漢文で「くらべる・えらぶ・かぎる」決まった形をまとめて整理します。
比較は「不如(〜に如かず)」、最上は「莫如(〜に如くは莫し)」、選択は「孰(いづれか)」、限定は「唯・独…のみ」が目印です。

目印と意味

| 句形 | 目印 | 訳 |
|---|---|---|
| 比較 | 不如・不若 | AはBに如かず(Bがよい) |
| 最上 | 莫如・莫若 | 〜に如くは莫し(〜が一番) |
| 選択 | 孰・孰若 | いづれか(どちらが) |
| 限定 | 唯・独…のみ | ただ〜だけ |

例文で確認

- 百聞不如一見 → 百聞は一見に如かず (百回聞くより一度見るほうがよい)
- 立身莫如学 → 身を立つるは学に如くは莫し (身を立てるには学問が一番だ)
- 唯仁者愛人 → 唯だ仁者のみ人を愛す (ただ仁者だけが人を愛せる)
覚え方のポイント

- 『不如』=比較、『莫如』=最上。『不』か『莫』かで見分ける。
- 『孰(いづれか)』は二つから「どちらが」。
- 文頭『唯・独』+文末『のみ』=限定。


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