推量・意志・可能・当然・命令・適当の6用法を100問で見分ける
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- このドリルでわかること
- はじめに:「べし」の6用法
- 識別の鉄則
- 識別の鉄則
- 🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
- 🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
- 問題(Q1〜Q100)
- Q1.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q2.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q3.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q4.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q5.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q6.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q7.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
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- Q9.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q10.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q11.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
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- Q70.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
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- Q73.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q74.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q75.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q76.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
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- Q78.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
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- Q80.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q81.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
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- Q84.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q85.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q86.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q87.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
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- Q90.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q91.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
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- Q95.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q96.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q97.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q98.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q99.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
- Q100.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
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このドリルでわかること
はじめに:「べし」の6用法
古文の助動詞「べし」は、終止形接続(ラ変は連体形接続)の助動詞。「すいかとめて」と覚える6つの意味を持ちます。
| 用法 | 訳 | 判別ポイント |
|---|---|---|
| ① 推量 | 〜にちがいない | 一般的な推測(主語3人称) |
| ② 意志 | 〜つもりだ | 主語1人称、固い決意 |
| ③ 可能 | 〜できる | 多くは打消「べからず」で「〜できない」 |
| ④ 当然 | 〜はずだ・〜べきだ | 道理・必然 |
| ⑤ 命令 | 〜せよ | 命令的口調 |
| ⑥ 適当・勧誘 | 〜のがよい | 勧めるニュアンス |
「すいかとめて」 = 推量・意志・可能・当然・命令・適当
識別の鉄則
識別の鉄則
- 主語の人称 を見る
- 1人称 → 意志
- 2人称 → 命令・勧誘
- 3人称 → 推量・当然
- 打消とセット → 可能の打消(〜できない)
- 「〜べし」の前後 に「道理」「当然」のニュアンス → 当然
- 「べし」だけで命令調 → 命令
「識別の鉄則」は文法的に正しい順序。
こちらは 試験本番で3秒で答えを出す ための実戦テクニックです。
コツ① 主語の人称を1秒で確認(これで8割決まる)
- 1人称(我・吾・自分) → 即「意志」(〜つもりだ)
- 2人称(汝・君・あなた) → 即「命令・適当」(〜せよ/〜のがよい)
- 3人称・無生物・自然現象 → 即「推量・当然」(〜にちがいない/〜はずだ)
例:「我行くべし」→ 1人称 → 意志「行くつもりだ」
コツ② 「べからず」を見たら即「可能の打消」
「べからず/べからざる」→ ほぼ「〜できない」と訳す。 「あるべからず」「言ふべからず」など、打消+べしは可能で固定。
コツ③ 「べきなり」「べきもの」は当然
「べき+なり/もの/ことわり/道理」が見えたら 即「当然」 (〜はずだ・〜べきだ)。 例:「行くべきなり」→ 「行くべきだ」
コツ④ 「すいかとめて」で迷ったら推量を第一候補に
迷ったら 推量「〜にちがいない」 で訳す。古文の「べし」は推量が一番多い。 ただし主語が「我」と読み取れたら意志に切り替える。
試験本番でのチェック順序
- 「べし」の 主語 を文脈から特定
- 人称(1/2/3)でカテゴリ仮決定
- 「べからず」なら可能の打消で確定
- 「べきなり/べきもの」なら当然で確定
- 残りは推量を基本に、命令調なら命令
→ この順番で 3秒 で答えが出ます。
よくある引っかけ
- 「べし」を全部「〜できる」と訳す → 可能は打消セット(べからず)が中心
- 命令と意志の取り違え → 主語が誰かを必ず確認
- 「べし」の直前が連体形 → ラ変型活用語(あり・なり・たり等)なので接続を間違えない
🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
問題(Q1〜Q100)
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【第1部】基礎編(Q1〜Q20)
6用法を識別する基本問題。
Q1.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
雨降るべし。
答え:推量 解説:3人称主語「雨」。「雨が降るに違いない」。
Q2.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ行くべし。
答え:意志 解説:1人称「我れ」。「私は行くつもりだ」。
Q3.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
君は早く帰るべし。
答え:命令(または適当) 解説:2人称「君」。「あなたは早く帰るべきだ/帰りなさい」。
Q4.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
子は親に孝なるべし。
答え:当然 解説:「子は親に孝行であるべきだ」(道理)。
Q5.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
この本、よく読むべからず。
答え:可能(の打消) 解説:「読む」(四段「読む」終止形)+「べからず」。「べし」は終止形接続。「この本は、よく読むことができない」。
Q6.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
早く立つべし。
答え:命令 解説:「立つ」(四段「立つ」終止形)+「べし」。「べし」は終止形接続。「早く立ちなさい」(命令的)。
Q7.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ歌詠むべし。
答え:意志 解説:1人称。「私は歌を詠もう」。
Q8.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
風吹くべし。
答え:推量 解説:3人称主語「風」。「風が吹くだろう」。
Q9.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
物食ふべからず。
答え:可能(の打消) 解説:「べからず」打消。「物を食べることができない/食べてはいけない」。 ※「食べてはいけない」と取れば禁止(命令の打消)。
Q10.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
人は信義を守るべし。
答え:当然 解説:「人は信義を守るべきだ」(道理)。
Q11.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
月明らかなるべし。
答え:推量 解説:3人称的。「月が明らかであるに違いない」。
Q12.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ仕うまつるべし。
答え:意志 解説:1人称。「私はお仕え申し上げよう」。
Q13.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
君、おとなしくすべし。
答え:命令 解説:2人称。「あなたはおとなしくしなさい」。
Q14.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
学問は若き時に励むべし。
答え:適当・勧誘 解説:一般論として「若いうちに励むのがよい」。
Q15.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
あらゆる事、はかり知るべからず。
答え:可能(の打消) 解説:「べからず」。「あらゆることは、はかり知ることができない」。
Q16.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れもまた行くべし。
答え:意志 解説:1人称「我れ」。「私もまた行こう」。
Q17.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
月は西に傾くべし。
答え:推量 解説:3人称主語「月」。「月は西に傾くに違いない」。
Q18.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
早く眠るべし。
答え:命令(または適当) 解説:「早く眠りなさい」or「早く眠るのがよい」。
Q19.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
信頼に値する人なるべし。
答え:推量・当然 解説:「信頼に値する人であるに違いない/であるはずだ」。
Q20.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ歌の道に進むべし。
答え:意志 解説:1人称。「私は歌の道に進もう」。
基礎編 /20
【第2部】標準編(Q21〜Q50)
文脈、係り結び、敬語が絡む応用問題。
Q21.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
物のあはれを知る人、世にあらんべし。
答え:推量 解説:3人称的。「物のあわれを知る人は、世にいるだろう」。
Q22.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ風雅を極むべし。
答え:意志 解説:1人称。「私は風雅を極めよう(下二段「極む」終止形+べし)」。
Q23.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
学者の言は、軽んずるべからず。
答え:当然(の打消)または禁止 解説:「べからず」。「学者の言葉は軽んじてはいけない」(禁止)。
Q24.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
雪降れば、雪靴を履くべし。
答え:適当・命令 解説:「雪が降ったら、雪靴を履くのがよい/履きなさい」。
Q25.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
いみじき宿世の人なるべし。
答え:推量・当然 解説:「並々ならぬ宿縁の人であるに違いない/であるはずだ」。
Q26.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
早く出で給ふべし。
答え:命令 解説:2人称(高貴な人)への命令的。「早くお出でなさい」。
Q27.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ仏に仕へ奉るべし。
答え:意志 解説:1人称。「私は仏にお仕えしよう」。
Q28.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
親を敬ふべし。
答え:当然 解説:道理。「親を敬うべきだ」。
Q29.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
心ある人にあらずしては、これを解すべからず。
答え:可能(の打消) 解説:「べからず」。「心ある人でなければ、これを理解することができない(サ変「解す」終止形+べからず)」。
Q30.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
春には花を愛づべし。
答え:適当 解説:「愛づ」(下二段「愛づ」終止形)+「べし」。「べし」は終止形接続。「春には花を愛でるのがよい」。
Q31.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ古典の道を究むべし。
答え:意志 解説:1人称。「私は古典の道を究めよう(下二段「究む」終止形+べし)」。
Q32.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
君、長く生き給ふべし。
答え:適当・推量 解説:「あなたは長くお生きになるのがよい/生きるだろう」。
Q33.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
人皆、夢を見るべし。
答え:推量 解説:3人称的。「人々は皆、夢を見るに違いない」。
Q34.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
道は険しかるべし。
答え:推量 解説:「険しかる」(形容詞「険し」のカリ活用連体形=補助活用)+「べし」。形容詞の場合「べし」はカリ活用連体形に接続。「道は険しいに違いない」。
Q35.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ仏前に詣づべし。
答え:意志 解説:1人称。「詣づ」(下二段「詣づ」終止形)+「べし」。「私は仏前に詣でよう」。
Q36.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
礼節を守るべし。
答え:当然 解説:「礼節を守るべきだ」(道理)。
Q37.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
都に住む人、皆風雅を解すべし。
答え:推量・当然 解説:「都に住む人は皆、風雅を解するに違いない/解するはずだ」。
Q38.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
妻を愛しむべし。
答え:当然 解説:「妻を愛するべきだ」(道理)。
Q39.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
真夜中に物音、何ぞあらんべき。
答え:推量 解説:「べき」は連体形(係助詞「ぞ」の結び)。「真夜中に物音、何があるだろうか」。
Q40.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ若き時に学ぶべきなりけり。
答え:当然 解説:「若い時に学ぶべきであった」(道理+詠嘆)。
Q41.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
早く帰り給ふべし。
答え:命令(尊敬付き) 解説:2人称(高貴)への命令。「早くお帰りなさい」。
Q42.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
春の野に若菜を摘むべし。
答え:適当 解説:「春の野で若菜を摘むのがよい」。
Q43.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
人皆、限りある身なるべし。
答え:当然 解説:「人は皆、限りある身であるはずだ」(道理)。
Q44.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
子を慈しむべきこと、親の務めなり。
答え:当然 解説:「子を慈しむべきこと」体言「こと」前の連体形。「子を慈しむのが、親の務めである」。
Q45.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れもまた、その道を行くべし。
答え:意志 解説:1人称。「私もまた、その道を行こう」。
Q46.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
仏の道は、皆同じくすべし。
答え:当然・適当 解説:「仏の道は皆、同じくすべきだ/同じくするのがよい」。
Q47.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
海の幸を食ふべからず。
答え:禁止(命令の打消) 解説:「べからず」。「海の幸を食べてはいけない」。
Q48.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ歌を詠むべきことを思ふ。
答え:当然 解説:「歌を詠むべきことを思う」(連体形)。
Q49.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
風吹かば、舟漕ぐべし。
答え:適当・命令 解説:「風が吹いたら、舟を漕ぐのがよい/漕げ」。
Q50.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
いと尊き人なるべし。
答え:推量・当然 解説:「とても尊い人であるに違いない/であるはずだ」。
標準編 /30
【第3部】応用編(Q51〜Q80)
引用構文、係り結び、複雑な接続を含む応用問題。
Q51.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
春来(き)ぬべし。
答え:推量 解説:「来(き)」(カ変連用形)+完了「ぬ」終止形+「べし」。「春がきっと来るに違いない」(強意の完了「ぬ」+推量)。
Q52.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ仕うまつるべき人ぞある。
答え:当然 解説:「お仕えするべき人がいる」(連体形+人)。
Q53.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
風吹けば、波荒く立つべし。
答え:推量 解説:「風が吹けば、波が荒く立つに違いない」。
Q54.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
子を捨つべからず。
答え:禁止(命令の打消) 解説:「べからず」。「子を捨ててはいけない」。
Q55.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ静かに住まひすべし。
答え:意志 解説:1人称。「私は静かに住まいをしよう」。
Q56.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
いみじき才ある人にあらぬべし。
答え:推量 解説:「あらぬ」(連体)+「べし」。「ない、というわけではないだろう」。
Q57.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
風雅を解する人は、世に少なかるべし。
答え:推量 解説:「世に少ないに違いない」。
Q58.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
人皆、長く生くべきにあらず。
答え:当然(の打消) 解説:「人は皆、長く生きるべきではない」(上二段「生く」終止形+べき+「にあらず」)。
Q59.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ古都に住まひすべきものなり。
答え:当然 解説:「私は古都に住むべきだ」(連体形+「ものなり」)。
Q60.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
春は若菜を食ふべし。
答え:適当 解説:「春は若菜を食べるのがよい」。
Q61.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ歌詠まむべき機会あらば、必ず詠まむ。
答え:当然 解説:「歌を詠むべき機会があれば」(連体形+機会)。
Q62.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
君や知るべし。
答え:推量(の疑問) 解説:「君」+「や」(疑問)。「あなたは知っているだろうか」。
Q63.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
月を愛づべき夜ぞある。
答え:当然・適当 解説:「月を愛でるべき夜がある(下二段「愛づ」終止形+べき)」(連体形+夜)。
Q64.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
親を見舞ふべし。
答え:当然 解説:「親を見舞うべきだ」(道理)。
Q65.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
風吹かば散るべき花。
答え:当然(連体形) 解説:「風が吹けば散るはずの花」(連体形+花)。
Q66.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
いざ参らせ給ふべし。
答え:命令(尊敬付き) 解説:「さあ、参上なさいませ」(命令的)。
Q67.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ風流を解する人にあらぬべし。
答え:推量 解説:「あらぬ」(連体)+「べし」。「私は風流を解する人ではないだろう」。
Q68.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
物のあはれを知るべき人。
答え:当然 解説:「物のあわれを知るべき人」(連体形+人)。
Q69.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
海辺に住まひすべき人にあらず。
答え:当然(の打消) 解説:「海辺に住むべき人ではない」(連体形+「にあらず」)。
Q70.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ家を立つべし。
答え:意志 解説:1人称。「私は家を建てよう(下二段「立つ」終止形+べし)」。
Q71.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
人は信義をたもつべきもの。
答え:当然 解説:「信義をたもつべきもの」(連体形+もの)。
Q72.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
物のあはれを知る人なるべきを、いまは知らず。
答え:当然 解説:「物のあわれを知る人であるはずなのに」(連体形+逆接)。
Q73.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
法皇、御幸し給ふべきことあり。
答え:当然 解説:「法皇が御幸なさるべきことがある」(連体形)。
Q74.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ仕うまつるべき所、いまだ定まらず。
答え:当然 解説:「お仕えすべき所が、まだ定まらない」(連体形)。
Q75.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
春雨降るべき夜なり。
答え:推量 解説:「春雨が降るに違いない夜だ」(連体形+断定)。
Q76.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
雪の高き、しのぎ難からぬべし。
答え:推量 解説:「雪の高さは、しのぎ難くないはずだ/しのげるだろう」。
Q77.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ親を孝養すべき人なり。
答え:当然 解説:「親を孝養すべき人である」。
Q78.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
月清く照るべき夜なれば、なほ趣あり。
答え:推量・当然 解説:「月が清く照るはずの夜なので、なお趣がある」。
Q79.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
いまだ若き身なれば、学ぶべき多し。
答え:当然 解説:「まだ若い身なので、学ぶべきことが多い」。
Q80.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
風吹くべきに、なほ凪ぐ。
答え:当然 解説:「風が吹くはずなのに、なお凪いでいる」(逆接的)。
応用編 /30
【第4部】入試レベル(Q81〜Q100)
Q81.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
唐土の人は、これをいみじと思へばこそ、記しとどめて世にも伝へけめ、これらは、ただ夢のごとくにぞある。
答え:(参考、本問は「けめ」=過去推量「けむ」已然形) 注釈:「べし」ではないが、徒然草の有名な一節。参考として。
Q82.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと問ふべし。
答え:意志 解説:1人称的(語り手)。「『私の思う人はいるかいないか』と尋ねよう」。伊勢物語の歌の改変。
Q83.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
いみじき宿世の人にあらずは、かかる目に遭ふべからず。
答え:当然(の打消) 解説:「べからず」=当然の打消「〜であるはずがない」。「並々ならぬ宿縁の人でなければ、このような目に遭うはずがない」。
Q84.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
風雅を解する人は、世に少なかるべきこと、心得たり。
答え:当然 解説:「世に少ないはずのこと」(連体形+こと)。
Q85.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ仕うまつるべき主に巡り会ふべし。
答え:両方とも当然(最初)・推量(後) 解説: – 「仕うまつるべき主」(連体形+主):当然 – 「巡り会ふべし」(文末):推量 「私がお仕えすべき主に巡り会うに違いない」。
Q86.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
春雨にぬるる桜の枝、なほ折るべからず。
答え:禁止 解説:「べからず」。「春雨に濡れる桜の枝を、なお折ってはいけない」。
Q87.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
物のあはれを知らぬ人にあらずなるべし。
答え:推量 解説:「あらず」+「なり」連体「なる」+「べし」。「物のあわれを知らない人ではないのだろう」。
Q88.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
心ある人ならむ。よし、ともかくも、頼むべき人にあらず。
答え:当然(の打消) 解説:「頼むべき人ではない」(連体形+「にあらず」)。「頼むべきような人ではない」。
Q89.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
君、御身を案じ給ふべき人なり。
答え:当然 解説:「お身を案じなさるべき人だ」(連体形+人)。
Q90.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
物のあはれを知り給ふべき御身なり。
答え:当然 解説:「物のあわれを知っていらっしゃるはずのお身である」。
Q91.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
風吹けば舟出づべからず。
答え:可能(の打消)または禁止 解説:「べからず」。「風が吹けば、舟を出すことができない/出してはいけない」。
Q92.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
仏に祈り給ふべきぞ。
答え:当然 解説:「仏にお祈りなさるべきだ」(連体形+「ぞ」=係助詞)。
Q93.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
我れ歌を詠むべき才あらんべきを、いまだ詠まず。
答え:両方とも当然 解説: – 「詠むべき才」:詠むはずの才能 – 「あらんべき」:あるはずの
Q94.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
月の都の人ならば、いま帰るべきぞ。
答え:当然・適当 解説:「月の都の人ならば、今帰るべきだ/帰るのがよい」。竹取物語の文体。
Q95.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
あけぼのの空ぼおぼろにかすめるを、人皆趣ありと思ふべし。
答え:推量・当然 解説:「人は皆、趣があると思うに違いない/思うはずだ」。
Q96.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
物のあはれを知らんとならば、まづ古典を学ぶべし。
答え:適当 解説:「物のあわれを知ろうと思うならば、まず古典を学ぶのがよい」。
Q97.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
信義をたもつべき人、世に少なし。
答え:当然 解説:「信義をたもつべき人が、世に少ない」(連体形+人)。
Q98.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
風雅を解する人なるべきを、なほ俗にまみる。
答え:当然 解説:「風雅を解する人であるはずなのに、なお俗にまみれる」(逆接的)。
Q99.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
行く川のながれは絶えずして、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、つひに消ゆべし。
答え:推量 解説:方丈記の改変。「ついに消えるに違いない(下二段「消ゆ」終止形+べし)」。
Q100.次の傍線部「べし」の用法を答えよ。
心ある人、なほ古典を愛で給ふべし。
答え:推量・当然 解説:「心ある人は、なお古典を愛でていらっしゃるに違いない/いらっしゃるはずだ」。
入試レベル /20
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