形容動詞ナリ・タリ活用と断定・伝聞推定・完了の助動詞を100問で見分ける
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📖 識別の理屈を先に押さえたい方へ
- このドリルでわかること
- はじめに:「なり」「たり」6つの正体
- 識別の鉄則
- 🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
- 🎯 解き方のコツ(試験本番で3秒)
- 問題(Q1〜Q100)
- Q1.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q2.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q3.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q4.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q5.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q6.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q7.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q8.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q9.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q10.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q11.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q12.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q13.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q14.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q15.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q16.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q17.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q18.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q19.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q20.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q21.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q22.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q23.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q24.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q25.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q26.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q27.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q28.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q29.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q30.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q31.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q32.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q33.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q34.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q35.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q36.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q37.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q38.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q39.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q40.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q41.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q42.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q43.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q44.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q45.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q46.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q47.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q48.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q49.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q50.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q51.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q52.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q53.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q54.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q55.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q56.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q57.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q58.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q59.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q60.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q61.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q62.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q63.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q64.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q65.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q66.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q67.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q68.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q69.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q70.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q71.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q72.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q73.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q74.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q75.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q76.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q77.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q78.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q79.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q80.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q81.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q82.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q83.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q84.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q85.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q86.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q87.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q88.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q89.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q90.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q91.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q92.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q93.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q94.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q95.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q96.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q97.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q98.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q99.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
- Q100.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
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このドリルでわかること
はじめに:「なり」「たり」6つの正体
「なり」「たり」は、形容動詞の活用語尾にも、助動詞にもなります。直前の語の形で見分けます。
| 種類 | 直前の形 | 例 |
|---|---|---|
| ① 形容動詞ナリ活用 | 和語の状態語幹+なり・なる・に | 静かなり |
| ② 形容動詞タリ活用 | 漢語の語幹+たり・たる | 堂々たり |
| ③ 断定の助動詞「なり」 | 体言・連体形+なり(〜である) | 夢なり |
| ④ 伝聞推定の助動詞「なり」 | 終止形(ラ変は連体形)+なり(〜らしい・〜という) | 鳴くなり |
| ⑤ 完了・存続の助動詞「たり」 | 連用形+たり(〜た・〜ている) | 立ちたり |
| ⑥ 断定の助動詞「たり」 | 体言+たり(〜である/漢文訓読調) | 大将たり |
識別の鉄則
識別の鉄則
- 「なり」の直前 → 和語の状態語幹=形容動詞、体言・連体形=断定、終止形=伝聞推定。
- 「たり」の直前 → 漢語の状態語幹=形容動詞、連用形=完了・存続、体言=断定。
- 「に」も形容動詞ナリ活用の連用形(静かに)。格助詞「に」と混同しない。
🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
🎯 解き方のコツ(試験本番で3秒)
コツ① 「なり」は直前の品詞で3択
- 静か・あはれなど状態語幹+なり → 形容動詞ナリ活用。
- 体言・連体形+なり → 断定(〜である)。
- 終止形+なり → 伝聞推定(音・うわさ。「鳴くなり=鳴いているようだ」)。
コツ② 「たり」も直前で3択
- 漢語(堂々・粛々)+たり → 形容動詞タリ活用。
- 連用形+たり → 完了・存続(〜た・〜ている)。
- 体言+たり → 断定(〜である)。
コツ③ ラ変だけ例外
- 伝聞推定「なり」は終止形接続だが、ラ変型には連体形に付く(「あるなり」「ざるなり」)。
よくある引っかけ
- 「静かに」の「に」を格助詞と誤る(形容動詞連用形)。
- 「鳴くなり(伝聞推定)」と「鳴く(断定)」の混同 → 直前が終止形か連体形か。
- 漢語+たりは形容動詞、連用形+たりは完了。直前を必ず確認。
問題(Q1〜Q100)
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【第1部】基礎編(Q1〜Q20)
6種類を代表的な形で純粋に識別する基本問題。
Q1.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
山里は静かなり。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「静か」は和語の状態語幹。語幹+なり(終止形)で形容動詞ナリ活用。「静かだ」。
Q2.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
これは夢なり。
答え:断定の助動詞「なり」 解説:体言「夢」+なり。断定で「夢である」。
Q3.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
鳥の鳴くなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:四段終止形「鳴く」+なり。音による推定で「鳴いているようだ」。
Q4.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
軍勢堂々たり。
答え:形容動詞タリ活用 解説:「堂々」は漢語の語幹。語幹+たり(終止形)で形容動詞タリ活用。「堂々としている」。
Q5.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
門に人立ちたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:連用形「立ち」+たり。存続で「立っている」。
Q6.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
その人、大将たり。
答え:断定の助動詞「たり」 解説:体言「大将」+たり。断定(漢文訓読調)で「大将である」。
Q7.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
庭はのどかなる夕べなり。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「のどか」は和語の状態語幹。語幹+なる(連体形)で形容動詞ナリ活用。「のどかな」。
Q8.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
かの人は法師なり。
答え:断定の助動詞「なり」 解説:体言「法師」+なり。断定で「法師である」。
Q9.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
笛の音すなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:サ変終止形「す」+なり。音による推定で「笛の音がするようだ」。
Q10.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
花咲きたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:連用形「咲き」+たり。存続で「咲いている」。
Q11.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
月清らかに照る。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「清らか」は和語の状態語幹。語幹+に(連用形)で形容動詞ナリ活用。格助詞「に」ではない。「清らかに」。
Q12.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
海原漫々たり。
答え:形容動詞タリ活用 解説:「漫々」は漢語の語幹。語幹+たり(終止形)で形容動詞タリ活用。「果てしなく広がる」。
Q13.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
これなむ都なる。
答え:断定の助動詞「なり」 解説:体言「都」+なる(連体形、係助詞「なむ」の結び)。断定で「都である」。
Q14.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
風吹くなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:四段終止形「吹く」+なり。推定で「風が吹いているようだ」。
Q15.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
文を書きたる人。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:連用形「書き」+たる(連体形)。存続で「書いている(書いた)人」。
Q16.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
あはれなりける事かな。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「あはれ」は和語の状態語幹。語幹+なり(連用形、下に「けり」)で形容動詞ナリ活用。「しみじみとしていた」。
Q17.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
我は武士たり。
答え:断定の助動詞「たり」 解説:体言「武士」+たり。断定で「武士である」。
Q18.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
軒に蜘蛛の巣かかりたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:連用形「かかり」+たり。存続で「かかっている」。
Q19.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
あなたに人のあるなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:ラ変「あり」は連体形「ある」に接続。伝聞推定で「人がいるようだ」。
Q20.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
滝の水、凛々たる音す。
答え:形容動詞タリ活用 解説:「凛々」は漢語の語幹。語幹+たる(連体形)で形容動詞タリ活用。「凛々とした」。
【第2部】標準編(Q21〜Q50)
連体形接続の断定「なり」、終止形接続の伝聞推定「なり」を中心に確認する。
Q21.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
雪はなはだ白し、いと清げなり。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「清げ」は和語の状態語幹。語幹+なり(終止形)で形容動詞ナリ活用。「清らかである」。
Q22.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
この所は昔の都なり。
答え:断定の助動詞「なり」 解説:体言「都」+なり。断定で「都である」。
Q23.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
谷の方にて水の音すなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:サ変終止形「す」+なり。音による推定で「水の音がするようだ」。
Q24.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
軍勢粛々たり。
答え:形容動詞タリ活用 解説:「粛々」は漢語の語幹。語幹+たり(終止形)で形容動詞タリ活用。「静かに整然としている」。
Q25.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
道に人倒れたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:連用形「倒れ」+たり。存続で「倒れている」。
Q26.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
彼は一国の主たり。
答え:断定の助動詞「たり」 解説:体言「主」+たり。断定で「主である」。
Q27.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
姫君いとあてやかなり。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「あてやか」は和語の状態語幹。語幹+なり(終止形)で形容動詞ナリ活用。「上品である」。
Q28.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
これは亡き人の形見なり。
答え:断定の助動詞「なり」 解説:体言「形見」+なり。断定で「形見である」。
Q29.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
鐘鳴るなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:四段終止形「鳴る」+なり。音による推定で「鐘が鳴っているようだ」。
Q30.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
紅葉散り敷きたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:連用形「散り敷き」+たり。存続で「散り敷いている」。
Q31.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
池の面、平らにして波もなし。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「平ら」は和語の状態語幹。語幹+に(連用形)で形容動詞ナリ活用。「平らで」。
Q32.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
その国の守たる人。
答え:断定の助動詞「たり」 解説:体言「守」+たる(連体形)。断定で「国守である人」。
Q33.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
山のあなたに鹿鳴くなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:四段終止形「鳴く」+なり。音による推定で「鹿が鳴いているようだ」。
Q34.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
庭に雪積もりたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:連用形「積もり」+たり。存続で「積もっている」。
Q35.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
御簾の内、はなやかなる気配す。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「はなやか」は和語の状態語幹。語幹+なる(連体形)で形容動詞ナリ活用。「華やかな」。
Q36.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
これは古き歌なり。
答え:断定の助動詞「なり」 解説:体言「歌」+なり。断定で「歌である」。
Q37.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
波の音聞こゆなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:下二段終止形「聞こゆ」+なり。音による推定で「波の音が聞こえるようだ」。
Q38.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
雲海茫々たり。
答え:形容動詞タリ活用 解説:「茫々」は漢語の語幹。語幹+たり(終止形)で形容動詞タリ活用。「広々としている」。
Q39.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
灯ともしたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:連用形「ともし」+たり。存続で「ともしている」。
Q40.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
心ばへいとなだらかなり。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「なだらか」は和語の状態語幹。語幹+なり(終止形)で形容動詞ナリ活用。「穏やかである」。
Q41.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
ここは海道なり。
答え:断定の助動詞「なり」 解説:体言「海道」+なり。断定で「海道である」。
Q42.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
虫の声しめやかにして、いとあはれなり。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「あはれ」は和語の状態語幹。語幹+なり(終止形)で形容動詞ナリ活用。「しみじみとしている」。
Q43.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。
答え:断定の助動詞「なり」 解説:サ変連体形「する」+なり。断定で「するのである」。
Q44.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
遠くにて人騒ぐなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:四段終止形「騒ぐ」+なり。音による推定で「人が騒いでいるようだ」。
Q45.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
城門に兵満ちたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:連用形「満ち」+たり。存続で「満ちている」。
Q46.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
その振る舞ひ、王者たり。
答え:断定の助動詞「たり」 解説:体言「王者」+たり。断定で「王者である」。
Q47.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
水草おぼろなる月夜かな。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「おぼろ」は和語の状態語幹。語幹+なる(連体形)で形容動詞ナリ活用。「おぼろな」。
Q48.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
雨降るなり、出で立ちがたし。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:四段終止形「降る」+なり。音・気配による推定で「雨が降っているようだ」。
Q49.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
旗、林立したり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:サ変連用形「し」+たり。存続で「林立している」。
Q50.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
その声、清音凛たり。
答え:形容動詞タリ活用 解説:「凛」は漢語の語幹。語幹+たり(終止形)で形容動詞タリ活用。「凛としている」。
【第3部】応用編(Q51〜Q80)
「なり」の3択・「たり」の3択を、紛らわしい文脈で見分ける。
Q51.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
心のうち、いとのどやかなり。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「のどやか」は和語の状態語幹。語幹+なり(終止形)で形容動詞ナリ活用。「のどかで穏やかである」。
Q52.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
ここは亡き宮の御所なり。
答え:断定の助動詞「なり」 解説:体言「御所」+なり。断定で「御所である」。
Q53.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
谷の方にて人の語らふなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:四段終止形「語らふ」+なり。声による推定で「人が話しているようだ」。
Q54.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
大河洋々たり。
答え:形容動詞タリ活用 解説:「洋々」は漢語の語幹。語幹+たり(終止形)で形容動詞タリ活用。「広々としている」。
Q55.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
道のべに清水流れたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:連用形「流れ」+たり。存続で「流れている」。
Q56.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
かれは一門の棟梁たり。
答え:断定の助動詞「たり」 解説:体言「棟梁」+たり。断定で「棟梁である」。
Q57.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
御心地いとつれづれなり。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「つれづれ」は和語の状態語幹。語幹+なり(終止形)で形容動詞ナリ活用。「することがなく退屈である」。
Q58.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
あの山のあなたに住むなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:四段終止形「住む」+なり。伝聞・推定で「住んでいるという/住んでいるようだ」。
Q59.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
御階の前に梅咲きたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:連用形「咲き」+たり。存続で「咲いている」。
Q60.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
容貌、端正なり。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「端正」は漢語だが状態語幹として「端正なり」で用いられ、語幹+なりで形容動詞ナリ活用。「端正である」。
Q61.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
これぞ名高き滝なる。
答え:断定の助動詞「なり」 解説:体言「滝」+なる(連体形、係助詞「ぞ」の結び)。断定で「滝である」。
Q62.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
庭の松に鶴ゐたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:上一段連用形「ゐ」+たり。存続で「とまっている」。
Q63.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
軍兵雲霞のごとく充満たり。
答え:形容動詞タリ活用 解説:「充満」は漢語の語幹。語幹+たり(終止形)で形容動詞タリ活用。「満ちあふれている」。
Q64.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
たれそかれと問ふなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:四段終止形「問ふ」+なり。声による推定で「問うているようだ」。
Q65.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
御けはひ、いとしのびやかなり。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「しのびやか」は和語の状態語幹。語幹+なり(終止形)で形容動詞ナリ活用。「ひっそりとしている」。
Q66.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
これは三位の中将殿なり。
答え:断定の助動詞「なり」 解説:体言「中将殿」+なり。断定で「中将殿である」。
Q67.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
海人の小舟漕ぎ出でたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:連用形「漕ぎ出で」+たり。存続・完了で「漕ぎ出している(出した)」。
Q68.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
その身、出家の沙門たり。
答え:断定の助動詞「たり」 解説:体言「沙門」+たり。断定で「沙門である」。
Q69.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
御殿のうち、しめやかなり。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「しめやか」は和語の状態語幹。語幹+なり(終止形)で形容動詞ナリ活用。「しっとりと静かである」。
Q70.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
軒のあたりに人の音すなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:サ変終止形「す」+なり。音による推定で「人の物音がするようだ」。
Q71.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
床に書きもの広げたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:連用形「広げ」+たり。存続で「広げている」。
Q72.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
旗の文字、明々たり。
答え:形容動詞タリ活用 解説:「明々」は漢語の語幹。語幹+たり(終止形)で形容動詞タリ活用。「はっきりしている」。
Q73.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
これは仮の宿なり。
答え:断定の助動詞「なり」 解説:体言「宿」+なり。断定で「宿である」。
Q74.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
笛をいとめでたく吹くなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:四段終止形「吹く」+なり。音による推定で「吹いているようだ」。
Q75.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
御前に人々候ひたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:ラ変連用形「候ひ」+たり。存続で「控えている」。
Q76.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
谷風すずやかに吹く。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「すずやか」は和語の状態語幹。語幹+に(連用形)で形容動詞ナリ活用。「すずやかに」。
Q77.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
彼は当家の家長たり。
答え:断定の助動詞「たり」 解説:体言「家長」+たり。断定で「家長である」。
Q78.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
鶯の声すなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:サ変終止形「す」+なり。声による推定で「鶯の声がするようだ」。
Q79.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
池に蓮の花咲き満ちたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:連用形「咲き満ち」+たり。存続で「咲き満ちている」。
Q80.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
山容雄大なり。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「雄大」は漢語だが状態語幹として「雄大なり」で用いられ、語幹+なりで形容動詞ナリ活用。「雄大である」。
【第4部】入試レベル(Q81〜Q100)
文脈の長い例文で、6種類を総合的に判断する。
Q81.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
夜もすがら、虫の音のみして、いとあはれなり。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「あはれ」は和語の状態語幹。語幹+なり(終止形)で形容動詞ナリ活用。「しみじみとしている」。
Q82.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
このわたりにはべりし、按察使大納言の御むすめなりし。
答え:断定の助動詞「なり」 解説:体言「御むすめ」+なり(連用形、下に「し」)。断定で「御娘であった」。
Q83.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
夜更けて、遠き寺の鐘つくなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:四段終止形「つく」+なり。音による推定で「鐘をついているようだ」。
Q84.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
千騎万騎、野山に充満し、その勢ひ堂々たり。
答え:形容動詞タリ活用 解説:「堂々」は漢語の語幹。語幹+たり(終止形)で形容動詞タリ活用。「堂々としている」。
Q85.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
御帳のうちに、人臥したり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:四段連用形「臥し」+たり。存続で「横になっている」。
Q86.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
かの清盛公、太政大臣たり。
答え:断定の助動詞「たり」 解説:体言「太政大臣」+たり。断定(漢文訓読調)で「太政大臣である」。
Q87.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
月いと明かく、空のけしき気高く清げなるに。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「清げ」は和語の状態語幹。語幹+なる(連体形)で形容動詞ナリ活用。「清らかな」。
Q88.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
その家は、もと大臣の住み給ひし所なり。
答え:断定の助動詞「なり」 解説:連体形「し(所)」を受ける体言「所」+なり。断定で「所である」。
Q89.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
隣の家にて、人の泣くなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:四段終止形「泣く」+なり。声による推定で「泣いているようだ」。
Q90.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
軒端の梅、いつしか咲き乱れたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:下二段連用形「咲き乱れ」+たり。存続で「咲き乱れている」。
Q91.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
その挙措、まことに優雅なり。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「優雅」は漢語だが状態語幹として「優雅なり」で用いられ、語幹+なりで形容動詞ナリ活用。「優雅である」。
Q92.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
これなむ、名にし負ふ逢坂の関なる。
答え:断定の助動詞「なり」 解説:体言「関」+なる(連体形、係助詞「なむ」の結び)。断定で「関である」。
Q93.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
沖の方に、舟漕ぐなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:四段終止形「漕ぐ」+なり。音・気配による推定で「舟を漕いでいるようだ」。
Q94.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
城のうちに、軍兵雲のごとく満ちたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:四段連用形「満ち」+たり。存続で「満ちている」。
Q95.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
その者、当時の関白たりし人なり。
答え:断定の助動詞「たり」 解説:体言「関白」+たり(連用形、下に「し」)。断定で「関白であった人」。
Q96.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
池水鏡のごとくに静かなり。
答え:形容動詞ナリ活用 解説:「静か」は和語の状態語幹。語幹+なり(終止形)で形容動詞ナリ活用。「静かである」。
Q97.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
あの僧は、高名の学僧なり。
答え:断定の助動詞「なり」 解説:体言「学僧」+なり。断定で「学僧である」。
Q98.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
風に乗りて、楽の音聞こゆなり。
答え:伝聞推定の助動詞「なり」 解説:下二段終止形「聞こゆ」+なり。音による推定で「音楽が聞こえてくるようだ」。
Q99.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
文机に、書きさしの文置きたり。
答え:完了・存続の助動詞「たり」 解説:四段連用形「置き」+たり。存続で「置いてある」。
Q100.次の傍線部「なり/たり」を識別せよ。
千里の野、はるばると茫々たるけしきなり。
答え:形容動詞タリ活用 解説:「茫々」は漢語の語幹。語幹+たる(連体形)で形容動詞タリ活用。「広々とした」。
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