未然形+ば(仮定)と已然形+ば(確定)の3つの訳を100問で見分ける
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📖 識別の理屈を先に押さえたい方へ
- このドリルでわかること
- はじめに:「ば」の正体(接続で決まる)
- 識別の鉄則
- 🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
- 🎯 解き方のコツ(試験本番で3秒)
- 問題(Q1〜Q100)
- Q1.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q2.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q3.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q4.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q5.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q6.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q7.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q8.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q9.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q10.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q11.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q12.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q13.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q14.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q15.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q16.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q17.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q18.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q19.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q20.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q21.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q22.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q23.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q24.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q25.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q26.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q27.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q28.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q29.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q30.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q31.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q32.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q33.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q34.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q35.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q36.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q37.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q38.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q39.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q40.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q41.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q42.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q43.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q44.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q45.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q46.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q47.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q48.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q49.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q50.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q51.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q52.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q53.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q54.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q55.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q56.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q57.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q58.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q59.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q60.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q61.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q62.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q63.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q64.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q65.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q66.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q67.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q68.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q69.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q70.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q71.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q72.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q73.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q74.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q75.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q76.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q77.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q78.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q79.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q80.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q81.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q82.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q83.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q84.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q85.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q86.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q87.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q88.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q89.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q90.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q91.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q92.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q93.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q94.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q95.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q96.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q97.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q98.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- Q99.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
- Q100.次の傍線部「ば」を識別せよ。
- もっとドリルを解きたい方へ
このドリルでわかること
はじめに:「ば」の正体(接続で決まる)
古文の接続助詞「ば」は、直前の活用形(未然形か已然形か)で意味がまったく変わります。ここを取り違えると訳が逆になり、読解で大きく失点します。
| 用法 | 接続(直前の形) | 訳 | 例 |
|---|---|---|---|
| ① 順接仮定条件 | 未然形+ば | もし〜なら(まだ起きていない仮定) | 降らば |
| ② 順接確定条件 | 已然形+ば | 〜ので/〜と(すでに・当然起こる) | 降れば |
| ③ 「をば」 | 格助詞「を」+係助詞「は」 | 条件の意味なし(強調) | 花をば |
②已然形+ばは、さらに3つの訳を文脈で見分けます。
- ⒜ 原因・理由「〜ので」 例:花咲けば春なり(花が咲くので春だ)
- ⒝ 偶然条件「〜と・〜したところ」 例:門を開けば人あり(門を開けると人がいた)
- ⒞ 恒常条件「〜と(いつも・必ず)」 例:春になれば花咲く(春になるときまって花が咲く)
識別の鉄則
識別の鉄則
- 意味より先に「ばの直前の形」を見る。これが最重要。
- 未然形+ば → 仮定「もし〜なら」。後ろに意志・推量・打消意志(む・じ・べし等)が来やすい。
- 已然形+ば → 確定「〜ので/〜と」。すでに起きた事・当然の事。
- 四段動詞は音で判断できる:直前がア段(行か・降ら)=未然形/エ段(行け・降れ)=已然形。
- ただし変格活用・二段活用は形で判断(サ変=せ/すれ、カ変=こ/くれ、ラ変=あら/あれ、ナ変=死な/死ぬれ、上一=見/見れ、上二=起き/起くれ、下二=受け/受くれ)。
- 「をば」の「ば」は別物。格助詞「を」+係助詞「は」が濁音化したもので、条件の意味はない。訳は無視してよい。
🎯 解き方のコツ(時短テクニック)
🎯 解き方のコツ(試験本番で3秒)
コツ① 四段動詞は「直前の母音」で即決
- ア段+ば(書か・行か・思は・降ら)→ 未然形+ば(仮定「もし〜なら」)
- エ段+ば(書け・行け・思へ・降れ)→ 已然形+ば(確定「〜ので/〜と」)
コツ② 変格・二段は「形」で覚える
- 「せば」(サ変未然)「こば」(カ変未然)「あらば」(ラ変未然)「死なば」(ナ変未然)→ 仮定
- 「すれば」「くれば」「あれば」「死ぬれば」→ 確定
- 二段は「起きば(未然)/起くれば(已然)」「受けば(未然)/受くれば(已然)」
コツ③ 已然形+ばは「ので・と」で処理して訳を選ぶ
- 理由なら「〜ので」、たまたまの発見なら「〜と・〜したところ」、いつもの法則なら「〜と(必ず)」。
コツ④ 「をば」を見たら条件と考えない
- 「花をば」「月をば」「人をば」の「ば」は係助詞「は」。強調だけで、訳は「花を/月を/人を」と同じ。
よくある引っかけ
- 四段の已然形と命令形は同形(「行け」)。「ば」が付くのは已然形。
- 「ずは・くは」(打消・形容詞の未然形+ば相当)は仮定「〜ないなら/〜ならば」。
- 「せば〜まし」「ましかば〜まし」は反実仮想(もし〜だったら…だろうに)。条件節は未然形相当。
問題(Q1〜Q100)
ここから100問を表示します。スマホでも解けるよう、答えと解説は各問の直下に表示しています。「解答が見えると解いた気にならない」という方は、上のPDFをダウンロードして印刷で解いてください。
【第1部】基礎編(Q1〜Q20)
四段動詞中心に、未然形+ば(仮定)と已然形+ば(確定)を純粋に見分ける。
Q1.次の傍線部「ば」を識別せよ。
雨降らば出でじ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「降ら」は四段「降る」未然形(ア段)。「もし雨が降ったなら、出かけまい」。後ろに打消意志「じ」が来ており仮定にふさわしい。
Q2.次の傍線部「ば」を識別せよ。
雨降れば出でず。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「降れ」は四段「降る」已然形(エ段)。「雨が降るので、出かけない」。原因・理由を表す。
Q3.次の傍線部「ば」を識別せよ。
花咲かば見む。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「咲か」は四段「咲く」未然形(ア段)。「もし花が咲いたなら見よう」。後ろに意志「む」。
Q4.次の傍線部「ば」を識別せよ。
花咲けば春なり。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「咲け」は四段「咲く」已然形(エ段)。「花が咲くので春である」。原因・理由。
Q5.次の傍線部「ば」を識別せよ。
行かば告げよ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「行か」は四段「行く」未然形(ア段)。「もし行くなら告げよ」。後ろに命令「告げよ」。
Q6.次の傍線部「ば」を識別せよ。
行けば人あり。
答え:已然形+ば(順接確定条件・偶然条件) 解説:「行け」は四段「行く」已然形(エ段)。「行ったところ、人がいた」。たまたまの発見。
Q7.次の傍線部「ば」を識別せよ。
思はば言へ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「思は」は四段「思ふ」未然形(ア段)。「もし思うなら言え」。後ろに命令。
Q8.次の傍線部「ば」を識別せよ。
思へば悲し。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「思へ」は四段「思ふ」已然形(エ段)。「思うので悲しい」。原因・理由。
Q9.次の傍線部「ば」を識別せよ。
風吹かば散りなむ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「吹か」は四段「吹く」未然形(ア段)。「もし風が吹いたなら散ってしまうだろう」。後ろに推量「なむ」。
Q10.次の傍線部「ば」を識別せよ。
風吹けば散る。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「吹け」は四段「吹く」已然形(エ段)。「風が吹くと(いつも)散る」。自然の法則を表す恒常条件。
Q11.次の傍線部「ば」を識別せよ。
待たば来む。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「待た」は四段「待つ」未然形(ア段)。「もし待つなら来よう」。後ろに意志「む」。
Q12.次の傍線部「ば」を識別せよ。
待てば来たる。
答え:已然形+ば(順接確定条件・偶然条件) 解説:「待て」は四段「待つ」已然形(エ段)。「待っていると(待ったところ)やって来た」。
Q13.次の傍線部「ば」を識別せよ。
聞かば驚かむ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「聞か」は四段「聞く」未然形(ア段)。「もし聞いたなら驚くだろう」。後ろに推量「む」。
Q14.次の傍線部「ば」を識別せよ。
聞けばあはれなり。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「聞け」は四段「聞く」已然形(エ段)。「聞くのでしみじみと趣深い」。原因・理由。
Q15.次の傍線部「ば」を識別せよ。
散らば惜しからむ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「散ら」は四段「散る」未然形(ア段)。「もし散ったなら惜しいだろう」。後ろに推量「む」。
Q16.次の傍線部「ば」を識別せよ。
春来れば花咲く。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「来れ」はカ変「来」已然形。「春が来ると(いつも)花が咲く」。自然の習わしを表す恒常条件。
Q17.次の傍線部「ば」を識別せよ。
命あらばまた会はむ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「あら」はラ変「あり」未然形。「もし命があるなら、また会おう」。後ろに意志「む」。
Q18.次の傍線部「ば」を識別せよ。
命あれば頼もし。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「あれ」はラ変「あり」已然形。「命があるので心強い」。原因・理由。
Q19.次の傍線部「ば」を識別せよ。
死なばもろともに。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「死な」はナ変「死ぬ」未然形。「もし死ぬなら一緒に」。
Q20.次の傍線部「ば」を識別せよ。
日暮るれば帰る。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「暮るれ」は下二段「暮る」已然形。「日が暮れると(いつも)帰る」。習慣を表す恒常条件。
【第2部】標準編(Q21〜Q50)
已然形+ばの3つの訳(原因理由・偶然条件・恒常条件)を文脈で訳し分ける問題を中心に。
Q21.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
雪降れば道見えず。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「降れ」は四段已然形。「雪が降るので道が見えない」。理由を表す。
Q22.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
戸を開くれば月さし入る。
答え:已然形+ば(順接確定条件・偶然条件) 解説:「開くれ」は下二段「開く」已然形。「戸を開けると月の光がさし込んだ」。たまたまの発見。
Q23.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
秋来れば虫鳴く。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「来れ」はカ変已然形。「秋が来ると(いつも)虫が鳴く」。自然の習わし。
Q24.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
病重ければ起きも上がらず。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「重けれ」は形容詞「重し」已然形。「病が重いので起き上がることもできない」。理由。
Q25.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
山路を行けば滝あり。
答え:已然形+ば(順接確定条件・偶然条件) 解説:「行け」は四段已然形。「山道を行くと滝があった」。進んだところ偶然見つけた発見。
Q26.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
月いづれば影さやけし。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「いづれ」は下二段「出づ」已然形。「月が出ると(いつも)光が澄んで明るい」。一般的事実。
Q27.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
風冷たければ袖寒し。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「冷たけれ」は形容詞「冷たし」已然形。「風が冷たいので袖が寒い」。理由。
Q28.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
門に立てれば人出で来。
答え:已然形+ば(順接確定条件・偶然条件) 解説:「立てれ」は四段「立つ」已然形+完了「り」已然形。「門に立っていると人が出てきた」。発見。
Q29.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
年暮るれば雪降る。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「暮るれ」は下二段已然形。「年が暮れると(いつも)雪が降る」。季節の習わし。
Q30.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
涙落つれば文字も見えず。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「落つれ」は上二段「落つ」已然形。「涙が落ちるので文字も見えない」。理由。
Q31.次の傍線部「ば」を識別せよ。
春にならば訪ね来む。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「なら」は四段「なる」未然形。「もし春になったなら訪ねて来よう」。後ろに意志「む」。
Q32.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
春になれば花咲く。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「なれ」は四段「なる」已然形。「春になると(きまって)花が咲く」。恒常条件。
Q33.次の傍線部「ば」を識別せよ。
雨やまば帰らむ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「やま」は四段「やむ」未然形。「もし雨がやんだなら帰ろう」。後ろに意志「む」。
Q34.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
雨やめば出でぬ。
答え:已然形+ば(順接確定条件・偶然条件) 解説:「やめ」は四段「やむ」已然形。「雨がやんだので出かけた」。理由とも取れるが、「やんだところで」の偶然・きっかけの流れ。「ぬ」は完了。
Q35.次の傍線部「ば」を識別せよ。
君来ば待たむ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「来(こ)」はカ変「来」未然形。「もしあなたが来るなら待とう」。後ろに意志「む」。カ変未然形は「こ」。
Q36.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
君来ればうれし。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「来れ」はカ変已然形。「あなたが来るのでうれしい」。理由。カ変已然形は「くれ」。
Q37.次の傍線部「ば」を識別せよ。
文見ば返事せむ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「見」は上一段「見る」未然形。「もし手紙を見たなら返事をしよう」。上一段未然形は「見」。後ろに意志「む」。
Q38.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
文見れば涙落つ。
答え:已然形+ば(順接確定条件・偶然条件) 解説:「見れ」は上一段「見る」已然形。「手紙を見ると涙が落ちた」。見たところで起こった発見的な流れ。
Q39.次の傍線部「ば」を識別せよ。
雨降らばいかにせむ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「降ら」は四段未然形。「もし雨が降ったならどうしようか」。後ろに意志・推量「せむ」。
Q40.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
鐘鳴れば人集まる。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「鳴れ」は四段「鳴る」已然形。「鐘が鳴ると(いつも)人が集まる」。習慣的事実。
Q41.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
灯火近づくれば虫寄る。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「近づくれ」は下二段「近づく」已然形。「灯火が近づくと(いつも)虫が寄る」。一般的事実。
Q42.次の傍線部「ば」を識別せよ。
命長からば恥多し。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「長から」は形容詞「長し」未然形(カリ活用「長から」)。「もし命が長いならば恥も多い」。徒然草に通じる教訓的な仮定。
Q43.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
日高くなれば暑し。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「なれ」は四段「なる」已然形。「日が高くなったので暑い」。理由。
Q44.次の傍線部「ば」を識別せよ。
人問はば何と答へむ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「問は」は四段「問ふ」未然形。「もし人が尋ねたなら何と答えよう」。後ろに意志・推量「む」。
Q45.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
人問へばありのままに語る。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「問へ」は四段「問ふ」已然形。「人が尋ねると(いつも)ありのままに語る」。習慣。
Q46.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
川を渡れば里に出づ。
答え:已然形+ば(順接確定条件・偶然条件) 解説:「渡れ」は四段「渡る」已然形。「川を渡ると里に出た」。渡ったところで出た発見。
Q47.次の傍線部「ば」を識別せよ。
心あらば問へかし。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「あら」はラ変「あり」未然形。「もし思いやりの心があるなら尋ねてほしい」。後ろに願望・命令「問へかし」。
Q48.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
思ひ出づれば今も悲し。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「出づれ」は下二段「出づ」已然形(思ひ出づ)。「思い出すので今も悲しい」。理由。
Q49.次の傍線部「ば」を識別せよ。
雨降らば降れ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「降ら」は四段未然形。「もし降るなら降れ(降るなら降ればよい)」。後ろの「降れ」は命令形で放任を表す。前の「降らば」は仮定。
Q50.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
時来れば花おのづから開く。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「来れ」はカ変已然形。「時が来ると(自然と)花が開く」。自然の道理を表す恒常条件。
【第3部】応用編(Q51〜Q80)
変格・二段活用の見分け、「ずは・くは」、「をば」、紛らわしい識別を実戦的に。
Q51.次の傍線部「ば」を識別せよ。
花をば惜しむ。
答え:「をば」の「ば」=係助詞「は」(接続助詞「ば」ではない) 解説:「をば」は格助詞「を」+係助詞「は」が濁音化した形。条件の意味はなく、強調するだけ。「花を(とりわけ)惜しむ」。訳は「花を惜しむ」と同じ。
Q52.次の傍線部「ば」を識別せよ。
月をば見ず。
答え:「をば」の「ば」=係助詞「は」(接続助詞「ば」ではない) 解説:「をば」は格助詞「を」+係助詞「は」。「月を(は)見ない」。条件ではなく強調。
Q53.次の傍線部「ば」を識別せよ。
雨降らずは出でむ。
答え:未然形(打消「ず」)+ば相当(順接仮定条件) 解説:「ずは」は打消「ず」の未然形に接続する仮定で「もし〜ないなら」。「もし雨が降らないなら出かけよう」。「ずは」は清音でも仮定を表す。
Q54.次の傍線部「ば」を識別せよ。
名を惜しまば退くな。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「惜しま」は四段「惜しむ」未然形。「もし名誉を惜しむなら退くな」。後ろに禁止「な」。
Q55.次の傍線部「ば」を識別せよ。
すればかなふ。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「すれ」はサ変「す」已然形。「(そう)すると(いつも)かなう」。サ変已然形は「すれ」。
Q56.次の傍線部「ば」を識別せよ。
せばいかならむ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「せ」はサ変「す」未然形。「もし(そう)したならどうなるだろう」。サ変未然形は「せ」。後ろに推量「む」。
Q57.次の傍線部「ば」を識別せよ。
起きば告げよ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「起き」は上二段「起く」未然形。「もし起きたなら告げよ」。上二段未然形はi段「起き」。後ろに命令。
Q58.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
起くれば夜明けたり。
答え:已然形+ば(順接確定条件・偶然条件) 解説:「起くれ」は上二段「起く」已然形。「起きると夜が明けていた」。起きたところでの発見。
Q59.次の傍線部「ば」を識別せよ。
受けば返さむ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「受け」は下二段「受く」未然形(e段)。「もし受け取るなら返そう」。後ろに意志「む」。
Q60.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
受くれば喜ぶ。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「受くれ」は下二段「受く」已然形。「受け取ると(いつも)喜ぶ」。習慣。
Q61.次の傍線部「ば」を識別せよ。
死なば死ね。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「死な」はナ変「死ぬ」未然形。「もし死ぬなら死ね(死ぬならそれでよい)」。後ろの「死ね」は命令形で放任。
Q62.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
死ぬれば皆悲しむ。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「死ぬれ」はナ変「死ぬ」已然形。「死ぬと(だれもが)皆悲しむ」。一般的事実。
Q63.次の傍線部「ば」を識別せよ。
来(こ)ばいかに。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「来(こ)」はカ変未然形。「もし来たならどうしよう」。カ変未然形は「こ」。
Q64.次の傍線部「ば」を識別せよ。
見ずはあらじ。
答え:未然形(打消「ず」)+ば相当(順接仮定条件) 解説:「ずは」は打消の未然形に付く仮定で「もし〜ないなら」。「もし見ないなら、(そのままでは)あるまい」。
Q65.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
数多かれば選びがたし。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「多かれ」は形容詞「多し」已然形(カリ活用「多かれ」)。「数が多いので選びにくい」。原因・理由。
Q66.次の傍線部「ば」を識別せよ。
心づきなくは見ゆまじ。
答え:未然形相当(形容詞「く」)+ば相当(順接仮定条件) 解説:「くは」は形容詞の連用形「く」に付いて仮定「もし〜ならば」を表す。「もし気にくわないようなら、見るまい」。「くは」は清音でも仮定。
Q67.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
風吹けば波立つ。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「吹け」は四段已然形。「風が吹くと(いつも)波が立つ」。自然の法則。
Q68.次の傍線部「ば」を識別せよ。
露しげくは袖濡れむ。
答え:未然形相当(形容詞「く」)+ば相当(順接仮定条件) 解説:「しげくは」は形容詞「しげし」連用形「しげく」+仮定の「は」。「もし露が多いようなら袖が濡れるだろう」。後ろに推量「む」。
Q69.次の傍線部「ば」を識別せよ。
我あらば守らむ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「あら」はラ変「あり」未然形。「もし私がいるなら守ろう」。後ろに意志「む」。
Q70.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
我あれば安し。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「あれ」はラ変「あり」已然形。「私がいるので安心だ」。理由。
Q71.次の傍線部「ば」を識別せよ。
蹴ば痛からむ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「蹴」は下一段「蹴る」未然形。「もし蹴ったなら痛いだろう」。下一段未然形は「蹴」。後ろに推量「む」。
Q72.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
蹴れば転ぶ。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「蹴れ」は下一段「蹴る」已然形。「蹴ると(いつも)転ぶ」。一般的事実。
Q73.次の傍線部「ば」を識別せよ。
我をば頼め。
答え:「をば」の「ば」=係助詞「は」(接続助詞「ば」ではない) 解説:「をば」は格助詞「を」+係助詞「は」。「私を(こそ)頼りにせよ」。条件ではなく強調。
Q74.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
鳥鳴けば夜明く。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「鳴け」は四段「鳴く」已然形。「鳥が鳴くと(きまって)夜が明ける」。自然の習わし。
Q75.次の傍線部「ば」を識別せよ。
行かば行け。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「行か」は四段未然形。「行くなら行け(行きたいなら行けばよい)」。後ろの「行け」は命令形で放任。前の「行かば」が仮定。
Q76.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
涙の川渡れば袖濡る。
答え:已然形+ば(順接確定条件・偶然条件) 解説:「渡れ」は四段「渡る」已然形。「(涙の)川を渡ると袖が濡れる」。渡ったところでの結果。
Q77.次の傍線部「ば」を識別せよ。
世の中を厭はば山に入れ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「厭は」は四段「厭ふ」未然形。「もし世の中を嫌うなら山に入れ」。後ろに命令。
Q78.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
世を厭へば心安し。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「厭へ」は四段「厭ふ」已然形。「世を嫌う(出家する)ので心が安らかだ」。理由。
Q79.次の傍線部「ば」を識別せよ。
言はば言へ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「言は」は四段「言ふ」未然形。「言うなら言え(言いたいなら言えばよい)」。後ろの「言へ」は命令形で放任。前の「言はば」が仮定。
Q80.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
雪消ゆれば草青む。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「消ゆれ」は下二段「消ゆ」已然形。「雪が消えると(きまって)草が青々とする」。季節の道理。
【第4部】入試レベル(Q81〜Q100)
反実仮想(せば〜まし)、有名出典、係り結びとの複合など実戦レベルで総仕上げ。
Q81.次の傍線部「ば」を識別せよ。
世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし。(古今集・在原業平)
答え:未然形+ば(順接仮定条件=反実仮想) 解説:「せ」は過去「き」の未然形。「せば〜まし」で反実仮想「もし〜だったら…だろうに」。「もし世の中に全く桜がなかったなら、春の心はのどかだろうに」。実際は桜があるので心が落ち着かない、という反実。
Q82.次の傍線部「ば」を識別せよ。
鏡に色・形あらば映らじを。(徒然草)
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「あら」はラ変「あり」未然形。「もし鏡に色や形があったなら映るまいに」。仮定。後ろに打消推量「じ」。
Q83.次の傍線部「ば」を識別せよ。
花の散るをば惜しむ。
答え:「をば」の「ば」=係助詞「は」(接続助詞「ば」ではない) 解説:「散るを+ば」は準体法「散るの(散ること)を」+係助詞「は」が濁音化した形。「花が散るのを(とりわけ)惜しむ」。条件の「ば」ではない。
Q84.次の傍線部「ば」を識別せよ。
心あらばぬしに告げてよ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「あら」はラ変未然形。「もし思いやりの心があるなら主人に告げてくれ」。後ろに願望・命令。
Q85.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
名にし負はばいざ言問はむ。(伊勢物語)
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「負は」は四段「負ふ」未然形。「(都鳥という)名を持っているなら、さあ尋ねよう」。仮定。後ろに意志「む」。
Q86.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
月見ればちぢにものこそ悲しけれ。(古今集・大江千里)
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「見れ」は上一段「見る」已然形。「月を見るとさまざまに物悲しい」。理由・きっかけ。結びは係助詞「こそ」を受けて已然形「悲しけれ」。
Q87.次の傍線部「ば」を識別せよ。
散らば散れ風な吹きそ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「散ら」は四段未然形。「散るなら散れ(が)、風よ吹くな」。「散らば散れ」は仮定+放任の命令。後ろの「な吹きそ」は禁止。
Q88.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
立ち別れいなばの山の峰に生ふるまつとし聞かば今帰り来む。(古今集・在原行平)
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「聞か」は四段「聞く」未然形。「(あなたが私を)待つと聞いたなら、すぐに帰って来よう」。仮定。後ろに意志「む」。「まつ」は「松」と「待つ」の掛詞。
Q89.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
思ひつつ寝ればや人の見えつらむ。(古今集・小野小町)
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「寝れ」は下二段「寝(ぬ)」已然形。「(恋しく)思いながら寝たので、あの人が(夢に)見えたのだろうか」。理由。「や」は係助詞で疑問、結びは「らむ」。
Q90.次の傍線部「ば」を識別せよ。
いざ給へ。雨降らぬさきに帰らばや。
答え:終助詞「ばや」の一部(接続助詞「ば」ではない) 解説:「帰らばや」の「ばや」は未然形接続の願望の終助詞で「〜たい」。「帰ら」は四段未然形。「雨が降らないうちに帰りたい」。仮定の「ば」と違い、後ろに「や」が付いて自己願望を表す。直前が未然形である点は共通なので注意。
Q91.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
命あればこそ、かかる世にも会へ。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「あれ」はラ変已然形。「命があるからこそ、このような世にも巡り会える」。「ばこそ」で理由を強調。
Q92.次の傍線部「ば」を識別せよ。
我死なば焼くな埋むな。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「死な」はナ変未然形。「もし私が死んだなら、焼くな埋めるな」。仮定。後ろに禁止「な〜そ」相当の命令。
Q93.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
雨の降れば、え出で立たず。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「降れ」は四段已然形。「雨が降るので、出発できない」。理由。「え〜ず」は不可能。
Q94.次の傍線部「ば」を識別せよ。
あらばあれ、なくてもありなむ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「あら」はラ変未然形。「あるならあれ(あってもよい)、なくても済むだろう」。「あらばあれ」は仮定+放任。
Q95.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
玉なればこそ光れ。
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「なれ」は断定「なり」已然形。「玉であるからこそ光る」。「ばこそ」で理由を強調。断定「なり」の已然形「なれ」に接続。
Q96.次の傍線部「ば」を識別せよ。
我にもし羽あらば飛びて行かまし。
答え:未然形+ば(順接仮定条件=反実仮想) 解説:「あら」はラ変未然形。「もし私に羽があったなら飛んで行くだろうに」。「ば〜まし」で反実仮想。実際は羽がないので行けない。
Q97.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
鶏鳴けば東白む。
答え:已然形+ば(順接確定条件・恒常条件) 解説:「鳴け」は四段已然形。「鶏が鳴くと(きまって)東の空が白む」。自然の道理。
Q98.次の傍線部「ば」を識別せよ。
心にもあらで憂き世にながらへば恋しかるべき夜半の月かな。(後拾遺集・三条院)
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「ながらへ」は下二段「ながらふ」未然形。「もし不本意ながらこのつらい世に生き長らえたなら、恋しく思い出されるにちがいない、今宵の月であるよ」。仮定。後ろに当然「べき」。
Q99.次の傍線部「ば」を識別し、訳の種類を答えよ。
山里は冬ぞさびしさまさりける人目も草もかれぬと思へば。(古今集・源宗于)
答え:已然形+ば(順接確定条件・原因理由) 解説:「思へ」は四段「思ふ」已然形。「人の訪れも草も枯れてしまうと思うので(いっそう寂しい)」。理由。「かれ」は「離れ」と「枯れ」の掛詞。
Q100.次の傍線部「ば」を識別せよ。
逢坂の関を越えば告げむ。
答え:未然形+ば(順接仮定条件) 解説:「越え」は下二段「越ゆ」未然形。「もし逢坂の関を越えたなら告げよう」。仮定。後ろに意志「む」。下二段未然形はe段「越え」。
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