古文 陳述(呼応)の副詞 100題ドリル|無料PDFと解答付き

古文 陳述(呼応)の副詞 100題ドリル 古文ドリル

打消・不可能・禁止・反語・仮定など8種の呼応を100問で見分ける

このページは「誰でも古典塾」が無料で配布する古典文法ドリルです。問題用PDF・解答用PDFを無料でダウンロードできます。印刷して手元で解いてもOK、このページに表示された問題を画面で解いてもOK。

📥 PDFダウンロード(無料・印刷可)

📝 問題編PDFをダウンロード

✅ 解答編PDFをダウンロード

A4・問題用は解答スペース付き/解答用は答えと解説

📖 識別の理屈を先に押さえたい方へ

解説記事「古文 陳述(呼応)の副詞 100題識別」を読む

このドリルでわかること

はじめに:「陳述(呼応)の副詞」とは

ある副詞が出てきたら、文末は決まった形になる――この対応関係を「呼応(陳述)」といいます。副詞を見た瞬間に文末を予測できると、読解が一気に速く正確になります。

呼応の種類 代表的な副詞 文末
① 打消 さらに・つゆ・をさをさ・あへて・かつて ず・なし 全く〜ない
② 不可能 ず・で・まじ 〜できない
③ 禁止 ゆめ・ゆめゆめ・な な・な〜そ 決して〜するな
④ 打消推量 よも まさか〜ないだろう
⑤ 仮定 もし・たとひ・よしや ば・とも もし〜ば/たとえ〜とも
⑥ 反語・疑問 いかで・など・なんぞ む・や・か どうして〜か
⑦ 不明 いさ 知らず さあ、わからない
⑧ 当然 まさに べし 当然〜すべきだ

識別の鉄則

識別の鉄則

  1. 副詞を見つけたら、文末の助動詞・助詞を確認する。
  2. 「さらに・つゆ」+ず/なし=打消、「え」+=不可能。
  3. 「よも」+(打消推量)、「まさに」+べし(当然)は文末で確定。
  4. 「いかで」は文脈で反語(〜か、いや〜ない)か願望(なんとかして〜したい)かを見分ける。

🎯 解き方のコツ(時短テクニック)

🎯 解き方のコツ(試験本番で3秒)

コツ① 現代語と意味が逆転する語に注意

  • 「さらに〜ず」=全く〜ない(現代語「さらに=加えて」ではない)。
  • 「まさに〜べし」=当然〜すべきだ(現代語「まさに=その通り」ではない)。

コツ② 「ず」と「じ」を取り違えない

  • 「さらに・え」→ (事実の打消)。
  • 「よも」→ (打消推量=〜ないだろう)。

コツ③ 「いかで」は反語か願望か

  • 文末が「む」で否定的な流れ → 反語(どうして〜か、いや〜ない)。
  • 「〜したくてたまらない」流れ → 願望(なんとかして〜したい)。

よくある引っかけ

  • 「な〜そ」の「な」を副詞と気づかず読み飛ばす(禁止)。
  • 「え」を感動詞と勘違いする(後ろに打消があれば不可能)。
  • 文末が打消でない「さらに」は「改めて・今さら」の意味(呼応ではない)。

問題(Q1〜Q100)

ここから100問を表示します。スマホでも解けるよう、答えと解説は各問の直下に表示しています。「解答が見えると解いた気にならない」という方は、上のPDFをダウンロードして印刷で解いてください。

【第1部】基礎編(Q1〜Q20)

8種類の呼応を、代表的な副詞で純粋に識別する基本問題。


Q1.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

さらに知らず。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「さらに」は文末の打消「ず」と呼応。「全く知らない」。現代語の「加えて」ではない。


Q2.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

行かず。

答え:不可能(え〜ず) 解説:「え」は文末の打消「ず」と呼応して不可能。「行くことができない」。


Q3.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

ゆめ忘るな。

答え:禁止(な・な〜そ) 解説:「ゆめ」は禁止の終助詞「な」と呼応。「決して忘れるな」。


Q4.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

よもあらじ。

答え:打消推量(よも〜じ) 解説:「よも」は打消推量「じ」と呼応。「まさかあるまい」。「ず」ではなく「じ」。


Q5.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

もし雨降らば、留まらむ。

答え:仮定(〜ば・とも) 解説:「もし」は仮定条件の「ば」と呼応。「もし雨が降るならば」。


Q6.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

いかでか忘れむ。

答え:反語・疑問(〜む・や・か) 解説:「いかで(か)」は文末の「む」と呼応し反語。「どうして忘れようか、いや忘れない」。


Q7.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

いさ、心も知らず。

答え:不明(いさ〜知らず) 解説:「いさ」は文末の「知らず」と呼応。「さあ、(その人の)心はわからない」。


Q8.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

まさに行くべし。

答え:当然(まさに〜べし) 解説:「まさに」は当然の「べし」と呼応。「当然行くべきだ」。現代語の「その通り」ではない。


Q9.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

つゆ違はず。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「つゆ」は打消「ず」と呼応。「少しも違わない」。


Q10.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

答へず。

答え:不可能(え〜ず) 解説:「え」は打消「ず」と呼応して不可能。「答えることができない」。


Q11.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

騒ぎそ。

答え:禁止(な・な〜そ) 解説:「な」は「〜そ」と呼応する禁止。「騒ぐな」。「な…そ」で一組。


Q12.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

よも逃さじ。

答え:打消推量(よも〜じ) 解説:「よも」は打消推量「じ」と呼応。「まさか逃すまい」。


Q13.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

たとひ身は死ぬとも、名は朽ちじ。

答え:仮定(〜ば・とも) 解説:「たとひ」は逆接仮定の「とも」と呼応。「たとえ身は死んでも」。


Q14.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

などかは参らざらむ。

答え:反語・疑問(〜む・や・か) 解説:「など(かは)」は反語。文末「む」と呼応。「どうして参上しないことがあろうか」。


Q15.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

まさに報ゆべし。

答え:当然(まさに〜べし) 解説:「まさに」は「べし」と呼応。「当然報いるべきだ」。


Q16.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

をさをさ見えず。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「をさをさ」は打消「ず」と呼応。「めったに見えない」。


Q17.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

言はで止みぬ。

答え:不可能(え〜ず) 解説:「え」は打消接続「で」と呼応して不可能。「言うことができないで終わった」。


Q18.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

ゆめゆめ人に語るな。

答え:禁止(な・な〜そ) 解説:「ゆめゆめ」は禁止「な」と呼応。「決して人に語るな」。


Q19.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

もし来ずは、いかにせむ。

答え:仮定(〜ば・とも) 解説:「もし」は仮定(「ずは」=〜ないならば)と呼応。「もし来ないならば」。


Q20.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

あへて驚かず。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「あへて」は打消「ず」と呼応。「決して驚かない」。


【第2部】標準編(Q21〜Q50)

各呼応をさまざまな副詞・文末で確認する。


Q21.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

かつて聞かず。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「かつて」は打消「ず」と呼応。「全く聞いたことがない」。


Q22.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

堪ふまじ。

答え:不可能(え〜ず) 解説:「え」は打消推量「まじ」と呼応して不可能。「堪えられそうにない」。


Q23.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

いかでこの目を見せじ。

答え:反語・疑問(〜む・や・か) 解説:「いかで」が打消推量「じ」と呼応する反語的表現。「どうしてこの様を見せようか」。


Q24.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

よも違はじ。

答え:打消推量(よも〜じ) 解説:「よも」は「じ」と呼応。「まさか違うまい」。


Q25.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

すこしも惜しまず。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「すこしも」は打消「ず」と呼応。「少しも惜しまない」。


Q26.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

急ぎそ。

答え:禁止(な・な〜そ) 解説:「な」は「そ」と呼応する禁止。「急ぐな」。


Q27.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

まさに従ふべし。

答え:当然(まさに〜べし) 解説:「まさに」は「べし」と呼応。「当然従うべきだ」。


Q28.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

いさ、行く末も知らず。

答え:不明(いさ〜知らず) 解説:「いさ」は「知らず」と呼応。「さあ、行く末もわからない」。


Q29.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

避らず。

答え:不可能(え〜ず) 解説:「え」は打消「ず」と呼応して不可能。「避けることができない」。


Q30.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

よしや世は変はるとも、心は変はらじ。

答え:仮定(〜ば・とも) 解説:「よしや」は逆接仮定「とも」と呼応。「たとえ世が変わっても」。


Q31.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

つゆ情けなし。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「つゆ」は否定の「なし」と呼応。「少しも情けがない」。


Q32.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

なんぞ疑はむ。

答え:反語・疑問(〜む・や・か) 解説:「なんぞ」は反語。文末「む」と呼応。「どうして疑おうか」。


Q33.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

ゆめ油断すな。

答え:禁止(な・な〜そ) 解説:「ゆめ」は禁止「な」と呼応。「決して油断するな」。


Q34.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

よも忘れじ。

答え:打消推量(よも〜じ) 解説:「よも」は「じ」と呼応。「まさか忘れまい」。


Q35.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

さらに音もせず。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「さらに」は打消「ず」と呼応。「全く物音もしない」。


Q36.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

渡らず。

答え:不可能(え〜ず) 解説:「え」は打消「ず」と呼応して不可能。「渡ることができない」。


Q37.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

もし叶はば、参らむ。

答え:仮定(〜ば・とも) 解説:「もし」は仮定「ば」と呼応。「もしかなうならば」。


Q38.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

などかは知らざらむ。

答え:反語・疑問(〜む・や・か) 解説:「など(かは)」は反語。「どうして知らないことがあろうか」。


Q39.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

いさ、いかがあらむ。

答え:不明(いさ〜知らず) 解説:「いさ」は不明を表し、「いかが(〜だろうか)」など不明の表現と呼応。「さあ、どうであろうか」。


Q40.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

まさに老ゆべし。

答え:当然(まさに〜べし) 解説:「まさに」は「べし」と呼応。「当然老いるはずだ/今にも老いそうだ」。


Q41.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

あへて辞せず。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「あへて」は打消「ず」と呼応。「決して辞退しない」。


Q42.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

な泣きそ。

答え:禁止(な・な〜そ) 解説:「な」は「そ」と呼応する禁止構文。「泣くな」。


Q43.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

よも負けじ。

答え:打消推量(よも〜じ) 解説:「よも」は「じ」と呼応。「まさか負けまい」。


Q44.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

こらへず。

答え:不可能(え〜ず) 解説:「え」は打消「ず」と呼応して不可能。「こらえることができない」。


Q45.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

いかでか参らざらむ。

答え:反語・疑問(〜む・や・か) 解説:「いかで(か)」は反語。「どうして参上しないことがあろうか」。


Q46.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

たとひ雨降るとも、出で立たむ。

答え:仮定(〜ば・とも) 解説:「たとひ」は逆接仮定「とも」と呼応。「たとえ雨が降っても」。


Q47.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

をさをさ劣らず。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「をさをさ」は打消「ず」と呼応。「ほとんど劣らない」。


Q48.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

ゆめな怠りそ。

答え:禁止(な・な〜そ) 解説:「ゆめ」が「な〜そ」と呼応する強い禁止。「決して怠るな」。


Q49.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

まさに死ぬべし。

答え:当然(まさに〜べし) 解説:「まさに」は「べし」と呼応。「当然死ぬはずだ」。なお「まさに〜んとす」と続く形は漢文の再読文字「将(まさに〜んとす=今にも〜しようとする)」の型で、「当に〜べし(当然)」とは別物。


Q50.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

いさ、われは知らず。

答え:不明(いさ〜知らず) 解説:「いさ」は「知らず」と呼応。「さあ、私は知らない」。


【第3部】応用編(Q51〜Q80)

紛らわしい副詞・「いかで」の反語と願望、現代語と意味が違う語を見抜く。


Q51.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

いかでこの花を見ばや。

答え:反語・疑問(〜む・や・か) 解説:「いかで」は願望にもなるが、ここは願望の終助詞「ばや」と呼応。「なんとかして見たい」。(反語・疑問の語が文脈で願望に転じた例)


Q52.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

さらに変はることなし。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「さらに」は「なし」と呼応。「全く変わることがない」。


Q53.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

思ひ捨てずなりぬ。

答え:不可能(え〜ず) 解説:「え」は打消「ず」と呼応して不可能。「思い捨てることができなくなった」。


Q54.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

よもさはあらじ。

答え:打消推量(よも〜じ) 解説:「よも」は「じ」と呼応。「まさかそうではあるまい」。


Q55.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

もの言ひそ。

答え:禁止(な・な〜そ) 解説:「な」は「そ」と呼応する禁止。「ものを言うな」。


Q56.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

もし生きてあらば、また逢はむ。

答え:仮定(〜ば・とも) 解説:「もし」は仮定「ば」と呼応。「もし生きていたならば」。


Q57.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

なんぞためらはむ。

答え:反語・疑問(〜む・や・か) 解説:「なんぞ」は反語。「どうしてためらおうか」。


Q58.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

つゆたがはず。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「つゆ」は打消「ず」と呼応。「少しも違わない」。


Q59.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

まさに酬ゆべし。

答え:当然(まさに〜べし) 解説:「まさに」は「べし」と呼応。「当然報いるべきだ」。


Q60.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

忍ばで泣きぬ。

答え:不可能(え〜ず) 解説:「え」は打消接続「で」と呼応して不可能。「こらえることができないで泣いた」。


Q61.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

いさ、人の心はいかがと知らず。

答え:不明(いさ〜知らず) 解説:「いさ」は「知らず」と呼応。「さあ、人の心はどうかとわからない」。


Q62.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

よも漏らさじ。

答え:打消推量(よも〜じ) 解説:「よも」は「じ」と呼応。「まさか漏らすまい」。


Q63.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

たとひいかなる罪ありとも、許さむ。

答え:仮定(〜ば・とも) 解説:「たとひ」は逆接仮定「とも」と呼応。「たとえどんな罪があっても」。


Q64.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

いかでか知り給はざらむ。

答え:反語・疑問(〜む・や・か) 解説:「いかで(か)」は反語。「どうしてご存じないことがあろうか」。


Q65.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

ゆめ疑ふな。

答え:禁止(な・な〜そ) 解説:「ゆめ」は禁止「な」と呼応。「決して疑うな」。


Q66.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

さらに驚くべきにあらず。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「さらに」は打消(「あらず」)と呼応。「全く驚くべきではない」。


Q67.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

しもこらへず。

答え:不可能(え〜ず) 解説:「え(しも)」は打消「ず」と呼応して不可能。「こらえることができない」。「しも」は強意。


Q68.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

まさに至るべし。

答え:当然(まさに〜べし) 解説:「まさに」は「べし」と呼応。「当然到達するはずだ」。


Q69.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

など人の言ふことを用ゐざらむ。

答え:反語・疑問(〜む・や・か) 解説:「など」は反語。「どうして人の言うことを用いないことがあろうか」。


Q70.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

よもたばかられじ。

答え:打消推量(よも〜じ) 解説:「よも」は「じ」と呼応。「まさかだまされまい」。


Q71.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

あへて異議なし。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「あへて」は否定の「なし」と呼応。「全く異議がない」。


Q72.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

侮りそ。

答え:禁止(な・な〜そ) 解説:「な」は「そ」と呼応する禁止。「侮るな」。


Q73.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

もし便りあらば、知らせよ。

答え:仮定(〜ば・とも) 解説:「もし」は仮定「ば」と呼応。「もしついでがあれば」。


Q74.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

いさ、まことは知らず。

答え:不明(いさ〜知らず) 解説:「いさ」は「知らず」と呼応。「さあ、本当のところはわからない」。


Q75.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

まからず。

答え:不可能(え〜ず) 解説:「え」は打消「ず」と呼応して不可能。「退出することができない」。


Q76.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

いかで月を見ざらむ。

答え:反語・疑問(〜む・や・か) 解説:「いかで」は反語。「どうして月を見ないことがあろうか」。


Q77.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

をさをさつつしまず。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「をさをさ」は打消「ず」と呼応。「ほとんど慎まない」。


Q78.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

まさに避くべし。

答え:当然(まさに〜べし) 解説:「まさに」は「べし」と呼応。「当然避けるべきだ」。


Q79.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

よもたがへじ。

答え:打消推量(よも〜じ) 解説:「よも」は「じ」と呼応。「まさか違えまい」。


Q80.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

ゆめゆめ油断すな。

答え:禁止(な・な〜そ) 解説:「ゆめゆめ」は禁止「な」と呼応。「決して油断するな」。


【第4部】入試レベル(Q81〜Q100)

文脈の長い例文で、8種類の呼応を総合的に判断する。


Q81.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

かばかりのことに、さらに驚くべきにもあらず。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「さらに」は打消(「あらず」)と呼応。「これしきのことに、全く驚くべきではない」。


Q82.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

心には思へども、うち出でずなりぬ。

答え:不可能(え〜ず) 解説:「え」は打消「ず」と呼応して不可能。「心では思うけれど、言い出すことができなくなった」。


Q83.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

この秘事、ゆめ人に漏らすな。

答え:禁止(な・な〜そ) 解説:「ゆめ」は禁止「な」と呼応。「この秘事を、決して人に漏らすな」。


Q84.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

あれほど誓ひしかば、よも裏切らじ。

答え:打消推量(よも〜じ) 解説:「よも」は打消推量「じ」と呼応。「あれほど誓ったのだから、まさか裏切るまい」。


Q85.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

もしこの世にて逢はずは、後の世にても尋ねむ。

答え:仮定(〜ば・とも) 解説:「もし」は仮定(「ずは」=〜ないならば)と呼応。「もしこの世で逢えないならば」。


Q86.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

主君の仰せを、家臣たる者、いかでか背かむ。

答え:反語・疑問(〜む・や・か) 解説:「いかで(か)」は反語。「主君の仰せに、家臣たる者がどうして背こうか、いや背かない」。


Q87.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

その人の心のうち、いさ、われは知らず。

答え:不明(いさ〜知らず) 解説:「いさ」は「知らず」と呼応。「その人の心の中は、さあ、私にはわからない」。


Q88.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

罪を犯したる者は、まさに罰せらるべし。

答え:当然(まさに〜べし) 解説:「まさに」は「べし」と呼応。「罪を犯した者は、当然罰せられるべきだ」。


Q89.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

道のほど遠ければ、今日は帰らじ。

答え:不可能(え〜ず) 解説:「え」は打消推量「じ」と呼応して不可能の推量。「道が遠いので、今日は帰ることができそうにない」。


Q90.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

年ごろ、つゆばかりも忘るる時なし。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「つゆ(ばかりも)」は否定の「なし」と呼応。「長年、少しも忘れる時がない」。


Q91.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

いかなる大事ありとも、騒ぎそ。

答え:禁止(な・な〜そ) 解説:「な」は「そ」と呼応する禁止。「どんな大事があっても、騒ぐな」。


Q92.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

かく賢き人の、よも過たじ。

答え:打消推量(よも〜じ) 解説:「よも」は「じ」と呼応。「これほど賢い人が、まさか間違えまい」。


Q93.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

われ、いかでこの本意を遂げばや。

答え:反語・疑問(〜む・や・か) 解説:「いかで」が願望の終助詞「ばや」と呼応した願望。「私は、なんとかしてこの本意を遂げたい」。(反語・疑問の語が願望に転じた例)


Q94.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

たとひ千万の敵ありとも、退かじ。

答え:仮定(〜ば・とも) 解説:「たとひ」は逆接仮定「とも」と呼応。「たとえ千万の敵がいても、退くまい」。


Q95.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

かほどの恥を見ては、世にもあらじ。

答え:不可能(え〜ず) 解説:「え」は打消推量「じ」と呼応して不可能の推量。「これほどの恥を見ては、世に生きていることもできそうにない」。


Q96.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

などかはあやしと思はざらむ。

答え:反語・疑問(〜む・や・か) 解説:「など(かは)」は反語。「どうして不思議だと思わないことがあろうか」。


Q97.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

さらに人の聞き入るることなし。

答え:打消(〜ず・なし) 解説:「さらに」は否定の「なし」と呼応。「全く人が聞き入れることがない」。


Q98.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

ゆめこの道をたがふな。

答え:禁止(な・な〜そ) 解説:「ゆめ」は禁止「な」と呼応。「決してこの道を間違えるな」。


Q99.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

行く先のこと、いさ、誰も知らず。

答え:不明(いさ〜知らず) 解説:「いさ」は「知らず」と呼応。「行く先のことは、さあ、誰もわからない」。


Q100.次の傍線部の副詞は、どの呼応か答えよ。

天命なれば、まさに受くべし。

答え:当然(まさに〜べし) 解説:「まさに」は「べし」と呼応。「天命であるから、当然受けるべきだ」。


もっとドリルを解きたい方へ

「誰でも古典塾」では、テーマ別に 83テーマ × 100題 = 8,300題 のドリルを無料配布しています。

👉 古文ドリル一覧ページを見る

👉 古典文法 識別解説の一覧ページを見る

📝 100問で文法を固めたら、本番形式で力試し!
学校の定期テストや入試前の総点検には、作品・単元ごとの 確認テスト(古文・漢文の定期テスト対策 一覧) がおすすめ。各テーマ20問+印刷用PDF付き。

コメント

タイトルとURLをコピーしました