古文「絶対敬語」識別 100題ドリル|無料PDFと解答付き

古文 絶対敬語 識別 100題ドリル 古文ドリル

奏す=天皇/啓す=中宮等を100問で特定

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解説記事「古文「絶対敬語」識別 100題識別」を読む

このドリルでわかること

はじめに

絶対敬語とは、使う相手が固定された敬語です。代表は「奏す」と「啓す」。これが出てきた瞬間に、申し上げる相手(天皇か、中宮・東宮か)が文脈なしで確定します。さらに「奏す」には「演奏する」という別の意味もあり、ここがひっかけになります。

傍線部を次の4タイプ(ア〜エ)に分類しましょう。

記号 語・意味 申し上げる相手
奏す(絶対敬語=申し上げる) 必ず天皇(広く上皇・法皇)
啓す(絶対敬語=申し上げる) 必ず皇后・中宮・東宮・皇太后
相対敬語(申す・聞こゆ・奉る 等) 文脈で決まる(語だけでは決まらない)
奏す(=楽器を演奏する 敬語ではない一般動詞

鉄則「奏す」を見たら、まず目的語を見る。 言葉・事を「奏す」=申し上げる(/相手は天皇)。楽・琴・笛を「奏す」=演奏する()。 – 「啓す」は相手が中宮・東宮など(イ)。 天皇には使わない。 – 「申す・聞こゆ」は相対敬語(ウ)。 たとえ相手が天皇でも、相手を決めるのは語ではなく文脈。

識別の鉄則

🎯 解き方のコツ(時短テクニック)

🎯 解き方のコツ

  1. 奏す+言葉/事 → ア(相手=天皇)奏す+楽器 → エ(演奏)
  2. 啓す → イ(相手=皇后・中宮・東宮・皇太后)
  3. 申す・聞こゆ・奉る → ウ(相対敬語)。相手は「〜に」の部分など文脈で判断。
  4. 注意:「奏す・啓す」は謙譲語。主語は「申し上げる人(臣下)」で、天皇・中宮は相手(客体)

問題(Q1〜Q100)

ここから100問を表示します。スマホでも解けるよう、答えと解説は各問の直下に表示しています。「解答が見えると解いた気にならない」という方は、上のPDFをダウンロードして印刷で解いてください。

【第1部】基礎(Q1〜Q20)

Q1.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

大臣、帝に事の由を奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。絶対敬語で、相手は必ず天皇。


Q2.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

大納言、中宮に祝ひを啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は中宮(皇后・東宮・皇太后も含む)。


Q3.次の傍線部「申す」は、ア〜エのどれか。

家来、主にありさまを申す答え:ウ 解説:「申す」は相対敬語。相手(主)は文脈で決まる。


Q4.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

楽人、御前にて琴を奏す答え:エ 解説:目的語が「琴」。これは「演奏する」意で、敬語ではない。


Q5.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

蔵人、火急のことを帝に奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q6.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

女房、東宮に御文を啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は東宮。


Q7.次の傍線部「聞こゆ」は、ア〜エのどれか。

女、男に忍びて聞こゆ答え:ウ 解説:「聞こゆ」は相対敬語。相手(男)は文脈で決まる。


Q8.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

笛をいとめでたく奏す答え:エ 解説:目的語が「笛」。「演奏する」意で敬語ではない。


Q9.次の傍線部「奏し」は、ア〜エのどれか。

摂政、帝にことのよしを奏しけり。 答え:ア 解説:「奏し」は「奏す」の連用形。言葉を申し上げる絶対敬語で、相手は天皇。


Q10.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

大夫、皇后に賀の言葉を啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は皇后。


Q11.次の傍線部「申す」は、ア〜エのどれか。

翁、帝に名をば讃岐の造と申す答え:ウ 解説:相手は帝だが、「申す」は相対敬語。相手を決めるのは語ではなく文脈(帝に)。


Q12.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

御前にて、万歳楽を奏す答え:エ 解説:目的語が「万歳楽(楽曲)」。「演奏する」意で敬語ではない。


Q13.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

関白、勝ち戦の由を帝に奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q14.次の傍線部「啓し」は、ア〜エのどれか。

別当、東宮に事の子細を啓しけり。 答え:イ 解説:「啓し」は「啓す」の連用形。相手は東宮。


Q15.次の傍線部「奉る」は、ア〜エのどれか。

姫、宮に御文を奉る答え:ウ 解説:「奉る」は相対敬語(差し上げる)。相手(宮)は文脈で決まる。


Q16.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

名手、和琴(わごん)をやはらかに奏す答え:エ 解説:目的語が「和琴」。「演奏する」意で敬語ではない。


Q17.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

大臣、世の有様を帝に奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q18.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

女房、皇太后に御消息を啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は皇太后。


Q19.次の傍線部「申す」は、ア〜エのどれか。

中納言、大将にうやうやしく申す答え:ウ 解説:「申す」は相対敬語。相手(大将)は文脈で決まる。


Q20.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

神楽(かぐら)を夜もすがら奏す答え:エ 解説:目的語が「神楽」。「演奏する」意で敬語ではない。


【第2部】標準(Q21〜Q50)

Q21.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

大納言、おそるおそる帝に奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q22.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

蔵人、中宮に帝の仰せを啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は中宮。


Q23.次の傍線部「申す」は、ア〜エのどれか。

大臣、帝に申すやう、「しかしかのこと」と。 答え:ウ 解説:相手は帝だが「申す」は相対敬語。語ではなく文脈(帝に)で相手が決まる。


Q24.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

御遊びに、上達部、笛を奏す答え:エ 解説:目的語が「笛」。「演奏する」意で敬語ではない。


Q25.次の傍線部「奏し」は、ア〜エのどれか。

右大臣、内裏に参りて、帝に奏し給ふ。 答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏し」。相手は天皇(「給ふ」が付いても語の意味は変わらない)。


Q26.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

女房、春宮(とうぐう)に夜の御殿のことを啓す答え:イ 解説:「春宮」は東宮。絶対敬語「啓す」で相手は東宮。


Q27.次の傍線部「聞こゆ」は、ア〜エのどれか。

乳母、姫君に泣く泣く聞こゆ答え:ウ 解説:「聞こゆ」は相対敬語。相手(姫君)は文脈で決まる。


Q28.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

御前にて、舞楽を奏す答え:エ 解説:目的語が「舞楽」。「演奏する」意で敬語ではない。


Q29.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

大臣、ひそかに上皇に奏す答え:ア 解説:「奏す」は上皇・法皇にも用いる。絶対敬語で、相手は最高位の人物。


Q30.次の傍線部「啓し」は、ア〜エのどれか。

大納言、中宮に御賀のことを啓し奉る。 答え:イ 解説:絶対敬語「啓し」。相手は中宮。


Q31.次の傍線部「申す」は、ア〜エのどれか。

老いたる女房、若き姫に昔語りを申す答え:ウ 解説:「申す」は相対敬語。相手(姫)は文脈で決まる。


Q32.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

名うての楽人、篳篥(ひちりき)を奏す答え:エ 解説:目的語が「篳篥」。「演奏する」意で敬語ではない。


Q33.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

大臣、雨の少なきことを帝に奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q34.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

女別当、皇后に御産のことを啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は皇后。


Q35.次の傍線部「奉る」は、ア〜エのどれか。

国の司、帝に貢ぎ物を奉る答え:ウ 解説:相手は帝だが「奉る」は相対敬語(差し上げる)。語ではなく文脈で相手が決まる。


Q36.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

夜もすがら、御前にて箏(さう)の琴を奏す答え:エ 解説:目的語が「箏の琴」。「演奏する」意で敬語ではない。


Q37.次の傍線部「奏し」は、ア〜エのどれか。

摂政、よろづの政を帝に奏し行ふ。 答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏し」。相手は天皇。


Q38.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

蔵人の頭、東宮に火急の由を啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は東宮。


Q39.次の傍線部「申し」は、ア〜エのどれか。

翁、かぐや姫に泣く泣く申しけり。 答え:ウ 解説:「申し」は相対敬語「申す」。相手(かぐや姫)は文脈で決まる。


Q40.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

御賀の日、楽人ども、こぞりて楽を奏す答え:エ 解説:目的語が「楽」。「演奏する」意で敬語ではない。


Q41.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

内大臣、帝に辞表の由を奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q42.次の傍線部「啓し」は、ア〜エのどれか。

女房、中宮に御文の返りを啓しけり。 答え:イ 解説:絶対敬語「啓し」。相手は中宮。


Q43.次の傍線部「聞こえ」は、ア〜エのどれか。

大臣、帝に御消息を聞こえ給ふ。 答え:ウ 解説:相手は帝だが「聞こゆ」は相対敬語。語ではなく文脈で相手が決まる。


Q44.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

御前にて、和琴と笛とを合はせて奏す答え:エ 解説:目的語が楽器(和琴・笛)。「演奏する」意で敬語ではない。


Q45.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

大臣、天変のことを帝に奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q46.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

別当、皇太后に御賀の次第を啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は皇太后。


Q47.次の傍線部「申す」は、ア〜エのどれか。

武士、大将軍に軍の様子を申す答え:ウ 解説:「申す」は相対敬語。相手(大将軍)は文脈で決まる。


Q48.次の傍線部「奏で」は、ア〜エのどれか。

上手、琵琶をかき鳴らして奏でけり。 答え:エ 解説:「奏づ」も「楽器を演奏する」意の一般動詞。目的語が「琵琶」で演奏。


Q49.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

関白、御元服のことを帝に奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q50.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

女房、中宮に御湯殿の用意を啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は中宮。


【第3部】応用(Q51〜Q80)

Q51.次の傍線部「申す」は、ア〜エのどれか。

大臣、帝の御前にて、しかじかと申す答え:ウ 解説:場が帝の御前でも、語が「申す」なら相対敬語。絶対敬語「奏す」と取り違えないこと。


Q52.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

陰陽師、日のよきよしを帝に奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q53.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

大納言、中宮の御前にさぶらひて、事のよしを啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は中宮。


Q54.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

月の宴に、御琴を取り出でて奏す答え:エ 解説:目的語が「御琴」。「演奏する」意で敬語ではない。


Q55.次の傍線部「奏し」は、ア〜エのどれか。

大臣、涙ながらに、譲位のことを帝に奏し給ふ。 答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏し」。相手は天皇。


Q56.次の傍線部「啓し」は、ア〜エのどれか。

命婦、皇后に姫君の御事を啓しけり。 答え:イ 解説:絶対敬語「啓し」。相手は皇后。


Q57.次の傍線部「申す」は、ア〜エのどれか。

殿上人、関白殿に祝ひの言葉を申す答え:ウ 解説:「申す」は相対敬語。相手(関白)は文脈で決まる。関白は天皇ではないので「奏す」は使わない。


Q58.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

御遊びの折、笛と篳篥を取りどりに奏す答え:エ 解説:目的語が楽器。「演奏する」意で敬語ではない。


Q59.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

大臣、世のために、ねむごろに帝に奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q60.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

女房、東宮に御学問の進みを啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は東宮。


Q61.次の傍線部「聞こゆ」は、ア〜エのどれか。

后の宮、帝に御文を聞こゆ答え:ウ 解説:相手は帝でも「聞こゆ」は相対敬語。天皇への語だからといって絶対敬語にはならない。


Q62.次の傍線部「奏で」は、ア〜エのどれか。

名手、夜もすがら琴を奏でて、人々を泣かす。 答え:エ 解説:「奏づ」は「演奏する」意の一般動詞。目的語が「琴」。


Q63.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

大臣、御即位のことを帝に奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q64.次の傍線部「啓し」は、ア〜エのどれか。

蔵人、中宮に帝よりの仰せを啓し伝ふ。 答え:イ 解説:絶対敬語「啓し」。相手は中宮。


Q65.次の傍線部「申す」は、ア〜エのどれか。

雑色(ぞうしき)、主人に使ひの由を申す答え:ウ 解説:「申す」は相対敬語。相手(主人)は文脈で決まる。


Q66.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

御前にて、つづみと笛とを打ち合はせて奏す答え:エ 解説:目的語が楽器(つづみ・笛)。「演奏する」意で敬語ではない。


Q67.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

大臣、夢のさとしを帝に奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q68.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

別当、東宮に御方違へのことを啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は東宮。


Q69.次の傍線部「奉り」は、ア〜エのどれか。

后の宮に、果物を折敷に据ゑて奉りけり。 答え:ウ 解説:「奉る」は相対敬語(差し上げる)。相手(后の宮)は文脈で決まる。


Q70.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

御賀の試楽に、若君、和琴を奏す答え:エ 解説:目的語が「和琴」。「演奏する」意で敬語ではない。


Q71.次の傍線部「奏し」は、ア〜エのどれか。

大臣、日ごろの政のことを帝に奏しけり。 答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏し」。相手は天皇。


Q72.次の傍線部「啓し」は、ア〜エのどれか。

典侍(ないしのすけ)、皇后に御けしきを啓し奉る。 答え:イ 解説:絶対敬語「啓し」。相手は皇后。


Q73.次の傍線部「申し」は、ア〜エのどれか。

大納言、帝に御礼を申し給ふ。 答え:ウ 解説:相手は帝でも「申す」は相対敬語。語ではなく文脈(帝に)で相手が決まる。


Q74.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

楽所(がくそ)の人々、競ひて笙(しやう)を奏す答え:エ 解説:目的語が「笙」。「演奏する」意で敬語ではない。


Q75.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

大臣、世継ぎのことを法皇に奏す答え:ア 解説:「奏す」は法皇にも用いる絶対敬語。相手は最高位の人物。


Q76.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

女房、中宮に御方々の参りたるよしを啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は中宮。


Q77.次の傍線部「聞こえ」は、ア〜エのどれか。

姫君、母上に心のうちを聞こえ給ふ。 答え:ウ 解説:「聞こゆ」は相対敬語。相手(母上)は文脈で決まる。


Q78.次の傍線部「奏で」は、ア〜エのどれか。

上手の女房、箏を心に入れて奏でけり。 答え:エ 解説:「奏づ」は「演奏する」意。目的語が「箏」。


Q79.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

大臣、御幸(みゆき)のことを帝に奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q80.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

大夫、東宮に御元服の日取りを啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は東宮。


【第4部】入試(Q81〜Q100)

Q81.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

大臣、御前に進み出でて、世のまつりごとのことを帝に奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q82.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

女房、御簾のうちに参りて、中宮に姫君の御事を啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は中宮。


Q83.次の傍線部「申す」は、ア〜エのどれか。

大納言、帝の御前にかしこまりて、ことのよしを申す答え:ウ 解説:御前でも、語が「申す」なら相対敬語。「奏す」と取り違えないことが要点。


Q84.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

御遊びはなやかにて、上達部、笛・篳篥を取りどりに奏す答え:エ 解説:目的語が楽器。「演奏する」意で敬語ではない。


Q85.次の傍線部「奏し」は、ア〜エのどれか。

摂政殿、御簾の外にて、火急の事を帝に奏し給ふ。 答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏し」。相手は天皇。


Q86.次の傍線部「啓し」は、ア〜エのどれか。

命婦、御帳のもとに寄りて、皇太后に御けしきを啓しけり。 答え:イ 解説:絶対敬語「啓し」。相手は皇太后。


Q87.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

月のあかき夜、帝の御前にて、名手、和琴を奏す答え:エ 解説:帝の御前でも、目的語が「和琴」なら「演奏する」意。敬語ではない。


Q88.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

大納言、東宮の御方に参りて、御学問始めのことを啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は東宮。


Q89.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

大臣、よろづのことをまとめて、ことごとく帝に奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q90.次の傍線部「申し」は、ア〜エのどれか。

受領、国の守に年貢のことを申しけり。 答え:ウ 解説:「申す」は相対敬語。相手(国の守)は文脈で決まる。


Q91.次の傍線部「奏で」は、ア〜エのどれか。

御賀の宴に、若君、笙の笛をめでたく奏で給ふ。 答え:エ 解説:「奏づ」は「演奏する」意の一般動詞。目的語が「笙の笛」。


Q92.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

大臣、皇子御誕生のよろこびを帝に奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q93.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

女別当、中宮に御湯殿の儀のことを啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は中宮。


Q94.次の傍線部「聞こゆ」は、ア〜エのどれか。

大臣、帝にひそかに御消息を聞こゆ答え:ウ 解説:相手は帝でも「聞こゆ」は相対敬語。天皇への語というだけでは絶対敬語にならない。


Q95.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

御前の遊びに、琴・笛・篳篥、声を合はせて奏す答え:エ 解説:目的語が楽器。「演奏する」意で敬語ではない。


Q96.次の傍線部「奏し」は、ア〜エのどれか。

関白、よき日を選びて、御即位のことを帝に奏しけり。 答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏し」。相手は天皇。


Q97.次の傍線部「啓し」は、ア〜エのどれか。

蔵人、御使ひとして、東宮に帝の御言葉を啓し奉る。 答え:イ 解説:絶対敬語「啓し」。相手は東宮。


Q98.次の傍線部「申す」は、ア〜エのどれか。

侍、館(やかた)の主に、夜討ちの企てを申す答え:ウ 解説:「申す」は相対敬語。相手(館の主)は文脈で決まる。


Q99.次の傍線部「奏す」は、ア〜エのどれか。

大臣、御物の怪のしづまりたるよしを帝に奏す答え:ア 解説:言葉を申し上げる「奏す」。相手は天皇。


Q100.次の傍線部「啓す」は、ア〜エのどれか。

大納言、御簾のうちの中宮に、御賀の日の定まりたるよしを啓す答え:イ 解説:絶対敬語「啓す」。相手は中宮。


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