え:自発 解説:「引く」心情系。「自然と心が引かれる」。
Q78.用法を答えよ。
馬より落とさる。
答え:受身 解説:「落とさる」=「落とされる」。
Q79.用法を答えよ。
院、御けしき改めらる。
答え:尊敬 解説:主語が院。「お顔色をお改めになる」。
Q80.用法を答えよ。
我が身いみじういとほしく思ひやらる。
答え:自発 解説:「思ひやる」心情系。「自然と我が身がいとおしく思いやられる」。
応用編 /30
【第4部】入試レベル(Q81〜Q100)
難関大頻出・微妙な判別。
Q81.用法を答えよ。
心ばへことに、思しめさる。
答え:尊敬 解説:「思しめす」自体が尊敬語。主語が高貴。「ことのほかお思いになる」。
Q82.用法を答えよ。
山風に紅葉散らさる。
答え:受身 解説:「散らさる」=「散らされる」。
Q83.用法を答えよ。
御涙のこぼるるを、つつみあへ給はず。
答え:自発 解説:「こぼる」自動詞だが心情系。「自然と御涙がこぼれる」。
Q84.用法を答えよ。
ある時は、御使ひに召し出ださる。
答え:受身(または尊敬) 解説:主語が高貴なら尊敬。一般人なら受身「召し出される」。
Q85.用法を答えよ。
御簾を上げて、月見らる。
答え:尊敬 解説:主語が高貴。「月を御覧になる」。
Q86.用法を答えよ。
雪深き道、行かれず。
答え:可能の打消 解説:「行くことができない」。
Q87.用法を答えよ。
いみじき露、袖に置かる。
答え:受身 解説:「置かる」=「置かれる」。
Q88.用法を答えよ。
故院の御面影、まのあたりに見らる。
答え:自発 解説:「見ゆ」と同様、心情・知覚系。「自然と眼前に見られる」。
Q89.用法を答えよ。
中将、御文を持ち参らる。
答え:尊敬 解説:主語が中将(高貴)。四段「持ち参る」未然形「持ち参ら」+「る」。「お持ち参上になる」。
Q90.用法を答えよ。
病重く、起き上がられず。
答え:可能の打消 解説:「起き上がることができない」。
Q91.用法を答えよ。
御口惜しき御心ばへ、世にも知らるばかりなり。
答え:受身 解説:「世にも知られるばかりだ」。
Q92.用法を答えよ。
心の闇に惑はる。
答え:受身(または自発) 解説:「惑はす」他動詞の受身、または心情系の自発「自然と惑わされる」。
Q93.用法を答えよ。
上、御けしきいとうるはしげに、聞こし召さる。
答え:尊敬 解説:四段「聞こし召す」未然形「聞こし召さ」+「る」。「聞こし召す」自体が尊敬で「る」が重ねられる二重尊敬。「お聞きになる」。
Q94.用法を答えよ。
心づくしの秋風に、ますますあはれ思ひやらる。
答え:自発 解説:「思ひやる」心情系。「自然と思いやられる」。
Q95.用法を答えよ。
罪に問はる。
答え:受身 解説:「問はる」=「罪に問われる」。
Q96.用法を答えよ。
御車寄せられぬれば、降り立たせ給ふ。
答え:尊敬(完了「ぬ」と連結) 解説:「御車をお寄せになったので」。
Q97.用法を答えよ。
いはむかたなく、心細さおぼえらる。
答え:自発 解説:「おぼゆ」心情系。「言いようもなく、自然と心細さが感じられる」。
Q98.用法を答えよ。
御徳、ひろく世に施さる。
答え:尊敬(または受身) 解説:主語が高貴なら尊敬「広くお施しになる」。
Q99.用法を答えよ。
心安く眠られず、夜もすがら泣き明かさる。
答え:前半=可能の打消、後半=自発 解説:「眠られず=眠れない」、「泣き明かさる」は心情系で「自然と泣き明かされる」。
Q100.用法を答えよ。
月の出でぬるに、ふと見出ださる。
答え:自発 解説:「見出だす」心情・知覚系。「自然と見出される」。
入試レベル /20
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