『CanPass古典』を塾長が正直レビュー|国立二次の古文・漢文対策はこれ一冊

CanPass古典 レビュー アイキャッチ 教材レビュー
本記事はプロモーション(広告)を含みます。紹介する教材は、塾長が実際に塾の指導で使用・検討したものだけを、自身の判断で選んでいます。

※当サイトの解説・ドリル・定期テスト対策はすべて無料です。このコーナーは、市販教材についての塾長の正直レビューです。

生徒

生徒国立の二次で古文も漢文も使うんですけど、問題集って一冊にまとめられないんですか?
先生

先生それなら古文・漢文が一冊にまとまった『CanPass 古典』がぴったりだよ。今日はこの一冊を正直に紹介するね。

結論:国立二次で古典を使うなら、古文・漢文これ一冊

『国公立標準問題集 CanPass 古典』(駿台文庫)は、当塾で国立の二次試験で古典が必要な生徒に使わせている問題集です。古文・漢文の両方を記述形式で演習できるのが最大の利点。ただしこちらも正直に言うと解説が短いので、補い方とセットでどうぞ。

基本情報

書名 国公立標準問題集 CanPass 古典
出版社 駿台文庫
収録 古文・漢文の両方
誰向け 国立二次で古典を使う人

塾でどう使っているか

国立志望で二次に古典がある生徒の、記述対策の柱です。古文・漢文の両方が入っているので、二次対策をこれ一冊で回せるのが使いやすい。当塾では古文・漢文どちらの対策にも使っています。

👍 良い点

  • 古文・漢文の両方を一冊で演習できる(国立二次対策にちょうどいい守備範囲)
  • 国公立の記述形式に合わせた問題で、本番に直結する練習ができる

🤔 気になる点

  • 解説が短い。記述の「なぜこの要素が必要か」を自力で考える必要がある

合う人・合わない人

合う人:国立二次で古文・漢文を使う人/記述式の練習がしたい人
合わない人共通テストまでしか古典を使わない人(そこまで重い対策は不要です。当サイトの無料テストと過去問で十分)

先生

先生逆に言うと、二次で記述が出ない人にはオーバースペック。自分がどっちかを先に見極めるのが大事だよ。

中身をもう少し詳しく

もう少し踏み込んで、この問題集の中身をお伝えします。『CanPass 古典』の一番の特徴は、古文と漢文が一冊にまとまっていること。国立二次で古典が課される人は、たいてい古文と漢文の両方が出ます。それを一冊で通して練習できるのは、机の上がすっきりするし、対策の見通しも立てやすいです。

問題は国公立の二次試験に多い記述形式が中心です。傍線部の現代語訳、内容説明、心情説明など、「自分の言葉でまとめて書く」タイプの設問が並びます。マーク式の練習とは頭の使い方がまったく違うので、二次で記述が必要な人にとっては、この形式に慣れること自体が大きな意味を持ちます。

一方で、既存のレビューでも触れたとおり解説は短めです。答えと要点は載っていますが、途中の思考は自分で補う前提の作りになっています。基礎が固まった人が演習量を積む本、という位置づけで考えてください。

使い方・学習プラン

先生

先生記述の問題集はコツがあるんだ。解いて丸つけして終わりにしないこと。下の表の回し方を参考にしてみて。

当塾で生徒に伝えている、現実的な回し方の目安です。冊数やペースはあくまで一例なので、自分の残り時間に合わせて調整してください。

段階 やること
下準備 先に文法・句形の基礎を固めておく。土台が不安なら本書に入る前に基礎へ戻る
1周目 時間を計って記述で解く。空欄で出さず、必ず最後まで書ききる
復習 解説と自分の答案を照らし、足りなかった「得点要素」を1問ずつ言葉にして書き出す
2周目 間違えた問題・要素が抜けた問題だけ解き直し、本文をもう一度音読して読みの精度を上げる

記述系の問題集は「解いて丸つけして終わり」が一番もったいない使い方です。答案の差分(何を書き落としたか)を言語化するところまでやって、ようやく一冊ぶんの力がつきます。読みでつまずいたときの併用として、当サイトの無料解説(古文文法漢文)を辞書がわりに横に置いておくのがおすすめです。

他書との違い・選び方

古典の問題集はレベルや目的で住み分けがはっきりしています。本書がどの位置にあるか、ざっくり整理しました。

タイプ 向いている人
本書(CanPass 古典) 国立二次で古文・漢文の記述が必要な人。両方を一冊で演習したい人
解説が手厚い記述問題集 記述の「考え方」から独学で身につけたい人。本書の解説が物足りない人
共通テスト対策の問題集 二次で古典を使わず、マーク式までで足りる人

選び方の軸はシンプルで、二次で記述が出るかどうかです。出るなら本書のような記述演習に早めに移る価値があります。逆に共通テストまでなら、ここまで重い対策は不要で、過去問と当サイトの無料テストで十分まかなえます。

よくある質問(Q&A)

Q. 古文も漢文も入っているなら、他の問題集はいりませんか?
二次対策の柱としては一冊で回せます。ただし解説が短いので、読みや文法でつまずいたら基礎の参考書や当サイトの無料解説で補う、という併用が現実的です。

Q. 基礎が不安なまま始めても大丈夫ですか?
おすすめしません。記述演習の本なので、文法・句形・単語がある程度入ってから取り組むほうが伸びます。土台が不安なら先に基礎を固めてください。

Q. 共通テストしか使わないのですが、買うべきですか?
その場合は不要です。記述中心なので、マーク式までしか必要ない人にはオーバースペックです。過去問と無料テストで十分対策できます。

Q. 答えは合っていたのに減点される気がします。どう復習すれば?
記述は「正解/不正解」ではなく「得点要素がいくつ入ったか」で見ます。模範解答と自分の答案を見比べ、足りなかった要素を一つずつ書き出す復習が効きます。

Q. 解説が短くて止まってしまいます。
多くの人がここでつまずきます。本書は演習量を積む本と割り切り、読みでつまずいたら古文文法漢文の無料解説で該当単元を調べる使い方が安全です。

塾長の総合評価

項目 評価
守備範囲(古文+漢文) ★★★★★
記述・二次対策への直結度 ★★★★☆
解説の手厚さ ★★★☆☆
独学のしやすさ ★★★☆☆
総合 ★★★★☆

一言総評:国立二次で古文・漢文の記述が必要なら、両方を一冊でこなせる頼れる演習書です。基礎が固まった人が、本番形式の記述量を積むのにちょうどいい。弱点は解説の短さなので、つまずいたら無料解説で補う前提で使えば、二次対策の柱として十分に働いてくれます。

国公立標準問題集 CanPass 古典 表紙

📖 国公立標準問題集 CanPass 古典

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「隣で解説してくれる人」の代わりに

塾長の本音を言えば、市販の問題集はどれも「隣で解説してくれる人が欲しい」のです。解説が短い問題集ほど、つまずいたときに止まってしまう。塾の生徒には隣で私が解説しますが、このサイトの読者の方には、当サイトの無料解説がその代わりになるように作ってあります。

先生

先生つまずいても止まらないように、無料解説をいつでも開けるようにしてあるよ。一緒に二次まで走り切ろう。

問題集でつまずいたら、ここで該当単元を調べてください(すべて無料):古文文法の解説一覧漢文の解説一覧漢文の確認テスト(PDF付)

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