📖 はじめての人は、先に 「比較・選択・限定」の解説 で理屈を押さえると解きやすくなります。
縦書きの漢文(返り点つき)を読んで答える、入試形式の漢文ドリルです。スマホでも解けるよう、答え・書き下し・現代語訳は各問の下に表示しています。
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はじめに
漢文には、ものをくらべる・えらぶ・かぎる決まった形があります。縦書きの漢文(返り点つき)を読んで、ア〜エから選びましょう。
| 記号 | 句形 | 目印(漢字) | 意味 |
|---|---|---|---|
| ア | 比較 | 不如・不若 | A、Bに如かず(AはBに及ばない=Bがよい) |
| イ | 最上 | 莫如・莫若 | 〜に如くは莫し(〜が一番) |
| ウ | 選択 | 孰・孰若 | A、B、孰れか…(どちらが…か) |
| エ | 限定 | 唯・独…のみ | ただ〜だけ |
鉄則 – 「不如」=如かず(比較)。「莫如」=如くは莫し(最上)。 「不」か「莫」かで見分ける。 – 「孰(いづれか)」=選択。 二つから「どちらが」。 – 「唯(ただ)・独(ひとり)」=限定。 「のみ」を添えて読むことが多い(限られる語のすぐ下か、文末につく)。
採点表
| 部 | 問題 | 目標 |
|---|---|---|
| 第1部 基礎 | Q1〜Q20 | 18/20 |
| 第2部 標準 | Q21〜Q50 | 24/30 |
| 第3部 応用 | Q51〜Q80 | 21/30 |
| 第4部 入試 | Q81〜Q100 | 13/20 |
【第1部】基礎(Q1〜Q20)
問題(Q1〜Q100)
句法Q1.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「百聞は一見に如かず」。「百回聞くのは一度見るのに及ばない」。
句法Q2.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「子を知るは父に如くは莫し」。「子を知るには父が一番だ」。
句法Q3.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「二者孰れか賢なる」。「二つのうちどちらがすぐれているか」。
句法Q4.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:エ 「唯…のみ」は限定。書き下し「唯だ仁者のみ人を愛す」。「ただ仁者だけが人を愛する」。
句法Q5.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不若」は「不如」と同じく比較。書き下し「之を聞くは之を見るに若かず」。「話を聞くのは、実際に見るのに及ばない」。
句法Q6.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「国を治むるは徳に如くは莫し」。「国を治めるには徳が一番だ」。
句法Q7.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「文と質と孰れか勝れる」。「文と質と、どちらがすぐれているか」。
句法Q8.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:エ 「独…のみ」は限定。書き下し「独り君子のみ之を能くす」。「ただ君子だけがこれをよくする」。
現代語訳Q9.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「言は行ひに如かず」。「言葉より実行のほうがよい」。
書き下しQ10.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:イ 「唯…のみ」は限定。書き下し「唯だ酒を好むのみ」。「ただ酒を好むだけだ」。
読み方Q11.傍線部「孰」の読み方を、送り仮名も含めてひらがなで書いたものを選べ。
▶ 答え:ウ 「孰」は「いづれか」。書き下し「富と貴と孰れか重き」。「富と地位と、どちらが重いか」。選択。
句法Q12.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「巧詐は拙誠に如かず」。「巧みな偽りは、つたなくても誠実なのに及ばない」。
句法Q13.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「身を立つるは学に如くは莫し」。「身を立てるには学問が一番だ」。
句法Q14.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:エ 「唯…のみ」は限定。書き下し「唯だ徳のみ馨し」。「ただ徳だけがよい香りを放つ」。
句法Q15.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「礼と楽と孰れか先なる」。「礼と楽と、どちらが先か」。
現代語訳Q16.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「千言は一行に如かず」。「多くの言葉より一つの実行のほうがよい」。
書き下しQ17.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「民を治むるは寛に如くは莫し」。「民を治めるには寛大さが一番だ」。
句法Q18.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:エ 「独…のみ」は限定。書き下し「独り我のみ憂ふ」。「ただ私だけが憂える」。
読み方Q19.傍線部「唯」の読み方として、ここで最も適切なものを選べ(送り仮名は省いてある)。
▶ 答え:ウ 限定の「唯」は「ただ」。書き下し「唯だ道のみ是れ務む」。「ただ道だけに努める」。限定。
句法Q20.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「義と利と孰れか大なる」。「義と利と、どちらが大切か」。
句法Q21.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「多言は寡黙に如かず」。「多弁は寡黙に及ばない」。
句法Q22.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「子を教ふるは義方に如くは莫し」。「子を教えるには正しい道を示すのが一番だ」。
句法Q23.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「寛と猛と孰れか善き」。「寛大と厳格と、どちらがよいか」。
現代語訳Q24.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ア 「唯…のみ」は限定。書き下し「唯だ恕を行ふのみ」。「ただ思いやりだけを行う」。
書き下しQ25.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:イ 「不如」は比較。書き下し「智は仁に如かず」。「知恵は思いやりに及ばない」。
句法Q26.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「富を求むるは足るを知るに如くは莫し」。「富を求めるには、満足することを知るのが一番だ」。
句法Q27.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「文と武と孰れか急なる」。「文と武と、どちらが急務か」。
句法Q28.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:エ 「独…のみ」は限定。書き下し「独り聖人のみ之を知る」。「ただ聖人だけがこれを知る」。
現代語訳Q29.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ウ 「不如」は比較。書き下し「怠るは勤むるに如かず」。「怠けるより努めるほうがよい」。
書き下しQ30.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:ア 「莫如」は最上。書き下し「城を守るは和に如くは莫し」。「城を守るには人の和が一番だ」。
句法Q31.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「仁と勇と孰れか尊き」。「仁と勇と、どちらが尊いか」。
読み方Q32.傍線部「独」の読み方として、ここで最も適切なものを選べ(送り仮名は省いてある)。
▶ 答え:イ 限定の「独」は「ひとり」。書き下し「今独り臣のみ船有り」。「今、ただ私だけが船を持っている」。限定。(史記・項羽本紀。烏江の亭長が項羽に言った言葉)
句法Q33.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「巧言は訥に如かず」。「巧みな言葉は、口下手で誠実なのに及ばない」。
句法Q34.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「国の宝は賢に如くは莫し」。「国の宝は賢人が一番だ」。
現代語訳Q35.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「二者孰れか得たる」。「この二つのうち、どちらが正しいか」。
句法Q36.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:エ 「唯…のみ」は限定。書き下し「唯だ賢のみ是れ用ゐる」。「ただ賢者だけを用いる」。
句法Q37.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「之を知る者は之を好む者に如かず」。「(学問を)知っている者は、それを好む者に及ばない」。(論語・雍也)
書き下しQ38.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:ア 「莫如」は最上。書き下し「怨みを解くは和に如くは莫し」。「怨みを解くには和合が一番だ」。
句法Q39.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「文と質と孰れか先なる」。「文と質と、どちらを先にするか」。
現代語訳Q40.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:イ 「独り」は限定(ただ〜だけ)。書き下し「独り其の身を善くす」。「ただ自分自身を善くするだけだ」。(孟子の「窮すれば則ち独り其の身を善くす」から)
句法Q41.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「怒るは忍ぶに如かず」。「怒るより、こらえるほうがよい」。
句法Q42.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「患ひを除くは其の本を絶つに如くは莫し」。「災いを除くには、その根本を断つのが一番だ」。
読み方Q43.傍線部「如」の読み方を、送り仮名も含めてひらがなで書いたものを選べ。
▶ 答え:ウ 「不如」は「しかず」。書き下し「吾は老農に如かず」。「私は年老いた農夫には及ばない」。比較。(論語・子路。農業を学びたいと言った弟子に孔子が答えた言葉)
句法Q44.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:エ 「唯…のみ」は限定。書き下し「唯だ正直のみ」。「ただ正直であるだけだ」。
句法Q45.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「之を好む者は之を楽しむ者に如かず」。「(学問を)好む者は、それを楽しむ者に及ばない」。(論語・雍也)
句法Q46.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「人を用ゐるは長を取るに如くは莫し」。「人を用いるには長所を取るのが一番だ」。
現代語訳Q47.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ア 「孰れか」は選択。書き下し「死と辱と孰れか苦しき」。「死と恥辱と、どちらがつらいか」。
書き下しQ48.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:イ 「独り」は限定。書き下し「独り賢を尊ぶ」。「ただ賢者を尊ぶだけだ」。
句法Q49.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「兵は義に如かず」。「武力は正義に及ばない」。
句法Q50.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「富を積むは善を積むに如くは莫し」。「富を積むには、善を積むのが一番だ」。
句法Q51.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「千金は一諾に如かず」。「千金も一つの約束に及ばない」。
句法Q52.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「教へを立つるは身を以てするに如くは莫し」。「教えを打ち立てるには、自分の身で示すのが一番だ」。
句法Q53.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:エ 「唯…のみ」は限定。書き下し「唯だ学ぶ者のみ之を知る」。「ただ学ぶ者だけがこれを知る」。
現代語訳Q54.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「死馬と生馬と孰れか貴き」。
書き下しQ55.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「怠るは勉むるに如かず」。「怠けるより努めるほうがよい」。
句法Q56.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「身を守るは口を慎むに如くは莫し」。「身を守るには口を慎むのが一番だ」。
句法Q57.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「才と徳と孰れか先なる」。「才能と徳と、どちらを先にするか」。
現代語訳Q58.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:イ 「独り」は限定(〜だけ)。書き下し「人皆兄弟有り、我独り亡し」。「人にはみな兄弟がいるのに、私だけが(兄弟が)いない」。(論語・顔淵。司馬牛のなげき)
句法Q59.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「尽く書を信ずれば、則ち書無きに如かず」。「書物(『書経』)の言うことをすべて信じるくらいなら、書物はないほうがましだ」。(孟子・尽心下)
句法Q60.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「善を勧むるは利を以てするに如くは莫し」。「善い行いを勧めるには、利益(ほうび)を用いるのが一番だ」。
読み方Q61.傍線部「莫」を含む「莫如」の読み方を選べ。
▶ 答え:ウ 「莫如」は「如くは莫し」。書き下し「政を為すは己を正すに如くは莫し」。「政治を行うには、自分自身を正すのが一番だ」。最上。
句法Q62.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「利を語るは義を語るに如かず」。「利益を語るのは、正しい道を語るのに及ばない」。
句法Q63.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「攻むると守ると孰れか難き」。「攻めるのと守るのと、どちらが難しいか」。
現代語訳Q64.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ア 「唯…のみ」は限定。書き下し「唯だ道に従ふのみ」。「ただ道理に従うだけだ」。
書き下しQ65.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:イ 「孰れか」は選択。「与」は「と」と読む。書き下し「礼と食と孰れか重き」。「礼と食事と、どちらが大切か」。(孟子・告子下)
句法Q66.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「淵に臨みて魚を羨むは、退きて網を結ぶに如かず」。「淵のそばで魚を欲しがるより、家に帰って網を編むほうがよい」。(漢書・董仲舒伝)
句法Q67.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:エ 「唯」は限定(ただ〜だけ)。書き下し「唯だ酒は量無し」。「(孔子は)ただ酒だけは決まった量がなかった」。(論語・郷党「唯酒無量、不及乱」の前半)
現代語訳Q68.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ウ 「莫如」は最上。書き下し「患ひを除くは未然に如くは莫し」。
句法Q69.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「守ると攻むると孰れか勝れる」。「守るのと攻めるのと、どちらがよいか」。
句法Q70.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:エ 「唯…のみ」は限定。書き下し「唯だ義の在る所に従ふのみ」。「ただ義のある方に従うだけだ」。
書き下しQ71.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「言を聴くは行ひを観るに如かず」。「言葉を聞くのは、行いを見るのに及ばない」。
句法Q72.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「民を富ますは其の業を安んずるに如くは莫し」。「民を豊かにするには、その生業を安定させるのが一番だ」。
句法Q73.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「大と小と孰れか先なる」。「大と小と、どちらを先にするか」。
現代語訳Q74.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:イ 「唯…のみ」は限定。書き下し「唯だ謹みて之を守るのみ」。
句法Q75.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「怨みに居るは過ちを改むるに如かず」。「恨みを抱き続けるのは、自分の過ちを改めるのに及ばない」。
句法Q76.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫若」は「莫如」と同じく最上。書き下し「臣を知るは君に若くは莫し」。「家臣を知るには主君が一番だ」。
句法Q77.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「才と徳と孰れか重き」。「才能と徳と、どちらが重いか」。
書き下しQ78.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:ウ 「独り」は限定。書き下し「独り賢を尚ぶ」。「ただ賢者を尊ぶだけだ」。
句法Q79.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「智者と愚者と孰れか多き」。「賢い者と愚かな者と、どちらが多いか」。
現代語訳Q80.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「巧言は直に如かず」。「巧みな言葉より率直なほうがよい」。
句法Q81.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「天の時は地の利に如かず」。「天の時も地の利に及ばない」。(孟子・公孫丑下)
句法Q82.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「馬を求むるは伯楽を得るに如くは莫し」。「名馬を求めるには、伯楽(馬を見分ける名人)を得るのが一番だ」。
現代語訳Q83.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:イ 「孰れか」は選択。書き下し「身と百姓と孰れか重き」。
書き下しQ84.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:ウ 「唯…のみ」は限定。「ただ仁の人に親しむだけだ」。
句法Q85.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「人を知るは己を知るに如かず」。「人を知るのは自分を知るのに及ばない」。
句法Q86.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「子を養ふは之を教ふるに如くは莫し」。「子を養うには教えるのが一番だ」。
句法Q87.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「趙と秦と孰れか強き」。「趙と秦と、どちらが強いか」。
現代語訳Q88.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「千畝は一芸に如かず」。「広い田より一つの技を身につけるほうがよい」。
句法Q89.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「賢を尊ぶは能を使ふに如くは莫し」。「賢者を尊ぶには能力を生かすのが一番だ」。
読み方Q90.傍線部「孰」の読み方を、送り仮名も含めてひらがなで書いたものを選べ。
▶ 答え:イ 「孰」は「いづれか」。書き下し「生と義と孰れか取らん」。「生と義と、どちらを取るか」。選択。
書き下しQ91.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:ウ 「唯…のみ」は限定。「ただ手が慣れているだけだ」。
句法Q92.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「才を恃むは徳を脩むるに如かず」。「才能を頼むより徳を修めるほうがよい」。
句法Q93.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:エ 「独…のみ」は限定。書き下し「独り君子のみ之を行ふ」。「ただ君子だけがこれを行う」。
句法Q94.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「礼の本は奢ると倹すると孰れか勝れる」。「礼の根本としては、ぜいたくと倹約と、どちらがよいか」。
現代語訳Q95.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ア 「不如」は比較。書き下し「地の利は人の和に如かず」。「地の利も人の和に及ばない」。(孟子・公孫丑下)
書き下しQ96.次の漢文の書き下し文として正しいものを選べ。
▶ 答え:イ 「不如」は比較。書き下し「過ちを文るは改むるに如かず」。「過ちを取りつくろうより、改めるほうがよい」。
句法Q97.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「其の子を知らんと欲すれば、其の友を視るに如くは莫し」。「その子(の人柄)を知りたければ、その友人を見るのが一番だ」。
句法Q98.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
惟ダ士ノミ為スレ能クスト。
▶ 答え:エ 「惟」は「唯」と同じく「ただ」と読み、限定。書き下し「恒産無くして恒心有る者は、惟だ士のみ能くすと為す」。「決まった財産がなくても、変わらない正しい心を持ち続けられるのは、ただ士(学問を修めた人)だけだ」。(孟子・梁恵王上)
現代語訳Q99.次の漢文の現代語訳として最も適切なものを選べ。
▶ 答え:ウ 「孰れか」は選択。書き下し「富と義と孰れか貴き」。「富と義と、どちらが貴いか」。
句法Q100.次の漢文の句法を、後のア〜エから選べ。
十年之計ハ、莫レ如レ樹ウルニレ木ヲ。
終身之計ハ、莫レ如レ樹ウルニレ人ヲ。
▶ 答え:イ 「莫如」は最上。書き下し「一年の計は穀を樹うるに如くは莫し。十年の計は木を樹うるに如くは莫し。終身の計は人を樹うるに如くは莫し」。「一年の計画なら穀物を植えるのが一番、十年の計画なら木を植えるのが一番、一生の計画なら人を育てるのが一番だ」。(管子)
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