活用は地味ですが、ここが分からないまま先に進むと、識別も助動詞も全部あいまいになります。土台から固めましょう。
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見るところは、この3つだけ
① 動詞の種類を決める 四段・上二段・下二段・上一段・下一段・カ変・サ変・ナ変・ラ変。まず9種類のどれか。
② 活用形を音で決める 四段ならア段=未然、イ段=連用、エ段=已然。音で即決できます。
③ 係助詞があれば結びを探す ぞ・なむ・や・か → 連体形、こそ → 已然形。文末が変わります。
この100個の選び方
当サイトの無料ドリルから、入試・定期テストで実際に問われる形だけを選び直しました。同じ分野でも出るところがひと通り入るように配分しています。
第1章 活用の土台(40問)
動詞の活用
| No. | 問題 | 答え | 決め手 |
|---|---|---|---|
| 1 | あらず。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
ラ変「あり」未然形「あら」 | 「あら」のa段+「ず」。 |
| 2 | 来らむ。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
カ変「来」終止形「く」 | 「来(く)」終止形+「らむ」(終止形接続)。 |
| 3 | 思はれけり。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
四段「思ふ」未然形「思は」 | a段+「れ」(受身・自発・尊敬「る」連用)+「けり」。 |
| 4 | 行かましかば。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
四段「行く」未然形「行か」 | a段+「ましかば」(反実仮想)。 |
| 5 | 思へども。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
四段「思ふ」已然形「思へ」 | e段の已然+「ども」(逆接)。 |
| 6 | 居たまふ。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
上一段「居る(ゐる)」連用形「居(ゐ)」 | 上一段連用「ゐ」+「たまふ」。 |
| 7 | せば…まし。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
過去の助動詞「き」の未然形「せ」+ば(「せば〜まし」=反実仮想の型) | 「世の中にたえて桜のなかりせば」の型。サ変「す」ではなく過去「き」の未然形とするのが標準。 |
| 8 | 寝たりし人。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
下二段「寝(ぬ)」連用形「寝(ね)」 | 連用「ね」+「たり」+「し」(過去連体)。 |
| 9 | 書かず。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
四段活用「書く」未然形 | 「書か」のa段+「ず」→ 四段未然。 |
| 10 | 見る人。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
上一段活用「見る」連体形 | 「見る」の連体形(語幹「み」+活用語尾「る」)。 |
| 11 | 起きず。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
上二段活用「起く」未然形 | 「起き」のi段+「ず」→ 上二段未然。 |
| 12 | 受けず。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
下二段活用「受く」未然形 | 「受け」のe段+「ず」→ 下二段未然。 |
| 13 | 死ぬ。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
ナ行変格活用「死ぬ」終止形 | 「死ぬ」はナ変、終止形「死ぬ」。 |
| 14 | あり。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
ラ行変格活用「あり」終止形 | 「あり」はラ変、終止形「あり」。 |
| 15 | 来けり。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
カ行変格活用「来」連用形「き」 | 「来(き)」連用+過去「けり」。 |
| 16 | 旅す。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
サ行変格活用「旅す」終止形 | 「旅す」サ変、終止形「す」。 |
形容詞形容動詞
| No. | 問題 | 答え | 決め手 |
|---|---|---|---|
| 17 | 静かなるものから、なほ涙落つ。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
ナリ活用「静かなり」連体形「静かなる」 | 接続助詞「ものから」(逆接)は連体形接続。「静かなる」はナリ活用の連体形。 |
| 18 | あはれにもあるかな。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
ナリ活用「あはれなり」連用形「あはれに」 | 連用形+係助詞「も」+ラ変「あり」。 |
| 19 | あはれなる御容貌にて、見ゆ。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
ナリ活用「あはれなり」連体形「あはれなる」 | 体言「御容貌」の前。 |
| 20 | 美しき人。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
シク活用「美し」連体形「美しき」 | 体言「人」の前なので連体形。 |
| 21 | 嬉しくこそ侍りけれ。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
シク活用「嬉し」連用形「嬉しく」 | 連用形+「こそ」係助詞+「侍り」連用+過去「けり」已然「けれ」(こそ結び)。 |
| 22 | 静かなりつる夜。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
ナリ活用「静かなり」連用形「静かなり」 | 連用形+完了「つ」連体「つる」+体言「夜」。 |
| 23 | よろづのこと、よろしからず。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
ク活用「よろし」カリ活用未然形「よろしから」 | 未然形+打消「ず」。 |
| 24 | あはれならば、訪ねまし。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
ナリ活用「あはれなり」未然形「あはれなら」 | 未然形+接続助詞「ば」(仮定)+反実仮想「まし」。 |
| 25 | 蕩々たる川面、月浮かぶ。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
タリ活用「蕩々たり」連体形「蕩々たる」 | 体言「川面」の前。 |
| 26 | 静かにこそ侍りけれ。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
ナリ活用「静かなり」連用形「静かに」 | 連用形+係助詞「こそ」+「侍り」連用+過去「けり」已然「けれ」(こそ結び)。 |
| 27 | 月清く。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
ク活用「清し」連用形「清く」 | 「清し」終止形。連用形は「清く」。 |
| 28 | 物悲し。 活用の種類と活用形を答えよ。 |
シク活用「物悲し」終止形 | 接頭語「物」がついた一語の形容詞。基本形は「物悲し」。 |
活用形6種
| No. | 問題 | 答え | 決め手 |
|---|---|---|---|
| 29 | 恩を受けて、忘れず。 ア 未然形 / イ 連用形 / ウ 終止形 / エ 連体形 / オ 已然形 / カ 命令形 |
イ | 直後が「て」。連用形(下二段「受く」連用)。 |
| 30 | 風に散る花を惜しむ。 ア 未然形 / イ 連用形 / ウ 終止形 / エ 連体形 / オ 已然形 / カ 命令形 |
エ | 直後が体言「花」。体言を修飾するので連体形。 |
| 31 | 返り事を書かむ。 ア 未然形 / イ 連用形 / ウ 終止形 / エ 連体形 / オ 已然形 / カ 命令形 |
ア | 直後が意志の「む」。未然形(四段「書く」未然)。 |
| 32 | 人は皆老ゆ。 ア 未然形 / イ 連用形 / ウ 終止形 / エ 連体形 / オ 已然形 / カ 命令形 |
ウ | 文末で言い切り。終止形(上二段「老ゆ」終止)。 |
| 33 | 梅は咲けど、まだ寒し。 ア 未然形 / イ 連用形 / ウ 終止形 / エ 連体形 / オ 已然形 / カ 命令形 |
オ | 直後が「ど」。已然形(四段「咲く」已然)。 |
| 34 | よくよく思へ。 ア 未然形 / イ 連用形 / ウ 終止形 / エ 連体形 / オ 已然形 / カ 命令形 |
カ | 文末で命じている。命令形(四段「思ふ」命令「思へ」)。 |
| 35 | 男、京に上りけり。 ア 未然形 / イ 連用形 / ウ 終止形 / エ 連体形 / オ 已然形 / カ 命令形 |
イ | 直後が過去「けり」。連用形(四段「上る」連用)。 |
| 36 | いと高き山に登る。 ア 未然形 / イ 連用形 / ウ 終止形 / エ 連体形 / オ 已然形 / カ 命令形 |
エ | 直後が体言「山」。連体形(形容詞「高し」連体「高き」)。 |
| 37 | ともかくもせず。 ア 未然形 / イ 連用形 / ウ 終止形 / エ 連体形 / オ 已然形 / カ 命令形 |
ア | 直後が打消「ず」。未然形(サ変「す」未然「せ」)。 |
| 38 | 昔、世になき宝あり。 ア 未然形 / イ 連用形 / ウ 終止形 / エ 連体形 / オ 已然形 / カ 命令形 |
ウ | 文末で言い切り。終止形(ラ変「あり」終止)。 |
| 39 | 工夫すれど、かなはず。 ア 未然形 / イ 連用形 / ウ 終止形 / エ 連体形 / オ 已然形 / カ 命令形 |
オ | 直後が「ど」。已然形(サ変「す」已然「すれ」)。 |
| 40 | 「とく行け」と、せきたつ。 ア 未然形 / イ 連用形 / ウ 終止形 / エ 連体形 / オ 已然形 / カ 命令形 |
カ | 文末で命じている。命令形(四段「行く」命令)。 |
| No. | 問題 | 答え | 決め手 |
|---|---|---|---|
| 41 | 笛をいとめでたく吹いて、人々めづ。 | イ音便 | カ行四段「吹く」の連用形「吹き」+て→「吹いて」。 |
| 42 | 大水出でて、橋を呑んで押し流す。 | 撥音便 | マ行四段「呑む」の連用形「呑み」+て→「呑んで」。 |
| 43 | 心に深く恥ぢ入って、物も言はず。 | 促音便 | ラ行四段「入る」の連用形「入り」+て→「入って」。 |
| 44 | 旅の空にて、故郷を思うて涙ぐむ。 | ウ音便 | ハ行四段「思ふ」の連用形「思ひ」+て→「思うて」。 |
| 45 | いみじう恐ろしい夢を見たり。 | 形容詞のイ音便 | シク活用形容詞「恐ろし」の連体形「恐ろしき」→「恐ろしい」。 |
| 46 | 月いと明らかにして、道白う見ゆ。 | 形容詞のウ音便 | ク活用形容詞「白し」の連用形「白く」→「白う」。 |
| 47 | 文をしたためて、使ひに渡して遣はす。 | 音便なし | 「したため」(下二段「認む」の連用形)+て。音便は起きていない。 |
| 48 | 帝、いたく驚いて、人を召す。 | イ音便 | カ行四段「驚く」の連用形「驚き」+て→「驚いて」。 |
| 49 | 涙にむせんで、言葉もつづかず。 | 撥音便 | バ行四段「むせぶ」の連用形「むせび」+て→「むせんで」。 |
| 50 | 主君の仰せを承って、急ぎ参る。 | 促音便 | ラ行四段「承る」の連用形「承り」+て→「承って」。 |
| 51 | 敵を追うて山深く入る。 | ウ音便 | ハ行四段「追ふ」の連用形「追ひ」+て→「追うて」。 |
| 52 | 白い雲のたなびく。 | 形容詞のイ音便 | ク活用形容詞「白し」の連体形「白き」→「白い」。 |
連体形止め
| No. | 問題 | 答え | 決め手 |
|---|---|---|---|
| 53 | 待つ人訪ねく。 ア 係り結びの連体形 / イ 余情・詠嘆の連体形止め / ウ 連体形止めではない |
ウ | 係助詞がなく、文末は終止形「く」(カ変「来」の終止形)。 |
| 54 | 待つ人の訪ねくる。 ア 係り結びの連体形 / イ 余情・詠嘆の連体形止め / ウ 連体形止めではない |
イ | 係助詞がなく、文末が連体形「くる」。 |
| 55 | 世ぞはかなき。 ア 係り結びの連体形 / イ 余情・詠嘆の連体形止め / ウ 連体形止めではない |
ア | 係助詞「ぞ」があるので、文末は連体形「はかなき」で結ぶ。 |
| 56 | 暁に鳥鳴きぬ。 ア 係り結びの連体形 / イ 余情・詠嘆の連体形止め / ウ 連体形止めではない |
ウ | 係助詞がなく、文末は終止形「ぬ」(完了「ぬ」の終止形)。 |
| 57 | 庭の桜の散りたる。 ア 係り結びの連体形 / イ 余情・詠嘆の連体形止め / ウ 連体形止めではない |
イ | 係助詞がなく、文末が連体形「たる」。 |
| 58 | 涙ぞ袖に流るる。 ア 係り結びの連体形 / イ 余情・詠嘆の連体形止め / ウ 連体形止めではない |
ア | 係助詞「ぞ」があるので、文末は連体形「流るる」で結ぶ。 |
| 59 | 峰に立つ雲白し。 ア 係り結びの連体形 / イ 余情・詠嘆の連体形止め / ウ 連体形止めではない |
ウ | 係助詞がなく、文末は終止形「白し」。 |
| 60 | 暁の鳥の鳴きぬる。 ア 係り結びの連体形 / イ 余情・詠嘆の連体形止め / ウ 連体形止めではない |
イ | 係助詞がなく、文末が連体形「ぬる」。 |
| 61 | 都なむ恋しかりける。 ア 係り結びの連体形 / イ 余情・詠嘆の連体形止め / ウ 連体形止めではない |
ア | 係助詞「なむ」があるので、文末は連体形「ける」で結ぶ。 |
| 62 | 西の山に月隠る。 ア 係り結びの連体形 / イ 余情・詠嘆の連体形止め / ウ 連体形止めではない |
ウ | 係助詞がなく、文末は終止形「隠る」。 |
品詞分解
| No. | 問題 | 答え | 決め手 |
|---|---|---|---|
| 63 | 「飛び立つ」はいくつの単語か。 ア 二語 / イ 一語 / ウ 三語 |
イ | 複合動詞で一語。「思ひ出づ」と同じ仲間。 |
| 64 | 「思ひけり」はいくつの単語か。 ア 三語 / イ 一語 / ウ 二語 |
ウ | 思ひ(動詞の連用形)/けり。 |
| 65 | 「寒かりけり」はいくつの単語か。 ア 二語 / イ 一語 / ウ 三語 |
ア | 寒かり(形容詞の連用形)/けり。 |
| 66 | 副詞の説明として正しいものを選べ。 ア 活用して文末に来る / イ 体言だけを修飾する / ウ 独立して感動を表す / エ 活用せず、主に用言を修飾する |
エ | 「いと」「やうやう」など。 |
| 67 | 「山にあり」はいくつの単語か。 ア 二語 / イ 三語 / ウ 一語 |
イ | 山/に(場所を示す格助詞)/あり。 |
| 68 | 体言とは、どの品詞のことか。 ア 動詞 / イ 形容詞 / ウ 名詞 / エ 副詞 |
ウ | 体言=名詞。「下に体言が続けば連体形」の形でよく使う用語。 |
| 69 | 自立語は一つの文節にいくつあるか。 ア 必ず一つ / イ 必ず二つ / ウ 0のこともある / エ 決まっていない |
ア | 自立語は1文節に必ず一つ。 |
| 70 | 「うち泣く」の説明として正しいものを選べ。 ア 動詞+動詞の二語 / イ 副詞+動詞の二語 / ウ 助動詞+動詞の二語 / エ 接頭語「うち」が付いた一語の動詞 |
エ | 接頭語は単語として切り離さない。 |
| 71 | 「あらず」はいくつの単語か。 ア 一語 / イ 二語 / ウ 三語 |
イ | あら(ラ変「あり」の未然形)/ず。 |
| 72 | 「咲きにけり」はいくつの単語に分かれるか。 ア 二語 / イ 四語 / ウ 三語 |
ウ | 咲き/に(完了「ぬ」の連用形)/けり。 |
| 73 | 「庭になし」はいくつの単語か。 ア 三語 / イ 二語 / ウ 四語 |
ア | 庭/に(格助詞)/なし(形容詞)。 |
| 74 | 山の桜咲く。 ア 助動詞 / イ 接続詞 / ウ 副詞 / エ 助詞 |
エ | 活用しない付属語=助詞(下の名詞を修飾する格助詞)。 |
| No. | 問題 | 答え | 決め手 |
|---|---|---|---|
| 75 | 君ならで誰にか見せむ梅の花。 | 係助詞「か」+連体形「む」(反語) | 紀友則。「ならで」=「〜でなくて」。 |
| 76 | 此の世にあるもの皆夢や。 | 係助詞「や」(文末用法・疑問) | 体言「夢」+「や」の文末用法。「〜であるのか」と問いかけて終わる。 |
| 77 | 雨、はやくやまなむ。 | 終助詞「なむ」(願望、他者への願い) | 未然形「やま」+「なむ」=他への願望(雨よ、早くやんでほしい)。 |
| 78 | 山里は冬ぞさびしさまさりける。 | 係助詞「ぞ」+連体形「ける」(強調) | 源宗于。「冬こそが寂しさが増すのだ」。 |
| 79 | 君か思ふ。 | 係助詞「か」+連体形「思ふ」(疑問) | 「か」は直前の「君」を疑問の焦点にする。「思うのはあなたなのか」。結びは連体形「思ふ」。 |
| 80 | 雪降りてこそいとあはれなれ。 | 係助詞「こそ」+已然形「あはれなれ」(強調) | 「雪が降ってこそ風情がある」。 |
| 81 | 命やは惜しき。 | 係助詞「やは」+連体形「惜しき」(反語) | 「命など惜しいだろうか、いや惜しくない」。 |
| 82 | 道知れる人なむありける。 | 係助詞「なむ」+連体形「ける」(強調) | 伊勢物語。「道を知る人がいたのだ」。 |
| 83 | 我れにいまだ知る人やある。 | 係助詞「や」+連体形「ある」(疑問) | 「私を知る人はあるか」。 |
| 84 | 大方は月ぞをかしき。 | 係助詞「ぞ」+連体形「をかしき」(強調) | 「だいたい月が趣あるのだ」。 |
| 85 | 人目も草もかれぬとおもへば、人こそ見えね。 | 係助詞「こそ」+已然形「ね」(強調) | 文末で結ばれた「こそ〜已然形」は強調。あとに文が続くときは逆接の含みが出る。 |
| 86 | いざ、月見なむ。 | 完了「ぬ」未然+意志「む」(係助詞ではない) | 連用形「見」+「な」+「む」。 |
| 87 | あけぼのこそ。 | 係助詞「こそ」(結びの省略) | 「(をかしけれ)」が省略されている。 |
| 88 | いづくも同じ秋の夕暮、とぞ。 | 係助詞「ぞ」(結びの省略) | 「とぞ」「となむ」で文が終わる=下に「言ふ」「言ひける」を補う結びの省略。 |
係り結び応用
| No. | 問題 | 答え | 決め手 |
|---|---|---|---|
| 89 | これ、誰(た)がしわざにか。 次の文で省略されている語を選べ。 ア 「言ふ」 / イ 「聞く」 / ウ 「あらむ」 / エ 「来」 |
ウ | 「にか(あらむ)」の型。 |
| 90 | いとめでたき花にこそ。 次の文で省略されている語を選べ。 ア 「あらむ」 / イ 「あらめ」 / ウ 「あれど」 / エ 「ありける」 |
イ | 「にこそ」の下に補うのは已然形「あらめ」。 |
| 91 | いづくの山にや。 次の文で省略されている語を選べ。 ア 「あらむ」 / イ 「言ふ」 / ウ 「見ゆ」 / エ 「来」 |
ア | 「いづくの山にや(あらむ)」=「どこの山であろうか」。 |
| 92 | 月の都の人にやあらむ。 ア 終止形 / イ 已然形 / ウ 未然形 / エ 連体形 |
エ | 係助詞「や」の結びなので連体形。 |
| 93 | 「はや帰りたまひね。」となむ。 次の文で省略されている語を選べ。 ア 「あらむ」 / イ 「あらめ」 / ウ 「言ひける」 / エ 「来にける」 |
ウ | 会話の引用+「となむ(言ひける)」。 |
| 94 | いづれの山か天に近き。 ア 終止形 / イ 連体形 / ウ 已然形 / エ 語幹 |
イ | 「か」の結びなので、形容詞「近し」が連体形「近き」になっている。 |
| 95 | これも前世の契りにや。 次の文で省略されている語を選べ。 ア 「あらむ」 / イ 「ありけり」 / ウ 「あれ」 / エ 「あらず」 |
ア | 「にや(あらむ)」の型。 |
| 96 | 月こそ見ゆれ。 次の文の説明として正しいものを選べ。 ア 「見ゆれ」は命令形である / イ 「こそ」は疑問を表す / ウ 「見ゆれ」は連体形である / エ 「こそ」を受けて「見ゆ」が已然形「見ゆれ」で結ばれている |
エ | 「こそ」→已然形。動詞「見ゆ」(ヤ行下二段)の已然形が「見ゆれ」。 |
| 97 | 前世の報いにやありけむ。 ア 終止形 / イ 已然形 / ウ 連体形(「や」の結び) / エ 命令形 |
ウ | 過去推量「けむ」は終止形と連体形が同形。 |
| 98 | 母なむ、いみじう泣きけるを、見るもいと悲し。 次の文で起きている現象を選べ。 ア 正しい係り結びで完結している / イ 結びの流れ / ウ 結びの省略 / エ 逆接用法 |
イ | 結び「ける」に「を」が付いて文が後続へ続き、係り結びが完結していない=流れ。 |
| 99 | これは、狐のしわざにこそ。 次の文で起きている現象を選べ。 ア 結びの省略 / イ 結びの流れ / ウ 逆接用法 / エ もぞ・もこそ |
ア | 「にこそ(あらめ)」の型。 |
| 100 | 反語の訳し方として正しいものを選べ。 ア 〜してほしい / イ 〜だろう / ウ 〜しなさい / エ 〜か、いや〜ない |
エ | 反語は問いの形で強く否定する表現。 |
まちがえたら、どうするか
答えが合っていても、決め手が言えなければ×にしてください。なんとなくで当たってしまうので、そこを見ないと力になりません。
同じところで2問以上まちがえたら、古典文法ドリル 一覧からその分野の100題ドリルに戻るのがいちばん速いです。
この100問が終わったら
次は問題量を増やす段階です。使う本の選び方は、塾長が全部読んだうえで正直に書いています。
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