係助詞・願望・完了+推量を100問で見抜く
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📖 識別の理屈を先に押さえたい方へ
- このドリルでわかること
- はじめに:「なむ」の4用法
- 識別の鉄則
- 🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
- 🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
- 問題(Q1〜Q100)
- Q1.「なむ」を識別せよ。
- Q2.「なむ」を識別せよ。
- Q3.「なむ」を識別せよ。
- Q4.「なむ」を識別せよ。
- Q5.「なむ」を識別せよ。
- Q6.「なむ」を識別せよ。
- Q7.「なむ」を識別せよ。
- Q8.「なむ」を識別せよ。
- Q9.「なむ」を識別せよ。
- Q10.「なむ」を識別せよ。
- Q11.「なむ」を識別せよ。
- Q12.「なむ」を識別せよ。
- Q13.「なむ」を識別せよ。
- Q14.「なむ」を識別せよ。
- Q15.「なむ」を識別せよ。
- Q16.「なむ」を識別せよ。
- Q17.「なむ」を識別せよ。
- Q18.「なむ」を識別せよ。
- Q19.「なむ」を識別せよ。
- Q20.「なむ」を識別せよ。
- Q21.「なむ」を識別せよ。
- Q22.「なむ」を識別せよ。
- Q23.「なむ」を識別せよ。
- Q24.「なむ」を識別せよ。
- Q25.「なむ」を識別せよ。
- Q26.「なむ」を識別せよ。
- Q27.「なむ」を識別せよ。
- Q28.「なむ」を識別せよ。
- Q29.「なむ」を識別せよ。
- Q30.「なむ」を識別せよ。
- Q31.「なむ」を識別せよ。
- Q32.「なむ」を識別せよ。
- Q33.「なむ」を識別せよ。
- Q34.「なむ」を識別せよ。
- Q35.「なむ」を識別せよ。
- Q36.「なむ」を識別せよ。
- Q37.「なむ」を識別せよ。
- Q38.「なむ」を識別せよ。
- Q39.「なむ」を識別せよ。
- Q40.「なむ」を識別せよ。
- Q41.「なむ」を識別せよ。
- Q42.「なむ」を識別せよ。
- Q43.「なむ」を識別せよ。
- Q44.「なむ」を識別せよ。
- Q45.「なむ」を識別せよ。
- Q46.「なむ」を識別せよ。
- Q47.「なむ」を識別せよ。
- Q48.「なむ」を識別せよ。
- Q49.「なむ」を識別せよ。
- Q50.「なむ」を識別せよ。
- Q51.「なむ」を識別せよ。
- Q52.「なむ」を識別せよ。
- Q53.「なむ」を識別せよ。
- Q54.「なむ」を識別せよ。
- Q55.「なむ」を識別せよ。
- Q56.「なむ」を識別せよ。
- Q57.「なむ」を識別せよ。
- Q58.「なむ」を識別せよ。
- Q59.「なむ」を識別せよ。
- Q60.「なむ」を識別せよ。
- Q61.「なむ」を識別せよ。
- Q62.「なむ」を識別せよ。
- Q63.「なむ」を識別せよ。
- Q64.「なむ」を識別せよ。
- Q65.「なむ」を識別せよ。
- Q66.「なむ」を識別せよ。
- Q67.「なむ」を識別せよ。
- Q68.「なむ」を識別せよ。
- Q69.「なむ」を識別せよ。
- Q70.「なむ」を識別せよ。
- Q71.「なむ」を識別せよ。
- Q72.「なむ」を識別せよ。
- Q73.「なむ」を識別せよ。
- Q74.「なむ」を識別せよ。
- Q75.「なむ」を識別せよ。
- Q76.「なむ」を識別せよ。
- Q77.「なむ」を識別せよ。
- Q78.「なむ」を識別せよ。
- Q79.「なむ」を識別せよ。
- Q80.「なむ」を識別せよ。
- Q81.「なむ」を識別せよ。
- Q82.「なむ」を識別せよ。
- Q83.「なむ」を識別せよ。
- Q84.「なむ」を識別せよ。
- Q85.「なむ」を識別せよ。
- Q86.「なむ」を識別せよ。
- Q87.「なむ」を識別せよ。
- Q88.「なむ」を識別せよ。
- Q89.「なむ」を識別せよ。
- Q90.「なむ」を識別せよ。
- Q91.「なむ」を識別せよ。
- Q92.「なむ」を識別せよ。
- Q93.「なむ」を識別せよ。
- Q94.「なむ」を識別せよ。
- Q95.「なむ」を識別せよ。
- Q96.「なむ」を識別せよ。
- Q97.「なむ」を識別せよ。
- Q98.「なむ」を識別せよ。
- Q99.「なむ」を識別せよ。
- Q100.「なむ」を識別せよ。
- もっとドリルを解きたい方へ
このドリルでわかること
はじめに:「なむ」の4用法
古文の「なむ」は、 複数の用法 を持つ識別最頻出語。
| 用法 | 接続 | 訳 |
|---|---|---|
| ① 完了「ぬ」未然+推量「む」 | 連用形+「なむ」 | 〜してしまうだろう |
| ② 願望(他者)「なむ」 | 未然形+「なむ」 | 〜してほしい |
| ③ 係助詞「なむ」 | 体言・連体形・連用形等 | 強調(〜こそ) |
| ④ ナ変動詞未然+推量「む」 | 「死なむ」「往なむ」 | 死ぬだろう |
識別の鉄則
識別の鉄則
- 連用形+なむ → 完了「ぬ」未然+推量「む」
- 未然形+なむ → 願望(他者へ)「〜してほしい」
- 体言・連体形等+なむ → 係助詞(強調)
- 「死なむ・往なむ」 → ナ変動詞
→ 直前の活用形 が決定的。
「識別の鉄則」は文法的に正しい順序。
こちらは 試験本番で3秒で答えを出す ための実戦テクニックです。
コツ① まず 直前の活用形 だけ見る(これで9割決まる)
「なむ」の識別は 直前 で決まる。 – 直前が 連用形(〜き/〜ひ/〜り など i段/e段) → 完了「ぬ」未然+推量「む」(〜してしまうだろう) – 直前が 未然形(〜あ/〜は/〜ら など a段) → 願望「なむ」(〜してほしい) – 直前が 体言・連体形 → 係助詞「なむ」(強調)
→ 動詞の末尾の音で 連用形か未然形か を判定するのが最速。
コツ② 「死なむ/往なむ」だけは特殊(暗記しろ)
ナ変動詞「死ぬ/往ぬ」の未然形「死な/往な」+「む」 → ナ変+推量「む」。 「死ぬだろう/行ってしまうだろう」と訳す。
→ 「死なむ」「往なむ」「去なむ」を見たら即・ナ変で確定。
コツ③ 係助詞「なむ」は 文末が連体形 で結ぶ
体言や連体形に「なむ」がついて、文末が連体形になっていれば 係り結びの係助詞。 例:月なむ清く照る / 都なむ思ふ
→ 「なむ+…連体形。」のリズムを見つけたら即・係助詞。
コツ④ 訳の自然さで最終確認
迷ったら3パターンで訳してみる。 – 「〜してしまうだろう」(完了+推量) … 動作の確定的予想 – 「〜してほしい」(願望) … 他者への希望 – 「〜こそ」(係助詞) … 強調・係り結び
→ 文脈で最も自然な訳を選ぶ。
試験本番でのチェック順序
- 「死なむ/往なむ」 → ナ変+む(即答)
- 直前が 連用形(i段/e段) → 完了「ぬ」未然+推量「む」
- 直前が 未然形(a段) → 願望(他者へ)
- 直前が 体言・連体形 → 係助詞(強調)
→ この順番で 3秒 で答えが出ます。
よくある引っかけ
- カ変「来」は「こなむ」(未然=願望)/「きなむ」(連用=完了+推量)で形が違う
- 同じ「降りなむ」でも、上の動詞「降る」の未然「降ら」と連用「降り」で識別が変わる
- 文末が連体形で結ぶ → 係助詞のサイン(係り結びを見逃すな)
🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
問題(Q1〜Q100)
ここから100問を表示します。スマホでも解けるよう、答えと解説は各問の直下に表示しています。「解答が見えると解いた気にならない」という方は、上のPDFをダウンロードして印刷で解いてください。
【第1部】基礎編(Q1〜Q20)
Q1.「なむ」を識別せよ。
春来(こ)なむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:カ変「来」未然形「こ」+「なむ」(願望)。「春が来てほしい」。
Q2.「なむ」を識別せよ。
雨降らなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「降ら」未然+「なむ」。「雨が降ってほしい」。
Q3.「なむ」を識別せよ。
月なむ清く照る。
答え:係助詞「なむ」(強調) 解説:体言「月」+「なむ」。「月こそ清く照る」(強調)。連体形「照る」で結ぶ(連体形結び)。
Q4.「なむ」を識別せよ。
死なむ。
答え:ナ変動詞「死ぬ」未然形「死な」+推量「む」 解説:ナ変「死ぬ」未然「死な」+「む」。「死ぬだろう」。
Q5.「なむ」を識別せよ。
物言ひなむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「言ひ」連用+「な」(完了ぬ未然)+「む」。「言ってしまうだろう」。
Q6.「なむ」を識別せよ。
君も来なむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「来」未然+「なむ」。「君も来てほしい」。
Q7.「なむ」を識別せよ。
春なむ待ちける。
答え:係助詞「なむ」(強調) 解説:体言「春」+「なむ」+過去「けり」連体形「ける」(係り結びの結び)。「春を待っているのだ」。
Q8.「なむ」を識別せよ。
風吹かなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「吹か」未然+「なむ」。「風が吹いてほしい」。
Q9.「なむ」を識別せよ。
早く帰りなむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「帰り」連用+「なむ」。「早く帰ってしまうだろう」。
Q10.「なむ」を識別せよ。
月なむ輝く。
答え:係助詞「なむ」(強調) 解説:「月」+「なむ」+連体形「輝く」(連体結び)。
Q11.「なむ」を識別せよ。
心安く眠らなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「眠ら」未然+「なむ」。「心安く眠ってほしい」。
Q12.「なむ」を識別せよ。
物言ひなば、咎めらる。
答え:完了「ぬ」未然「な」+接続助詞「ば」(仮定) 解説:四段「言ふ」連用形「言ひ」+完了「ぬ」未然形「な」+「ば」(順接仮定)。「もし物を言ってしまったら、咎められる」。「なむ」ではないが、「な」の識別力を試す引っかけ問題。
Q13.「なむ」を識別せよ。
我れ往なむ。
答え:ナ変動詞「往ぬ」未然形「往な」+推量「む」 解説:ナ変「往ぬ」未然+「む」。「私は立ち去るだろう/立ち去ろう」。
Q14.「なむ」を識別せよ。
知りなむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「知り」連用+「な」+「む」。「知ってしまうだろう」。
Q15.「なむ」を識別せよ。
君やなむ思ふ。
答え:係助詞「なむ」(強調) 解説:「君」+「や」+「なむ」+連体「思ふ」。
Q16.「なむ」を識別せよ。
春来なむと思ふ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「来」未然+「なむ」+引用「と」。「春が来てほしいと思う」。
Q17.「なむ」を識別せよ。
早く起きなむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「起き」連用+「な」+「む」。「早く起きてしまうだろう」。
Q18.「なむ」を識別せよ。
月見なむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「見」連用+「な」+「む」。「月を見てしまうだろう」。
Q19.「なむ」を識別せよ。
雨止まなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「止ま」未然+「なむ」。「雨が止んでほしい」。
Q20.「なむ」を識別せよ。
花咲かなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「咲か」未然+「なむ」。「花が咲いてほしい」。
基礎編 /20
【第2部】標準編(Q21〜Q50)
直前語と結びを意識した識別。
Q21.「なむ」を識別せよ。
花咲きなむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「咲き」連用+「な」+「む」。「花が咲いてしまうだろう」。
Q22.「なむ」を識別せよ。
風も吹かなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「吹か」未然+「なむ」。「風も吹いてほしい」。
Q23.「なむ」を識別せよ。
我が宿なむよき。
答え:係助詞「なむ」(強調) 解説:体言「我が宿」+「なむ」+連体「よき」。「我が宿こそよい」。
Q24.「なむ」を識別せよ。
早く死なむ。
答え:ナ変「死ぬ」未然+推量「む」 解説:「死な」未然+「む」。「早く死のう/死ぬだろう」。
Q25.「なむ」を識別せよ。
急ぎ行きなむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「行き」連用+「な」+「む」。「急いで行ってしまうだろう」。
Q26.「なむ」を識別せよ。
子もすこやかに育たなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「育た」未然+「なむ」。「子も健やかに育ってほしい」。
Q27.「なむ」を識別せよ。
我が宿なむ梅咲きける。
答え:係助詞「なむ」 解説:「我が宿」+「なむ」。連体形「ける」で結ぶ。「我が宿に梅が咲いた」(強調)。
Q28.「なむ」を識別せよ。
我れ往なむと思ふ。
答え:ナ変「往ぬ」未然+推量「む」 解説:「往な」未然+「む」。「私は立ち去ろうと思う」。
Q29.「なむ」を識別せよ。
早く忘れなむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「忘れ」(下二段連用)+「な」+「む」。「早く忘れてしまうだろう」。
Q30.「なむ」を識別せよ。
月の都へ帰らなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「帰ら」未然+「なむ」。「月の都へ帰ってほしい」。
Q31.「なむ」を識別せよ。
雪なむ降りける。
答え:係助詞「なむ」 解説:体言「雪」+「なむ」+連体「降りける」。
Q32.「なむ」を識別せよ。
我れも死なむ。
答え:ナ変「死ぬ」未然+推量「む」 解説:「死な」未然+「む」。「私も死ぬだろう/死のう」。
Q33.「なむ」を識別せよ。
言ひなむとすれど、声出でず。
答え:完了「ぬ」未然+意志「む」 解説:「言ひ」連用+「な」+「む」。「言ってしまおうとするが、声が出ない」。
Q34.「なむ」を識別せよ。
故里に帰らなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「帰ら」未然+「なむ」。「故里に帰ってほしい」。
Q35.「なむ」を識別せよ。
雪降る夜なむ心細き。
答え:係助詞「なむ」 解説:「夜」+「なむ」+連体「心細き」。
Q36.「なむ」を識別せよ。
急ぎ往なむ。
答え:ナ変「往ぬ」未然+意志「む」 解説:「往な」未然+「む」。「急いで立ち去ろう」。
Q37.「なむ」を識別せよ。
涙落ちなむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「落ち」連用+「な」+「む」。「涙が落ちてしまうだろう」。
Q38.「なむ」を識別せよ。
春風吹かなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「吹か」未然+「なむ」。「春風が吹いてほしい」。
Q39.「なむ」を識別せよ。
今日なむ祭りある。
答え:係助詞「なむ」 解説:体言「今日」+「なむ」+連体「ある」。「今日こそ祭りがある」。
Q40.「なむ」を識別せよ。
早く立ちなむ。
答え:完了「ぬ」未然+意志「む」 解説:「立ち」連用+「な」+「む」。「早く立ってしまおう」。
Q41.「なむ」を識別せよ。
主君に仕へなむ。
答え:完了「ぬ」未然+意志「む」 解説:「仕へ」(下二段連用)+「な」+「む」。「主君にお仕えしてしまおう」。
Q42.「なむ」を識別せよ。
鳥も鳴かなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「鳴か」未然+「なむ」。「鳥も鳴いてほしい」。
Q43.「なむ」を識別せよ。
雨なむ降る。
答え:係助詞「なむ」 解説:体言「雨」+「なむ」+連体「降る」。
Q44.「なむ」を識別せよ。
死なむと思へど、生きながらふ。
答え:ナ変「死ぬ」未然+意志「む」 解説:「死な」未然+「む」。「死のうと思うが、生き長らえている」。
Q45.「なむ」を識別せよ。
待ちなむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「待ち」連用+「な」+「む」。「待ってしまうだろう」。
Q46.「なむ」を識別せよ。
春来なむかしと祈る。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「来」未然+「なむ」。「春が来てほしいと祈る」。
Q47.「なむ」を識別せよ。
鶯なむ鳴く。
答え:係助詞「なむ」 解説:「鶯」+「なむ」+連体「鳴く」。
Q48.「なむ」を識別せよ。
京へ往なむと思ひ立つ。
答え:ナ変「往ぬ」未然+意志「む」 解説:「往な」+「む」。「京へ行こうと思い立つ」。
Q49.「なむ」を識別せよ。
物の音聞こえなむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「聞こえ」連用+「な」+「む」。「物音が聞こえてしまうだろう」。
Q50.「なむ」を識別せよ。
心安からに過ごさなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「過ごさ」未然+「なむ」。「心安らかに過ごしてほしい」。
標準編 /30
【第3部】応用編(Q51〜Q80)
引っかけパターン・敬語・係り結び。
Q51.「なむ」を識別せよ。
いと心細く、京へ帰りなむと思ふ。
答え:完了「ぬ」未然+意志「む」 解説:「帰り」四段「帰る」連用+完了「ぬ」未然「な」+意志「む」。連用形接続。1人称「思ふ」と連動。「きっと帰ろうと思う」(強意+意志)。
Q52.「なむ」を識別せよ。
鳥のこゑなむいとあはれなる。
答え:係助詞「なむ」 解説:「鳥のこゑ」+「なむ」+連体形「あはれなる」。「鳥の声がしみじみとしている」。
Q53.「なむ」を識別せよ。
雪深ければ往なむにも、足ふみがたし。
答え:ナ変「往ぬ」未然+意志「む」 解説:「往な」+「む」。「立ち去ろうにも、足を踏むのが難しい」。
Q54.「なむ」を識別せよ。
月隠れなむほどに。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」(連体形「む」) 解説:「隠れ」連用+「な」+「む」体言「ほど」修飾。「月が隠れてしまうだろう頃に」。
Q55.「なむ」を識別せよ。
我が思ふ人に逢はなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「逢は」未然+「なむ」。「我が思う人に逢ってほしい(逢えますように)」。
Q56.「なむ」を識別せよ。
都の事なむ忘れざりし。
答え:係助詞「なむ」 解説:「都の事」+「なむ」+連体「忘れざりし」。
Q57.「なむ」を識別せよ。
いざ往なむよ。
答え:ナ変「往ぬ」未然+意志「む」 解説:「いざ」と呼応。「さあ、行こう」。
Q58.「なむ」を識別せよ。
涙の落ちなむを、人に見られじ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」(連体形) 解説:「落ち」連用+「な」+「む」を体言代用。「涙が落ちてしまうことを、人に見られまい」。
Q59.「なむ」を識別せよ。
春なむ来にける。
答え:係助詞「なむ」 解説:「春」+「なむ」+連体「来にける」。「春が来てしまった」(強調)。
Q60.「なむ」を識別せよ。
風吹かなむやと待つ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「吹か」未然+「なむ」。「風が吹いてほしいなあと待つ」。
Q61.「なむ」を識別せよ。
あはれ世の中なむかなしき。
答え:係助詞「なむ」 解説:「世の中」+「なむ」+連体「かなしき」。「世の中こそ悲しい」。
Q62.「なむ」を識別せよ。
死なむこそ、いみじけれ。
答え:ナ変「死ぬ」未然+推量「む」(連体) 解説:「死な」+「む」体言代用。「死ぬことこそ、すばらしい」。
Q63.「なむ」を識別せよ。
早く忘られなむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「忘られ」(受身・自発)連用+「な」+「む」。「早く忘れられてしまうだろう」。
Q64.「なむ」を識別せよ。
我が君もすこやかにおはせなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「おはせ」未然+「なむ」。「我が君も健やかでいらっしゃってほしい」。
Q65.「なむ」を識別せよ。
鶯なむ鳴きける。
答え:係助詞「なむ」 解説:「鶯」+「なむ」+連体「鳴きける」。
Q66.「なむ」を識別せよ。
物の音聞こえ来なむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「来」連用+「な」+「む」。「物音が聞こえてくるだろう」。
Q67.「なむ」を識別せよ。
いざ給へ、往なむ。
答え:ナ変「往ぬ」未然+意志「む」 解説:「いざ」と呼応。「さあいらっしゃい、行きましょう」。
Q68.「なむ」を識別せよ。
涙堰きあへぬこそ、をかしけれ。
答え:(参考)「ぬ」は打消連体 解説:「なむ」ではないが混同しやすい。「あへぬ」=「堪えられない」。
Q69.「なむ」を識別せよ。
春の山風吹かなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「吹か」未然+「なむ」。「春の山風が吹いてほしい」。
Q70.「なむ」を識別せよ。
いとさまよく言ひなむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「言ひ」連用+「な」+「む」。「とても上手に言ってしまうだろう」。
Q71.「なむ」を識別せよ。
君なむかしこき人にて。
答え:係助詞「なむ」 解説:「君」+「なむ」。「君こそ畏れ多い方であって」。
Q72.「なむ」を識別せよ。
山深く往なむ。
答え:ナ変「往ぬ」未然+意志「む」 解説:「往な」+「む」。「山深く立ち去ろう」。
Q73.「なむ」を識別せよ。
鶯の声聞こえなむ頃。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」(連体) 解説:「聞こえ」連用+「な」+「む」、体言「頃」修飾。
Q74.「なむ」を識別せよ。
雪深く積もらなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「積もら」未然+「なむ」。「雪が深く積もってほしい」。
Q75.「なむ」を識別せよ。
月の都の人なむ遣はす。
答え:係助詞「なむ」 解説:「月の都の人」+「なむ」+連体「遣はす」。「月の都の人をこそ遣わす」。
Q76.「なむ」を識別せよ。
早く死なむと願ふ。
答え:ナ変「死ぬ」未然+意志「む」 解説:「死な」+「む」。「早く死のうと願う」。
Q77.「なむ」を識別せよ。
やがて出でなむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「出で」連用+「な」+「む」。「やがて出てしまうだろう」。
Q78.「なむ」を識別せよ。
故里より便りもあらなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「あら」未然+「なむ」。「故里より便りがあってほしい」。
Q79.「なむ」を識別せよ。
雲井なむ遠き。
答え:係助詞「なむ」 解説:「雲井」+「なむ」+連体「遠き」。「雲井こそ遠い」。
Q80.「なむ」を識別せよ。
人もこそ来め、我れも往なむ。
答え:ナ変「往ぬ」未然+意志「む」 解説:「往な」+「む」。「人も来るだろうから、私も行こう」。
応用編 /30
【第4部】入試レベル(Q81〜Q100)
難関大頻出。
Q81.「なむ」を識別せよ。
いまだ夜深しと言ふべきことなむげに事の出で来べき。
答え:係助詞「なむ」(強意) 解説:体言「言ふべきこと」+係助詞「なむ」+連体形結び「出で来べき」。「『まだ夜深い』と言うべきこと、本当に事が起こりそうだ」と強調。
Q82.「なむ」を識別せよ。
あはれ、夢のごとくに過ぎなむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「過ぎ」(上二段連用)+「な」+「む」。「夢のように過ぎてしまうだろう」。
Q83.「なむ」を識別せよ。
心ばへ深くおはせなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「おはせ」(サ変未然)+「なむ」。「思いやり深くいらっしゃってほしい」。
Q84.「なむ」を識別せよ。
木の葉のかかりなむほどに、霜置きぬ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」(連体) 解説:「かかり」連用+「な」+「む」体言修飾。「木の葉がかかってしまう頃に」。
Q85.「なむ」を識別せよ。
あれなむいみじき翁にてはべる。
答え:係助詞「なむ」 解説:「あれ」(指示代名詞)+「なむ」+連体「はべる」。「あれが大変な翁です」。
Q86.「なむ」を識別せよ。
早う死なむと、頭をたたきて泣く。
答え:ナ変「死ぬ」未然+意志「む」 解説:「死な」+「む」。「早く死のうと頭をたたいて泣く」。
Q87.「なむ」を識別せよ。
御文遣はさなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「遣はさ」未然+「なむ」。「御文を遣わしてほしい」。
Q88.「なむ」を識別せよ。
物言はれぬ気色を、見なむ人もあらじ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」(連体) 解説:「見」連用+「な」+「む」体言「人」修飾。「(黙ったままの様子を)見てしまうだろう人もいないだろう」。
Q89.「なむ」を識別せよ。
雪なむ降りて、山も白かりける。
答え:係助詞「なむ」 解説:「雪」+「なむ」+連体「白かりける」。
Q90.「なむ」を識別せよ。
賢き人なむ世を捨つる。
答え:係助詞「なむ」 解説:「賢き人」+「なむ」+連体「捨つる」。「賢い人こそ世を捨てる」。
Q91.「なむ」を識別せよ。
我れひとり残されて、いかにしなむ。
答え:完了「ぬ」未然+意志「む」(疑問) 解説:「し」サ変「す」連用形+完了「ぬ」未然「な」+意志「む」。連用形接続。「私一人残されて、どうしようかしら」。
Q92.「なむ」を識別せよ。
今日なむ心安く侍る。
答え:係助詞「なむ」 解説:「今日」+「なむ」+連体「侍る」。
Q93.「なむ」を識別せよ。
やがて我が身も尽きなむ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「尽き」連用+「な」+「む」。「やがて我が身も尽きてしまうだろう」。
Q94.「なむ」を識別せよ。
死なむ命惜しまず。
答え:ナ変「死ぬ」未然+推量「む」(連体) 解説:「死な」+「む」体言「命」修飾。「死ぬような命を惜しまない」。
Q95.「なむ」を識別せよ。
心安く眠らなむと祈る。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「眠ら」未然+「なむ」。「心安く眠ってほしいと祈る」。
Q96.「なむ」を識別せよ。
故院なむかく仰せられし。
答え:係助詞「なむ」 解説:「故院」+「なむ」+連体「仰せられし」。
Q97.「なむ」を識別せよ。
山伏に逢ひなむかしと願ふ。
答え:完了「ぬ」未然+推量「む」 解説:「逢ひ」連用+「な」+「む」。「山伏に逢ってしまうだろうなあと願う」。
Q98.「なむ」を識別せよ。
神仏の御けしき安らけくおはせなむ。
答え:願望(他者)「なむ」 解説:「おはせ」未然+「なむ」。「神仏の御様子が安らかでいらっしゃってほしい」。
Q99.「なむ」を識別せよ。
いざ、子ども、往なむ。
答え:ナ変「往ぬ」未然+意志「む」 解説:「いざ」と呼応。「さあ、子どもたちよ、立ち去ろう」。
Q100.「なむ」を識別せよ。
あはれと思ふ事なむ多かりける。
答え:係助詞「なむ」 解説:「事」+「なむ」+連体「多かりける」。「しみじみと思うことが多かった」。
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