古文「助動詞27個」総合識別 100題ドリル|無料PDF

古文 助動詞27個の識別 100題ドリル 古文ドリル

27個の助動詞を意味のなかま6つに総ざらい。接続で変わる「ぬ・なり・たり・る」も見分けます。

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このドリルでわかること

はじめに

助動詞は古文文法の最重要分野。個別に覚えたら、最後は全部まぜて総ざらいしましょう。このドリルは、傍線部の助動詞がどの「意味のなかま」かを、ア〜カの6つから選ぶ総合問題です。

記号 なかま 含まれる助動詞
ア 過去・完了・存続 き・けり/つ・ぬ・たり・り
イ 推量・推定・意志 む・むず・らむ・けむ・べし・まし・らし・めり・なり(伝聞推定)
ウ 打消 ず・じ・まじ
エ 使役・尊敬・受身・自発・可能 す・さす・しむ/る・らる
オ 断定・比況 なり(断定)・たり(断定)・ごとし・やうなり
カ 願望 まほし・たし

鉄則(同じ形でも「接続」でなかまが決まる) – 「ぬ」 … 連用形+ぬ=完了(ア)/未然形+ぬ=打消「ず」の連体形(ウ)。「見」「暮れ」のように未然形と連用形が同じ形なら下を見る:下に体言が続く「ぬ」は打消(完了「ぬ」の連体形は「ぬる」)、文末の「ぬ」は完了(上に「ぞ・なむ・や・か」があれば打消の連体形)。 – 「なり」 … 体言・連体形+なり=断定(オ)/終止形+なり=伝聞推定(イ)。 – 「たり」 … 連用形+たり=完了(ア)/体言+たり=断定(オ)。 – 「る」 … 四段・ナ変・ラ変の未然形(ア段の音)+る=受身など(エ)/四段の已然形・サ変の未然形(エ段の音)+る=完了「り」の連体形(ア)。 – 「す・さす・しむ」「る・らる」 は、使役でも尊敬でも受身でも、すべてエのなかま。 – 「べし・まじ」 は形容詞型(べく・べき/まじく・まじき)。形が変わってもなかまは同じ。

識別の鉄則

🎯 解き方のコツ(時短テクニック)

🎯 解き方のコツ

  1. まず傍線部の助動詞が何形に接続しているかを見る(直前の語の活用形)。
  2. 未然形接続…る・らる・す・さす・しむ・ず・じ・む・むず・まし・まほし。
  3. 連用形接続…き・けり・つ・ぬ・たり・けむ・たし。
  4. 終止形接続…らむ・べし・まじ・らし・なり(伝聞推定)・めり(どれも、ラ変型の語には連体形に付く)。
  5. サ変の未然形・四段の已然形に接続…り。
  6. 体言・連体形などに接続…なり(断定)は体言・連体形、たり(断定)は体言だけ、ごとし・やうなりは連体形や助詞「の」「が」のあと。
  7. 接続+意味から、ア〜カのなかまを決める。

問題(Q1〜Q100)

ここから100問を表示します。スマホでも解けるよう、答えと解説は各問の直下に表示しています。「解答が見えると解いた気にならない」という方は、上のPDFをダウンロードして印刷で解いてください。

【第1部】基礎(Q1〜Q20)

Q1.次の傍線部「き」のなかまは、ア〜カのどれか。

京にありし家を思ひ出だしき。 答え:ア 解説:連用形に接続する過去の「き」。過去・完了のなかま。


Q2.次の傍線部「けり」のなかまは、ア〜カのどれか。

今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。 答え:ア 解説:連用形に接続する過去(詠嘆)の「けり」。過去・完了のなかま。


Q3.次の傍線部「つ」のなかまは、ア〜カのどれか。

急ぎて文を書きつ。 答え:ア 解説:連用形に接続する完了の「つ」。過去・完了のなかま。


Q4.次の傍線部「ぬ」のなかまは、ア〜カのどれか。

風吹きて花散りぬ。 答え:ア 解説:連用形「散り」に接続する完了の「ぬ」。過去・完了のなかま。


Q5.次の傍線部「たり」のなかまは、ア〜カのどれか。

庭に花咲きたり。 答え:ア 解説:連用形「咲き」に接続する完了・存続の「たり」。過去・完了のなかま。


Q6.次の傍線部「り」のなかまは、ア〜カのどれか。

軒の梅咲けり。 答え:ア 解説:已然形「咲け」に接続する完了・存続の「り」。過去・完了のなかま。


Q7.次の傍線部「む」のなかまは、ア〜カのどれか。

われ、ひとり山に入らむ。 答え:イ 解説:未然形に接続する推量・意志の「む」。推量・推定のなかま。


Q8.次の傍線部「べし」のなかまは、ア〜カのどれか。

君、はや行くべし。 答え:イ 解説:終止形「行く」に接続する「べし」。主語が相手(君)なので適当(〜するのがよい)。推量・推定のなかま。


Q9.次の傍線部「らむ」のなかまは、ア〜カのどれか。

山には、いま花咲くらむ。 答え:イ 解説:終止形に接続する現在推量の「らむ」。推量・推定のなかま。


Q10.次の傍線部「けむ」のなかまは、ア〜カのどれか。

いかが思ひけむ。 答え:イ 解説:連用形に接続する過去推量の「けむ」。推量・推定のなかま。


Q11.次の傍線部「ず」のなかまは、ア〜カのどれか。

え答へも知らず。 答え:ウ 解説:未然形に接続する打消の「ず」。打消のなかま。


Q12.次の傍線部「じ」のなかまは、ア〜カのどれか。

よもや来じ。 答え:ウ 解説:未然形に接続する打消推量・打消意志の「じ」。打消のなかま。


Q13.次の傍線部「まじ」のなかまは、ア〜カのどれか。

この川は深ければ、たやすくは渡るまじ。 答え:ウ 解説:終止形「渡る」に接続する不可能(〜できないだろう)の「まじ」。「この川は深いので、たやすくは渡れないだろう」。打消のなかま。


Q14.次の傍線部「る」のなかまは、ア〜カのどれか。

心なき人に憎まる。 答え:エ 解説:未然形「憎ま」に接続する受身の「る」。使役・受身などのなかま。


Q15.次の傍線部「らる」のなかまは、ア〜カのどれか。

昔のことの思ひ出でらる。 答え:エ 解説:未然形「出で」に接続する自発の「らる」。使役・受身などのなかま。


Q16.次の傍線部「す」のなかまは、ア〜カのどれか。

家来に文を持たす。 答え:エ 解説:未然形「持た」に接続する使役の「す」。使役・受身などのなかま。


Q17.次の傍線部「しむ」のなかまは、ア〜カのどれか。

兵を退かしむ。 答え:エ 解説:未然形に接続する使役の「しむ」。使役・受身などのなかま。


Q18.次の傍線部「なり」のなかまは、ア〜カのどれか。

これは都なり。 答え:オ 解説:体言「都」に接続する断定の「なり」。断定・比況のなかま。


Q19.次の傍線部「ごとし」のなかまは、ア〜カのどれか。

光陰、矢のごとし。 答え:オ 解説:比況の「ごとし」。断定・比況のなかま。


Q20.次の傍線部「まほし」のなかまは、ア〜カのどれか。

心静かに家にあらまほし。 答え:カ 解説:未然形に接続する願望の「まほし」。願望のなかま。


【第2部】標準(Q21〜Q50)

Q21.次の傍線部「まし」のなかまは、ア〜カのどれか。

風吹かずは、花散らざらまし。 答え:イ 解説:打消「ず」の未然形「ざら」に接続する反実仮想の「まし」(風が吹かなかったら、花は散らなかっただろうに)。推量・推定のなかま。


Q22.次の傍線部「らし」のなかまは、ア〜カのどれか。

春過ぎて夏来たるらし。 答え:イ 解説:終止形に接続する推定の「らし」。推量・推定のなかま。


Q23.次の傍線部「めり」のなかまは、ア〜カのどれか。

空くらくして雨降るめり。 答え:イ 解説:終止形に接続する推定・婉曲の「めり」。推量・推定のなかま。


Q24.次の傍線部「むず」のなかまは、ア〜カのどれか。

やがて雨降らむず。 答え:イ 解説:未然形に接続する推量の「むず」。推量・推定のなかま。


Q25.次の傍線部「たし」のなかまは、ア〜カのどれか。

都へとく行きたし。 答え:カ 解説:連用形に接続する願望の「たし」。願望のなかま。


Q26.次の傍線部「さす」のなかまは、ア〜カのどれか。

庭に木を植ゑさす。 答え:エ 解説:未然形「植ゑ」に接続する使役の「さす」。使役・受身などのなかま。


Q27.次の傍線部「たり」のなかまは、ア〜カのどれか。

清盛、太政大臣たり。 答え:オ 解説:体言「太政大臣」に接続する断定の「たり」。断定・比況のなかま。


Q28.次の傍線部「やうなり」のなかまは、ア〜カのどれか。

ありさま、夢のやうなり。 答え:オ 解説:比況の「やうなり」。断定・比況のなかま。


Q29.次の傍線部「なり」のなかまは、ア〜カのどれか。

秋の野に人まつ虫の声すなり我かと行きていざとぶらはむ 答え:イ 解説:終止形「す」に接続する伝聞推定の「なり」(松虫の声が聞こえることから「声がするようだ」と推しはかる)。推量・推定のなかま。『古今和歌集』の歌。


Q30.次の傍線部「き」のなかまは、ア〜カのどれか。

その夜、月を見き。 答え:ア 解説:連用形に接続する過去の「き」。過去・完了のなかま。


Q31.次の傍線部「けり」のなかまは、ア〜カのどれか。

雷の音に皆おどろきけり。 答え:ア 解説:連用形に接続する過去の「けり」。過去・完了のなかま。


Q32.次の傍線部「つ」のなかまは、ア〜カのどれか。

言ふべきこと、皆言ひつ。 答え:ア 解説:連用形に接続する完了の「つ」。過去・完了のなかま。


Q33.次の傍線部「ぬ」のなかまは、ア〜カのどれか。

日、やうやう暮れぬ。 答え:ア 解説:下二段「暮る」は未然形も連用形も「暮れ」なので、接続だけでは決まらない。文末の「ぬ」は終止形なので完了の「ぬ」(打消なら文末は「ず」)。過去・完了のなかま。


Q34.次の傍線部「む」のなかまは、ア〜カのどれか。

今ひとたび花を見む。 答え:イ 解説:未然形に接続する意志の「む」。推量・推定のなかま。


Q35.次の傍線部「べし」のなかまは、ア〜カのどれか。

家の作りやうは、夏をむねとすべし。 答え:イ 解説:サ変「す」(むねとす=第一とする)の終止形に接続する適当(〜のがよい)の「べし」。「家の造り方は、夏を第一に考えるのがよい」。推量・推定のなかま。『徒然草』の一文。


Q36.次の傍線部「ず」のなかまは、ア〜カのどれか。

ひと言も語らず。 答え:ウ 解説:未然形に接続する打消の「ず」。打消のなかま。


Q37.次の傍線部「る」のなかまは、ア〜カのどれか。

故郷のことあはれと思はる。 答え:エ 解説:未然形「思は」に接続する自発の「る」。使役・受身などのなかま。


Q38.次の傍線部「らる」のなかまは、ア〜カのどれか。

帝に召し出でらる。 答え:エ 解説:未然形「出で」に接続する受身の「らる」。使役・受身などのなかま。


Q39.次の傍線部「す」のなかまは、ア〜カのどれか。

童に歌を詠ます。 答え:エ 解説:未然形「詠ま」に接続する使役の「す」。使役・受身などのなかま。


Q40.次の傍線部「なり」のなかまは、ア〜カのどれか。

ここはわが家なり。 答え:オ 解説:体言「家」に接続する断定の「なり」。断定・比況のなかま。


Q41.次の傍線部「ごとし」のなかまは、ア〜カのどれか。

世のはかなきこと、夢のごとし。 答え:オ 解説:比況の「ごとし」。断定・比況のなかま。


Q42.次の傍線部「まほし」のなかまは、ア〜カのどれか。

その物語、いかで聞かまほし。 答え:カ 解説:未然形に接続する願望の「まほし」。願望のなかま。


Q43.次の傍線部「たし」のなかまは、ア〜カのどれか。

いま一度、かの人に会ひたし。 答え:カ 解説:連用形に接続する願望の「たし」。願望のなかま。


Q44.次の傍線部「らむ」のなかまは、ア〜カのどれか。

谷の鶯、今ぞ鳴くらむ。 答え:イ 解説:終止形に接続する現在推量の「らむ」。推量・推定のなかま。


Q45.次の傍線部「けむ」のなかまは、ア〜カのどれか。

古の人も、かく言ひけむ。 答え:イ 解説:連用形に接続する過去推量の「けむ」。推量・推定のなかま。


Q46.次の傍線部「じ」のなかまは、ア〜カのどれか。

われは、かしこへは、また行かじ。 答え:ウ 解説:未然形に接続する打消意志の「じ」。打消のなかま。


Q47.次の傍線部「まじ」のなかまは、ア〜カのどれか。

かかる雨に、舟出づまじ。 答え:ウ 解説:終止形に接続する打消推量・不可能の「まじ」。打消のなかま。


Q48.次の傍線部「しむ」のなかまは、ア〜カのどれか。

万民に法を知らしむ。 答え:エ 解説:未然形に接続する使役の「しむ」。使役・受身などのなかま。


Q49.次の傍線部「たり」のなかまは、ア〜カのどれか。

文をくはしく書きたり。 答え:ア 解説:連用形「書き」に接続する完了・存続の「たり」。過去・完了のなかま。


Q50.次の傍線部「なり」のなかまは、ア〜カのどれか。

かの旅人は、名高き歌よみなり。 答え:オ 解説:体言「歌よみ」に接続する断定の「なり」。断定・比況のなかま。


【第3部】応用(Q51〜Q80)

Q51.次の傍線部「ぬ」のなかまは、ア〜カのどれか。

その名をば、つゆ知らぬ人なし。 答え:ウ 解説:未然形「知ら」に接続する打消「ず」の連体形「ぬ」。打消のなかま。完了の「ぬ」(連用形接続)と区別。


Q52.次の傍線部「ぬ」のなかまは、ア〜カのどれか。

夜更けて、月も山の端に入りぬ。 答え:ア 解説:四段「入る」の連用形「入り」に接続する完了の「ぬ」。過去・完了のなかま。打消「ず」の連体形「ぬ」(未然形「入ら」に接続)と区別。


Q53.次の傍線部「なり」のなかまは、ア〜カのどれか。

隣より、笛の音すなり。 答え:イ 解説:終止形「す」に接続する伝聞推定の「なり」。推量・推定のなかま。断定(体言接続)と区別。


Q54.次の傍線部「なる」のなかまは、ア〜カのどれか。

これぞ名にし負ふ都なる。 答え:オ 解説:体言「都」に接続する断定の「なり」。係助詞「ぞ」の結びで連体形「なる」になっている。断定・比況のなかま。伝聞推定(終止形接続)と区別。


Q55.次の傍線部「たり」のなかまは、ア〜カのどれか。

舟には、人あまた乗りたり。 答え:ア 解説:連用形「乗り」に接続する完了・存続の「たり」(乗っている)。過去・完了のなかま。断定(体言接続)と区別。


Q56.次の傍線部「たり」のなかまは、ア〜カのどれか。

わが父は、この国の国司たり。 答え:オ 解説:体言「国司」に接続する断定の「たり」。断定・比況のなかま。完了(連用形接続)と区別。


Q57.次の傍線部「る」のなかまは、ア〜カのどれか。

軒端に梅咲けるを見つ。 答え:ア 解説:已然形「咲け」に接続する完了・存続の「り」の連体形「る」。過去・完了のなかま。受身の「る」(未然形接続)と区別。


Q58.次の傍線部「る」のなかまは、ア〜カのどれか。

いづくにても、人に名を問はる。 答え:エ 解説:未然形「問は」に接続する受身の「る」。使役・受身などのなかま。完了の「り」(已然形接続)と区別。


Q59.次の傍線部「べき」のなかまは、ア〜カのどれか。

世に従ふべきことわりあり。 答え:イ 解説:終止形に接続する「べし」は形容詞型に活用し、連体形は「べき」。当然・推量で、推量・推定のなかま。


Q60.次の傍線部「ざる」のなかまは、ア〜カのどれか。

いまだ世を知らざる若人。 答え:ウ 解説:打消「ず」は「ざら・ざり・ざる・ざれ」とも活用。連体形「ざる」も打消のなかま。


Q61.次の傍線部「む」のなかまは、ア〜カのどれか。

いざ、都へ帰らむ。 答え:イ 解説:未然形に接続する意志の「む」。推量・推定のなかま。


Q62.次の傍線部「けむ」のなかまは、ア〜カのどれか。

いにしへ、たれか植ゑけむ。 答え:イ 解説:連用形に接続する過去推量の「けむ」。推量・推定のなかま。


Q63.次の傍線部「さす」のなかまは、ア〜カのどれか。

帝、女房に琴を教へさす。 答え:エ 解説:未然形「教へ」に接続する使役の「さす」。使役・受身などのなかま。


Q64.次の傍線部「らる」のなかまは、ア〜カのどれか。

住みなれし都の恋しさに、空のみながめらる。 答え:エ 解説:下二段「ながむ」の未然形「ながめ」に接続する自発の「らる」(自然と物思いにふけって眺めてしまう)。使役・受身などのなかま。


Q65.次の傍線部「ごとし」のなかまは、ア〜カのどれか。

その走ること、飛ぶ鳥のごとし。 答え:オ 解説:比況の「ごとし」。断定・比況のなかま。


Q66.次の傍線部「まほし」のなかまは、ア〜カのどれか。

しづかなる山里に住ままほし。 答え:カ 解説:未然形に接続する願望の「まほし」。願望のなかま。


Q67.次の傍線部「けり」のなかまは、ア〜カのどれか。

旅の空にて、ひとり泣きけり。 答え:ア 解説:連用形に接続する過去(詠嘆)の「けり」。過去・完了のなかま。


Q68.次の傍線部「らし」のなかまは、ア〜カのどれか。

川の水のまさるを見れば、山の雪消ゆらし。 答え:イ 解説:終止形「消ゆ」に接続する推定の「らし」(川の水が増えたことを根拠に「山の雪が解けているらしい」と推しはかる)。推量・推定のなかま。


Q69.次の傍線部「まじ」のなかまは、ア〜カのどれか。

われ、再びは都に住むまじ。 答え:ウ 解説:終止形に接続する打消推量・打消意志の「まじ」。打消のなかま。


Q70.次の傍線部「たし」のなかまは、ア〜カのどれか。

今ひとたび、ふるさとを見たし。 答え:カ 解説:連用形に接続する願望の「たし」。願望のなかま。


Q71.次の傍線部「き」のなかまは、ア〜カのどれか。

その昔、われも世にありき。 答え:ア 解説:連用形に接続する過去の「き」。過去・完了のなかま。


Q72.次の傍線部「つ」のなかまは、ア〜カのどれか。

戸をかたく閉ぢつ。 答え:ア 解説:上二段「閉づ」の連用形「閉ぢ」に接続する完了の「つ」。過去・完了のなかま。


Q73.次の傍線部「めり」のなかまは、ア〜カのどれか。

人の心、移ろひゆくめり。 答え:イ 解説:終止形に接続する推定・婉曲の「めり」。推量・推定のなかま。


Q74.次の傍線部「しむ」のなかまは、ア〜カのどれか。

よき師につけて、学を修めしむ。 答え:エ 解説:未然形に接続する使役の「しむ」。使役・受身などのなかま。


Q75.次の傍線部「なり」のなかまは、ア〜カのどれか。

名のりせよ。われは武蔵の国の者なり。 答え:オ 解説:体言「者」に接続する断定の「なり」。断定・比況のなかま。


Q76.次の傍線部「む」のなかまは、ア〜カのどれか。

げに、さも侍らむ。 答え:イ 解説:未然形に接続する推量の「む」。推量・推定のなかま。


Q77.次の傍線部「ず」のなかまは、ア〜カのどれか。

ものも言はず、ただ泣くばかりなり。 答え:ウ 解説:未然形に接続する打消の「ず」。打消のなかま。


Q78.次の傍線部「たり」のなかまは、ア〜カのどれか。

門の前に人立ちたり。 答え:ア 解説:連用形「立ち」に接続する完了・存続の「たり」。過去・完了のなかま。


Q79.次の傍線部「やうなり」のなかまは、ア〜カのどれか。

その色、燃ゆる火のやうなり。 答え:オ 解説:比況の「やうなり」。断定・比況のなかま。


Q80.次の傍線部「ましか」のなかまは、ア〜カのどれか。

鏡に色・形あらましかば、映らざらまし。 答え:イ 解説:ラ変「あり」の未然形「あら」に接続する反実仮想の「まし」の未然形「ましか」(「ましかば〜まし」=もし〜だったら〜だろうに)。推量・推定のなかま。『徒然草』の一文。


【第4部】入試(Q81〜Q100)

Q81.次の傍線部「けむ」のなかまは、ア〜カのどれか。

いにしへの人は、この月をいかに眺めけむ。 答え:イ 解説:連用形に接続する過去推量の「けむ」。推量・推定のなかま。


Q82.次の傍線部「なる」のなかまは、ア〜カのどれか。

男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。 答え:イ 解説:サ変「す」の終止形に接続する伝聞の「なり」の連体形「なる」(男も書くと聞いている日記というもの)。推量・推定のなかま。文末の「するなり」は連体形「する」に付く断定の「なり」(オ)。『土佐日記』の書き出し。


Q83.次の傍線部「なり」のなかまは、ア〜カのどれか。

思へば、この世はみな夢なり。 答え:オ 解説:体言「夢」に接続する断定の「なり」。断定・比況のなかま。


Q84.次の傍線部「ぬ」のなかまは、ア〜カのどれか。

東の空、やうやう白みぬ。 答え:ア 解説:連用形「白み」に接続する完了の「ぬ」。過去・完了のなかま。


Q85.次の傍線部「ぬ」のなかまは、ア〜カのどれか。

人の見ぬ所にて、涙をおさふ。 答え:ウ 解説:上一段「見る」は未然形も連用形も「見」なので、接続だけでは決まらない。下に体言「所」が続くので連体形で、打消「ず」の連体形「ぬ」(完了「ぬ」の連体形は「ぬる」)。「人が見ていない所で」。打消のなかま。


Q86.次の傍線部「る」のなかまは、ア〜カのどれか。

帝、御簾のうちにて笑はる。 答え:エ 解説:未然形「笑は」に接続する「る」。ここは尊敬。使役・受身などのなかま。


Q87.次の傍線部「らる」のなかまは、ア〜カのどれか。

殿、「とく参れ」と仰せらる。 答え:エ 解説:下二段「仰す」の未然形「仰せ」に接続する尊敬の「らる」(「仰せらる」=おっしゃる)。使役・受身などのなかま。


Q88.次の傍線部「す」のなかまは、ア〜カのどれか。

大臣、家司に命じて車を引かす。 答え:エ 解説:未然形「引か」に接続する使役の「す」。使役・受身などのなかま。


Q89.次の傍線部「しむ」のなかまは、ア〜カのどれか。

賢王、四方の民を安んぜしむ。 答え:エ 解説:未然形に接続する使役の「しむ」。使役・受身などのなかま。


Q90.次の傍線部「たり」のなかまは、ア〜カのどれか。

その人、一軍の大将軍たり。 答え:オ 解説:体言「大将軍」に接続する断定の「たり」。断定・比況のなかま。


Q91.次の傍線部「まほしけれ」のなかまは、ア〜カのどれか。

世を捨てて、深き山にこそ住ままほしけれ。 答え:カ 解説:四段「住む」の未然形「住ま」に接続する願望の「まほし」。係助詞「こそ」の結びで已然形「まほしけれ」になっている。願望のなかま。


Q92.次の傍線部「たし」のなかまは、ア〜カのどれか。

あはれなる物語、なほ聞きたし。 答え:カ 解説:連用形に接続する願望の「たし」。願望のなかま。


Q93.次の傍線部「まし」のなかまは、ア〜カのどれか。

世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし 答え:イ 解説:形容詞「のどけし」の未然形「のどけから」に接続する反実仮想の「まし」(「せば〜まし」=もし〜だったら〜だろうに)。推量・推定のなかま。『古今和歌集』在原業平の歌。


Q94.次の傍線部「らむ」のなかまは、ア〜カのどれか。

ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ 答え:イ 解説:終止形「散る」に接続する「らむ」。「(どうして)落ち着いた心もなく花が散るのだろう」と、目の前のことの理由を推しはかる原因推量。推量・推定のなかま。『古今和歌集』紀友則の歌。


Q95.次の傍線部「べけれ」のなかまは、ア〜カのどれか。

ますらをは、名をこそ惜しむべけれ。 答え:イ 解説:四段「惜しむ」の終止形に接続する当然(〜すべきだ)の「べし」。係助詞「こそ」の結びで已然形「べけれ」になっている。推量・推定のなかま。


Q96.次の傍線部「けり」のなかまは、ア〜カのどれか。

雪かと見れば、梅の花なりけり。 答え:ア 解説:断定「なり」の連用形「なり」に接続する詠嘆の「けり」(雪かと思って見ると、梅の花だったのだなあ)。過去・完了のなかま。


Q97.次の傍線部「つ」のなかまは、ア〜カのどれか。

この文を見ば、親も喜びつべし。 答え:ア 解説:連用形「喜び」に接続する完了の「つ」の終止形。下に推量の「べし」が付いた「つべし」の「つ」は強意(きっと〜だろう)を表す。過去・完了のなかま。


Q98.次の傍線部「ず」のなかまは、ア〜カのどれか。

いくたびも呼べど、答へず。 答え:ウ 解説:未然形に接続する打消の「ず」。打消のなかま。


Q99.次の傍線部「ごとし」のなかまは、ア〜カのどれか。

世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。 答え:オ 解説:副詞「かく」+格助詞「の」に接続する比況の「ごとし」(世の中にある人と住まいも、またこのようである)。断定・比況のなかま。『方丈記』冒頭の段の一文。


Q100.次の傍線部「なり」のなかまは、ア〜カのどれか。

この歌をのせたる書は、古今集なり。 答え:オ 解説:体言「古今集」に接続する断定の「なり」。断定・比況のなかま。


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